アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

自分に嘘をつく時

こんにちは。あっという間に9月になり、今年もあと4カ月で終わりますね。今週はBOYNEXTDOORの初カムバで怒涛の供給量についていくのに精一杯なんだけども、セブチの東京ドーム公演もあり、なんかもうバッタバタでした。せめてドームが土日だったらよかったのになぜ平日なのか…。一応カムバにあわせて真面目に渡韓するつもりで準備もしてたんだけど、毎週平日に現場があってどう頑張っても休み取れないというしょうもないオチ…。でも何事もやるかやらないかだから…今年中には絶対に行くので(ほんとか?)。

というわけで、まずはセブチの東京ドーム公演の話からしようかなと思うんですけど、ソウルコンを配信で観たはずなのにそこまで記憶がなく(エンドレスアジュナが凄かったのは覚えてるが)、普通に初見の感じで楽しかった。スタンド1階下段でステージもほぼ正面から観れる席だったんですが、超観やすくて。この間のエスパの東京ドームの感想でも書いたけど、やっぱりK-POPアイドルのステージは真正面から観るべきだなって思った。正面ってステージとの距離はどうしても遠く感じるので、わりと私はサイドに入るのが好きな方なんだけど、K-POPは例外ですね。

去年のツアーの時は「ついにセブチのコンサートを生で観れる!」みたいなのもあったから、今回どう感じるかな?と思ってたんだけど、やっぱりセブチのライブはとりあえず楽しいですね。なんだろうな、パフォーマンスが良いっていうのももちろんあるけど、セブチにしか作り出せない空間みたいなの確実にあるというのはわかった。それに去年はセブチ自身も初のドームツアーで浮足立ってる感もあったけど、いろいろ経験して余裕が出てきたのかなって気もした。もっと慣れてきたらもっと良くなるのかもしれないなと思った。

ただステージ構成に関してはほぼビザサンと同じでしたね…。センステを横幅いっぱいに広げたのは良かったけど、なぜかアリーナ後方にはトロッコ通れない形になってたし、当たり前のようにバクステも外周もない。サブステって単にファンの近くまで行けるだけじゃなくてステージの数が増えれば、演出のバリエーションも増えるっていうメリットもあるわけ。今の構成だとメンステから出てきてセンステに来て戻る、しか出来ないので、そりゃ導線単調になるわなと。まあステージ構成に関してはそんなに期待はしてなかったけど、改善がなかったのは残念かな。てかもったいない。

あと今回もっと気になったことがあって。去年のドームと同じような印象のコンサートだなと思ったんだよね。なんとなく観てて既視感あるなって。セトリとかセットとか全然違うんだけど、コンサートとしての全体の流れというか組み立て方が同じ。ハードなダンス曲やって、チーム曲やって、ワイワイしたコーナーやって、MCやって、日本オリ曲やって、盛り上がる系でラストスパート…みたいな。日本のアイドルみたいにアルバムを軸にしたツアーじゃないから仕方ないのかもしれないけど、ちょっとビックリしちゃった。

でもこれはジャニがちょっと特殊なのかもしれないな。デビュー組は当たり前のように毎年ツアーをやるし、恐らく同じファンが通って繰り返し見ることを前提にセトリとか構成とか考えてると思うんだよね。それも多分何年も先、10年以上続くことを想定してるというか、続けるためにも毎年変化を見せていく必要があるというか。でもK-POPはそんなに先のことまで考えてるわけないし、仮に何年も同じような構成でツアーをやってもあんまり気にしてなさそう。まあ今後変わっていくかもしれんけど。話逸れたな。

クプスが怪我で欠席になってしまったのも残念だったけど、まあレアなパート割りが観れたと思って次の機会を待ちます。2日目ステージに車椅子で登場してくれたけど、結構痛々しかったよね…。後半の公演はまだチケット取れてないので行けるのかわかりませんが、候補に入れていた名古屋がTXTのソウルコン(しかもまさかのコチョク…)と被ってしまったので、名古屋行くぐらいなら韓国行きたいな…って気持ちになってしまってる。まあどちらもチケット取れればの話なので、どっちも行けないパターンも大アリなのですが…涙。


BOYNEXTDOOR (보이넥스트도어) '뭣 같아' Official MV

既にカムバのまとめで散々絶賛しているんだけど、ボネドの新曲があまりにも素晴らしかったのでこっちでもMV貼っておきます…。みんな観て。以前デビューアルバムがよすぎたので初カムバが不安とか弱気な事を書いてたけど、蓋を開けてみたら何の心配もない最高のアルバムに仕上がっており、自分に嘘をつく必要がないのって最高の気分だなって噛み締めてます…。相手はアイドルでこちらはオタクである以上、推し補正なしに評価できるとは思ってないけど、楽曲に関しては結構フラットでありたいというか、性格上無理に褒めたり出来ないから嬉しい。

