アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

アンビバレントな感情

こんにちは。オリンピックが終わったらすっかりもとの生活が戻ってきました。楽しかったけど他の事をやる時間がなくなっちゃってたし、(私にしては)早起きと夜ふかしがセットになって、常に寝不足気味だったのでちょっとホッとしました。夏はいつも体力のなさを気力と省エネでカバーしてるところがあるので、睡眠時間を削られると結構わかりやすく疲れます。まだ現場もあるし食事とか睡眠とか結構意識してたり。こんなに健康に気を使って生活した事人生であったかな…って思う(毎日のように体温測ってるのも初めてだな)。

最近またカムバするグループが増えてきましたね。やっぱりオリンピック期間避けてたところもあるのかな。最近観たとこではTHE BOYZの新曲がなかなか良かったです。楽曲自体も良いけど、個人的にはコンセプトが好き。いやコンセプトって言うほどの明確なコンセプトがあるわけじゃないけど、夏!パリピ!ハイテンション!みたいな。これぞ清涼系ボーイズグループって感じする。夏曲のラフで色鮮やかな衣装好き。推しグルには一度はやってほしいテーマじゃないですかね。TXTもこういうシンプルに楽しいMVが観たい…(今回はもうあんまり期待はしてないけど)。


THE BOYZ(더보이즈) ‘THRILL RIDE’ MV

S2観るまでドボの事ほとんど知らなくて(グループ名ぐらいは知ってたけど…)、なんか勝手にIZ*ONEの男子版みたいなイメージを持ってました。みんな若くてビジュアルレベル高いみたいな感じ。わりと群舞系のパフォーマンスが売りのグループなんですね、みんな背が高くて見栄えよいし。ただ顔が綺麗すぎるせいかMV観てても全っ然顔が覚えられないんだよな(何度観てもハンニョンしか見分け付かん…でもS2の時からあんまり変わってなくて微笑ましくなった)。でもこの機会に他の曲も聴いてみよって思いました。

そして今はレドベルのカムバをめちゃくちゃ楽しみにしてます。最初はTXTと被ってしまったか(1日違い)…と思ったんだけど、コンセプトビジュアルがめっちゃ良くて毎日更新楽しみにしてる(なんならTXTより先にチェックしている…笑)。私こういう女の子の巨大化っていうか…ミニチュアの中にいる女の子、みたいな世界観、子供の頃すごい好きで。不思議の国のアリス的な感じ?多分完全な性癖なんでうまく説明出来ないんですけど、なんか夢があるっていうか見てるとワクワクしちゃう。

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こっちのレトロコンセプトもめっちゃ可愛いくないですか?正直レドベルの事はそんなに知らないんだけど(曲はだいぶ聴いてるが)、グループとしての完成度の高さというか世界観の消化力というか、出来上がってていいなあって思う。そういうグループ好き。そういえばエスパも世界観面白いし(KWANGYAは謎だけど)、SMってそういう事務所なんでしょうかね。あとやっぱり5人組良い。バランス難しいけどバチッとハマってる時の独特の気持ちよさがあって、なんか様になるしアイドルとしての王道感がすごい。どんな曲なのか楽しみにしてます。

週末にセブチのケレンがあったじゃないですか。実は観れなかったんですよ…日中仕事が入って、それが結構大変だったので帰宅してすぐ寝ちゃって。オンラインはドタキャンしても誰にも迷惑かけないからいいなと思いつつ、多分セブチの大きめのイベントはだいたい参加してきたので、ちょっとショックでした。冒頭に書いた通り体調管理に気を使ってて無理したくなかったのもあるんですが、やっぱり現場増えてオンラインに対する優先順位は確実に下がったよね…と思います。もしオフラインだったら無理してでも参加してただろうし(もちろん今は無理ですけど)。あーそれにしてもセブチが日本でコンサート出来る日はいつ来るのだろうか…。

でもなんか最近本当に珍しく鬱々としてるんですよ。せっかく現場が始まったのに思う存分楽しめるわけでもないし、むしろ悩み事や心配事が増えているのが現実で。前回も書いたけど「こんな事してていいのか?」って思ってしまうんですよね…。今までみたいにとりあえず申し込んで取れたら考える、みたいな浅慮な事では駄目なんじゃないかと。現場に行きたいって気持ちに変わりがないけど、何事にも優先順位というものがあって場合によっては諦めなきゃいけなものが出てくるし。あんまりネガティブ過ぎるのもどうかなって個人的には思うんだけど…慎重になるもの簡単ではないですね。

