アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

Gates+

こんにちは。4月になりましたね。今年も1/4が終了ということで早いなあ。なんか一気に気温が高くなってきて、やっぱりこのまま夏に突入しそうで鬱です。今週末にハマスタで日向坂46のコンサートがあるんで、気温が上がってくれてホッとしてるけど。セブチのカムバ日も4月29日で確定したし、4月5月は忙しくなりそうですね。まさかのベストアルバム…ってザワっとしたと思ったら、年内にもう1枚出すことを教えてくれるの、気遣いが行き届きまくっていてセブチらしい。

先週末は久しぶりに美少年のコンサートに行ってきました。もうめちゃくちゃ楽しかった!やっぱりキラキラアイドル最高!ってなって帰ってきた。自分でも意外だったんだけど、もっと入りたいなって思ったぐらい素晴らしかった。良かったポイントは色々あるんだけど、今回久しぶりに入って一番思ったのは、美少年のオリ曲っていわゆる「Jらしい曲」が多くて、それがここに来てめちゃくちゃ生きてるなと。だからコンサート映えするというか、Jの作る世界観にすごく合うセトリが組めるグループになっていたことに驚いた。

Jらしさってなんやねんみたいなところはあると思うんだけど、私はステージを見た瞬間JUMPを思い浮かべたので、そういう系統だと思ってもらえたらわかりやすいかなと。あとはセクゾとかキンプリの初期とか直球アイドル路線ね。だからセトリのベースも基本はキャッチーな明るいラブソングで、その中にたまにダンス曲とかラップ曲が混ざってくるみたいな、本当にJの基本中の基本って感じの構成で。最近見てなかったんで新鮮に感じたところもあるけど、あまりにもスタンダードすぎて他ではなかなか見れないんじゃないかって気もする。

本当に全体的に素晴らしかったんだけど、個人的に特に良かったのは龍我ソロ(まさかのピアノ)からの『奇跡が起きるとき』『Sign it』、そしてSMAP嵐おいシャンという盛り上がらんわけがないやつ。アンコじゃなく中盤でスタトロ使う演出も相まって最高に楽しかった。『奇跡が起きるとき』はライブで見るの初めてだったんだけど、多幸感半端なくて好き。あと大昇くんのソロもかっこよかった。個人的に大昇くんってHiHiにおける猪狩みたいな、いい意味で異質な存在だと思ってるんだけど、それが存分に発揮されてたと思う。

美少年はホールクラスでしかパフォを観たことがなかったから、正直アリーナどうなんだろうって思ってたんですよね。HiHiはローラーがあるのが強みだと思ってたけど、美少年にはわかりやすい武器があるわけでもなかったし。でも公演中、ほとんど止まってパフォーマンスしてる子いないんじゃないかってぐらい、みんなめっちゃくちゃ動いてて。メンステよりセンステや花道にいる時間のほうが全然長かったし、ちゃんと広い空間を上手に使いこなしてて感心したし、MCも普通に面白くて成長はもちろん時の流れを感じちゃいました。

アリーナ公演に入ったのが初めてだったっていうのはあったにしても、本当に楽しかったです。ライブとしてはHiHiより好みだったし、これは来年も行かなきゃなと思った。そういえば去年のツアーに行ってないので、金指くんのメンカラが変更になったバージョンのペンラを持ち合わせてなくてですね…。他グルのやつで紫が出るやつがあったので(HiHIは黄色がないからさ)、トップを付け替えて持って行ったんだけど、持ち手のところが赤くないからちょっと微妙でした。まあ今年はグッズにオリジナルペンラを出してくれたので、キンブレタイプはおまけみたいなもんだけど。

そしてやっぱり横アリ見やすいね…。先週ぴあアリに入ったばっかりだったので改めて比較しちゃったんだけど、一番大きな違いはステージと客席が全体的にフラットなところかなと。センターからアリーナまで地続きというか緩やかにカーブで上がっていく感じがあるのが大きいんじゃないかなあ。もちろん横アリも2階席(スタンド)は疎外感あるんだけど、横アリのスタンドはスタトロを走らせられるっていう大きなメリットがあるので、天井の不満を解消できるのも大きいと思う。たまアリもぴあアリも有明もKアリもスタトロ行けないもんな…。

あと時間的にどうかなと思ってたんですが、20時前に終わったのでいける!と思ってKCON香港ポチりました。まあ買わなくても動画とか回ってくるのはわかってたんだけど、どうしてもボネドの新曲ステージ見たすぎてな…。披露したのはサノクでもやった『OUR』だったんだけど、めちゃくちゃ最高の神曲でした。タイトルにするにはZICOっぽすぎるよねと思いつつ、もう今回のカムバの成功を確信しましたね。でもちょっと話題になってたバンタンのカバーを、ボネドの新曲だと勘違いしてる人がいたのは苦笑いだったけど。

