アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

幸せの景色

こんにちは。今週は色々ありましたね…。最近になって現場が増えてきて、やっと私の年が明けた感ありますが、今週はTXTのたまアリに行ってきました。TXTに関しては去年のツアーに入れなかったのずっと根に持ってたというか、現場に入れないというだけでだいぶモチベーション下がるなと思ってたんだけど(一応KCONで見れたけど…)、やっと単独に参加できるわーという清々しい気持ちで行ってきました。1人参加だったので、色々思ったこと書くぞ。

ステサイだったのであんまり見やすさとかは期待してなかったんだけど、完全にステージの真横で。ただ200レベルだったので距離はそれなりに近く、意外と悪くないなと思いました。去年のセブチのファンミで入った注釈席と似たような場所だったんだけど、ステージ側のスタンドってわりと良席よね。ジャニでも制作開放とかでこの辺が当たるイメージ。ただまあ当たり前のように見切れるし、ステージのセットはまったく見えないし、正面から観たいって思う場面がかなりあるんだけど、TXTのパフォーマンス的に横から見ても後ろから見ても結構楽しめるのが救いでした。

セトリとかは事前にチェックしてなかったので、好きな曲いっぱい聴けて楽しかったです。特に良かったのは『No Rules』『Cat & Dog』『Run Away』『We Lost the Summer』『Dear Sputnik』『Ice Cream』『Our Summer』辺りかなあ。結構昔の曲から最近の曲まで満遍なくやってくれた印象で(『CROWN』なかったの残念だったけど)、VCRもかなりストーリー性があるというか、今まで見たVCRの中では圧倒的にコンセプトがわかりやすくてよかったです。なんかわりとただメンバーの顔を映してるだけみたいなことも多い気がするので…。

あと日本オリジナル曲を一切やらなかったのがちょっとビックリしましたね。今までイルコンでは何かしらやってた気がするんだけど、一曲もやらないんだと思って。準備間に合わなかったんだろうか…。まあ日本語バージョンがある曲は日本語で歌うので、それでいいっていう判断だったのかもしれないけど、個人的に日本オリ曲をライブで聴くのちょっと楽しみにしてたので残念でした…(むしろ本国の曲は原曲のママ聴きたかった気持ち…)。TXTの日本オリ曲って通常の曲とはちょっと世界観違うので仕方ないかもしれないな。

そしてMCがまさかのフル日本語。頑張るなーと思いつつあからさまに台本ありなので(ステサイだとカンペ丸見えなのよね…)、そこまでして無理に日本語で喋らなくてもいいから普通にお喋りしてくれたほうが嬉しいかも…と思っちゃいましたね。まあ母国語で喋ってても基本的な台本は準備してるもんだと思うんだけど、よっぽどペラペラでない限りライブ感は薄まるよねっていう。ただ同時通訳が入るとどうしても観客のリアクションがワンテンポ遅れるので、それを避けたかった気持ちもわかる…。結構難しい問題かも。

ステージに関しては、正直やっぱり結構簡素だな…とは思いました。エスパとかなり似てて、大きなモニターと上下するタイプの舞台装置、以上って感じ。エスパはめちゃくちゃバックダンサーも付いてたから寂しいって感じることはなかったけど、TXTはダンサーもなしだったのでやっぱりちょっと寂しさはあったかなーと。せめてバクステは欲しかった。ステサイはそういう寂しさってあんまり感じない席なのでそれほど気になりませんでしたが、来週の横アリはセンター席の埋もれなのであんまり期待しないようにしなきゃって思いました。

なんか最近K-POPの現場に色々行ってみて思ったのが、画面ごしで観るアイドルと生で観るアイドルのギャップみたいなのって、案外日本のアイドルのほうがある気がしていて。もちろん実物のオーラというか、一般人とのフィジカルの差みたいなのは感じるんだけど(実際ボムギュとか凄かったし…)、特にジャニは「現場でしかできない体験」みたいなのを提供するのが上手なと改めて思った。多分ステージの演出だったり構成だったりに割いてる労力はだいぶ違うんじゃないかな…知らんけど。

でも逆に言えばK-POPのほうがステージ構成や演出に頼らずとも、パフォーマンスを見せる力があるという捉え方も出来ると思うので、どっちが良い悪いという話ではないんだけど、純粋な感想としてはそんな感じ。いろんな人が言ってることだけど、特にこれっていう推しがいなくても、楽曲を事前み予習してなくても楽しめるのがジャニってことなんだろうな。まあジャニも今後どうなっていくかわからない局面に来てると思いますけどね…。

