アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

強く儚い者たち

こんにちは。なんともう2021年の上半期が終わってしまいましたね。まあ時間が経つのが早いのはいつもの事なんですけども、体感的には本国プデュS2とワナワンにガッツリ心を掴まれた上半期って感じでした。他にも色々あったはずなのに完全に心を持ってかれてたなと思います。今年上半期で55本ブログを書いてて(何をそんなに書くことがあるんやって感じですが)、基本的にはTXTとセブチの話が多いと思うんだけど、なんかずっとS2とワナワンの事考えてた気がするんですよね…。というわけでちょっと上半期のオタ活を振り返ってみようかなと思います。

2021年が始まった時は、引き続きTXTとセブチのオタクを続けていくんだろうな〜なんて思ってたのに、なんとなく本国のプデュS2を観てしまったのが運の尽きでしたね(運の尽き)。ハマった流れとかは当時ブログに書いてるので詳細は省きますが、これ読み返すと自分でも混乱してるのが目に浮かぶようだ。一昨年に日プ観た時に「面白かったけどファン投票は性に合わない」って断言してて完全におまいう状態なんだけど、本当にハマるとは思ってなかったんじゃよ…笑。まあその感想自体は今でも変ってないんだけど。まあちょっと言い訳させてもらうなら、オーディション番組もアイドルと一緒で、推しが出来るかどうかが全てなんやなと。推しの前ではシステムとかルールとかどうでもよい。

そこから流れるようにワナワンにハマり現在に至るわけですが、なんか思ってたより長引く気配がしている…。ワナワンとS2の話は一通り思いの丈を綴ってしまってからはブログではあまり触れてないけど(そうか?)、未だに毎日のようにワナワンの動画観てて(しかも同じ動画を何度も…)、最初はすぐ飽きるんだろうなって思ってたんですよ。プデュの刺激が残ってるだけで、推しが活動し始めたらそっちに気持ちが移るんだろうなと思って。なんか悲しいけど、私はどうせそういう薄情なオタクなんだろうなと。でも思ったより深い所というかややこしい所に足を踏み入れてしまったみたいな感じですね。何が起きるか分からんな。

考えるに、多分もうワナワンが活動してない事が余計に私の心に深めに刺さちゃったんじゃないかなと思うんですよ。TXTもセブチも私が他の事を考えてても普通に存在してるなって思えるけど、ワナワンは私が彼らの事を考えなくなったら消えてなくなってしまうじゃないですか。私の頭の中にしか存在しないっていうか。でも逆に言えば私が考えてさえいればワナワンは永遠になくならないっていうか…絶対に忘れてやらないみたいな。我思う故に我あり的な…?(それはなんか違う)まあそんな事を常に考えてるわけじゃないけど、ふとした時にそう思う。まあファンに忘れられたら終わるってすべてのアイドルに言える事なのかもしれないけど。

それに半年近く経ったけど、まだワナワンの事をどう消費していいのかわかんないんですよ。彼らを出来る限り知りたくて理解したくて色んなコンテンツを収集して繰り返し見てるけど、知れば知るほど、好きになればなるほど空虚な気持ちになるし。ワナワンの一年半には全宇宙のキラキラが詰まってて、言葉通り花道だけを歩いた素敵な時間だったねって、受け止めてあげたいし出来るならそうしたいんだけど、そんなふうには到底なれない。本来いる場所に戻ったメンバーも新しく再出発したメンバーも、みんなの幸せを心から願ってるけど、反面ワナワンであった過去に永遠に囚われてくれてたらいいのに、と歪んだ事を願ってしまう。

そんなふうに行き場のないその感情に時折襲われてしまって、自分の思いの捌け口がない感じ。現役のアイドルは活動を追っているだけで自然と得られるものや感じる思いがあって、それをそのまま書き綴ってるのが私の日々のブログなんだけど、ワナワンの場合はそういう事が自然には出来ないんですよね。活動してないから。私は基本的に文章にする事で自分の感情を昇華していくので、それが出来ないのが結構しんどいっていうか、そのせいで余計にこじらせてる気がしてます。こんなややこしい事になるならいっそ知らなきゃよかった。…いや嘘ついた。推しが増えると人生は確実に豊かになる。


