アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

テッペンのその先へ

こんにちは。なんか全然残暑がなくてビックリしてます。9月って真夏に逆戻りするターンが必ずあると思ってたんだけど、今のところその気配がない(地域によって違うとは思いますが)し、ちゃんと秋が来ている…。そう考えると今年の夏はだいぶ過ごしやすいといか、コロナで外出する機会が減ってるせいもあるけど、暑くてしんどいみたいな日はそこまで多くなかったのでは?という気もするな。逆に冬がめちゃくちゃ寒くなったりするのかしら。私は暑いより寒いほうが全然いいので嬉しい。

先日『少年たち』を観てきました。なんと運良く初日に行くことが出来まして、私はあんまり日程とかに対するこだわりは強いほうじゃないけど(積極的に行きたいなと思うのは推しの誕生日ぐらい)、やっぱり初日と千秋楽って特別だなと思いながらありがたく観てきました。この2年で推しが地味に増えたのに比例して行きたい現場が増えたので、必然的にジャニの舞台は優先度が下がってるんですが(やっぱりライブが好きなので)、久々にハイ美の絡みが観れて嬉しかった。去年も同じようなこと書いたけど、それが観たくてチケット取ったようなもんなので。

内容としてはほぼ去年と同じでキャス変もなかったので、「1年ぶりにトンチキ舞台観たわ〜」というのが素直な感想なわけですが笑、今回は内博貴くんが看守長役で出演する事もあって(1人だけ発声がレベチなんよ)、勝手に去年とは少し違う会話とか配役を期待してたんですけど、なかったですね。ただバスケのシーンが追加されてたので、そこは楽しかったです。ハイ美ってあんまりスポーツやってる印象がないというか、全体的に雰囲気が文化系な感じがするので、11人でバスケやってるの新鮮だったし、当たり前に運動神経いいんだなって思った。

あと去年と違う点は、チビジュがそこそこ出てきた事ですかね。去年は人数絞ってた影響もあるのかなと思うんですが、今回は回想シーンをちびっこたちが実演する感じの演出で。私は少年忍者より若い子達はほぼわからないので(Go!Go!kidsというグループ名は覚えたけど多分もうこれ以上知る事はない…。ハイ美のデビューを見送ったらJr.からは卒業するんで…)、誰を観ても子供だなって感想しか出てこないんだけど、でも私がハイ美を知った当時はみんなこんな感じだった気もするし…とか思って、なんか感慨深い気持ちになりました。

というあっさりした感想になってしまったけど、まだ後半に何度か観に行く予定なので、舞台に慣れてきた頃にどんな雰囲気になってるのか、また観てから感想書きたいと思います。この間サマパラ・サマステの感想で、ハイ美を「補い合う関係」って深く考えずに書いたけど、去年の『少年たち』の感想を読み返してたらまったく同じことを書いてて。やっぱり私はハイ美がセットで好きなのかもしれんなーと。さっきデビューを見送るとか書いたけど、どっちかが先にデビューしたりしたら、めちゃくちゃこじらせそうな気がしてきた。

そして『HiGH&LOW THE WORST X』を観てきまして。前作にドハマリしたという話を書いたのが2019年なので、約3年ぶりの新作だったわけですが(スピンオフドラマとかはあったけど)、ハイローの新作としては面白かったし楽しめました。相変わらず7割ぐらいケンカのシーンだった気がするんだけど、ハイローはそれを観に来てるみたいなところがあるので満足。あと前回は全然見せ場のなかった司が大活躍だったのも良かったし、轟と小田島のエピを追加してくるのとかさすがだし、そして私は泰清がめちゃ好きだわ…と思った。

ただ『クローズ』『WORST』好きとしてはちょっと残念なところもあったかなーと。ザワの時は原作の高橋ヒロシ先生が脚本にも関わってたので、クローズWORST好きにも刺さったんだと思うけど、今回は関わってないせいか原作要素が薄まったというか、なんか雑になった印象でした。全体的に登場人物がすごい増えたせいもあると思うけど。とはいえ主人公は鬼邪高であり物語のベースはハイローの世界なので、原作要素が薄れたのが悪いって話ではなく、むしろザワの時より元々のハイローに近いなと思ったので、これが正しいのかもしれない。

ただ原作好きとしては鈴蘭の扱いが微妙だったのが残念すぎるというか、原作の主人公校をこんなもったいない使い方するなんて…という気持ち(完全なガチ勢)。高橋先生、一応原案とキャラ設定でクレジットされてるけど、前作はキャラのイラスト描き下ろしてたり、それぞれにコメントとか出してた記憶があるんだけど、今回そういうのがないので、多分前作ほどガッツリ関わってないんだと思うんで、まあしょうがないのかなとも思うけど。

でもラオウはもちろんほかの鈴蘭メンバーもキャラはめちゃくちゃ良かったし、楓士雄とラオウの関係とかやり取りとか、冒頭で楓士雄が1人で鈴蘭に殴り込みに行くシーンとか最高だった。だからこそ、高橋先生が脚本に関わってたらどんな作品になってたのかな、観てみたかったなと。根本的にハイローとクローズWORSTの世界観って近いところにはあると思うんだけど、楓士雄を筆頭にザワのキャラって高橋先生が考えてるから、当たり前に原作設定との相性が良くて、ザワ自体がハイローというよりクローズWORSTの新作かな?っていう感じでしたからね。

逆に今回の敵キャラとして出てきた須嵜・天下井は結構ハイローっぽいキャラだなって思って。特に須嵜はユウタの顔面力も相まってなかなかインパクト強かったです。全然喋らないけどずっとドアップに耐え続ける顔面…笑。まあハイローは幼馴染とか狭い人間関係の中で起きる揉め事みたいなの大好きというか今までの作品もそういうのばっかり書いてきたと思うので、すごくハイローらしい新キャラだったなと思ったな。映画の感想とか読んでてもみんな須嵜の話ししてるし…。まあ私はそんなに好みじゃないんだですけどね笑。

あとこれはハイローあるあるだけど、たった2時間に色々詰め込みすぎ笑。本筋に関係ないとはいえ、肝心の喧嘩シーンすらカットされたキャラがいてさすがにちょっと可哀想…となった。登場人物多すぎるし、書き切れない部分が出てきちゃうのは仕方ないかなと思いつつ、「ここはちゃんとエピソードで描いて欲しかった…」みたいなシーンがザワの時よりも多かった気がしました。ハイローは基本一見さんお断りコンテンツなんだけど、ザワは初見でも楽しめるよく出来た作品だったなと改めて思ったりしました。

今回は『少年たち』と『HiGH&LOW THE WORST X』の感想の回になってしまったな…笑。どっちも不良少年の話だけど、ジャニーズが不良少年を書くと少年たちになり、LDHが不良少年を書くとハイローになるのかと思うとなんか面白いな。まあ少年たちもザワもまだ何度か観ますので、もし新しい発見などがあればブログに書きたいと思います…(あるかな?)。おしまい。