アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

TXT『The Dream Chapter: ETERNITY』の記録その②

こんばんは。早速ですが、前回に引き続きTOMORROW X TOGETHERのミニアルバム『The Dream Chapter: ETERNITY』カムバの様子を追っていきたいと思います。タイトル曲のティザー来るまで更新しなくていいかなと思ってたんだけど、地味に情報を小出しにしてくるのでやります。更新ありそうな時間にスマホに張り付いてしまう…まあ暇だから出来る事ですね。文章自体はリアルタイムで書いてるので言ってる事がちょっと矛盾してたりするかもしれませんが、その時の感想だと思っていただければ幸いです。

5月1日0時:コンセプトフォト“Port”バージョン公開

先日のクマの人形に続くコンセプトフォト。今回の『The Dream Chapter: ETERNITY』は“Port”と“Starboard”の2形態があるので、その“Port”ですね。このツイートだとちょっとわかりにくいのですが、インスタのフィードっぽいデザインになっていて(韓国のSNSかもしれないけど)、画像だったりタグをクリックするとさらに個別の映像や画像に飛ぶ仕組み。フィード内に書かれてる文字やアイコンにもいろんな意味があるんだろうな、調べてないけど。相変わらず凝ってる。画像自体は公式サイトにアップされてるので、今まで通り高画質…っていうかやたらデカイ画像も落とせます。正直、コンセプトトレーラーでテーマが宇宙ってわかった時、思いの外ベタなコンセプトで来たのであれ?って思っちゃったんですけど、このアメリカの大学生的な感じ、めっちゃ好き。

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なんだろう、ケンカして気まずい5人組みたいな雰囲気ですね。しかしビジュアル良すぎてビビリました。いつも思うけど特にボムギュとテヒョンを見るとため息が出ます…。私は推しはヨンジュンだしスビンもやっぱり好きだし、ヒュニンもキレイな顔だなと思うけど、ボムギュとテヒョンは推しだとか推しじゃないとか次元じゃなく、「生まれてきてくれて、TXTのメンバーになってくれてありがとう(うちの推しと一緒に!)」みたいな気持ち。“Starboard”バージョンも楽しみですね。

ちなみに「ポートとスターボード (Port and starboard)」は海事用語で右舷(starboard)、左舷(port)の意味だそうで、そのままの意味もあると思うけど、なんか言葉の語源のほうに何か意味がありそう。前回考察はしませんって書きましたが、色々想像しちゃいますね。まあしたところで正解が発表されるわけでもないんですけどね。

5月3日19時:『The Dream Chapter: ETERNITY』コンセプトトレーラーのリアクション動画公開


[T:TIME] ’The Dream Chapter: ETERNITY’ Concept Trailer reaction - TXT (투모로우바이투게더)

K-POPではお馴染みのリアクション動画ですね。これはファンの子がやってるのは見たことあったけど、日本のアイドルとかがやってるのは観たことがなかったので、初めて観た時は新鮮でした。こんな見せ方もあるんだなと関心したし、やっぱりメンバーの素のリアクションを見るのは楽しいですね。でも最初の頃はみんなリアクション大きかったけど、もう3枚目ともなるとすっかり慣れたもんですな。見どころは、スビンが一人になっちゃうシーンを見てそれぞれ申し訳なさそうにスビンに声を掛けるんだけど、「ごめんよ〜」って言いながら何故かスビンの耳たぶを触るヨンジュン氏です。この2人隣同士になると100%いちゃつくんだよな。

5月4日0時:コンセプトフォト“Starboard”バージョン公開

そしてコンセプトフォト“Starboard”バージョンが公開されました。“Port”と同じくインスタ風デザインで全く同じ仕組みなのですが、ちょっとかなりヤバめのやつが来ました。見た瞬間突っ伏してそのまま10秒ぐらいフリーズしたし、二度見三度見して自分の目を疑ったんですけど。ってツイートの埋め込みだと何もわからないので、これを見てください。

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この流れでセーラー服だと…!?!?!?(思わず初めて文字をでかくしてしまった)

死んだ。いや死んでないけど、本気で語彙を消失しました。なんて言ったらいいのかも分からないし、さすがに言葉を選ばざるを得ないんですけど、とりあえず最高です。これ考えた人天才じゃないですか?なにこれ。ビックリっていうかキョトンとしちゃう。いやーなるほどなーやられたわーそう来たかーはー。しかもヨンジュンが一番でかいリボンしてるし笑。可愛いな。髪黄色いし。セーラームーンかよ。

