アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

あるもの探し

こんにちは。7月ということは上半期が終わりましたね。もう今年が半分終わってしまったなんて恐ろしすぎるけど、せっかくなのでさくっとオタ活を振り返ってみようと思います(正直ボネドに相当上書きされたが)。2023年はもうオタクとしては完全に通常運転に戻ったかなと思うんだけど、改めてオタ活=現場だなあというのを感じた上半期だった気がする。現場とそれ以外のアレコレは全然別物だし、おまけとまでは言わないけど、やっぱり現場を大事にしておけば大丈夫だなって思った。逆に現場へのモチベがなくなったらそれはもう潮時という分かりやすさもいい。

何度も書いてますけど、今年は全然ジャニの現場に行けてないです。いかんせんチケットが取れない。こんなに取れないのジャニオタになってから初めてだと思う。私はチケ業務に関してはわりと常識の範囲内でやってるほうなので、デビュー組に対してはこんなもんかなーという気持ちもあるけど、Jr.はわりと現実との乖離がすごいなって感じもあるので結構もやもやしますね。倍率だけ高くてチケット余らすのとか見るとなんだかなあとは思う。グループ別に名義を分けするだけでだいぶ解決する問題なのに、それを放置する正当な理由がないしね。

まあ今年はそもそも推しの現場が少なめというのはあるし、一応HiHiを観に行けたのでホッとしてるけど、コロナ前にあんなにサクサク現場行けていたのが不思議。私が6年前に作った名義18万台なんだけど今会員数180万台らしく、そりゃ取れんわという気もしつつ、でもグループ単位で考えるとこの6年でそこまでファンが増えてるとも思えないしなあ。まあ私はハイ美のデビュー待ちという状態に入ってるからもうなんでもいいんだけど、バリバリ現役Jr.担の子たちはこの地獄のシステムと戦っていくの大変だろうな…。それもオタ活かな。

逆にジャニ以外の現場はそれなりに行きたいところに行けているので、満足度高いです。日向坂、乃木坂、STAYC、エスパ、TXT、レドベル、セブチ、ペンタ…。FC入ってるグループももちろんありますが、一般先行があるのが本当に助かる。ジャニのFC会員が圧倒的有利なシステムはオタクにとってはいいと思うんだけど、ライト層というかちょっと行ってみたいぐらいのオタクにとっては本当にありがたい。下半期の現場も申込中の公演色々あるんで、この調子でお願いしたい所存。改めてジャニの異質さを痛感するわ。

そして先週末はNJとTXTの配信はしごをしておりました。結局7月1日はNJ、2日はTXTを観たんですけど、NJは新曲の『ETA』の初披露があったり、ダンスバトルとかソロのカバーコーナーみたいなのもあってなかなか楽しかったです。まあ内容自体はやっぱりファンミだなーって感じで、持ち歌は全部やっても(Zeroはやってないけど)、全体的にトークとゲームとかが中心でした。でも基本的にファンミって現場で見ないとあんま楽しくないタイプのイベントではあるので、きっと現地だったら10倍は楽しかったでしょうね…って感じ。

テーマがキャンプだったので、野外みたいなセットとか、ガールスカウトっぽい衣装とかも可愛かったですね。いつものNJのY2K的な派手さはなかったけど(というか衣装は全体的にシンプル過ぎじゃと思ったけど…笑)、10代のナチュラルな雰囲気全開って感じで良かったです。舞台構成とかはもっと面白い仕掛けとかを用意してるかなと期待してたけど、意外と普通だった。でも何よりNJにとって初の単独公演でもあるので、もうそれだけで良いというかやることに意味があるのですよ。

新曲の『ETA』はめちゃくちゃNJらしいオシャレダンス曲って感じでしたね。夏っていうよりは残暑みたいなシックな雰囲気もあり、それこそ夏フェスとかでやったらかなり盛り上がりそう。年末の授賞式とかでも結構出番が多くなりそうなタイプじゃないかな。ただどちらかというと良質な収録曲って感じで、リード曲としては若干渋めな印象でもあるので(一発目だからAttentionやDittoみたいなインパクトを期待してたのかも)、他の楽曲がどんな感じになるのかも楽しみだなと。

