アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

ブレイク前夜

こんにちは。梅雨っぽい季節になってきましたね。蒸し暑いのになぜか肌寒かったりするのダルいよね。相変わらずボネド漬けの日々なんですけど、書きたいことがありすぎてまとめ方を考え中なので、今回はボネド以外の雑談をしようと思って書き始めました。そんなに書くことないんだけど、時間空いちゃうとアレかなっていう話題もあったのでサクッといきます。

まずは少年ファンタジーの最終話が放送されたので、まずはその話をしようかなーと思います。結構頑張って追ってたつもりだったんだけど、途中で完全にボネドに心を奪われてしまったのと、PDミッションが面白くてそれで一旦満足してしまったところもあり、特にこれといった感想があるわけじゃないんですよね…。まあ結果に関しては、ソンミンとジュンウォン以外は誰がデビューしてもおかしくない感じだったので驚きはなかったんだけど、放課後のときめきと似たような展開になってて、やっぱり同じ番組だったんだね…って思ったかな…苦笑。

CLASS:yは年上組と年下組に4歳差あって、当時もこの年の差がどう出るのかな…と思った記憶があるんだど、FANTASY BOYS(このグループ名マジ?)も全く同じパターンだったの不思議。ときめきの時は年齢でチームを分けていた影響かなって思ってたんだけど、本国有利な投票だと若い子のほうが需要あるのだろうか…。まあ今回は12人もいるので多少年齢差あってもなんとかなるっしょという気もしますが、やっぱりサバ番のグループでバランスよくメンバー揃えるのって難しいんだな、というのをなんか改めて思いましたね。

基本的にサバ番グループって「サバ番」がコンセプトみたいなところがあるので、それ以外のアイデンティティを構築しづらいんですよね。例えばこれが事務所主導で作ったグループなら、メンバー構成やらコンセプトやらにオタクが文句言う筋合いないっていうか、不満なら推さなければいいだけなんだけど、サバ番のオタクはメンバー目当てで集まってるので、楽曲とかコンセプトが好みじゃないからって簡単に推すのやめるってわけにもいかないし。メンバーありきのグループだからこそ、結果的に不満を抱えるオタクが集まりがちなのかなって気がする。

でもまあワナワンも「サバ番」がアイデンティティのグループだったと思うし、メンバー決まった時は賛否両論も当然あったと思うんだよね。でもそれはそれとして私は好みのグループだったから推せたところあるから、実際活動してみないとわかんないけどね。アイドルは何か一つの要素だけで評価が決まるわけじゃないので。FANTASY BOYSがどんなグループになるかわかりませんが、デビューは秋ぐらいになるみたいなので、その時にはまたチェックしたいなと思ってます。私はハンビンの歌声好きなので、曲が好みだといいなあ。

でも久しぶりにサバ番をしっかり観て、正直疲れました。サバイバル系のコンテンツって無駄にカロリー使うよね。今月末からI-LANDの女子版も始まるみたいで(なぜかエムネで放送しないけど)、一応始まったら観ようかと思ってたけど、なんかもうしばらくいいかなという気持ち。そもそもK-POPってジャンルそのものがサバイバルというか、常にあらゆるところで競い合いをしてるし、そこにコンテンツとしてのサバイバルまであるとそらお腹いっぱいになるわなと。あと普通にしばらくは推しを追うだけで精一杯だと思われる。

6月10日と11日に「Weverse Con Festival」があり、TXT、NJ、ボネドが出るので2日ともオンラインで観ました。初日はボネドの初コンサートみたいなところもあったので(しかもトップバッターで出てきたのも最高だった)、それ観ただけで元取れてたわって感じだったんですが、全体的にはわりと普通だったな。ハイブの中でも特に直系グループが特別扱いっていう印象で、もし今後もこのスタイルで毎年やるとしたら、もうちょっと工夫がほしい感じ。でもまあ現地はそれなりに楽しいのかな。

TXTは普通に良かったは良かったんだけど、ワルツ終わったばっかりなのもあって、ほぼツアーで観たセトリだったし、いつもの見慣れたTXTだったなという感じ。配信がなくて観れなかった2日目の野外公演のほうが内容が良さげで、それが逆に不満だったというか、そっちのほうが観たかったわとなった。NJも単独ファンミ控えてるし、言うて持ち曲は7曲しかないので、そんな新鮮なステージにはなりようがなく、そこまで代わり映えはしないかなという感じでしたね。あと衣装があんまりかわいくなかったのが残念だった。Y2Kもう見飽きた。

