アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

FUNNEXTDOOR

こんにちは。夏休みということで(?)今回は書き溜めていたBOYNEXTDOORの初リアリティ『재미있어 보이넥(FUNNEXTDOOR)』の話をしようかなと思います。全6話で一旦終わったけど(おそらくシリーズ化していくかと思いますが)、ほどよくメンバーやグループの解像度があがる良質なリアリティでした。メンバーの性格とか関係性とかが結構見えてくるので、K-POPの文化の中でも特に良いコンテンツだなと思うわ。とりあえず個人的な見どころ的なところに触れつつ、各話の感想を書いていきたいと思います。


BOYNEXTDOOR (보이넥스트도어) '재미있어 보이넥' EP.1

EP.1の話は始まった時にブログでちょっと書いちゃったんだけど、初のリアリティ撮影ということで宿舎にカメラが設置されるところから始まり、日常の様子や休日の過ごし方に密着という感じ。今までこの手のリアリティってTXT、セブチ、ワナワン、NJと観てきたけど、なんか一番初々しい感じするな。もっと前の準備期間からリアリティ撮っててもおかしくないけど、わりとデビュー間近に撮り始めてるので、まだ慣れてなくて自然体というかいい意味で素人感が強めな感じ(ワナワンはエムネ制作なのでだいぶバラエティ寄りだったけど)。


BOYNEXTDOOR (보이넥스트도어) '재미있어 보이넥' EP.2

EP.2はもうイハン君が無双状態でしたね。お魚への愛がすごすぎてアイドルのリアリティを見てるとは思えない…。普段大人しいのに魚の話してるときだけすげーお喋りになるのとか最高過ぎるけど。なんかここまでアイドルと全然関係ない趣味に没頭してる子珍しくない?芸能人って音楽好きとか映画とか小説とかマンガとか、ファッションとか何かしら仕事の延長線上みたいな趣味が多いと思うんだけど。そのうちお魚のお仕事とか出来るといいよね…。とりあえず早急に海に行ってほしい。


BOYNEXTDOOR (보이넥스트도어) '재미있어 보이넥' EP.3

EP.3はウナク君のバスケがメインかな?結構負けず嫌いな性格なのが伝わってきてよかったです。3月4月ぐらいの撮影だとちょうど韓国での『SLAM DUNK』ブームも最高潮ぐらいの時期なんじゃないかなーと思うんだけど、本当にK-POPのバスケコンテンツ多いな。ちなみにウナク君は三井寿が推しらしい(めちゃくちゃわかるぞ)。あとテサン君とウナク君のショッピングVlogも良かったので、そのうち日本で古着屋巡りとかやって欲しいな。渋谷原宿より下北高円寺辺りが合うと思います。


BOYNEXTDOOR (보이넥스트도어) '재미있어 보이넥' EP.4

EP.4からは旅行というか合宿?に突入ですね。メインはサバゲーだったけど、正直みんなプレイに集中しすぎてバラエティとしては全然撮れ高なさすぎってなってしまった…笑(セブチというかゴセに慣らされすぎている)。なんか団体戦の後に個人戦もやったらしいのに全カットされてるから色々とお察しなんだけど、まあ本人たちがすごい楽しそうだったので良しとしよう。あと細かいけど6人で同じ部屋で寝るの初めてって言ってて、KOZほんとに福利厚生いいな?ってなった。


BOYNEXTDOOR (보이넥스트도어) '재미있어 보이넥' EP.5

EP.5はスベリ散らかした特技披露からのご家族ビデオレターで、高低差半端なかった…。ご家族の応援もめちゃくちゃ素晴らしかったのでうるっときたけど、個人的にウナクくんの「今日コメントしてくれた人が明日いてくれるかもわからない」って言葉が妙にリアルでグサッと来たな。前にも書いたけど、サバ番だったりプレデビューとかでファンを増やしてからデビューするグループ多いし、完全非公開ってそりゃ不安だよなと(運営としても悩みどころだったろうが)。でもデビューはスタートでしかないし、不安な気持ちあるの当然よね。


BOYNEXTDOOR (보이넥스트도어) '재미있어 보이넥' EP.6

最後のEP.6はほのぼの(?)バンジー回でしたね。なんか全員余裕で飛べそうだなと思ったけど、怖がりのジェヒョン君がせっかく足球で罰ゲーム勝って回避したのに、謎にリーダーシップ発揮して「全員で飛ぼう!」って言い出して、結局言ったことを後悔するっていう流れ完璧でしたわ。君バラエティわかってんねっていう…笑。まあ罰ゲーム系は怖がる子いないと面白くないので大正解なんだけど、狙ってやってなさそうなところが天性の主人公タイプだなってなりました。