でも単に推しだから良く感じるだけなのでは?ってなる瞬間も結構あるんですけどね。音楽に対する好き嫌いって私の中では結構明確にあるのに、いざ推しのこととなると急に自信がなくなるという…。本当に良いと思ってるんだろうか?みたいな無駄な葛藤がある。嘘ついてまで褒めなきゃいけないとは思ってないけど、かと言ってバッサリ否定するほどドライにもなれず、推しを無条件に褒めるのもまたオタクの役割な気もして、むしろ推しを全肯定できなくなったらそれはもはや推しとは言えないのでは?とも思う。

ビジュアルとかコンセプトとかキャラクターとかパフォとかオタク対応とか、何を重視するかは人それぞれだと思うんですけど、私はその中でも音楽が影響受けると思うので、音楽が刺さらなくなってくると、推し続けるのがしんどくなるのも事実で。でも逆にどんなに音楽が好みでも推すまでいかないっていう経験も結構あるし、単に楽曲の良し悪しだけの話じゃないんだろうなあ。結局はメンバーと音楽を切り離しては考えられないっていうのがアイドルの本質というか、面白いところでもある。


퍼플키스(PURPLE KISS) '7HEAVEN' MV

あとは最近のカムバで気になった曲たちの話。まずPURPLE KISSが久しぶりにカムバしました。デビューからずっとハロウィンコンセプト(?)を貫いてたのに、ここに来て普通になってしまったのちょっと残念だったけど、楽曲は良かったです。やっぱり歌唱力がレベチだな…声質も良いし。コンセプトはいわゆるY2Kになるのかなーと思うけど、最近ヨドルってなんか全部こんな感じのスタイリングとカラーリングだよね…。可愛いんだけどやっぱりちょっとチープさが気になる。どこもやってるし簡単そうに見えるけど、なかなかバランスの難しいってコンセプトだと思う。


NCT U 엔시티 유 'Baggy Jeans' MV

NCTが完全体?でアルバムを出したんですけど、そのタイトル曲の『Baggy Jeans』っていう曲がめちゃくちゃぶっ飛んでて面白かった…。これがネオカル…ってなった。正直全然わかんないというか、それこそさっき書いたような音楽の話でいうと好んで聴くタイプの楽曲じゃないけど、でも私の短すぎる定規では測れない何かエネルギーを感じたわ…。あとMVもめっちゃくちゃオシャレ。NCTは未だにわからない人いるんだけど、テンさんは最近「UNBELIEVABLE」っていうコンテンツでボネドと共演してたので覚えた。なんかホワッとした人だったけど踊るとすごい。


RIIZE 라이즈 'Get A Guitar' MV

そしてRIIZEのデビュー曲『Get A Guitar』が出たわけですけど(さすがにボネドと同日だったので数日後に観ました)、先行曲の『Memories』も良かったけど、個人的にはこっちのほうが好きかな。聴きやすさにキャッチーさが追加された感じ。どっちも癖がなく普通に聴きやすくて、なんとなくエスパの新曲の『Better Things』を思い出した。曲自体は全然違うけど、なんかこうSMの今の運営はこういうのが好きなんだなって思ったというか…。といってもNCTにはベギベキベキベキ…なので、適材適所ってことだとは思いますが。

あと日プ女子がついに始まりましたね。一応ハロプロ、48、坂道を通ってきたオタクとしては、元アイドルがどれぐらい出てくるのか気になっていたので(と言ってもここ数年で入ってきた子には疎いが)、シグナルソングのパフォーマンス動画を見たけど知ってる子はほぼいなかった…。注目は笠原桃奈ちゃんでしょうかね。秋元系と比べるとハロプロは小さい頃に事務所に入る子も多いので、途中でやりたいこととか方向性が変わるのも仕方ないし、こういう形で再挑戦が出来るサバ番は悪くないなと思った。事務所の移籍って簡単じゃないし。

でも日プがこんなに再挑戦組ばっかりになるとは思ってなかったかも。女の子のアイドルのほうが平均年齢が低いので、再挑戦しやすいみたいなところもあるだろうけど、早く辞める子ってアイドルが嫌になって辞める子も多いし。でも“アイドル”という文脈でこそ輝ける子っているし、きっと本人もそれを薄々分かってるから(どこまで自覚してるかはともかく)、また同じ道を進もうとするんだろうな。あ、でも多分番組は見るつもりないです。おしまい。