Wanna One (워너원) - 에너제틱 (Energetic) MV

唐突にエナジェのMVを挟む。一時期観るたびに泣いてたんだけど、最近は癒やされてる(情緒が仕事をしてない)。もし去年日プ観た時にそのまま本国のプデュを観てたら、TXTにもセブチも知らずにワナワンと出会ってしまう事になるんだけど、そしたらこんなに好きになってなかった気もするんですよね。K-POPの文化や慣習だったり、言語の違いに対する考え方だったり、そういうものを私はTXTとセブチに育ててもらったので、その土壌なしに本国プデュ観てもハマれてたか分からないなって。そう考えると出会いの順番って大事だな。

私にとって推しは増やすもので、バイキングに行ったらとりあえず全部一口ずつ食べたくなる貧乏性タイプだから(偉そうに言うな)、今までそうやって楽しくオタ活してて。でも去年TXTとセブチにハマって、初めてこれ以上推しグル増やすのキツイぞって思ったしブログにもそう書いたんだけど、結局は推しが増えてしまっており、なんかやっぱりDDの血(ってなんだよ)には勝てないのか…と情けない気持ちになってます。でもこればっかりは、自分の意志だけではどうにもならんのよ。でも今までと比べたらK-POPは比較的一途に推してるほうなんですよ、説得力ないだろうけど。

あとは自分なりに積極的にいろんなK-POPのアーティストの曲を聞いてた半年間だったなという気がします。多分こんなに無作為に色々聴いてたの久しぶりだと思う。基本的に推しの曲聴いてればそれで満足するタイプなので。ハロヲタ卒業して推し迷子だった時以来じゃないかな…。あの時もアイドルばっかり男女問わず観たり聴いたりして、48Gや坂道などを経由しつつジャニに着地して、ジャニヲタになってからはジャニーズしか聴いてない…笑。ジャニーズって本当に特殊で、あの事務所を追ってると大概のオタクの欲求は満たされちゃうんだよね。凄いよね。

ただあの頃は推しを見つけたくて聴いてたところがあったけど、今は推しに困ってないので、シンプルにK-POPの音楽を知りたいなと思って聴いてたというか、自分がどんな音楽が好きなのかっていう好奇心で聴いてる感じでした。そのおかげでいろんなグループを知れたし、パフォーマンスありきで選んでたら出会えなかったであろう楽曲もあったしいろんな発見が出来たなと。私はこういう系統が好きなんだってなんとなく理解できたし。ラップのカッコよさに目覚めた事とかね。今まで基本的にアイドルありきで、音楽は二の次だった私にとってはかなり新鮮な体験だったなと思います。ちなみに上半期に聴いた推し以外の曲で一番気に入ってるのはこちら。


AB6IX - SURREAL (초현실) (Live) | Vevo DSCVR at Home

楽曲自体は去年のアルバムの収録曲なんですけど、AB6IXの『SURREAL(초현실)』マジで神曲すぎる…。好き過ぎてずっと聴いてる。これタイトル曲じゃない意味がわかんないんだけど?(音楽番組ではパフォーマンスしてたから活動曲ではあったっぽいけどMVがなくてビックリした)でもこの曲に限らず、エビはかなり楽曲が好きです。前にも書いたけど、シンプルにマジで曲が良い。あとメボの子(そろそろ名前覚えようね)の声好き。ただグループとして推せるかどうかってなると、デフィとウジンが逆にネックになるっていう…どうしてもワナワンにいた2人が好きってなっちゃうのよな…(ニュイもわりとそれ)。

