アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

アイドルの寿命

こんにちは。忙しくてブログを書く時間がないです…年末の方がまだマシだったな。最近はただただ早く3月終われやーという気持ちで生きてます(君が頑張らないと終わらないんやで…)。と言いつつ、そもそも全然オタ活出来てないので書くことがないっていうか、むしろこの時期にカムバとかなくて良かったなと感謝すべきなのかもしれない。S2とワナワンに関しては、絶賛一人で盛り上がり中というか順調に好きを更新してるし、飽きもせずS2を見返してあーだこーだ考えてる事はいっぱいあるんですが、やっぱり心のどこかで「この話を今更したところで…」みたいな気持ちがある。ただ感情の吐き出し場所がないのもそれはそれでしんどいので、どっかでまとめてまた書くと思います。

オタ活はほとんどしてないに等しいのですが、最近面白いなと思って動きを追ってるのが、本国の音源チャートですね。Brave Girlsが2017年にリリースした『Rollin'』という楽曲がチャート逆走して大ヒットしてて、ブルピンやトワの記録を抜いたと(すごい雑な書き方しちゃいますが音源成績の話ね)。ヒットした経緯については調べたらすぐ出てくるのでそっちにお任せして、私は全然知らないグループだったんですが、たしかにノリの良い曲で、何というかいかにもK-POPアイドルソングらしい感じがします。私が今のようにK-POPにハマる以前の、遠巻きに情報として知ってたK-POPのガールズグループってわりとこういうイメージある。衣装の露出っぷりもそうだし、ダンスも分かりやすくセクシー系で。


[Brave Girls - Rollin'] Comeback Stage | M COUNTDOWN 170309 EP.514

ていうか割と直球にエロい。こういうパフォーマンスをするグループって、最近あんまり見ない気がするので、それが逆に新鮮だったりするのかな(まあ私が知らないだけでエロさが売りのグループもいると思うけど)。とにかく男性受け抜群というか、それこそ主流になってきたガルクラの思想的なものとは対極過ぎて、逆に一周回ってガルクラ的とも言えるのか…?みたいな。まあガルクラって言葉がだいぶ概念的になってきてるし比べるもんでもないですが、そういうジャンルとかを超えて大衆に届いたという事なのだろうな…と思います。個人的には『We Ride』っていうちょっとシティポップな感じの曲も好きです。去年リリースですが、こっちも逆走中。

ていう状態が24日まで続いてたんですが、25日にIUがカムバしてブレガの連勝記録にストップをかけたんですよ。IUの事はさすがに知ってましたが、私はソロ歌手に対する興味が薄いので、歌手で女優さんとしても大成功しててとにかく本国でめちゃくちゃ人気の音源女王っていうぐらいの認識しかなくて。ちゃんと聴いたこともなかったから、せっかくなので新しいアルバム聴いてみたら普通に良かったです。想像してたよりハスキーボイスで好みだった。私は『LILAC』より『Coin』のが好きなので、こっちのMVを貼っておこう。


[MV] IU(아이유)_Coin

これに加えてブルピンのロゼちゃんがソロデビューしたもあったので、3月はもうナムグルの出番はない(PENTAGONの新曲すごい好みだったのにな…)。なぜ韓国はこんなに男女の大衆人気に差があるんでしょうか。日本は男子も女子もそれなりに一般人気が高いグループあるのに。女子アイドルは基本短命なのでどうしても瞬発力が物を言うのに対し、男子アイドルは時間をかけて売れていく傾向にあるし、ファンの性質としても女性のほうが根強いところがあるから、それはきっと韓国でも一緒だったりするんじゃないかなーと思うんですけど。兵役がそれを阻むのかな…。とか考えてたところにこんな記事を発見しました。

ざっくり書いてしまうとK-POPの特に男子アイドルの寿命が長くなってきている、という話です。まさに先日ブログで書いたばかりですけど、やっぱり韓国のアイドル事情も変わりつつあるんだなと、自分の予想が外れてなくてちょっとうれしかった。私がK-POPにハマった当時、とにかくみんな口を揃えて「K-POPアイドルは寿命が短い」って言ってたんですよ。でもそれがあんまりピンと来なくて。その後色々知っていく中でなるほどなと納得しつつも、その一方でBTSを筆頭にメンバーが欠けることなく活動してるグループも増えてるよね、って思っていて。だから何となく過渡期なのかな…?って思ってたんですよね。

かつては「男性アイドルの墓場」と呼ばれた兵役だが、アイドルビジネスそのものやファンダムが拡大・多様化してきた結果、メンバー入隊中もソロ活動やユニットで活動することでグループの人気自体がある程度キープできるということが、第2世代が除隊を終え始めている近年では特に明らかになってきている。

ファンダム型の人気がメインである男性アイドルのビジネス的な寿命が長くなったことで、ファン自体も「グループが存続しているのなら大人になっても応援したい」という方向に意識自体がシフトしてきているようだ。

