アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

最高のステージ

こんにちは。もうあと10日で今年が終わってしまいますね。やり残した事あるかなーと考えてたんですが、思い返してみても今年は結構充実してたというか。何度も書いてますけど、コロナがやっと明けてだいぶ自由に行動できるようになったというか、完全に元通りというわけには当然いかないけど、だいぶ改善された1年だったなーという感じ。仕事が忙しめだったのだけがちょっと残念だけど、まあまあ悪くない年だった気がします。まだ終わってないから何が起きるかわからんけど。


NewJeans (뉴진스) 'Ditto' Official MV (side A)


NewJeans (뉴진스) 'Ditto' Official MV (side B)

NewJeasnの先行曲『Ditto』のMVが公開されましたね。ティザーの時点で絶対良曲が来るのは分かってたんですが、まさかの過去イチ好きなタイプの曲が来て驚いた。こういう疾走感ある曲めちゃくちゃ刺さるんですよね…。ティザーが出た翌日ぐらいに、ミンヒジン氏のインスタにスポっぽい動画があがって、そこでおそらくDittoの冒頭のワンフレーズぐらいが流れて。それを聴いた時点でいい意味でヤバい予感がしてたんだけど、個人的な第一印象としてはドンピシャでした(Hype Boyもだいぶドンピシャだったはずなんだけど)。

『Attention』はアイドルらしからぬお洒落さと大人っぽさに驚いたし、逆に『Hype Boy』はアイドルらしいキャッチーさもありつつお洒落も見え隠れしてて、そういう新しさも含めて好きみたいなところがあったんだけど、Dittoはもう小細工なしで好き。メロディがシンプルに良い。もしかすると前の3曲と比べると多少インパクトには欠けるのかもしれないけど、まあそれも結果論だし。それにしても、AttentionともHype BoyともCookieとも全然違う、でもちゃんとNJらしさの塊みたいな曲出せるの凄い。グループの世界観の構築が巧み過ぎるし、また新しい層に刺さりそう。

MVも面白くて学校を舞台に全員制服で、青春全開な感じかと思いきや、最後にはちょっとホラーっぽい雰囲気もあり。ティザーとのときに「5人にしか視えないお友達」って書いたけど、どうやら逆だったっぽい。6人目の子はバニーズを表してて、NJはバニーズにしか見えない存在として描かれてる。で、多分一緒に出てきた男の子に恋をして、もっと好きな対象が出来たことでNJが見えなくなるんだけど、思い出せば(録画を再生すれば)いつでも会える的な感じかなと。あと6人目の子、シスターズで末っ子演じてたパクジフちゃんでビックリした。

前作のときはあんまりガッツリ考察するタイプのMVはなかったと思うんだけど、今回はいわるゆ考察系というか、考察しがいがありそうですね(私はこれ以上しないけど)。でもなんかハイブが作るタイプの考察とはちょっと雰囲気違うんだよね、さり気ないというか繊細というか…。ハイブは基本的にもっと大味で、ややこしく伏線張り巡らせる系だから。ところでオーバーサイズのブレザーとか全体的に懐かしいスタイリングなんだけど、そういやイケてた女子は流行りのルーズソックスじゃなくてあえてハイソックス履いてたな…って思い出したわ笑。

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こうなってくると『OMG』もめちゃくちゃ楽しみだなあ。一応アルバムとしてはそっちがタイトルになるので、建て付けとしてはDitto=Hype Boy、OMG=Attentionって事だと思うんですよね。つまり本命はOMGな気がするというか。もちろんDittoも先行曲にしたぐらいだから自信はあったんだろうけど。結果的にはHype Boyのほうがロングヒットしてたりもするし、その辺は出してみないと分からないですけど、とりあえず良曲が来ることだけは間違いない。まあなんとなく私はDittoのほうが好きそうな気がしてるけど…笑。