なんか結構批判的なことも書いちゃいましたけど、5人ともキラッキラでビジュアル爆発してたし全力パフォーマンスも最高だったし、私にとって初のTXTの単独コンは最高に楽しかったです。次の横アリはおそらく正面から観れるはずの席なので、気軽にというとアレですがまた違った感じで楽しめたらいいなと思っております。来年のツアーはドームとか言い出してもおかしくないんで(埋まるのか謎ですが)、アリーナ規模をしっかり堪能しておきたいですね…。

(G)I-DLEのカムバが決まりましたね。5月15日。なんかアリスコンセプトらしく(チェシャ猫・蝶・赤の女王)、これもうコンセプトからして大優勝では…?と期待しかないです。アルバムのパッケージもめっちゃくちゃ可愛かったし、ドゥルはMVやコンセプト系にもソヨンが関わってるはずなので、本当にセンス素晴らしいなーと感心してしまう。そういえばトランプについてちょっと調べてみたら、赤い色の絵札は太陽、黒い色の絵札は太陽が沈んでいる時間を表しているって知ってへーってなりました(どうでもいい雑学)。


aespa 에스파 'MY WORLD' INTRO

そしてaespaも5月8日に決まりましたが、ゴリゴリCGじゃないトレーラー珍しくて新鮮。イ・スマン体制じゃなくなったからかしら。ドゥルとまさかの一週間ズレ(さらに前の週にはルセラがいるので大激戦)ですが、もちろんドゥルは当たり前に楽しみなんですけど、やっぱりこの間現場に行ってきたばかりのせいか、エスパのアルバムめちゃくちゃ楽しみなんですよね。この間のコンサートでかなり新曲披露したけど、タイトル曲は未公開だろうし、どんな感じで来るのかワクワクします。

今週はピークタイムが最終回でしたが、最後までめちゃくちゃ面白かった。特に推しはいないと思ってたけど、最終話で24時の優勝を願っていた自分がいました…笑。今まで見たサバ番の中でもステージの完成度がかなり高い番組だったけど、デビュー組のサバ番だからっていうだけじゃなくて、クオリティの高いステージを準備出来るぐらい丁寧に時間をかけて作ってるからだと思うのよね。なんか9カ月も撮影してたらしいし、終始良い雰囲気を保てたもの、出演者全員が全力で挑める余裕があったからじゃないかなと。


[PiCK TIME🎥 in PEAK TIME] 팀 24시 | 파이널 라운드 풀캠 | This That Shhh | 피크타임 | PEAK TIME

番組内ではトラブルらしいトラブルもなく平和だったし(番組外では色々あったけど)、最終回には脱落したグループのステージ放送しちゃうし、アイドルに対する敬意というか真摯な姿勢が伝わってくる。サバイバルだからって無理にギスギスさせたりとか、波風を立てて盛りあげようみたいな安直さとは正反対というか、誠実に番組を作ってたんだろうなと思いましたね。こういうの無責任だからあんまり言いたくないけど、出演したグループ全部売れてくれ…という気持ちになっちゃうな。本当にいい番組でした。

結果より経過が大事とはよく言いますけど、それって本来サバ番とは相容れない価値観じゃないですか。なのにしっかり体現してくるピークタイム素晴らしい。番組のシステム上脱落はあるけど、優勝することが全てじゃなくて、番組に出演したことに意味がある。競い合うのがサバ番のテーマだけど、本当に大事なのは勝敗じゃないぞっていうPDのこだわりを感じたわ。無印のクインダムもすごく良かったけど、クインダムをさらに丁寧に作った番組って思いました(そういえばクインダムパズルという番組が始まるらしいので気になってる)。


[독점공개] D 연합_보컬 유닛 | 2R 연합매치 | 풀버전 | 아이유 - 아이와 나의 바다 | PiCK TIME in PEAK TIME | 피크타임

全話全ステージ楽しく見てたけど、やっぱりポジ評が一番盛り上がったなーと思いますね。ここで一気に面白さにギアが入ったなと。前にダンスチームの動画も貼りましたけど、このボーカルDのステージもマジで最高でした。何度も観ちゃうもん。ポジションに特化したパフォーマンスって、現役のアイドルグループではなかなか見る機会がないので、そういう意味でも新鮮で面白いんだろうな。持ち歌ではやらないようなことをやることになる楽曲が多いから、オリジナル曲では見れない良さがある感じします。

そして少年ファンタジーですが、放課後のときめきからかなりルール変更があったのが不満だったけど、だんだん面白くなってきた気がする。先週と今週はビジュアルミッションってやつをやってて、衣装を基準にチーム分けしたり、その順番を練習生同士のビジュアルピック順で決めたり、ファン投票の結果以外の基準を作ろうという努力を感じる(効果ないかもしれないが)。サバ番って基本のルールが同じなので、展開が似通ってしまうのは仕方ないところもあるけど、だからこそ新しい企画を考えるの大事よねって。