TXTは制服衣装はよく着てるし、セーラーモチーフの衣装も着てた事があって、以前メンバー紹介したときにも画像を貼ってるんですが、このコンセプトの衣装を着れる期間ってまあ限られてるじゃないですか。制服ならまだしもセーラーってかなり着る人を選ぶし、というかコスプレ感すごいし。まあK-POPアイドルはわりと年齢不詳気味な衣装多いなと思うけど。“Port”の雰囲気もすごい良かったし好きなんだけど、わりとナチュラルな感じだし、コンセプトトレーラーも結構シンプル目な衣装だったから、ああ今回はもう可愛い感じのTXTではないのかなーと思ってたところのコレだったので、シンプルにド性癖なのでめっちゃ嬉しいです。それと同時にタイトル曲や収録曲がどんな感じになってるのかが、全然想像できなくなってしまいました。

「テーマが宇宙か…」っていうちょっと低めからスタートした今回のカムバですが(宇宙が嫌いなわけじゃないんです…あまりにもやり尽くされたテーマ過ぎて心配だったの)、情報出るたびにどんどん期待が高まってますね。しっかり想像を超えてくるというかいい意味で裏切っていく感じ、素晴らしい。てかビジュアルが最高すぎてもはや考察とかする気にならない…細かい事はどうでもいい…笑。という感じで、とりあえず今回はここまでにしておきます。“Starboard”が公開されたのが2時間ほど前なんでついさっきなんですが、もうインパクトが凄すぎたのでここで更新しちゃいます。次はタイトル曲のティザーが来るかな。ではその③で会いましょう。おしまい。

TXT『The Dream Chapter: ETERNITY』の記録その①

TOMORROW X TOGETHERのミニアルバム『The Dream Chapter: ETERNITY』が5月18日にリリースされることが発表されました。前回の記事で、第一報の情報で書いた数時間後に正式発表されるという絶妙にタイミングの悪い事をしてしまい、ぐぬぬ…と思いつつ、初めてリアルタイムで体験するカムバックを楽しんでいます。最初K-POPのカムバのシステムの話を聞いたときは、別にやってる事は日本のシングルリリースと基本的にそんなに変わんなくね?って思ってたんですけど、いざ体験してみると確かに独特の盛り上がりがありますね。発表からほぼ毎日のように情報が出てきてなんかお祭りって感じ。マジでGW何もやることねぇなと思ってたんですけど、これで安心して引きこもれますわ、ははは。というわけで、どうせ暇だしせっかくなので4月28日からのカムバカウントダウンを記録がてら綴っていきたいと思います。…続くかな、頑張ろ。

4月28日0時:タイトル・リリース日発表&ティザー映像公開


TXT (투모로우바이투게더) - The Dream Chapter: ETERNITY

これは先日の記事に思わず追記してしまいましたが、ティザー…まあ予告映像って感じなのかな…が公開に。ここでアルバムのタイトルが『The Dream Chapter: ETERNITY』である事も明かされました。20秒程度の短いものですが、新しいTXTのロゴがお披露目。やっぱり私TXTのロゴ大好き。というか、「TXT」を「+✕+」って表記するのが好き。文字じゃなくて記号なのが良い。ビジュアルに合わせて毎回ロゴを変えてくるところも推せるな…。

4月29日0時:『The Dream Chapter: ETERNITY』コンセプトトレーラー公開


TXT (투모로우바이투게더) The Dream Chapter: ETERNITY Concept Trailer

はい、恒例の意味深なやつ来ました。主人公はスビン。5人で小さい丸テーブルを囲んでいるところから始まり、気付けばテーブルが大きくなり、いつの間にかスビンだけ取り残され、皆のところに行きたくても近付けず、一人ぼっちで透明の箱に閉じ込められて…というもの。なんか色々叫んでます。またモールス信号っぽいのも聞こえます。ティザー→コンセプトトレーラーという流れは、『The Dream Chapter: MAGIC』のときと同じなので、これだけだと表題がどんな曲になってるのかまだなんとも言えないけど、多分曲に使われる音とかは入ってきてると思うで、今までと比べるとちょっと大人っぽい雰囲気になるのかなと予想。

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過去2作とどんな感じで繋がっていくのかも気になりますね。まあ私はあんまりMVの考察とかには興味がないので(人の考察を読むのは好きだけど自分で考える気はない)、詳しく知りたい人はTwitterなりまとめサイトなりにいる専門家の考察を見てもらえればと思うんですが、コンセプトトレーラーの時点では、『STAR』とも『MAGIC』とも違う世界観、アートワークですよね。ポップでノスタルジックな『STAR』、ファンタジックでミステリアスな『MAGIC』ときて、結構直球に宇宙って感じ。まあSFっぽい近未来的なイメージなのかな。そういえば『MAGIC』の時もちょっとそんな要素あった気がします。パッケージはこんな感じ。ロゴも宇宙感ありますね。