なんか久しぶりにファンミを配信で見て思ったんですけど、コロナ禍で観客が入れられない時期のファンミって、映像で見せることが大前提になっていたからこそできる演出とかが結構あって、今振り返ると意外と凝ってたのかもしれないと思った。私はTXTとセブチだけしか知らないけど、映像を駆使する演出はわりとK-POPの得意とするところだと思うし、事前収録を自然に混ぜたりしてただのオフコンの代替品ではない良さがあったんだなと。何がいいたいかというと、オフラインを前提とした配信はただの中継であるという…笑。

そしてTXTの京セラですが、基本的な構成はアリツアのままだったんですけど、追加された日本オリ曲がとってもよかったですね…。なんでこれを日本のアリツアでやってくれなかったんだろ…意味分からん。私TXTの日本オリ曲って普通に好きで(めちゃくちゃJ-POPなので本国の楽曲と系統違いすぎてTXTっぽさは皆無だけど)、一度ちゃんとライブで聴きたかったんだよな。新曲も良かったし。結構ギリギリまで悩んでたけど、やっぱり現地に行くべきだったかなあ…。行ったら行ったでまた別の感情を抱いていた気がしないでもないけど。

1日目にテヒョンが泣いちゃった話だったり、2日目のメントでスビンが「ドームに経つのは大きな夢の1つだった」って言ってたりするのを聞いてると、やっぱりそうなのか…と思って。去年のセブチもそうだったけど、やっぱりグループにとっては「ドームでやる」って自信に繋がるし、やる事自体に価値があるんだろうな。それがTXTが見たい景色だったのならそれだけでもやった意味があるなと思ったよ。日本での人気という意味では後輩グループに先を越されてたし、色々プレッシャーもあったろうなって思うし。

でもそんな夢のステージならなおさらもっと頑張れよハイブという気持ちにもなった。ドームならではの演出だったのはトロッコぐらいだったし、配信だったのでかなり冷静に見てしまったけど、よくこの構成でドームやれると思ったね?って感じだったよ。セットもほとんど組まず演出は映像をスクリーンに流すだけで、確かに映像だけでも成立はするけど、ディテールに対するこだわりってそのままステージに出るってわかってるだろうに…ってまた私の悪い癖が出てるのでもうやめときます。


Pretty U (Original: SEVENTEEN) - BOYNEXTDOOR [Music Bank] | KBS WORLD TV 230630

ボネドが先輩のカバーやるの公式だと初めてなんですけど、まさかのイエップダでひっくり返った。いや新人が先輩の曲カバーするの当たり前だし、それがセブチなのもイエップダなのも特になんの違和感もないし、なんなら新人がカバーするのにこれほど適した第3世代のグループないやろっていうレベルだけど、でも最初はブロビじゃなくていいんですか?っていう。意外とZICOとの絡み少ないから、もしかすると敢えて避けてるのかもしれないけど。まあ年末に期待するしか…。

事前にメンバーが分かりやすくスポってたのもあり、どちらかというと「大丈夫そ?」みたいな気持ちのほうが強くて観るまで心配してたんだけど、わりと良くてホッとした。ステージの出来とかクオリティが云々っていうよりは、みんな準備頑張ったんだろうなと思って…。この動画は今年定期的に見ることになりそう。あと制服衣装がまじで最高。デビュー活動の時は意外と制服モチーフの衣装がなくて、緑のブレザーとブリティッシュスクール系の制服ぐらいだったのよね。制服衣装なんていくらあってもいいですからね。どんどん着てこ。

なんかセブチの曲って地味にむずいと言うか、よくサバ番とかでも課題曲になるけど、結構敬遠されるし失敗するパターンも多いじゃないですか。ダンスが難しいっていうイメージが先行しがちだけど、それ以上にボーカルの難易度高いから歌で事故りがちなのよね。ボネドはいわゆるパワーボーカルはいないので、ちょっとキツイだろうなと思ってたけど(キーはちょっと下げてたし)、スングァンのパートやったリウくん結構良かった。ボーカルが物足りない分はラップラインがカバーした感もある(正直初期のヒポチよりゴニョゴニョ…)。

私あんまり他グルとの絡み興味ないタイプなので(関係性があるグループ同士ならいいけど)、ボネドにセブチカバーして欲しいなんて思ったこともなかったし、むしろあんまり絡んでほしくもなかったんよね(カラットはハイブアレルギーすごいし…)。でもヨドルとは違ってなかなか大衆ヒット曲が出せないナムドルは、有名所のカバーとかやるの結構大事なんだろうなーと。TXTもBTSよりSHINeeのカバーのほうが評判良かったけど、単に事務所の先輩をカバーすればいいってもんでもないし。まあセブチはどこの新人がやっても似合うだろうけど。