[2학기 비주얼 미션] '어느날 머리에서 뿔이 자랐다' full ver. _ 20230420 방송

ビジュアルミッションの中では『CROWN』のステージが意外と良かったです。センターのヒカリくん爽やかで良かったし、衣装も可愛かった。あとチームとしては一番まとまってた感がありました(ほかがゴタゴタしすぎ説)。番組の中でも練習生が言ってたけど、TXTの曲ってキー高いので生でやるのめちゃくちゃ大変だと思うんですよね。全体的に課題曲は第4世代の曲が多いので、清涼系・可愛い系枠でTXTの楽曲が選ばれがちなんだけど、楽曲の印象よりは難易度高いんじゃないだろうか。

あとソウルくんっていう中国の子が圧倒的に面白い。自己主張強すぎるし空気を読まないし脳直で思ったこと口に出すし、もう凄いとしか言いようがない。発音を指摘されてパートを変えられたことには「差別では?」って文句言うのに(放送するMBCも凄いが)、チャンミンに「母国語で喋っていいよ」って言われても頑なに韓国語で挨拶したり。口だけってわけじゃなくパフォは仕上げてくるし、肝が座ってるというかこだわりが強いんだろうな。アイドルとしてその我の強さがどう転ぶかは謎だけど、というか確実に苦労すると思うけど、面白い子だなと思った。

「ボイプラだったら悪編に使われる」みたいな反応見たけど、彼の場合編集せずにそのまま流しても賛否両論なので悪編とかいうレベルじゃないし、サバ番飽和時代にあそこまで運営(編集)を恐れず行動出来るの貴重だし、自己主張強い子は好き嫌いは分かれるけど、サバ番においては武器になるのよね。発音に関しては可哀想な部分ではあるけど、ときめきの時も外国人練習生は初期の段階でほぼ脱落したし(実質ミナミしか残れなかった)、この番組では仕方ないかなって感じ。日本人練習生は今後苦労するだろうな。

サバ番ってフィクションとして捉える人と、ノンフィクションとして捉える人がいるじゃないですか。捉えられるというよりはどっちを好むかって話かもしれないけど、私は完全にフィクションとして楽しみたいタイプの人間なので、番組としてのルールを最低限守った上で、エンタメを求めてしまうのよね。そのせいで起きる不公平は気にならないし、悪編も分量の偏りも、もっと言えば票操作も許せてしまうというか(バレないようにやるのが前提だが)。公平性を求める人の気持ちもわかるけど、そもそも完全に平等な投票システムなんて番組の予算じゃ作れないし。

プデュS2を見返してるって書いたと思うんですけど、やっぱり何回観ても面白くて。結末も知ってるし展開も分かってるのに面白いって、凄いことじゃないですか。投票系のサバ番って推しを投票でデビューさせられる(かもしれない)のが醍醐味というか、そこにカタルシスがあるから夢中になるんだろうけど、順位発表に依存しすぎた展開作りだと、もうテレビ番組と言えないなと思っちゃう。そういう要素を取っ払ってもコンテンツとして楽しめるのものを作るべきだし、そのために必要なのが票操作だったのなら別にいいじゃんと。

過去のプデュって番組を面白く展開するための票操作はしてたかもしれないけど、デビューメンバーをコントロールするための操作ではなかったと思うんだよね(結果に影響を与えた可能性は高いから同じとも言えるが)。少なくともS1とS2に関してはそう思ってて、だってI.O.Iもワナワンも最大で1年半しか活動しないんだから、デビュー後の事まで考える必要のないグループだったはずなのよ。結果的に売れただけで。でも活動期間が長く設定さえると当然話が違ってくるわけで…そうやって操作の目的が変わったんだろうなと思ってる。

話逸れたけど(すぐS2アゲする人)、というわけなので少年ファンタジーもちゃんとエンタメを大事にして欲しいです。今の所練習生のキャラクターとビジュアル重視で、既にファンを抱えてるメンバー(活動歴があるか運営推され)が圧倒的に有利という状態なので、スキル面の掘り下げが足りないけど、実力面で評価される子が出てきたらもっと面白くなるんじゃないかな。次はポジションバトルやるみたいだし、ときめきの時も盛り上がったエピソードなので、そこに期待してます。

なんか4月に入ってから現場もカムバも多くて、ダラダラと長くなってしまったな。来週もセブチのカムバがあるし、TXTの横アリもあるしという感じなので、まだもうちょっとバタバタと忙し楽しい時期が続きそうです。なんだかジャニが取れないあてつけかってぐらいK-POPの現場ばっかり行ってますが、それはもう取れないほうが悪いんで(間違いない)。おしまい。