アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

現場の空気

こんにちは。いやー暑いですね…完全なる夏ですね。8月はライブ配信が色々あって楽しみ!とか言ってましたが、私のお目当ては後半に偏ってたのでまだ何も観てません。トレンドを賑わせてて楽しそうだなと横目に観つつ仕事してます。コンサートだろうと舞台だろうとチケットがあれば行く、っていうスタンスでヲタ活してたのに、買い放題の配信だと推しグル以外は別にいっかーってなってしまうの何故なのか…。でも今までより気楽に推し以外のグループ観れて楽しいって言ってる知り合いもいるので、その辺は元々のヲタ活のスタンスにもよるんだろうな。

現場ないのしんどい勢の私は、この記事をわりと切実な気持ちで読みました。この記事は主に女子アイドルの話だし、彼女たちは主に握手会などの接触イベントも含めて成長してきたところがあるので(もちろんそれを支える才能や努力がたくさんあるのは前提として)、ジャニとかとはまたちょっと違うのですが、「ライブアイドル」の話はJr.には通じる話だなと思いました。一部引用しますね。

ライブに足繁く通うファンにとって、アイドル現場は単にアイドルに会い、応援し、ライブを楽しむ場所というだけではない。ファンにとっては、ファン同士のコミュニティー自体に価値があり、その現場に通う大きな要因となっている場合が多い。その場がなくなっていることは、ファンにとって大きなダメージだろう。

前にも書きましたけど、現場の楽しさって結構複合的で当日が楽しいのはもちろん、チケ取りとかグッズ購入、ライブ後に感想を話し合ったり、ブログやTwitterに書いて共有するのも含めて現場なんですよね。同じ仲間の集まる場所自体に価値があるのもわかる。友達が「現場の空気って美味しい」って言っててあー息がしやすいよね〜ってなりました。あとちょっと嫌な言い方をすると、誰もが参加できるわけじゃないというか、お金と時間がありチケ運や友人に恵まれた者だけが参加できるみたいな特別感も含まれてる気がします。なかなかチケット取れないと余計に行きたくなる的な。人気のグループは特にね。

生のライブ体験と、動画配信の鑑賞は元来別物と考えた方が良い。ライブ会場における「アーティストと観客がその場にいる」という臨場感や一体感を持って、大声を出して体を動かし応援したり踊ることの楽しさは、現場にいなければ味わえないからだ。

何だろうな…百聞は一見にしかずと言いますか、やっぱり現場で観るのと配信観るのはまるで違います。細かい事を上げていくと切りがないけど、なんせ情報量が桁違いなので「全然違う」以外の説明が出来ないという。それに「好きなアーティストと同じ空間にいる」っていう特別感というか高揚感って、他に変えがたいものがあるなと。私はライブが一番大好きだけど、舞台がいいとか接触イベがいいとか、人によって求めているものの違いはあると思いますけど、同じ時間や思い出、記憶を共有する感覚って配信では味わえないなと思いました。

ファンとアイドルが1つのチームのように連帯意識を持ち共同作業的に規模を拡大させて行くことは、今のライブアイドルの活動展開の基盤となっている。ライブがなければそこに連帯意識は生まれ難いだろう。また、アイドル現場に通うことは、アイドルの成長を連載マンガを読むように体験し続けることでもある。そこで自然発生的に生まれるストーリーは、ファンにとってアイドルに対する没入感や共感をより強めて行く。そしてそのストーリーは、他のアイドルにはないオリジナリティーとなり、新たなファンを呼ぶ大きな魅力となり得る。

ここ読んで真っ先にセブチを思い浮かべてしまいましたが、ジャニの場合はデビューしてしまえばそれなりにメディア露出が保証されるから、Jr.経験の長いグループがこれに当てはまるのかな。私の推しグルは選抜デビューばっかりで、あんまり下積み長い系とか苦労人タイプはいないのですが、NEWSとかはまさにストーリーでファンの心を捉えてるタイプですよね。まあちょっと波乱万丈過ぎるけど。あとはエイトとかキスマイのかはファンと一緒に大きくなっていったっていうイメージがあります。

