アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

現実とフィクションの間

こんにちは。オリンピック終わりましたね。あんまり特定の選手とかチームを応援するみたいな意識で観戦すると疲れるし緊張するので、出来るだけフラットにというか、シンプルにゲームとかパフォーマンスとして楽みたいなって思ってたんですが、やっぱり日本の選手が頑張ってると応援したくなっちゃうな。特にスケートボードは選手が10代の子ばっかりで、あんな若いうちから世界で戦ってるんだ…と思うとなんか感情移入しちゃいます。選手同士で称え合ってるのとかね…。結構スポーツの沼もヤバいって聞くけど(野球とかフィギュアとか…)、何となくハマる人の気持ちが分かってしまった。

普段スポーツとか観ないので、完全なミーハー勢ではありましたけど(まあでもオリンピック観てるのってそういう人が大半だろうし、そういうものなんでしょうけど)、人間が作ったフィクションには到底描けないドラマを見せてもらったなと思いました。なんか現実でここまで面白いものを見せつけられると、アイドルってやっぱり作られた存在なんだよなって事を思い知らされるというか、自分がアイドルの事とかかであーだこーだ言ってるのがちょっと馬鹿らしくなってくる…笑。まあもちろんスポーツの世界も綺麗事だけじゃないとは思いますけどね。

アイドルにも完全なフィクションとは違ったリアルさがあって、現実とフィクションを行ったり来たりしてる感じというか、演じている部分は絶対にあるけど全ての言動に台本や演出があるわけでも正解があるわけでもない、その曖昧なところが面白いなと思ってて。でも実在するがゆえの残酷さみたいなものもあって、どんなに上手に隠しても裏側は確実にあるし、時には知りたくなかった事とも向き合わなきゃいけないし、それがきっかけで離れてしまう事も当然ある。まあ良くも悪くもそれが面白くてドルオタをやってるわけなんだけど、なんかそんな事を思った五輪期間でした。

そしてサマパラの2回目に無事行って来ました。前回とは違ってかなり落ち着いて観れたと思うんですが、2回目もめっちゃ楽しかったです。また1バルだったのですが、今回はサイドの席ではなく正面からステージがバッチリ観える席でした。ステージに近いのも臨場感あっていいですけど、私はスタンド前列が観やすくて好きです。前回天井ステージがあまり観えなかったって書きましたが、何よりモニターが全然観えない位置だったんですよね。結構モニターの演出の効果も大きいので(特にHiHiはわりとモニター使った演出多いから)、いくらステージに近いとは言え見切れ席だと楽しみが半減するな…と思いました。

セトリは全体的に可愛い系よりもかっこいい系が多めで、みんなで盛り上がるというよりはじっくり観せる聴かせるコンセプトだったのかな、と思います。なんとなくキスマイ曲が多めな印象でしたが、気に入ってるのは『$10』『lucky man』『無邪気な時間は過ぎやすく』、あと生では初めて観る『青にDIVE』『駆ける』も良かったです。『High Beat』はファンサ仕様で楽しかった。ソロだと個人的に瑞稀くんのプリプリが大優勝。作間くんのブラシンはパフォーマンスも良かったけど何より衣装が最高に似合ってて終始目の保養でした…笑。新衣装は黒いのも黄色のもめちゃくちゃかっこよくて好き。

あと最後の挨拶、最初に入った時は代々木の発表があった翌日の公演だったから、決意表明みたいな内容だったのかなって思ってたんですけど、結構毎回そういう挨拶をしてるみたいで。今回もかなり熱いコメントをしてて、こいつら泣かせにきやがるぜと思いました…笑。瑞稀くんが「昔は自分がデビュー出来ればそれでいいと思ってたけど、今は5人一緒じゃなきゃ嫌だと思うようになって、そうなった自分に驚いてます」って言ってたのにめちゃくちゃグッと来ましたね。瑞稀くんとかはしもっちゃんは、Jr.の置かれてる状況が昔とはだいぶ変わった事も痛感してるだろうし、もうHiHiで自分の出来ることを全部やるって腹をくくってるんだろうな…って思いました。

久しぶりの現場は本当に本当に楽しくて、改めてオンラインとの差をまざまざと見せつけられてると言うか痛感しまくってますが、その一方でこんな事してて良いのだろうか…と思います。それまでは基本自宅で仕事、たまに出社するのに数十分間電車に乗るぐらいの生活だったので、それほど神経質にはなってなかったんですけど、いざ現場が決まって足を運ぶようになるとやっぱり怖いし、迂闊な行動はできないなって思う。万が一の事がないようにと今まで以上に慎重に行動してますけど、いつ何が起きてもおかしくない状況なので。少なくとも以前みたいに誘われたから興味本位で参加、みたいなのは当分無理ですね。

やっぱり現場で観るのと画面で観るのとでは全然違うし、私はその違いをちゃんと知ってしまってるんだな…って思います。去年K-POPにハマって十分過ぎるぐらい供給があって現場なくても楽しく過ごしたけど、それは私が知ってるオタ活とは違ったなと思う。でもおかげで現場以外にも楽しみ方はあるって事を知れたとも言えるし、経験してマイナスになる事ってほとんどないですけどね(ゼロとは言わないけど)。自分がいつまでオタクでいられるか分からないけど、新しい事は受け入れられる人間でいたなあって思いました。何か謎のお気持ち表明になってしまった。おしまい。