それにしても、ADORはやっぱり通常のカムバとは違うスタイルを貫く感じなんですかね。結局ティザーっぽいもの1本出しただけで、その他には何も出さずにリリース当日を迎えたので、オタクとしてはコンセプトフォトとかもっと見たい気もしちゃうけど、これがレーベルのやり方なんだろうな(その代わり大掛かりなポップアップとかコラボとかを毎回仕込みそうだけど。今回もケーキ屋さんとコラボするみたいだし)。今後もパフォ動画とかビハインドとか色々出てくると思うので楽しみにしてます。音楽番組がないのが残念だな…。

そして先週末はセクゾの東京ドームを観てきました。初ドームとは思えない素晴らしい公演だったし、セクゾの初ドームに入れて本当に本当に嬉しかった。今年のツアーをベースに歴代のセクゾの名曲を詰め込むだけ詰め込んだという内容で、もう言葉がないというか、シンプルに最高でしたね。めちゃくちゃ楽しかった。今年入ったコンサートで一番良かったと言っても過言ではないぐらい良かったです。私あんまり現場とかでリアクション取らないタイプなんだけど、めちゃくちゃしっかり声出して応援してしまった(ドームで声出しOKだったのもタイミング良かった)。

ドームまで10年以上かかったのは、確かにジャニにしては長いほうなのかもしれないけど、その間、数え切れないほどのライブを経験してきたセクゾだからこそ出来るステージが確かにあって。私がこんな事言うのもおこがましいけど、10年の経験が最大限に生かされたドーム公演だったんじゃないかなって思いました。この間セブチのドームの感想の時にも書いた通り、私はドームとかスタジアムとか広い会場の公演に対しては厳しめのオタクだけど、セクゾのドームは文句なしで素晴らしかったし、ちゃんとドームでやる価値のある公演だったと思う。

ジャニは誰よりもドームの使い方を分かってる事務所だけど、その根底にあるのは技術とかノウハウとか予算じゃなくて(もちろんそれも必要だけど)、どんなに会場でもそこにいる観客全員を楽しませるぞっていう意志なのかなって思った。ドームという会場のメリット・デメリットを理解した上で、そこで自分たちが表現したいのは何なのか、観客が求めているものは何なのか、その両方を具現化するには何が必要なのかを知った人たちだけが立てるステージっていうか、理想論過ぎるかもしれないけど、そうであって欲しいんですよね。

コンサートに何を求めてるかは人によって違うので、観客全員が満足するなんてことはありえないのかもしれないし、今回私はアリーナに入れたのもあって(セクゾは私にしては席運良いのよね)、そういうところも満足度には影響してるとは思うんだけど、個人的な「アイドルのドーム公演」としてはかなり理想に近いステージでした。ジャニに対しては謎の信頼感みたいなのが元々あるので(ちょっと偏見というか贔屓目入ってるなとは思うけど)、そういう期待があるがゆえに裏切れないみたいな難しさも抱えてる中、しっかりハードル超えてきたのも凄いと思った。

私がセクゾの現場に入るようになったのは6年前ぐらいだけど、きっかけはJr.がバックに付くからぐらいのゆるっとした感じで。でも毎年ツアーが本当に楽しくて、観るたびにいいグループだなって思うし、行くたびに成長も感じるし、熱量高く推すわけじゃないけどじわじわと好きが更新されていくみたいな不思議なグループなんですよね。あんまり過去に経験ないパターンで。私はコロナ禍でいくつかのFCを更新しなかった薄情なオタクですが笑、その中でもセクゾは迷わず更新出来てたのは、そういう信頼があったからだと思う。これからも楽しみ。

今年は初ドームのグループに入る機会が多かった年だったけど(日向、キンプリ、セブチ、セクゾ)、それぞれにそれぞれの良さがあるというか。今までそういう見方をした事はなかったけど、違いがあって面白いです。でもアリーナにはアリーナの良さがあるというか、私はアリーナがやっぱり好きなので…笑。いろんな規模の会場でやってくれるのが一番いいよな…という贅沢な願望でした。チケ取れなくて死んでる姿が想像に難くないが。おしまい。