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メンバーのビジュアルも公開されて、ヨンジュンが蛍光イエローみたいな派手な金髪で、スビンはパープルアッシュ(トレーラーではほぼ黒)、テヒョンが艶っぽい赤毛でボムギュは黒髪と、ヒュニン以外わりとがらっと雰囲気が変わりました。まあ、この数時間前に5人でVLIVEやったので、そこで先に知る形になっちゃったんですけど。ちなみにVLIVEの内容は大きな白い紙を練習室の壁に貼って、新しいロゴを皆でお絵描きするっていう小学生みたいなことをやってました。可愛すぎかよ。

4月29日19時:『The Dream Chapter: ETERNITY』コンセプトトレーラーのメイキング映像公開


[EPISODE] TXT (투모로우바이투게더) ‘꿈의 장: ETERNITY’ Concept Trailer Shooting Sketch

同日、コンセプトトレーラーのメイキング映像も上がりました。いつものわちゃわちゃしたTXTですね。ハングルを入力できるようになったので最近は字幕も自力で調べて読むようにしてるのですが、スビンがわりとメインで一番撮影時に時間がかかった話とか、他の4人が撮影中にしてた事とかを話してます。ボムギュとテヒョンがしりとりしてたらしく、この子達わりと素朴な遊びをするので慣れちゃいましたけど、よく考えると10代の後半の男子がしりとりで遊ぶっけ…と疑問を抱きつつ和みました。撮影が大変だったスビンをねぎらうテヒョンとか、スビンの演技を嬉しそうに褒めてるヒュニンが可愛いかったです。コンセプトトレーラーでシリアスな演技頑張ってたスビンもいつも通り楽しそう。

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あとはリリース関連のイベントの情報も解禁になってます。今回のサイン会はテレビ電話を使ってリモートでやるみたいです。やっぱり韓国もそんな感じなのか…大変だなと思いつつ、電話でサインとは…?といった気持ちに。まあ今、Weverse Shopは日本に発送してくれないので申し込む権利すらないのですが(申し込み出来たとて自分がしたかどうかはともかく)、今回ばかりはコロナを恨むしかありませんね。とりあえず私は日本に届けてくれるお店数件で普通に予約しました。ちなみに結構他の人気グループのリリースもこの前後に多いみたいで、わりと激戦っぽいです(チャートに関しては日本で出来る事がまだ良くわかってないので他人事みたいですいません)。

4月30日18時:コンセプトフォトティザー公開

そして先程コンセプトフォトのティザー(って何やねん)が公開されました。フランス語で「これはテディベアではありません」と書いてありますが…。ちょっと怖いな。

 『Magic Island』のMVに出てきたクマの人形みたいなので、過去作との繋がりが示唆された感じでしょうか。あと右下にある数字も気になりますね。まだまだ謎に包まれてる感じです。とりあえず今回はここまで。最初は記事自体を上書きで更新して行こうかなと思ったんですけど、なんかまとめサイトみたいになりそうなのでやめました。

参考までに『MAGIC』のスケジュールだと10月11日にトラックリスト公開、14日に表題『Run Away』のティザー①、17日にティザー②、18日にアルバムプレビューっていうまあ見どころをまとめたハイライト映像みたいなのが公開されて、21日にリリース&『Run Away』MV公開という流れだったので、そんなスケジュール感になるのではないかと思われます。その合間に多分コンセプトアートや関連動画などが上がると。まずはタイトル曲が気になりますね。発売日の前週、GW開けぐらいにティザーが来るかな。実は勝手に「こういう感じの曲だったらいいな…」というイメージがあって、コンセプトトレーラー見る限り期待しているんだけど、なんか言葉にすると叶わない気がしてこれ以上は書くのやめておきます。まあ想像と違ってもそれはそれで楽しいんですけどね。

そうそう、今回のカムバに合わせてFCに入りました。いや遅くね?って感じすよねすみません。入るのはずっと前から決めてたんですけど、タイミングを図ってまして。つい現場に合わせたくなってしまうのはドルヲタの性分でしょうか。どうせしばらくまともな現場は期待できないし、ちょうどWeverse Shopの日本版が出来て決済が楽になったので入りました。わーい。現場ない以上、FC限定のコンテツが観れるぐらいしか現状メリットないけど、動画とか画像見てニヤニヤしてます。まあもうお布施みたいなものなので、とりあえず入ってホッとしてます。では次にまた動きがあった時に更新します。ではその②で会いましょう。おしまい。

