アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

ドルヲタの感情

こんにちは。推しのカムバが終わって1週間、色々な感情が渦巻いています。これがクソデカ感情か…(言いたいだけ)。私は自分が感情に左右されるのがストレスなので、できるだけ思考を優位にして生きてるつもりなんだけど(意識もしてるけど多分無意識でそういう言動を取っていると思われる)、別に感情がないわけじゃないので、たまに自分の感情に負けてしまうとどうしたらいいか分かんなくなっちゃうんですよね。まあこうして文章にできてる時点で、一定の感情の決着は付いてるんだけど。

ということで、よく分からない感情を抱えたままじゃ年越せないので、セブチとTXTのカムバを振り返りたいと思います。まず推しグルのほぼ同時カムバを経験して思ったのは、なかなかのしんどさ。なんと言えばいいのか、肉体的にも精神的にも金銭的にもしんどいんだけど、何よりそれぞれへの満足度が相対的に下がったのがしんどい。気持ち的にはやっぱりどちらか1つに全力投球したかった。丸かぶりしなかったが不幸中の幸いだったけど、でも1週間ズレはほぼ同時みたいなもんだわ。

両方のカムバ記録を読んでくれたらわかると思いますが(そんな人いなそうだけど)、多分セブチのほうが熱量高く感じると思う。私も読み返してて思った。楽曲の好みとかアルバムの性質とか重要度とか、色々な要因はあると思ってるんだけど、単純にセブチのカムバが先だったのは結構大きいなと思ってて、先にエネルギー吸い取られちゃうというか、翌週にTXTのカムバあるからそっちに半分残しておく、とか無理でした。お金とかハート(投票の話)は残せても感情は残せないもんだなと。

私は、自分は根っからのDD(雑食)だと思ってて、どんなグループでも美味しくいただきますっていうのが楽しかったし、そういう自分も好きだったんですよ。あんまり自慢するもんでもないけど。その代わり推しや推しグルに精神的格差を極力作らないのだけは心がけていて。もちろん時期によって優先順位が変わったりしますけど、出来るだけ平等に推す努力はしてたんです。それが掛け持ちをする上での条件というか、自分なりのケジメというか…笑。でもそれがここに来て崩れそうだなと。

精神的格差っていうのは、私の場合だと感情移入の度合いを指すんですが、おそらく1位を獲ってほしいとかどこのグループに勝ちたいとか、いわゆる競争意識みたいな強めの感情を持ってしまった事に起因してると思うんですよ。若い頃は他のグループに対抗意識を感じた事もあったんだけど、ここ最近、特にジャニヲタになってからはあまり感じた事がなくて。だからCDいっぱい買ったり動画の再生数競ったり、投票頑張ったりみたいな事はジャニに対してはほぼしてこなかったんですね。

そんな事を頑張らなくても自分のオタ活に満足出来てたし、推しが人気があろうとなかろうと自分の気持ちが揺らぐことはなかったし、他のオタクの事もどうでも良かったんですよね。自分がいいと思った事が全てで、完全に自己完結してたので。まあその考え方自体には特に変化はないんですが、もうちょい頑張ってもいいかもと思ってしまった。やっぱりK-POPの競争文化に完全に影響を受けちゃったんだろうな。でも男子アイドルにこんなに感情移入したのって初めてなので、動揺しつつもこれはこれで面白いなとも思ってしまってる。

で、その過度の感情移入により何が起きたかというと、精神的に掛け持ちがしづらくなったわけですね。掛け持ちとかDDって自分の好きのエネルギーを上手にコントロール出来る人(したい人)の事だと思ってて、それは私の「感情に支配されたくない」という思いとすごく相性が良かったのだけど、でもその心地よさを手放してみるのも悪くないかもと思い始めている。私は単推しとDDでは根本的に“推す”の価値観が違うと思ってるので、基本的に相容れないものだと思ってたんですけどね…。不思議だなあ。

今は自分なりにできるだけK-POPのやり方に則ってオタ活してるので、もしかするとそのスタイルがそもそも向いてない、という可能性はあるかもしれない。でもK-POPが培ってきた文化だったりオタクのあり方とかを見ていると、郷に入っては郷に従えじゃないけど、熱量の高さや激しい競争に殺伐としがらも、推しに完全燃焼して…みたいなのは、K-POPアイドルを応援する醍醐味でもあると思うし、変に雑食になると実はつまんないんじゃないだろうかって気もする。