個人の掘り下げみたいなのはそこまでなかったけど、チームの雰囲気みたいなのは伝わってきたし、もっと知りたいって思わせるリアリティでした。率直な感想としてはまず03の3人が全然年上っぽくないのがなんか新鮮だった。仕切りとかトークではちゃんと率先してやるんだけど、それぞれ思ったままに動いてるだけというか、あんまりしっかりしようみたいな気負いがない。逆に04の2人は想像してたよりしっかり者で、どちらもマイペースでちょっと独特なところあるけど(イハン君はちょっとどころではないが)結構精神的にタフなタイプかもなって思った。

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ウナク君は溺愛されてるのは想像通りなんだけど、「あーはいはい」みたいな感じでヒョンたちあしらってるのが賢い子なんやろなって思う。完全に甘やかされてるっていうよりは程よくおもちゃにされる感じというか、それを分かってて受け入れてくれる懐広いタイプ。マンネが可愛がられるのはどこのグループでも同じだと思うけど、扱い方とかにはそれぞれ個性あって面白いし、ジェヒョン君がよく「ウナクがいなかったらこのチームは出来なかった」みたいなことを言ってるんだけど(バーベキューの時にも言ってる)、なんかわかった気がした。

ビデオレターの下りはあったけど全体的にはタイトル通り明るくて楽しいリアリティで良かったな。感動エピソードとか苦労話なんていくらでもあるだろうし、もっとお涙頂戴的な要素あるのかなと思いきや、あんまりネガティブなところは見せないようにしてた印象でそこも良かった。まあ本当に大変なのはこれからなので、今はただただ楽しく一生懸命頑張ってるところを見せてくれればいいし。できれば練習生時代の話とかデビューが決まる時のエピソードとかも知りたいけど、そのうち本人たちが語るような機会があったらいいな。

このリアリティ以外にもビハインド系のコンテンツが他にもいっぱいあって。また新しいのがすぐ始まるっぽいし、この充実っぷりはハイブだなって感じする。TXTにハマった時もとにかくコンテンツ系の動画が多くて観るの一苦労だったし(当時は日本語字幕が付いたり付かなかったりしてたのもあるので、それ時よりだいぶマシだけど)。基本的にはオタク向けのコンテンツではあるけど、こういう蓄積が後々響いてくるんだろうなって思う。まあそういうのを頑張ってきた事務所なんだろうけどね。

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ついでにちょっと違う話をしますが、8月10日に「2023 K GLOBAL HEART DREAM AWARDS」という授賞イベント?があり、ボネドが初の授賞式登場でした。まあいわゆる参加賞的なものがもらえるタイプの授賞式ではあったんですが、なんかスーパールーキー賞っていう一応メインの新人賞とをもらって。ハイブの新人グルだから当然やろという話もあるとは思いますが、でも8月10日はテサンくんの誕生日だったので、記念日に良い思い出が出来てよかったなあってなりました。

『One and Only』と一緒にカバーもステージをやったんだけど、まさかのCharlie Puthの『I Don't Think That I Like Her』のカバーでビックリした。韓国の授賞式で洋楽カバーする新人初めて見たけど…。もう1組新人がカバーやったんですけど(xikersっていうアチズの弟グルらしい)、その子たちはイリチルの『英雄』をやってて、英雄カバーは鉄板よな…って思いながら、ボネドは何やるんだろ?って思ってたらまさかの洋楽。私的にはめちゃくちゃ最高だったけど、K-POPの新人グループが見せるパフォーマンスとして正解なのかはよくわからん。

まあ今回のステージに限らず、メンバーや運営も含めてボネドがやっていきたい音楽の方向性って要するに大衆向けの音楽なんだろうなっていうのを感じて、目標としては素晴らしいと思うし、メンバーの歌声とかにも合ってると思うし、個人的な好みとしても大歓迎なんだけど、それなりに茨の道ではあるよなあって。基本的にナムドルって聴きやすい曲とか大衆ポップとは相性が悪くて、ビジュアルの良さだったり派手で分かりやすいパフォーマンスのほうが手っ取り早く確実にオタクを掴めるっていうのが実情としてあると思うのよね。

オタクの気持ちとしては、自分たちがやりたい音楽を楽しくやってくれればいいなと思うけど、やりたいことをやり続けるためには絶対に結果を出さなきゃいけない世界だからさ。清涼系で成功したと言われてるセブチだって音楽面ではかなり試行錯誤して今があるし、TXTだって初期の清涼系から1年そこそこで方向転換してる(と私は思っている)し、結局お金を出すのはコアなオタクなので、そこにハマる売り方するのは商業音楽としては正しいし…。まあ音楽性みたいな部分に関してはオタクに口出し出来る事がないから信じて応援する以外選択肢ないけど。

せっかく楽しいコンテンツの話をしてたのに、最後シビアな話になってしまったな…。売上とか人気の話はK-POP追ってるとやっぱり切っても切り離せないんだけど、とはいえあんまり積極的にしたい話ではないなと…。まあカムバで結果を出していくしかないんだけど、なんかRIIZEっていうSMの新グループのデビュー日と被ってしまったらしいので、うまく相乗効果とかになるといいな。ボネドのファンダムわりとのほほんとしているので、ライバルとかいたほうが頑張るかもしれん。おしまい。