なんか久しぶりにイエップダをじっくり見て、歌詞からメロディから振り付けから改めて最高傑作だなって…。それに個カムを見てたら「2023年にイエップダのチッケムを見ている」っていう自分の状況がなんか不思議すぎて妙な感情になった…。セブチの初期のステージは当然見てるんだけど、個カムまでちゃんと見ようと思ったことはなかったなーと思って。当時も全員分の個カム出すような文化があったのかどうか分からないけど(もう削除されてたりしそう)。


BOYNEXTDOOR (보이넥스트도어) '재미있어 보이넥' TEASER 1

リアリティも始まりますねえ。これが普通なのかもしれんが供給多くてありがたし。この間、プレディスボーイズが気になるだのどうのこうのとか書いたけど、このままボネドに愛着湧きすぎて、プレディスからデビューする頃にはもうそれどころじゃなくなってるオチがうっすら見えてるような…。仮にとんでもない逸材がいたとしても、その魅力よりも感情移入が勝つこともあるあるですからね。そういう理屈とかセオリーが通じないところも、アイドル推す面白いところだし。

さっきTXTのドームの話しましたけど、韓国でアイドルになりたい子達って、やっぱりそれなりに大きい夢を持ってる子が多いじゃないですか。今やK-POPのアイドルがビルボードで1位取る時代だし、夢が大きくなるのは当然なんだけど、でも韓国でメジャーな音楽をやりたいと思う若い子にとって、最初に来る選択肢が「アイドル」なのって結構凄いことだなと思って。だって日本だったら音楽で成功したいって思う人は「アイドル」という仕事を一番には選ばないじゃないですか。

少なくとも楽曲制作が出来るとか歌唱力があるとか明確に武器があるなら、その能力が活かせるジャンルでって考えるのが一般的だし、バンドでもシンガーソングライターでもラッパーでも、アイドルの他にいくらでも選択肢がある。アーティストの世界で戦うのはアイドルより大変かもしれないし、結果的にアイドル的な売り方をせざるを得ないこともあるだろうけど、でも選択肢としてはちゃんと存在していて、実際に成功するルートがあるのは、素晴らしいことなので。

別に韓国のアイドルは本当はやりたくないのにやってる、とかそういう話をしたいわけじゃないんですよ。中には純粋に「アイドル」という存在に憧れてアイドルを目指す子もいるだろうし、私はアイドルという存在が好きなので、「アイドルになってくれてありがとう」って心から思うしね。でも韓国の音楽業界で成功する方法として、「アイドル」ってかなり確立されてるんだろうなと思ったりした。まあ結局は本気でやれる子しか生き残れないとは思うが。

何を目指してるかは本人にしか分からないことなので、全員が全員スーパーアイドルを目指すとも限らないけどね。どうしてもトップ層ばかりに目に行くけど、現実にはいろんな規模感のアイドルが自分たちらしく活動してて、それを単に売上とか知名度みたいなものだけで図れるとは思えないし。アイドルとして何が幸せなのかとか、何を持って成功と呼ぶのかは人それぞれで、同じグループのメンバー同士ですら考え方は違うんじゃないかと思う。オタクとしては推しに一番になって欲しいって思っちゃうけど、それも結局はただのエゴかもしれない。

よく言われる「大手からデビューしなきゃ意味ない」みたいな論調も、確かに現実的にはそれが売れるための最短ルートではあるし、事務所選びでスタート地点が違うのは事実なので、大手に入ったほうがいいに決まってるんだけど、大手であることが負担や足枷になることもあるのよね。例えばもしKOZがハイブの傘下じゃなかったらこんなに恵まれた環境ではデビュー出来てなかったと思うけど、でも「ハイブ」という色眼鏡で見られるのキツイだろうなと思うことも結構ある。ないものねだりかもだけど、中小事務所で伸び伸びやったほうが合ってたかもなとか。

でもNJに対しても全く同じことが言えるけど、ADORやKOZがハイブの傘下じゃなかったら違うコンセプトで違うメンバー構成のグループになってたと思うんだよね(おそらくプレディスボーイズもそうでしょう)。まあミンヒジンはハイブ関係ないって頑なに言い張ってるけど、ハイブのネームバリューやリソースを使ってる以上そんな屁理屈は通用しないので…笑。多分ハイブって芸能事務所としては構造が歪すぎるんだろうなあ。なんかよく分からん話になってきたので終わりにします。おしまい。