アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

現場が恋しいオンライン

こんにちは。先日、久しぶりに職場のジャニヲタ仲間と会社で会って(お互いリモート推奨部署なので)、オンラインで観てる?って話になり。同僚はデビュー組に本命がいつつもJr.にも推しがいるっていう子なのですが、「正直、結局観てもあんまり集中できない。なんなら買っても観るの忘れてたりする」という話で意気投合してしまいまして。別に推しに対する熱が減ったとかそういう事はまったくないんだけど、「我々、自分が思ってた以上に現場が好きだったらしい」という結論に至りました。やっぱり人と話すと気持ちの整理できていいですね。最近本当に仕事の話しかしてなかったんで…。

10月3日、4日にキスマイのオンラインライブがありまして、HiHiがバックに付くという事で初日観たんですよ。何回かジャニの配信ライブは観てきましたけど、完全にバック目当て(キスマイごめん)で観るのはこれが初めてだったんでかなり不安でした。金額も多分今までで一番高いし、果たして金額分の満足を得られるだろうか…という疑問が頭をよぎりながらも、後悔はしたくなかったので買いました。結論から言うと、楽しかったです。もちろん金額分は十分楽しめましたし、なんなら今年観たジャニの配信の中では一番楽しかったかもしれない。けど、ドームで観たかった…というのが素直な気持ちでした。

キスマイはさすがのパフォーマンスだったし、相変わらずドームの使い方も上手で歌も生でしっかり歌うし、本当に観てて飽きない素敵なステージでした。曲もいいしね。あとHiHiやJr.の扱いもかなり良かったんじゃないかな〜オリ曲も歌わせてもらえたし。特にキスマイとHiHiのローラーコラボは最高でしたね。HiHiがローラーでドームのステージを駆け抜ける姿は本当に素晴らしくて…。2年前から言い続けてるけど、HiHiは絶対に広い会場でパフォーマンスしたほうが魅力が発揮できると思うので、まさにずっと待ち望んでいたステージだったんです。ただ、楽しかったがゆえに「これドームで観たかった」という結論に、どうしてもなってしまうんですね。悲しい事に。

ここ半年間、いくつかのオンラインライブを体験してきました。まあちょこちょこ感想などは書いてきましたけど、やっぱり何度観ても何を観ても、現場がない代わりの苦肉の策というか、代替物でしかないな、というのが本音です。オンラインならではの楽しさみたいなものが味わえたのは、マルチアングルを取り入れてたセブチのケレンぐらいかな。それ以外だと、チャットとかZoomとかを使ったファンとのコミュニケーションはあったけど、残念ながら私はそれを特に求めてないんですよね…。まあこれは個人差があるでしょうけど。

現場のほうが楽しいのは言わずもがなというか、これを否定するオタクは誰一人いないと思いますが、ライブ映像を観るという意味でも、普通にBlu-ray観たほうが画質もいいし、好きなタイミングで繰り返し観れるわけで。現場に行けない人が観れる事や、落選がない事も一つのメリットだとは思いますが、よほどのプレミアチケットでもない限り、むしろ当落がある事により現場の価値が上がっている部分があるので、メリットと素直に言っていいのか分かりません。どちらかと言えばそれは現場と配信の両輪でやる場合に置けるメリットだと思うし。

あと何より色々観てきて毎回思うのが、リアルタイム感があまり感じられない事なんですよね。いわゆる臨場感とか、現場にいる感が出せないのは仕方ないと思うんですけど、場所は違えど同じ時間にパフォーマンスをしてるっていうライブ感っていうんですかね…。そういうのを感じた事は一度もないんですよね。せっかくリアルタイムでやってるんだし、そのライブ感みたいなものを伝える仕組みがあるといいのになあと思うんですが…。マルチアングルのシステムにはその可能性あると思うんだけど、いかんせんまだ出来る事が限られてますね。