TXTカムバの話とか虹プロの話とか

TOMORROW X TOGETHERのカムバックが決まりました〜!わーい。というわけで先週更新したばかりなのに早速更新します。いや〜この2カ月で久々の良い話題。5月中旬だそうなので、結構すぐですね。最近メンバーもちょいちょいヒントというかネタバレみたいな事もしてたようなので(言葉がわからんからこういう時伝聞になってしまうのが悲しい)、そろそろ動きあるんだろうなとは思いつつ、コロナもあるしどうなるのかな…とか心配してたんですけど、正式に発表されて良かった。リリース活動はだいぶ制限されてしまうのかもしれないけど、どんな曲でどんな世界観で、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、めっちゃ楽しみにしてます(追記:ちょうどこの記事上げた数時間後に5月18日リリースってティザーみたいなのが出たので貼っときますね…タイミングよ…。ちょっと今私のテンションがやばいことになっている)。


TXT (투모로우바이투게더) - The Dream Chapter: ETERNITY

TXTのカムバ決まった話をしたくて書き始めたので、実はあんまり他に書く事がないんですが、せっかくなのでちょっとだけ前回の続きの話をします。先日、自分がTXTを好きなのか不安になるみたいなシケた事を書いてしまったんですが、読み返していてハッとしたんですよね。その不安ってどこから来てるんだと。あんまり意識せずに書いた部分だったので、ある意味本音なんだと思うんですが、考えるにK-POPを聴いてこなかった自分に対する自信のなさに加えて、まだ現場…つまり生のパフォーマンスを観てないっていうのが引っかかってるのではと。私には現場こそがアイドルの主戦場であり、そこに行って初めてオタクを名乗れるぐらいの考えがあって。それは今でも変わらないし、現場でしか得られないものがあるって事を実感しすぎているので、そういう意味でも自信に欠けるのかなと。

あともう1つ、多分2推し3推しがいない事に対する不安もあるだろうなと思います。これはDDがDDたる所以だなーと思うんですが、興味が一極集中しちゃうのが怖いんですよ。保険というかリスク回避というか、何かあった時のために少しでも自分の関心を分散したいという気持ちが無意識に働いて、それで他のグループもチェックしちゃうだろうなと思います。んで、やっぱTXTが1番だわってなって安心するという。うーん、なかなかのこじらせ感。とはいえ当然ながら無理やり推し増しなど出来るはずもなく、不安を抱えながらもTXTを推すしかないんですが。推すしかない!

そういえばハロプロから他の女子ドルに移行した時も、同じような理由で結構手当り次第に色んなアイドルの曲を聴いてたなと思って。その時はあんまり自覚してなかったんですが、それまでの私はとにかくハロプロしか聴いてこなかったから、やっぱり良し悪しの判断が全然できなかったんですよね。ただ一発目のTXTでハマってしまった今回とは違って、なかなか推しが決まらなくてすごい放浪したから(結果ドメジャーの48Gと坂道に落ち着くのが私らしいなと思うが)、心が決まった時は安心して推す事が出来てたんですけども。その後のジャニに至っては、JUMPを観る以前から結構他のグループも観てたので、さほど迷いもなくついにジャニの沼に来てしまったか…ぐらいの感覚でした。

なんか暇だとこういうどうでもいい事を悶々と考えてしまって良くないですね。最近ジャニのほうはどうかと言いますと、ISLAND TVにポンポン上がる動画を眺めたり、配信あれば観たり、Webの更新や雑誌をチェックしたりという感じで、現場がなくなった事以外はあんまり変わりないです。色々今あるリソースの中で出来る事をやってくれていて、ありがたいなと思いながらもやっぱりジャニーズ、特にJr.って興行で成り立ってたんだなあ…と改めて思ったり。あと、この状況下で自分に出来る事を探して積極的に動けるかどうかが問われている感じもあり、自粛が開けた時に評価が変わってるメンバーが出てきそう。何にせよ「メンバーが集まれない」っていうのが結構なダメージのような気がします。一人の動画もリモートで集まるのももちろん楽しいけど。しかしそれにしてもISLAND TVの更新すごいですね、こんなにJr.いたんだね。