ライブアイドルを志望してアイドルとなった女の子たちが、ライブが通常通りにできない状態で活動を続けるモチベーションを保てるかどうか、という問題もある。ライブを続けることで規模を拡大させて行く、という従来のライブアイドルのブレイクに至るストーリーを描くことができない状況は、アイドル本人にとって大きなストレスだろう。

最近、この状況をアイドルたちがどう思ってるのかなって考えますね。この間、ホシくんがWeverseで弱音と言うか悩みを語ってたけど、TXTのカムバ中、テヒョンが活動でMOA(TXTのファン名)の前でパフォーマンス出来ない事で、普段は120%出せてたものが100%しか出せていない、自分の意思とは関係なく力が出し切れないように感じるみたいな事を言ってた事があったのを思い出して。なんか勝手に「この機会に現場休んで負担減らしてくれればいいや」ぐらいに思ってたけど、人前でパフォーマンスする事やファンとの交流が楽しい人からしたら、その場を奪われてる事自体ストレスだろうし、モチベーションに関わってくるんだなって。

コロナなんだからどうしようもない、どこのグループも状況は同じだとは言いつつも、経済は回してかないとその先にあるのは解散や倒産なわけなので。事務所の体力勝負になってくるだろうなとそっちの心配ばっかしてたんだけど、先の見えない状況が続いたら、もしかするとオタクより先にアイドルがやる気を失ってしまう可能性もあるよな…と思って。こればっかりはオタクが買い支えてもあんま関係ないのよね。

なんか景気の悪い話になってしまったので楽しい話をしよう。ついにセブチの推しがジョンハンに決まりました〜。パチパチ。この1カ月ぐらいでホシくんとウォヌとミンギュが怒涛の追い上げを見せていて、結構頭を悩ませてたんですが、やっぱりジョンハンの声好き。決め手はコレです。なんか前に推しがヨンジュンに決まったって話をした時と完全に同じパターンになってしまった。

原曲は初めて聴いたんですけど、曲がめっちゃ良くてジョンハンの甘い声に合ってるし、しかも日本語訳読んで、あまりにも歌詞がジョンハン過ぎてびっくりした。ジョンハンのちょっと現実に対して達観した感じと、でもどこかでまだ諦めきれずに期待してる感じというか。まさにそういう内容の歌詞で、めっちゃ私のイメージにピッタリすぎてぎょえーとなりました。セブチはまだ画像をあんまり保存してないのですが、反射的に保存してた数少ないジョンハン。ビジュアル的には前髪長めの金髪期が好きなんですが。

f:id:nancy:20200807235941j:image

かーわいー…とか言いつつ、まだ結構悩んでいるので推し増ししていきそうな気がする。ちなみに次点はホシくんなんですが、いやーホシくんはヤバいっすね…なんというかすごい子だなって思います。人気あるのがよくわかる。ああいう生まれながらのアイドルというか、野生のアイドル!みたいなタイプの子にはやっぱり惹かれてしまうのよね…。

このブログを始めた当初に歴代の推しについて語る、みたいな事をやったんですが、基本的に「アイドルになるべくしてなった」みたいなタイプか、「この子なんでアイドルやってんの?」ってタイプのどちらかなんですよね。ジョンハンとウォヌは後者、ホシくんとミンギュは前者だと思うので、どっちも惹かれるのは仕方ない(開き直り)。まだ男子アイドルについてはやってないので、そのうちやりたいなと思いつつ、女子アイドルの時ほど明確に「推し!」って感覚が弱いんですよね…全体的に箱推し気味なので。