純粋に楽曲の好みや良し悪しだけで音楽を聴くのもいいんだけど、多分私にとって音楽の本質ってそっちじゃないんだなって事も再確認しましたね。音楽を手当り次第に聴いてるとただのBGMになっちゃう感覚があって、私の中で好きな曲とBGMになってしまう曲とでハッキリ分かれてしまってそこに少し寂しさがある。やっぱり推しの顔とかパフォーマンスとかを思い浮かべながら聴くのが一番楽しいんだよね。それにどれだけ繰り返し聴いてても、推しの曲を聴き飽きるって事はないからさ(で、推し変するとピタッと聴かなくなるっていうね…)。

元々一人の時間はずっと音楽聴いてるような人間なんで、リモートで働くようになってガチで四六時中音楽聴いてるようになったけど、ランダムで色々聴いててもだんだん好きな曲が決まってきて結局自分のプレイリストでいいやってなっちゃう。ドルオタに楽曲派とか言われる人いるじゃないですか。私はそういう人の事を全然理解出来なくて、絶対にオタクだとは認めてなかったんだけど(勝手にしろって感じだけど)、それを逆説的に実感しましたね。推しの曲は推しが歌っているというだけで基本良曲。それが自分の好みの曲だったら神曲。これが真理ね。

TXTとセブチに関しては結構ちゃんと思った事ブログに書いてきたのであんま振り返る事ないんだけど、1年経ってやっと新規ハイから脱出してちょっと一息付いてる感じ。いつまでを新規ハイって呼ぶのかは人それぞれだと思いますが、供給を漏れなく摂取しないと死ぬみたいな感じは終わって、自分のペースで楽しめるようになってきてる感じですかね。それぞれの良さを客観的に確認してみたり。特にTXTはもう最っ高のタイトル曲でカムバしてくれたので、今はひたすら満足度高いです。本当に文句の付け所がないっていうか、順調に活躍してくれてて嬉しいなっていう気持ちしかない。

セブチは活動内容とかに関しては特に不満もないし心配もしてなんですけど、上半期はなんか全体的にトラブル続きだったかなー…と。ちょっと偶然と言うには色々と重なりすぎている気がするので、なんか…お祓いとかに行ったほうがいいのでは…苦笑。あとは最近なんか外野(というか主にハイブ)が煩いのが気になるかな…。いやもっと言うとその外野の挙動にオタクが振り回されているというか、いちいち過剰反応してる感じにちょっと疲れます。そういう一見本人たちには非のない問題も、最終的には本人に跳ね返ってきちゃうというか結局矢面に立つのアイドルなのでね…。ほどほどに…と思いますね。

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上半期振り返ると言いつつほとんどワナワンの話になってしまったのでワナワンの画像を。でもそれぐらいワナワンの事考えてたんですよね…。最初はS2が本体でワナワンはオマケ…というとちょっと言い過ぎだけど、S2の推しだったユソノもヒョンビンもいないし、あくまでワナワンはS2の結果というかS2に付随する存在だと思ってたんだけど。まあ3カ月のS2と1年半のワナワンを比較するのはさすがに無理があるかな…。ソリソリとソナギの音源もないしな…(これ永久に言い続けるやつ)。カムバが落ち着いたらまたS2を最初から見直すつもりなので、そしたらやっぱり「S2しか勝たん!」って言ってる可能性大です。

6月の後半ぐらいに書き始めたんだけど、カムバとかもあってちょっと時間がかかってしまった。しかし半年で55本も書いてたか…。なんかこんなブログ誰が読んでいるんだろうっていつも思うんですよ。自分で言うのも何だけど毎回そこそこの文字数書いてるので読むのも大変だろうし…。カムバの記録とかは誰かの参考になってれば幸い…ぐらいの気持ちはあるけど、基本的に自己満足というかただの壁打ちだし。まああんまり気にしてないんですけど。何だかんだで5年も続いてるし、推しがいるうちは続けていきたいなと思ってます。ここまで読んでくださってありがとうございます。おしまい。