なので、気分転換にS2でも見直そうかなって思ってます…笑。色々感情がぐちゃぐちゃになる危険性は高いけど、でも余計な事考えなくて済むと思うし、最近はずっとワナワンの事ばっかり考えてたから初心に帰ろうかなと。ワナワンの記事も書きながら虚無感との戦いがあって「今更こんなものを書いて何の意味が…」みたいな考えが何度も頭をよぎったし、自己満足で終わるのならまだしも、逆に燃え尽きてしまわないだろうかとか思って心配だったんだけど、でもやっぱり書いてよかったな。言葉にする事で、自分がちゃんとワナワンを好きだっていう意思を確認出来た気がする。

でもあの長文書いてて私って結局オタクをやってる自分が好きなんだな…って思いました。いや薄々気付いてた事ではあるんだけど改めて。もちろん最初は「推しの事を書くぞ!」って思いで書いてはいるんだけど、結局は推しの事を思ってる自分の話しか出来ないんですよね。そりゃ私はただ推しを推してるだけのオタクであって、彼らの何もかもを知ってるわけではなく、自分にとって都合良いものを都合よく解釈してるだけなんだから、当たり前なんだけど。でもだから私はオタクが辞められないんだろうなとも思った。

私は過去に一度だけオタクじゃなくなった事があって、ハロヲタからジャニヲタになるまでの移行期間は今思うとオタクと呼ぶには何かが足りない時期だったなと思う。自分ではオタクを辞めてたつもりなかったし推しっぽい子もいたけど、ちゃんと推してる時とはちょっと違うっていうか、何をもって「推してる」と呼ぶのかは人それぞれだと思うけど、推しの事を考える時間とは比較的比例するような気がしてて、当時そこまで推しの事考えてたかと言うとね。今はブログを書く事で、推している自分の状況を可視化できてるので余計にそう思う。アウトプットする事で感情が実体を伴うみたいなところがあるし。

そういえばあの時書こうと思って止めた話があって。期間限定グループって、結局誰が得するんだろうなって。年に何十組も新人グループがデビューするK-POPの世界で、最初から注目を集められるのは基本大手事務所だけで、それを中小の事務所出身者でも可能にしたのがサバイバル番組であり、活動を期間限定にする事でファンの熱量にブーストをかけたのがプデュって事なんでしょうけど、でもプデュのシステム上、期間限定なのは大前提というか、事務所を跨いでグループを組む以上避けられない事じゃないですか。事務所も期間限定だから出演させるわけだし。

だから期間限定自体は後付けだと思うんだけど、デビュー後に実績と物語を積み重ねていく、その過程や時間をすっ飛ばせるサバイバルのシステムと期間限定の相性が思いの外良かったんだろうな。そしてそのドーピング(と敢えて言うけど)で得た人気と引き換えに、グループは短期間で消費されて、アイドルは稼げるだけ稼いで使い捨てられると。まあ期間限定だろうと売れないより売れたほうがいいという考えも分かるし、勝ち組のまま華々しく散っていくのも凄い事だし、アイドル自身にとっても自分の価値を上げるチャンスだけど、あまりにも商業的過ぎてちょっと哀しい。

ただ企画の段階ではそこで出来たグループってあくまでおまけというか、本当にただの限定グループでしかなかったんじゃないかなっていうのは何となく想像できるんですよね。エムネにとっては番組自体が盛り上がればいいのであって、その後のグループ活動はオマケというかご褒美的な。実際ワナワンの活動見ててもそういうの多いし。ただその一方でカムバしてコンサートして音楽番組やバラエティに出てっていう、普通のグループと同じように…というかそれ以上に活発に活動をしたもんだから話がややこしくなっちゃったんだろう(そしてそれに味をしめてしまったCJ…)。

エムネの新しいサバイバル番組も、日中韓の練習生を集めてるのが気になって観てみようかなと思ってたんだけど、この間IZ*ONEが残念な最後を迎えたばかりなのに、また期間限定でサバイバルやってるのあまりに商根凄まじ過ぎて萎えた…笑。不正とか悪編とか投票云々よりも無責任さが目につくっていうか、うまい汁だけ吸う気満々なのがな。システムを変えたところで投票は投票だからプデュの焼き直しにしか見えないし。私はプエクや日プ2もメンバー違うだけで同じ事の繰り返しだなって飽きちゃったタイプなんで…。あと正直な話をすれば、プデュ的な存在を推すのは一度で十分だなって思う…笑。

まあオーディション番組自体は好きなので、そのうち気が向いたら観るかも知れないですが、アイドルがただ消費されて使い捨てられていくのを、娯楽として観るのはなかなかつらいなものがあるな、というのはサバイバル番組に対して感じるところではあります(お前が言うな状態ではあるが)。以前アイドルを消費する事について書いた事もありますけど、まあその矛盾というか罪悪感みたいなのこそが、オタクが抱えていかなきゃいけない業なのかなって気もしますが。というわけで、ちょっとまとまりなくなってきたので、今回はここでおしまい。