あと最近『Nizi Project』を観始めてます。ちょうど日プ観た時期に話題になってたんで気になってたんですけど、韓国合宿に行くところまでメンバーが絞られてから観ようと思ってて。シーズン1の感想としては、JYPが求めている「パフォーマンス力」と「潜在能力やポテンシャル」はこういう事なんだなあと思いながら観てました。要は現時点での能力やポテンシャルを見るのを目的とした一般審査なので、まあ番組としては合宿からが本番かな。なのでシーズン1の見どころは候補生がどうこうというよりは、パク・ジニョンさんですね。彼のアイドルを見抜く能力というか審美眼というか。アイドルがプロデューサーに選ばれていく様子を見るのが単純に面白いです。TWICEの番組も観てみたくなりました。

グループに対するビジョンがしっかりあるのはもちろん、相対評価というよりは絶対評価で、候補生を見てるなと。だからその子の何が素晴らしいのか、何が足りなくてどこを伸ばせばいいのかも伝わってくるしすごく面白いです。もちろん彼の主観とか好みもかなり強く出てるし「ちょっとミイヒ好きすぎじゃね?」って思う場面も多いけど、そういうプロデューサーの好みが事務所だったりグループのカラーになっていくことは、別に悪いことではないと私は思う。良くも悪くもアイドルのプロデューサーと呼ばれる人はこういう姿勢であるべきだよなと思います。プデュのファン投票みたいに完全な多数決の世界もそれはそれで潔いなと思うけど、やっぱりファン投票ってグループとしてのビジョンが弱いというか、コンセプト的なものが圧倒的に足りないなという気がして。まあプデュは投票自体がコンセプトみたいなもんだけど、本来は投票って手段でしかないから。

あと日本のアイドルオーディションと違うなと思ったのは、いわゆるセミプロ枠が強い事かな。公開オーディションって素人を発掘するニュアンスのほうが強いと思ってて、予期せぬお宝というかダイヤの原石みたいな存在が面白いと思うんですよね。実際そういう子がオタ人気も高いし。虹プロはJYPの練習生がオーディションの中心メンバーになってるので、原石タイプとか遅咲きタイプがあんまりいなくて、個人的にはちょっと面白みに欠けます。辞退してしまったすずちゃんとか、残っているメンバーで言うとアヤカちゃんとかかな。まあLDHとか最近はハロプロも、一旦囲った上でオーディション受けさせる方式を取ってるので、そのほうが効率がいいんだろうな。

なんか虹プロを観てる流れで知ったのですが、韓国の大手事務所には何年も順番待ちしてる練習性がいっぱいいて、しかもちゃんと実力も人気も評価も伴ってたのにも関わらず、年齢だったり結成のタイミングに合わなくてデビューを逃し退所してしまう子が毎年いるみたいで。Jr.も全く同じだけど、育成システムの欠陥というか、事務所にそのつもりはなくても結果的に飼い殺しみたいになってしまうってのは本当に損失だな…と思います。でもそれすらもアイドルになるための試練って事なのかもしれない。大手事務所に入れて、ライバルとの戦いに勝っても、チャンスの順番が回ってくるのか分からないし、回ってきたチャンスをつかめるのも一握り。一生懸命に階段登ってたらあとから入ってきた子にエスカレーターで追い抜かれる…なんてよくある話ですもんね。厳しい世界だな…。まあだから面白いんですけど。

虹プロは韓国合宿を半年間やってメンバーを決定して、年内にデビューっていうスケジュールですが、このご時世でどうなるのかな。デビューは出来てもまともに宣伝活動が出来ないとなるとなかなか厳しいと思うんですよね。特にグローバルグループみたいなビジョンがあったり、プロジェクトの規模が大きければ大きいほど、今の状況でのデビューは避けたいんじゃないかなと。ビッヒが年始に3年連続で新人グループデビューさせるって発表してたけど、数年ずつ先送りとか見送りとか普通にありそうだし。それこそK-POPは今年デビュー予定のグループたくさんいるんだろうけど、まだ具体的な発表をしてないところはずらしてくるじゃないのかな。やろうとしてた事が全然できない可能性あるもん。

色んな事が中止になってきて少しずつ冷静になってくると、表に情報が出てるのの何十倍もの企画がストップ掛かっちゃってるだろうなと思う。多分2020年ってどこの事務所も結構大掛かりな仕掛けというか、企画を仕込んでたと思うんですよね、何年も前から。ジャニーズだと嵐のラストイヤーもそうだけど、他に周年のグループもあるし、Jr.もデビューの構想あったんじゃないかなと思うし。でもさすがにこの世界規模の非常事態でよっぽどの理由でもないかぎり、一旦見送りか中止になってるんだろうなと思うと切ないです。エンタメはやっぱり水物だし旬というものはどうしたってあるので、これでチャンスやタイミングを逃してしまうメンバーやグループもいるのかと思うと悲しいです。本当に一日でも早く収束して欲しいですね…。ではまた。おしまい。