アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

大人になるということは

こんにちは。いきなりですが、私基本的に体力がなく「今日は元気!」って思える日が年に数日ぐらいしかない人なんですよ。特に社会人になってからはどこかしら不調で、仕事できないほど体調が悪いとかじゃないけどなんとなくダルいとかどこかしら痛いとかずっとそんな感じで騙し騙し生きてまして(だから実は遠征は苦手)。でもこの1カ月ぐらいびっくりするぐらい元気で。特に生活環境には変化がないので、理由には全く心当たりがないんだけど、でも不調がないのってこんなに快適なんだなって思ってます。

謎の体調報告から始まりましたが、先日HiHi Jetsを1年ぶりに観てきまして。やっぱりHiHiの現場は楽しいなあというのをひしひしと実感してきました。率直な感想としては、大人になったんだな…と。単純に年齢を重ねたことによる大人っぽさというのもあると思うんだけど、私はHiHiを常に挑戦し続けるグループというか、ちょっと無謀そうなことでもとりあえずやってみる、みたいな精神でここまで来たグループだと思っていて(だから良くも悪くも失敗も多いし)、そこが好きだからここまで追ってきた部分があるなって思ってるんですよ。

でも今回のコンサートは新しい事への挑戦というよりは、今の自分たちにできる事を丁寧に表現したコンサートだったなって思って、そこに大人を感じた。特にセトリには結構変化を感じたかなあ。基本的に盛り上がり最優先みたいなところがあったので、意外な選曲多かった。それはとにかく押して押して押し通すスタイルだったHiHiが、引くことを覚えたという意味でもあるのかなと思うので、少し寂しい気持ちもあるんだけど、もうそういう時期を通過したんだなと。今のHiHiの置かれている状況や、メンバーの思いが内容にも現れているのかもなとも思った。

HiHiが今の5人体制になったのは2018年なので、もう5年も経つんですよね。私は常にガツガツしてるHiHiが好きだし、周りに何を言われても自分たちの信じたものを貫き通すという姿勢が崩れないの凄いなって思ってるけど、同時にそれを維持するのが難しいってことも分かる。だから楽しかったけど、それと同時にいろんな意味で感慨深いコンサートだったと思う。今のHiHiも大好きだけど、ただがむしゃらにやっていた頃のHiHiを見られない人がいっぱいいるのは哀しい。別に古参ぶるつもりはないけど、ずっと見てきたからさ。

なんか愚痴っぽくなってきたのでそろそろやめます。そういえばセキスイハイムスーパーアリーナという会場には初めて行ったんですけど、キャパが8000人ぐらいなので今回のツアーの中では一番小さい会場なんだけど、HiHiのローラーを活かせるステージ構成ができる会場としてはわりと相性のいいなと思った。HiHiを観るなら最低でもこのぐらいの広さは欲しいよねっていうサイズ感。1万弱ぐらいのキャパってそれなりに華やかなセットも組めるし、どこの席で観ても不満が少ないしわりと好きです。関東だと意外と少ないんだよね。

あと以前、画面越しと現場とのギャップは韓国より日本のアイドルのほうがあるみたいなことを書いて、それについて自分でも何でかな?ってずっと考えてたんですよね。最近ジャニの現場行けてなかったから美化されてるのかな?とも思って。でも久しぶりにHiHi観て確信したけど、とにかく現場へのこだわりが強いんだろうなって思った。テレビでも映像でもなく、現場が一番華やかだし派手だしお金が掛かってるよなって。採算度外視とまでは言わないけど、デビュー前のグループにこの規模のステージ組むのはこだわりとしか言いようがないよ。あとはプライドかな?

MVとかステージとか映像で観る分にはK-POPのほうが派手だけど、きっとあの華やかさって現場では再現し辛い種類の華やかさなんだと思う。それはそれで別に悪いことではないけど、どうしても現場で観ると見劣りはする。具体的に何がどう違うのかとかは言えないけど、きっとそれは簡単に改善出来るようなものでもなくて、そこにジャニや日本のアイドルが積み重ねてきた歴史があるんだろうなって思ってなんか嬉しかったです。K-POPにも頑張って欲しいけど、この問題って根本的な価値観とかの違いがありそうで、難しいかもしれない。

NewJeansのカムバが正式発表されましたね。まさかのパワパフコラボ。いやー絶妙なとこついてきますね…。世代的に結構刺さってしまうの謎の悔しさすらあるんだけど…笑。事前の報道があった通り7月7日に2曲を先行リリース、7月21日にアルバム発売、タイトル曲は3曲、全6曲MV制作、グローバルブランドとのコラボ、ってもう現時点でだいぶお腹いっぱいなんだけど、完全に天下取る気満々。NJ自体がめちゃくちゃ稼いだからっていうのもあるが、ここまでハイブの金じゃぶじゃぶ使えるの凄い。よっぽど強い発言権持ってるんだろうな。

正直こんなにNJが売れっ子になるなんて思ってなかったので、結構戸惑ってるんですよね…。デビュー時のフィーバーはそれなりに楽しかったし、OMGのカムバぐらいまでは普通に楽しく追えてたんだけど、前にもちょっと書いたけどやっぱり企業案件連発辺りでちょっと「おや?」ってなってきてしまったんだよな…。私は国民的グループみたいな立ち位置のアイドルには興味が湧かない典型的な古のオタクなので、ここまで大衆人気を押し出されると、オタクとして「推す」対象として認識しづらくなってしまうんよ…。面倒くさいね。