そして本日TXTの『Drama』が先行配信されました。日本語バージョンは…悪くはなかったんですけど、やっぱり韓国語バージョンを聴き慣れてしまってるので違和感は隠せないというか、意味も発音も分かるが故に求めるハードルが上がってしまう気はしますね。今までと違って原曲もめっちゃ聴き込んでるしなー。でもまだサビ部分しか出てませんが、日本オリジナルの『永遠に光れ(Everlasting Shine)』がわりと良い。アニソン感がめっちゃあって、今までのTXTにはないタイプの曲だなって思ったけど、メロディがしっかりしてて好みでした。まあフルで聴かないとってところはありますが、正直あんまり期待してなかったので嬉しかったです。日本の音楽番組出演も決まりつつあるので楽しみです。いろんな衣装でパフォーマンスして欲しいなあ(セーラー待ってます)。

セブチの『24H』もそろそろ音源一部が出てくるかな。個人的にセブチの日本語曲は本国の曲と比べると、通好みというかスルメ曲というか、どれも一癖あってセブチらしくて好きなんですが、私は『舞い踊る花びら』が一番好みかな。

ユニット曲も好きな曲ばかりなので日本語バージョン楽しみなんですが、『Drama』と同じくオリジナルを聴き慣れてしまってる状態で違和感を覚えないわけがないよねと。まあ韓国語と日本語って音に対する言葉の乗せ方が全然違うし、日本語は文字数に対して入れられる情報量が少ないので、そのまま言葉がメロディーに乗せ切れないから、必然的に意訳にせざるを得ないのは分かるんですが(洋楽もそうですよね)、意味は合ってても歌詞としては残念、みたいな事も多くて。歌詞の意味より音と相性のいい言葉(発音)を優先するのかなって。

セブチの日本語曲は、違和感がないとまでは言いませんが、韓国語っぽさもありつつ、ちゃんと日本語の歌詞としてきれいな言葉を選んでくれてるなと思ってますけど、でも日本語と韓国語の音的な違和感を解消しつつ、意味を損なわない詩的な表現って、その言語のネイティブでも難しい事だと思うので。少し話がそれますけど、日本人が歌ってるのにJO1とか虹の曲がカタコトに聴こえるのも、韓国語っぽい音の乗せ方をしてるせいだと思うんですよね。だから発声や発音の問題というよりは、音を重視するせいなのかなと思ってます。

あと最近韓ドラに手を出し始めました。日本のドラマはもうほとんど観なくなってしまったけど、実は洋ドラに昔ハマってまして。自粛が始まった頃に『梨泰院クラス』を見始めたんですが、すぐにTXTのカムバが始まっててんやわんやでそれどころじゃなくなり、今は『サイコだけど大丈夫』を観てます。まだ数話だけなんですけどなかなか面白い。ただのラブコメかと思ったらわりと群像劇っぽさもあり、家族ものでもあり、医療ものでもあり。登場人物が基本メンヘラなのに、そこまで暗くならない感じもいいですね。

そうだ、日本のドラマ観ないって書きましたけど、『半沢直樹』の続編は観てます。元々池井戸潤の小説はスカッとするのが気持ち良いので読んでて、ドラマもよく観てる方だと思いますが、続編どうなるかなと思ってたら前作より完全に振り切ってるというか、我が道を行くな感じが面白いし、視聴率も7年前と変わらないのすごい。みんなやっぱり自粛でテレビにもちょっと戻ってきてる気がする。

あとは『I-LAND』がついにパート1が終わりましたね。まだ12人確定してませんが(ズコー)、ひとまずパート1を見ていいなと思ってたジョンフォンとソンフンがパート2に進めたので、引き続き視聴するつもりです。でももう練習生同士での投票も視聴者投票はいらないな…。トレーナーとかもちゃんと付けて、普通にPDが責任持って選んでくれればいいんだけどな。そんな感じの1週間でした。ちょっと仕事がバタバタしててあんまりやりたい事出来なかった気もしつつ、バタバタしているうちに夏も終わってしまうんだろうな…でも8月後半はオンラインライブ三昧になりそうなので、ちゃんと楽しめるといいな。おしまい。