アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

私は最強

こんにちは。急に雨が降ったかと思えば、いきなり夏っぽい日が続いたり、いかにもって感じの憂鬱な季節が始まってしまいました。なんか体調が天候に左右されるのって納得いかなくないですか?不摂生とかで体調崩すのは自己管理の問題というか、自業自得だなーって思うけど、天候ってさあ…それ私にどうしろっちゅーねんと。まあ日本の気候が向いてない体質なのは確かだなと思うけど。


(여자)아이들((G)I-DLE) - '퀸카 (Queencard)' Official Music Video

『Queencard』なかなか面白い曲でしたね。楽曲自体は癖の強いトンチキさもありつつキャッチーでめっちゃ耳に残るし、近いところでいうと『DUMDi DUMDi』的な感じだろうか。ドゥルじゃなかったらもっと賛否両論ありそうな感じもするけど、ソヨンもインタビューで「面白い曲」って表現してたので、多少トンチキも狙って作ったんだろうな。アレルギーのほうが良かったっていう意見も見たけど、個人的にはクインカ派です。最近ロック調の楽曲にちょっと聴き飽きてるのもあって、クインカのほうが新鮮だった(すぐ飽きそうなタイプの曲でもあるが)。

今回のアルバムのテーマはコンプレックスからの脱却で、先に『Allergy』を公開して『Queencard』でどう回収するのかなと思ったけど、一見美しくて自信満々に見える人にも悩みやコンプレックスがあって、アイドルも含めてこの世に完璧な人間なんていない、みんなただの女の子なんだよっていうことですかね。それって要するに自分の気の持ちようというか、気持ち次第って話になっちゃうので、結局は不完全で未解決なままなんだけど、でも人生ってそういうものだよねという。必要なのは他人からの承認じゃなくて自分自身の承認だからな。

テーマとしては『TOMBOY』とか『Nuxd』のほうがインパクトは合った気もするけど、この現象ってNJの『Attention』とかもそうで、結局は鮮度の問題な気もするのよね。まあここまでアイデンティティが確立されてると、どんなコンセプトでも「ドゥルだからOK」になっちゃうから、なんかもうズルいわーって感じだけど。あ、あとソヨンのラップがなかったのは結構ビックリしたな。多少ラップっぽいところはあるけど、所謂ゴリゴリラップパートがないのタイトル曲だと初めてじゃないかな…。

セルフラブでもコンプレックスでもいいんだけど、この手のコンセプトだとやっぱり自主制作をしているか否かというのは大きいですね。別に私はアイドルに自主制作が必要だとは全然思ってないし、むしろ完璧に大人の操り人形をやることのほうがアイドルに求められる才能な気もするので、自主制作にこだわりがあるわけではないんだけど、やっぱり歌った時の説得力は段違いだなーと。大人が用意した「私は私」という歌詞になんの意味があるのか?という気持ちは、K-POPのヨドルを見てるとすごく考えちゃう。


BOYNEXTDOOR [WHO!] Concept Film (Crunch ver.)


BOYNEXTDOOR [WHO!] Concept Film (WHO ver.)

BOYNEXTDOOR(日本ではボイネクって略されてるけど、既視感がすごくて使うのに躊躇いがある笑)のコンセプトフィルムが、だいぶ良くてちょっとびっくりしている…。楽曲面でしか注目してなかったのに、ここに来ていきなりぶっ刺さるビジュ出てきたやん。ちょっとBlock Bを思わせるヤンチャな雰囲気もありつつ、アイドルとして外して過ぎてないというか、なかなか絶妙なところを付いてきましたなあ。最年長のソンホくんが気になる…(サムネ率高いからビジュ担かしら)。

ヴィンテージっぽいインテリアとか、古着系のカジュアルファッションとかは、まあよくあるっちゃよくあるスタイリングではあるけど、これでデビューするって考えると、まっさらの新人がやるにはシンプル過ぎる気もする。新人にしては落ち着きがあるというか。普通ならもっと気合い入った感じになるのが思うんだけど(ハイブだから予算はあるだろうし)、最初から抜け感出してくるんだな。オシャレだからある程度人気あるグループがやる分にはめちゃくちゃ需要あるコンセプトだけど。