私は去年のKCONもそこまで満足度は高くなかったというか、あの時も初めてTXTとNJのパフォを生で観れてよかったなっていうのが全てだったので(そしてNJの衣装がひどかった)、多分この手のイベント自体があんまり向いてないんだろうな。いろんなグループまとめて観れてラッキーみたいな感情にもあんまりならないし。あ、でもBTOBとZICOのステージは最高に良かったです。観てよかったし、出てくれてよかった…笑。2日目の最後がこの2組だったので、最後の最後でやっとフェスの良さを感じられたなと。ちゃんとボネドの紹介もしてくれたし。

なんかNJのステージを久しぶりに観て、全肯定モードが終わったなと思ってちょっと切なくなりましたね。そろそろデビュー1年経つし、熱量が落ち着いてくるのは普通のことだと思うんだけど、いわゆる冷め期というか熱量が落ちてくるのを自覚する瞬間が好きじゃなくて、多分コントロール出来ない感じが嫌なんだろうな。覚めたくないのに夢から覚めた感じ。当然NJに限った話ではないし、絶対ボネドにもそのうち来ると思うけど、でもNJは思ってたより早く来ちゃったなってというか、やっぱりちょっと欲しかった供給が足りなかった感じはある。

デビューしてすぐ売れたグループだから仕方ないところはあるんだけど、ここ最近の仕事は広告案件ばっかりだし、私はただアイドルが好きなだけのオタクなのでそれじゃ供給としては物足りないというか、高級ブランドのアンバサダーって言われても「へーすごいね」でしかないんよ。NJがデビューする時にミンヒジンがあれだけ「音楽を大事にしてる」って言ってて、広告仕事の量が本業を超えてしまったら本末転倒なの絶対分かってるはずなのに、こうなっちゃうんだなって。しばらくはグループの音楽活動に専念しても良かったんじゃないのかなって思う。

やっぱりアイドルを推してて一番楽しいのは売れるまでの過程なのかもしれんな…って思ってしまった。特に勢いがどんどん増して登り坂をバーって駆け上がっていく時期って最高に楽しくて、推しがいもある。いわゆる「ブレイク前夜」ってやつですかね。でもNJはデビューして1ヶ月(下手したら2週間ぐらいだけど…笑)でブレイクしちゃったから前夜もクソもないし、それってオタクとして一番味わい深い時期がないわけで。まあ最初から人気アイドルを推したい人にはちょうどいいだろうけど、それってオタクじゃなくてライト層の行動だよね。

ちょっと前に「売れてる曲=いい曲」みたいな事を言って物議を醸してたことあったけど、あれも要するにオタクじゃなくて一般人の解釈なんだと思うと、結構しっくりくるんだよね。私だってドラマ観ようって思ったらネトフリのランキング順に観るし。でも自分の好き嫌いと世の中の評価に相関性がないのがオタクだし、単に「曲がいい」とか「実力がある」とかだけで好きになったりしないのもオタクだから。そう考えていくと、世間の評価とかどうでも良くなるぐらい好きなものが出来たときがオタクの始まりなのかもしれん。

「いい曲」について考えると、極論、誰が歌っても売れる楽曲こそが最大の「いい曲」って話になっちゃうところがどうしてもあるじゃないですか。NJが売れた時もこの曲なら誰が歌っても売れたよみたいなのあったし。でもじゃあ「いい曲=売れる曲」になるかと言ったら世の中そんな甘くないし、NJが売れた理由だって、楽曲の良さにばかり焦点が当たるけどそれは生存者バイアスで、楽曲が良いのは大前提として、プロモーションの巧みさも大きかったと思うんだよね。今思うとわりとノイズマーケティング的なところもあったし…。

サクッと書くと言いつつ話がだいぶ逸れましたけど、まあNJに対する熱が落ち着いてきてるのは事実としてありますが、7月には単独ファンミとカムバもあるし、おそらく新曲が出れば普通に騒ぎ出すと思います…はい。オタクってそんなもんですよね。そういえばなにわのツアー取れなかったけど(まあわりと覚悟してたが)、新しい推しがいるおかけであんま落ち込んでないので、結局推しが多いほうが精神衛生上よいんだよな…。おしまい。