もちろん推しには売れて欲しいという感情しかないですよ(チケット争奪戦だけは困るが)。人気になっていくのを喜べないとかじゃなく、大衆という存在を信用してないのでそこでの評価を盲信するつもりはないっていうだけなので。まあアルバムのコンセプト可愛いから普通に全形態買うつもりだし、楽曲はまず間違いなく刺さると思うんだけど、コラボに関しては本当に慎重にやって欲しいなって思う(タイアップ苦手意識強すぎ)。自分なりに距離を図りつつ追うしかないけどね。

7月はTXTもデジタルシングルを出しますね。NJが7/7と21、クグソロが7/14なら7/28ぐらいしかないけど、月曜に出す可能性もあるけど、なんとなく英語曲のような気がするのでまあ金曜かなーと。多分秋ぐらいにまでにはカムバしそうなので、今回活動があるのかどうかはよくわからないんですが、なんとなく先行シングルっぽい感じの扱いになるんじゃないかなと思ってます。でもミクテとかじゃなくちゃんとシングルで出せるようになったの、やっぱり音盤だけじゃなくて音源成績も付いてきたの大きいんだろうな。


호시 (HOSHI) - STAY

ホシくんのソロ曲『STAY』凄い良かった…直球ラブソング。元々ソロのアルバム用に作っていた曲らしいんだけど、色々あって自分の誕生日にCARATへのプレゼントとしてMV公開することになったらしい。でも普通にアルバムで出して欲しかったな。音源聴きたいよー。『Spider』もホシくんのパフォーマンスを活かすという意味で素晴らしい楽曲だったけど、わりとこういうシンプルな感じの曲のほうが声質には似合ってるんじゃないだろうか…。10cmのカバーとかも凄い良かったし。しかしなんでもできるなこの子は。

実は先日しれっと人生初ヨントンをボネドで経験してしまいまして…。どうせ体感10秒ぐらいのやつだし(実際は30秒あったらしい)、韓国語を覚えたり暗記する余裕もない感じの日程だったので会話的なものはすべて諦め、デビューおめでとうって言って、ジェヒョンくん(メンバーはランダム)にセレナーデを歌ってもらったんですけど、これ大正解だったなと思いました。今回はデビューだったからあったけど推しに伝えたい事とかあんまないし、何かやってもらう系の茶番も性に合わないので、直前によく思いついたわ私(仕事中ですよ)。

まさか初ヨントンがボネドになるとは自分でも驚きなんだけど、今までも何度かチャンスはあったんですよね。ウィバスかユニバか忘れたけど、購入すると自動で申し込みするやつあるじゃないですか。それで当たったこともあったけど結局流しちゃってて。今回も運試しみたいなノリで申し込んだので当たった時は憂鬱だったんだけど、ジェヒョンくんならなんとかなりそう&順番早いから元気なうちにできる&初の日本ヨントン初日でネタ被りの心配がほぼない、という事故らなそうな条件が揃っていたので、思い切ってここで経験しとくか!となりました。

私はずっと接触系のイベントは苦手だなって思ってて、実際にやってみてもやっぱり苦手なままというか、楽しいとか嬉しいとかいう感情よりも心労が先立つんだけど笑、「アイドルとオタク」の距離感に神経質過ぎるのは良くないなと思いました。でも近づきすぎると酔いが覚めそうなのよ。自分もアイドルのテリトリーに入りたくないし、推しにもオタクのテリトリーに入って欲しくないみたいな。ある程度人気のあるグループを好きになるのも、その辺に対する無意識の保険でもあるし。まあ自分がアイドル並の美少女だったら考え方が変わるかもしれんけど笑。

今回のヨントン自体はわりと満足してるし、むしろ思いの外スムーズに終わってホッとしたというのが正直な感想ではあるんだけど、でももういいかな…とも思ってしまった。やっぱり一対一の交流ってかなり特殊だし、だからこそ価値があるんだろうけど、そういう希少性を前提にしても、私のオタ活においてそれほど必要なものではないなっていう。多分K-POPにおける「アイドルとオタク」の関係性がそもそも私には合ってないんでしょうね。一方的に観てるだけでいいんですよ、っていうオタクには結構荷が重いイベントだな。

そういえばボネドも対面ペンサをやってるので久しぶりに写真とか調べちゃったけど、しっかりとアイドルを楽しんでそうでちょっとホッとした反面、K-POPのアイドルってオタク対応が徹底してて凄いなって感心する。売れっ子だからとかあんまり関係なく(TXTもセブチもまだやってるし)、あの距離感でオタクと接するの素直に尊敬。オタクへの対応とかもそうだけど、あのわけわからない被り物とか小道具とかさ…。そういうの苦手な子もいると思うんだけど、でも彼らにとっては当たり前のことで、それがあの国のスタンダードなアイドル像なんだなって。

以前友人とその話をしたことがあるんだけど、私が「他人とあの距離で接するの、いくら仕事でも無理だわ」って言ったら、その友人は「仕事なら全然余裕」って言ってて、やっぱりそういうのに抵抗ない人間がアイドルになるんやな…ってなった(まあ死んだ目で握手するアイドルもたまにいますけど)。もちろん仕事と割り切ればやれないことはないだろうけど、別け隔てなく愛想振りまくのは結構大変だと思うのよねえ…。自分のファンだと思えば優しく出来るものなのだろうか…わからん(最低)。

でも対面ペンサは機会があれば一度経験してみたいな…という気持ちがちょっとだけある(ボネドに限った話ではなく)。厳密に言うと興味あるのはサイン会じゃなくて、推しの写真を自分で撮ってみたいだけなんだけど(もちろん許可出てる会場での話)。別にそんな上手なわけでもないけど、わりとカメラ好きなので、推しが撮れたら楽しいだろうなって思う。日本も最近ライブでの撮影タイムとか増えてるけど、できればちゃんとしたカメラで撮りたいので、元気なうちにそんな機会があるといいなーとかね。おしまい。