31日でセクゾのラスト配信がありまして。なんかセクゾって不思議なグループだなって思った。マリウスはセクゾにとって大事な日に姿を現してくれるの凄すぎるし。退所した子が当たり前のように元いたグループに絡んでるの見たことないよ。そしてふまけんの尊さな…。アイドルおける“シンメ”ってもの良さをそのまま体現するような存在で、しかもケンティから「これからは友達に戻るから」って言葉が出る日が来るとは…と噛み締めてしまった。セクゾの話はまた改めてしたいなと思います。

しかし推し現場被りがいよいよ深刻になってきたな…。30日31日は美少年とKCONの他にも、セブチの仁川公演が被ってたけど配信すら見れなかったし(日本公演ではセトリ変わっちゃうからソウル公演は観たいけどなあ)。まあ私の中ではわりと優先順位しっかりしてるので悩むことは滅多にないんだけど、ただAの現場に行っててもふとBの現場のこと考えちゃったりすると、そういう自分がちょっとウザいなとは思う。


日向坂46『君はハニーデュー』

冒頭で書いた通り、今週末はひな誕祭と齊藤京子ちゃんの卒セレがあるんですが、5月にリリースされる新曲『君はハニーデュー』のMVがとても素晴らしかったので、観てください。新センターは4期生の正源司陽子ちゃんなんだけど、まるで日向坂でセンターやるためにアイドルになったみたいな子だなと感心してしまった。小坂菜緒ちゃんもそうだったけど、やっぱり生まれ持ったアイドル適正ってあるなと。本人がどう思ってるかはわかんないけど、そのプレッシャーに耐えられるかどうかもまた適正なのよね。

1期生の卒業が続いてるところに4期生から新センター誕生でこの楽曲となると、原点回帰であると同時に完全に世代交代でありリスタートなんだろうな、と思うとちょっと切ない楽曲でもあるな。でも加入卒業を繰り返すグループの強みって、こういう劇的な変化を起こせるところにあると思うのでね。難点がないわけじゃないけど、やっぱりよく出来たシステムだなと思いますわ。まあ次世代はこの子に託せる!と思ったらすぐ卒業しちゃったりする油断ならない界隈でもありますが…。


BABYMONSTER - ‘SHEESH’ M/V

BABYMONSTERが完全体でデビューしましたね。去年のはプレデビュー扱いになったらしいんだけど、タイトル曲の『SHEESH』今までで一番良かったわ。最近のトレンドとは方向性違う楽曲ではあるけど、ベビモンはこの路線突き進んでほしいなと思ってしまうな。同時期デビューのILLITのゆるふわガーリーとは真逆のコンセプトなので、その対比も面白いし、別にいい曲だからトレンドになるわけじゃなくて、売れた曲がトレンドになるだけだし。そこ勘違いしちゃいかんとは思ってますよ。

まあアイリットもあのゆるふわガーリーをずっと続けられるわけじゃないだろうし、なんならハイブお得意のコンセプトガチャやられる可能性普通にありそうだなと思ってますけどね(経験者の意見)。パンPD闇堕ちとか絶対好きだし。でもちゃんと売れてても、コンセプトコロコロ変えるハイブのスタイル謎すぎません?ちょっと落ち着いておくれよってなるよ。まあこれは直系グルのオタクにしかわからないかもしれないけど。

あと全然関係ない雑談なんですけど、朝ドラの「ブギウギ」をぼんやり見てて(目覚まし代わりにテレビ付けてるだけだからちゃんとは見てない)、最終回直前で主人公のスズ子が自分の恩師である作曲家(今でいうプロデューサー)の羽鳥先生に対して「先生の最高の人形でいたかった」って言ってて、完全にアイドルとPDの関係じゃん!ってなってビックリしました。その関係が果たして健全と言えるかどうかわからないけど、アイドル側にそこまで言ってもらえたらPD冥利に尽きるだろうなと。

私は常々「アイドルはお人形さん」と書いてきましたけど、それには演じる側の協力も不可欠というか、アイドル側の信頼があってこその“お人形さん”なんだな…というのを改めて感じたりして。ただ「大人に言われたことを言われたままやる」だけでは不完全だし、アイドル側の意思を疎かにしていては成り立たないんよね。日本だけじゃなく韓国も想像以上にPDありきみたいなアイドル文化なので、開き直らずちゃんと向き合わないとなと思ったわ。おしまい。