現状はないよりマシ。それこそ私がTXTやセブチの配信を比較的楽しめているように、現場を知らない新規にとっては(ある意味知らぬが仏なので…)貴重な機会だしありがたいんだけど、むしろ、この状況でどこまで既存のオタクを手放さずに新規を増やし、現場ができるようになるまでオタクの気持ちをつなぎとめるておけるかに注力してる気がします(もちろんこの期間の集金活動も含めて)。そしていざ現場が復活した時、しっかりとオタクの欲求不満を解消できるかどうか。現場がないという理由で離れてしまうオタクもいるかもしれないけど、多分そういう人は現場が復活すれば戻ってくるので。我慢比べですね。

舞台系がすでに通常営業に戻りつつあり、大型ライブ系の現場もさすがに来年春までには動き出すんじゃないかなと思いますが(オリンピックの問題も控えてるからね…)、今後は「やっぱり現場が一番!」派と「オンラインで十分じゃね?」派が生まれる予感はします。というか、特に私みたいなDDは確実に現場で観たいグループと、オンラインでいいグループ、という選別をし始めるでしょう…。まあその基準は人それぞれなので、アイドル自身の評価とは別の話になりますけど、オタクにとってはアイドルに対する評価の基準が結構変わってくるかもしれないなと思いました。

なんかそんな事を感じたオンラインライブでした。今月はキンプリ、セクゾと続くのですが観るかどうかは自分でも分かりません。今回のキスマイも結局当日に買ったので(まあHiHiが付くかどうかを見計らってたのもあるけど)、多分、ギリギリまで悩むんだろうな。ただ今後は、かなり強めの動機がないと配信には手が出なくなってくるんだろうなーという気がしてます。最初の頃にあったチャリティー的な意識は確実に薄れてきたと思うし、良くも悪くもこの状況に慣れて冷静になってきて、取捨選択が出来るようになってるなと。現場や配信に何を求めるかによるのかもしれませんが、ちゃんと配信を楽しんでいる人がちょっと羨ましいです。

そして明日4日はTXTとセブチの『SUPER ON:TACT』です。実は今日のキスマイを観るのに迷ってたのは、翌日これがあったのも理由です。やっぱり今はK-POPの方に重心があるので、ジャニを同時に追うのかなり難しいなと痛感していて。でも屁理屈って思われるかもしれないですが、私はDD(雑食)である事は否定しませんが、自分を掛け持ちだと思った事ないんですよね。実際掛け持ち出来てないし…。多分もう少しK-POPへの熱が落ち着いたら気持ちの切り替え出来るようになると思うんですけど。

最後に全然関係ない話ですが、なんとなくタイミング的にここで書いておかないと、書く機会ないかもしれないので。BLACKPINKがカムバして、タイトル曲『Lovesick Girls』のMVが公開されたんですけど、すごい好きなタイプの曲でした。ティザーの時から結構期待してて、ギターロックっぽい音がめっちゃ好みだったので、このテイストで来たら嬉しいなーと思ってたらドンピシャり。


BLACKPINK – ‘Lovesick Girls’ M/V

ブルピンってコンセプトとかビジュアルはわりと好きなんですが(ジェニのお顔が最高に好き)、曲があんまりピンと来てなくて、やっぱり私はガルクラ合わないのかなって思ってたんですけど(唯一好きなのは『AS IF IT'S YOUR LAST』)、こういうメロディがしっかりしてるタイプの曲はやっぱり好きです。少し古いかもしれないけど、切ない系ロックサウンドに弱いのです。今年聴いたヨジャの中では『Psycho』『Maria』と並んで好きかもしれない(どれも全然系統違うけども)。

でも1stフルアルバムのタイトル曲にこういうタイプの曲を持ってきたのは意外でした。『DDU-DU DDU-DU』とか『Kill This Love』系で来るかなと思ってたので。ただチャートは相変わらずBTSの『Dynamite』が独走中なので意外と伸び悩んでるっぽくて、なかなか難しいもんだな…と思いながら見てます。10月のカムババトル、なんだか凄いことになりそうでワクワクしますね。おしまい。