確かに長く活動してくれればオタクも安心して応援できるし、そういう相互作用で寿命が伸びてるっていうのは納得。以前、ジャニには他のアイドルでは得難い安心感があるって話しましたけど、特に女性ファンは単に推す推さないっていうだけじゃなくて、愛着や情が湧いて応援し続けてるって人も結構多いと思うし、それに大手事務所が人気あるのはクオリティとかもそうだけど、無意識でも安定感とか安心感を求めてる部分は大きいと思うので。とは言え、「兵役が男性アイドルの墓場ではなくなった」と断言するにはまだまだハードルがたくさんあるし、大手事務所や成功しているグループに限った話ではあると思うけど。

まあ色んな意味で過渡期なのかな…と思うので、何となくこの状況を変える決定打になるのはBTSだと思うというか、BTSが兵役後にどうなっているかは本当に注目なんだけど、でもこれを読んで第2世代の功績は大きいんだな感じました。日本で東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代、KARA辺りが流行っていた時期のこと覚えてますけど、普通に日本の音楽文化の文脈に則って活動してたし、今のような外タレ的な印象全然ないので、今思うと相当戦略的に日本進出してたんだろうなと。そういや、この記事でBIGBANGの『FANTASTIC BABY』久しぶりに観たけど、これ初めてみた時の衝撃凄かったな。

男性アイドルに関してはファンダムの規模や考え方が変わってきたことで長期活動への流れが出来つつあるが、ファンダム以上に大衆の支持の比重も大きい女性グループに関しては、現在も2011年にデビューしたApink以外の第2世代グループはほぼ解散か活動休止状態、あるいはユニット的な活動にとどまっている。

男子アイドルの寿命が伸びている一方で、女子アイドルは長期活動が難しいという面も同じですね。むしろこれに関しては日本の女子アイドルの方が深刻だと思ってて。日本の女子アイドルは箱だけ残してメンバーの入れ替えが当たり前になって久しく、グループとしての活動期間は一見伸びてるようには見えるかもしれないけど、全然実態が伴ってないんで。女性ファンが比較的根強く応援するのに対し、男性ファンは消費の回転が早いので(傾向としての話ですよもちろん)、メンチェを繰り返す事は理に適ってる部分もあるんだけど、アイドル一人ひとりを見た時に寿命が長くなったとは言い難いし、メンバーが箱を維持するために道具みたいになってるのは本末転倒なんだよなあ。

所謂「アイドル戦国時代」以降、アイドルオタク層が広がったことで活動期間は長くなったなとは思うし、メンチェする事なく続いているグループもあるけど、女子はどこかで絶対に路線変更を迫られるし、アーティストや女優へと移行出来たグループ、メンバーはかなり限られてしまっているので。そこは日本のアイドルの質というか、実力よりもビジュアルやキャラクターの面白さに偏ってしまっているところが、寿命の短さというか潰しの効かなさに繋がってるのかなと。でもこれアイドルだけじゃなくて日本の芸能界全体に言える事な気もするけど…。難しい問題だな。

あとはちょっと雑談。相変わらずワナワンとJBJばっかり聴いてるんですが、曲数がそこまで多くないのであんまり聴き過ぎてすぐ飽きちゃうのも嫌だと思って(今までの経験上、そう簡単に飽きることはないと思うが)、他のグループの曲をランダムで聴いたりもしてて。さっきも書いたけど、PENTAGONの『DO or NOT』凄く良かったのでいろいろ過去曲も聴いてみたり(『데이지』がめっちゃ好きだ)、あんまり聴いたことなかった若手グループが結構カムバしてたのでMV観たり(ナムグルは宇宙コンセプトみたいなのが流行りなのかな…?)。特にレドベルを好んで聴いてます。


Red Velvet 레드벨벳 '빨간 맛 (Red Flavor)' MV

K-POPハマった当初『Psycho』で衝撃受けてそれから定期的に聴いてはいるんですけど、本当に曲が好み。ベタだけど『빨간 맛』とか『러시안 룰렛』とか神曲すぎる。MVや衣装はちょっとトンチキだけどなんか癖になるし、こんなに可愛いもかっこいいも美しいもトンチキもこなせるグループなかなかいなくない…?そんな事ない…?来月ウェンディがソロデビューするのでそれも楽しみなんだけど、レドベルでもカムバして欲しい…。なんか第3世代がどんどんソロ活に舵切りしてるのが寂しいです。

ソロ活と言えば、ホシくんがミックステープとやらを出すそうで。あーまた知らない音楽文化きたーって感じでよく分かってないんですが(なんとなくBTSのユンギさんとか出してたなっていうイメージはある)、DJとかラッパーが有名な曲を自由にリミックスして発表するみたいな、元々はヒップホップ系の文化なんですかね(本当に興味がないというか、縁がないんだよな…)。

コンセプトフォト見た瞬間、普通に「わーお」って声出ちゃったわよ。本当にクォン・スニョン…(合掌)。これはMVとかも出るのかな…?ホシくんだしやっぱりパフォーマンスと一緒に聴きたいですよね。どんな音楽になってるのか全然想像付かないけど、ホシくんの新しい姿が観られそうな予感がするので楽しみです。ホシくんってほんと底知れないな…。来月はセブチの日活もあるし(色々と懸念事項が残っているのでどうなる事やらですが…)、本国のカムバも面白そうなラインナップが揃っているので引き続き色々雑多に聴く感じになりそうです。とりあえず早く4月になって一息つきたい…。おしまい。