アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

なにわ男子、圧倒的アイドル力。

『なにわ男子 First Live Tour 2019〜なにわと一緒に#アオハルしよ?〜』に参加して来ました。凄まじい倍率でしたが、貴重な友人に救われてなんとか横浜2公演観る事が出来まして、なんかもう率直な感想としては「キラキラオーラが凄い」の一言でした。たまアリ合同の時にも書きましたけど、キンプリの王子様感ともハイ美のフレッシュ感とも違うキラキラアイドルオーラというか、選曲や演出の影響もあると思うんですけど、アイドルっぽいあざとさみたいなものがありつつも憎めない感じとか、めっちゃドルドルしいパフォをこなしつつダンス曲はバキバキ踊りお笑いも手を抜かないっていうオールマイティさは、かなり強い武器だなと思いました。ちゃんと自分たちの武器や魅力、魅せ方を分かってるし、オタクの求めてる事も考えてるよね。私は関西っぽいノリが分かんないところがあるんですけど、本当に関東と関西のいいとこ取りって感じのグループになってるなーと感じました。

ツアーはまだ続いてるので内容についてはあんまり細かい事を書かないでおきますが、なんと言ってもセトリが素晴らしいのですよ。結局なにわはツアーまで単独公演はなかったんですが、それまでに色んな現場で少しずつ披露してきたオリ曲とカバー曲をほぼ全部抑えてくれているという…オタク心が死ぬほどわかっとる。そしてJr.のライブにありがちな「とりあえず自分が歌いたい曲集めました」感は意外にも薄くて(嵐とJUMPに絞ったのが功を奏したというか、まとまりやすさはあったと思います)、流れがシンプルで美しく且つわかりやすく、変に捻くれたところがない直球な構成に仕上げられてたことに好感が持てました。個人的に圧巻だったのが、後半の『ダイヤモンドスマイル』からの『White Love』からの『Love Rainbow』で。なんて言えばいいのか…ショートケーキとモンブランとチーズケーキを連続で食べてるのにもたれることなく全部ちゃんと美味しいっていう…今のなにわでしか成立しないんじゃなかろうかこんな力技。そして自己紹介ソングをきっちり用意してくる抜かりなさね。まあこれをずっと続けるのもそれはそれで難しいと思うけど、初単独・初ツアーという事を考えると十分だと思うし、今出来る事を全てぶっこみました!みたいな気合も感じて、シンプルにめっちゃ楽しかったです。

関西括りだと全体を引っ張る立場、関東と一緒だとアイドル担当と、なかなかなにわ男子本来の姿を観れないまま結成して1年が経ち、EXPOの中止などもありつつ迎えた初単独だったので、なにわだけのステージをやっと観られて、ああこれがなにわ男子なんだなって感無量でした。なにわは今まで私が観てきたジャニーズの系統としてはJUMPに近いかなーと思うんですが、なんか言い方悪いかもしれないけど「山田涼介のいないHey! Say! JUMP」って感じがしてます(いい意味でね!)。ただJUMPをJUMPたらしめてるのってやっぱり山ちゃんだと思うし、山ちゃんがいないJUMPってもはやJUMPではないので、やっぱりJUMPのようで全然違うんですよね。山ちゃんってほんとに何もかも完璧で(身長は低いのはジャニーズ村ではマイナス要素ではないので)、なにわだとみっちーや大ちゃんが山ちゃん的なポジションにいると思うんだけど、2人って完璧ってタイプのアイドルじゃないんですよね。大ちゃんは計算高さや強かさ泥臭さもあるし、みっちーは素材はピカイチだけど天然で決して要領よくこなすタイプじゃない。2人だけじゃなく、なにわって意外と皆でこぼこしてそれぞれに足りないところがあって、でも全員平均値が高くて、メンバーの経歴や年齢に幅があるのもいい方向に作用してるし、特にここ最近は得意不得意を補い合えるようになってきましたよね。観てるとやっぱりトリオがいたから結成できた部分があるよなーって思うんだけど、兄組はちゃんとそれを理解しているから簡単にはトリオにいい所持ってかれないように頑張ってて、なんかそれが面白いなって思います。諦めずに行動と結果で示すのは大事よ。

大ちゃんが度々「結成当初は色々な意見があったけど」という前置きをするのが、私は非常に切なくて。以前この記事とかこの記事とかでも書きましたが、なにわが結成されてめちゃくちゃに推されて、かなり賛否が別れる状況の中、それでも自分たちを認めてもらおうと頑張っていた経緯をずっと観てきているので、胸が苦しくなります。でもこうやって全国のホールツアー(落選祭り)や単独のアリーナ公演(やっぱり落選祭り)も決まって、着実にオタクが増えて人気を伸ばしている状況が少しでも彼らの自信になってくれるといいなと思います。なにわは最初からハッキリとデビューっていう目標があってそれしか見てなくて、しかも今のところ最短距離で目標に向かっていってる。どんな未来があるかなんて分からないけど、目標に向かって一直線な彼らはやっぱり見てて楽しいです。次はいつ観られるか分かりませんが、彼らの進む道が明るいものであって欲しいです。おしまい。

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京セラ行けるかな…