別にDDや雑食に限らずとも、その熱量や競争がしんどい、ライトでもマイペースに追うほうがいい、って人の気持ちも分かるんですよ。他人の熱量に惑わされずにオタ活するほうが気持ちは長続きすると思うし、長期的に見ればそのほうが推しのためになる…という認識に変わりないし。ただ外野から見て何かを分かったような気になって、上から語るオタクにはなりたくないというか。オタクに客観性とかいらなくね?って。お前がそれ言うかって話だけど。これはこれで新しい知見を得たな…という気持ち。

ここ数年はジャニDD+その他を掛け持ちしてそれなりに満足出来てたし、むしろ掛け持ち最高!熱量とリスク分散してでも程よく推すのが一番平和!って思ってたのに、K-POPにハマった途端この変わり様は一体。DDとは言えそれぞれを緩く推してたつもりもないのに(ジャニDDは難易度低いけど)。でもこうなってくると、今まで私が“推し”と呼んでいたものは推しではかったんだろうか…という疑問が湧いてくる。そもそも精神的格差を作らないなんて幻想だったのかも…いやそんな事はないはず。

正直言ってK-POPにここまで入れあげる事になるとは思ってなかったので(特にセブチ…)、今後どうなっていくかは自分でも分かんないです。結局DDの血が勝って雑食化していく可能性そこそこあるし。ただ少なくとも今はセブチやTXTと同等の熱量で他のグループを推すのは難しい。何かの弾みで他に好きなグループが出来るかもしれないけど、その時はセブチかTXTのどちらかは追うのは諦めることになるんじゃないかなと思う(というかもはやセブチとTXTの掛け持ちすら、続けられる自信ない…)。

DDの私がライトに追ってもつまいない気がするとか言い出すなんて。なんかセブチにハマってから想定外の出来事の連続なんですよね。日本のアイドルって軌道に乗るまでの数年が一番大変で、それまではオタクが頑張って支えるぞって風潮あるじゃないですか。で、ある程度の実力と実績が伴ってくると活動も安定してきて、いちいち売上や順位を心配する事も減ってきますよね。だからそれなりに結果を出してる中堅どころのアイドルが、ある意味一番気軽に推せる存在だと思ってたんですよ。

セブチいいなって思った時も、これだけ活躍してて日本でも人気もあって実績もあるグループなら気楽に楽しめそうだな、ちょうど良さそうだなって思ってたんです。ところがどっこい蓋を開けてみたら全然そんな事なかった…。人気も実力も実績も伴っているはずなのに、何故こんなに「自分が応援しなければ」みたいな感情移入の仕方をしているのだろうか…おかしい…。あんな深過ぎる沼に無防備に飛び込んだのがあかんかったのか。

むしろTXTにハマった時のほうが警戒してて、新人グループって昇り調子の時期は楽しいけど、それが続くとは限らないし、ある程度結果を出すまでしんどいし、それがBTSの弟分なんて絶対色々比較されて苦労するやんけって身構えてたんですけど、TXTは今の所順調なので、そこまで感情移入しないで済んでるところがある。とは言えずっと順調に伸びていくとは限らないので(もうすぐエナイプンデビューするしな…)、結局アイドル業界という残酷な世界には、オタクに安住の地なんてないんだろうな…。

結局何が言いたいのかよく分からなくなってきましたが、これが今の私の現在地です、というお気持ち表明でした。なんか単推し宣言みたいな感じになっちゃいましたけど、ジャニは引き続き追います。要は気持ちの切り替えができるかどうかの問題なので、K-POPとジャニとの並走は大丈夫なはず。ただ現場が復旧した時、物理的(主に金銭面だけど)にどうなってるかは、またその時になってみないとわかんないけど。

はーなんかスッキリした。私は文章にすることで感情を思考で上書きしてるところがあるので、たまにこうやって気持ちの整理をしないと駄目なんですよね。長々とお付き合いいただきありがとうございました。皆さんも用法用量を守って、程よいヲタ活をお楽しみください(おまいう)。おしまい。