なんか早速ハイブっぽいって言われてて「そうかな?」と思って見てみたけど、今の所はあんまりハイブっぽさは感じないです。私の中では「ハイブっぽさ」の基準が直系ライン(BTS-TXT-エナプ-ルセラ)で出来上がったので、コンセプト的にもそっち系統ではないなと。それより男版NJって言われてるのはちょっとわかる。こういうナチュラルなコンセプトを「NJっぽい」って思っちゃうのは雑すぎる気もするけど、それぐらいNJが出る前と後で世界が変わってしまったってことなんだろうな。

いくら大手とは言えども、非サバ番の新人ナムドルが最初からどれぐらい売れるのか未知数だなあと思ってたんだけど(NJの売れ方は特殊すぎて参考にならん)、なんか思いの外ビジュアルが良かったから意外といい感じのスタートダッシュ切れるかもしれん。まあみんなが一番期待してるのは楽曲なのかなという気もするけど。とりあえず23日に出る1本目のMVが楽しみですね。トリプルタイトル曲だけど全部ストーリーというかコンセプトがつながってるっぽいし。


BABYMONSTER - 'DREAM' (PRE-DEBUT SONG)

あとベビモンのメンバーが決まりましたね。一応ドキュメンタリーは観てて、みんな実力もあって可愛くていい子たちだなと思いつつ、特にこれと言って強く刺さる要素もなかったので特にブログで触れることはなかったんですが、1月から2月にかけてメンバー7人が発表されてデビューかと思いきや、3月4月にメンバーを5人選ぶサバイバル?が始まって、結局は7人全員デビューという茶番パターンでした。でも今7人組ヨジャって大手にいないし、5人だとそれこそNJとかルセラとかと人数被って来るから、結果的には差別化が図れて良かった気もする。

この『DREAM』はプレデビュー曲ということみたいなんだけど、MVのみっぽくて音源とかは出てないです。どちらかというとシグナルソング的な感じの扱いになりそう。ミチョガネ的な。きっとデビューアルバムに収録されることになると思うけど、いつになるんだろうなあ…。5人組なら歌唱寄りのグループになるんだろうなーと思ってたんだけど、7人組となるとどうなるかわかりませんね。多すぎず少なすぎずアイドルグループとして一番安定感ある人数だとは思うんだけど、やっぱり最近少人数ブームだからなあ。


[4학기 팀워크 미션] 'Not Today' full ver. _ 20230518 방송

少年ファンタジー、4学期はまたグループバトルでした。メンバーを自分たちで相談しながら決めるとか、ベネを貰えるメンバーをリーダーが選ぶとか色々無茶振りが凄くて面白かったけど(でも練習生は可哀想だったが…)、パフォーマンス自体はそこまで新しい発見とかはなかったかな…。『Not Today』チームは実力者集まっててステージの完成度もすごく高くてよかったんだけど(思わず本家のパフォーマンスを観てしまった)、やっぱり人気メンバーが詰まってたSRRが1位だったので、まあ…ですよね…っていう感じ。

それにしてもデビューメンバーがこんなに読めないサバ番も珍しいですね。順位発表が驚きの連続なんだけど。ほぼ確定と言えるの2トップのソンミンとジュンウォンぐらいでは…(まあその2人がいれば十分というか、それなりに形になりそうな気もするが)。ここまで変動あると観てる側としては面白いけど、本人たちにとってはかなりストレスだろうし、ここまでベネの効果が大きすぎるというのも困りものだな…。私は投票してないからアレだけど、投票することに楽しみを見出しているタイプのオタクは離れそう。

でも来週から放送されるセミファイナルで、ついにプロデューサーミッションという神展開が来ました!めちゃくちゃ楽しみ過ぎる。放課後のときめきでは完全に「先生」という立ち位置だったトレーナー陣が、少年ファンタジーだと「プロデューサー」って感じに変更になってるんだけど、全員楽曲制作とかプロデュースが出来る人たちなので、4人がそれぞれプロデュースするステージで対決、というのは一番期待してた展開でした。しかも楽曲提供でって最高じゃん。これ観るためにここまで番組観てきたとこあるわ。

でもそろそろ結果というか、デビュー後の現実的な部分もチラついてきて、ちょっと気が重くなります。誰がデビューしても後味が悪くなってしまうのが、サバ番をリアタイする難点だな…。事務所の大きさが全てを決めると言っても過言ではない世界なので、サバ番で多少ファンを付けたとて大手と渡り合えるほど売れるとか思ってないけど、才能のある子には世に見つかって欲しいなと思うし、それこそボイネクの子達とサバ番出てる子達の違いってなんなんだろうなーとか思ったり。結局、一番大事なのは運やタイミングな気もして、ほんと残酷物語だなあと。おしまい。