アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

FEARLESS

こんにちは。なんかもう梅雨入りした?みたいな日が続いておりますが、よいGWをお過ごしでしょうか。私は年度末ぐらいからずっとバタバタしてたのがやっと一段落して、すごい晴れやかなGW後半を過ごしてます。せっかくだからどこか出かけたりとかしようかなと思ったけど、何もない休みって最高だな…ってなってるので多分もうどこにも行かないと思います…笑。


LE SSERAFIM FEARLESS OFFICIAL M/V

セラフィムがデビューしましたけど、まあ…やっぱりあんまり好みじゃなかったかな…笑。こういう単調な曲って流行ってるしオシャレだなとは思うけどタイトル曲としては物足りないなって思っちゃいますね。最近そういう曲多いけど、イマイチ盛り上がらないまま終わる感じが慣れない。収録曲なら全然いいんだけど。でも飽和状態でもう何でもアリみたいになってるガルクラ系じゃないし、大人っぽいコンセプトにしたのは良くも悪くも他の新人との差別化は図れてるなとは思った。

あとやっぱりカズハちゃんとても良いですね。英語ラップ(あれをラップと呼んで良いのか微妙なとこだけど…)かっこよかったし、派手なタイプじゃないのに華があるっていうか、バレエをやっていたからっていうのもあるんだろうけど、所作や佇まいが美しい。“凛々しい”っていう言葉がすごく似合うなと思う。こういうタイプ日本のアイドルではまず出会えないので、結構惹かれちゃいますね。あと全然どうでもいいんですけど、カズハちゃんとIVEのレイちゃんが同学年なの面白い。

さっき大人っぽいって言い方したけど、まあハッキリ言ってしまえばセクシー系じゃないですか。確かCLASS:yのメンバーが決まった時にもちょっと書いたけど、年の差のある少人数グループってコンセプト難しいなと思ってて、年上組に合わせるのか年下組に合わせるのかで結構方向性変わってくるし、どちらかがその穴埋めをせざるを得ないじゃないですか。ルセラフィムの場合は年上組に寄せたと思うんですけど、そうなると当然年下組は無理する事になるので、諸々の批判もまあ納得というか…。

それにセクシーコンセプトって露出とかの問題もあるけど、そもそも華奢な体型だと格好がつかないと思うんですよね。咲良とチェウォンは見るからに華奢だし、マンネラインはまだ身体が出来てないし、今回のコンセプトが似合ってるのって、ユンジンちゃんとカズハちゃんだけな気がして、そういうアンバランスさもちょっと感じました。まあそれこそIZ*ONEみたいなキレイ系が一番メンバーの負担が少ないコンセプトなんだろうけども。

なんか改めて咲良って“日本のアイドル文化”が生んだアイドルだなと思った。私は何度もAKBの現場で彼女を観てるし、どういう魅力があってなぜ人気があるのかそれなりに理解してるつもりなので書くけど、もし最初からK-POPを志していたら絶対今の地位にはたどり着いてないと思う。本人はそれが嫌でK-POPの世界に行ったのかもしれないけど、彼女が魅力を開花できたのは日本のアイドル文化の土壌があってこそだと思う。だから個人的には日本に戻ってきて何をやるのかに興味あったんだけど…。まあいいや、さすがに余計なお世話だわ。

まあでも暴露問題から始まり、動画が出なかったり、写真の修正が甘かったり、コンセプトの賛否両論、楽曲や振り付け問題(説明しきれないので検索してください)とずっと騒がしいですけど、結果的には宣伝になって良かったんじゃないかなという気がしますね。結局は話題にならないのが一番ダメなので。それにIVEもそうですけど、多分ルセラフィムもすぐに“元IZ*ONE”っていう肩書は必要なくなるでしょ。再デビューで最初に立ちはだかる壁はそこだと思うから、それがクリア出来てるだけで十分なんじゃないだろうか。

なんか良くも悪くもワナワンはワナワンがデカくなりすぎたよね…というのは後追いしてる自分ですら思うんですよね。だってワナワンを超えるグループなんて、未だに第4世代にいないし(X1がいたら違ったかもしれんが)。多分ズワンはグループの規模感やファンの火力が強すぎなかった事と、活動期間が長めだった事がうまく次の活動につながってる気がします。まあ男女の差もあるだろうし、ダニエルやジフンがソロになってなかったらどうなったか分からないけど(少なくともダニエルのグループは確実に売れてただろうし)。

最近ワナワンの話をしてなかったので、もう落ち着いちゃったのかなって思われてるかもしれませんが(誰も思ってないよ)、相変わらず動画とか見ては楽しい気持ちと切ない気持ちを交互に浴びてます…笑。さすがに「もし解散しなかったら」とか「今でも活動してたら」とか思って落ち込む事はなくなりましたけど、でも私はアイドルとしてのワナワンももちろん大好きなんだけど、なんせ楽曲が好きなんですよ。だからそれに超救われているなと思う。最低な事言うけど、例えばTXTやセブチの新曲が良くなくても「私にはワナワンのアルバムあるし」ってなるので。

私がTXTがなかなかアルバム出さない事に文句言うのは、そういうところなんですよ。結局、最終的にオタクの手元に残るのって作品(音楽)とそれに付随する活動(パフォーマンス)だけなんで。記憶や思い出はどうしたって色褪せるけど、音楽は色褪せないから。だから一曲でも一枚でも多く発表して欲しいし、運営はその努力を怠らないで欲しいと、まあこれもオタクのワガママかもしれんけど思ってる。自分たちで楽曲を作らなきゃいけないアーティストは違って、アイドルはいくらでもやりようがあるわけだから。本当に運営次第なんよ。

話がだいぶ逸れたのでルセラフィムに戻しますけど、個人的に興味深いなと思ったのが「PDの性癖出過ぎ」問題ですね…笑。アイドルの後ろにいる大人というか、そういう存在ってどのアイドルでも多少は透けて見えるもんだと思うし、私はPDのカラーが強いアイドルばかり応援してきたので、そこにはさほど抵抗はなくて(言うたらTXTもそうだし)。だからルセラフィムの後ろにおっさんの顔がちらつくっていうのも、まあ割と普通の事ではと思うんですよね。それこそ自作ドル以外はほぼ男性PDが主体でしょうし。

この手の“やらされてる感”というのは、アイドルとは切っても切り離せないという話は何度もしてるし、私はアイドルって基本的にそういう存在だと思ってるんだけど、ルセラフィムのセクシーコンセプトに賛否両論あったのも(というか否定的な意見ばっかりだったけど)、エロいとか露出が多いっていう表面的な問題だけではなく、「自分が憧れるアイドルが、おっさんが会議で考えたものである」っていう構造が受け入れ難いんだと思うんですよね。アイドルのイメージを管理する上で、制作の裏側を感じさせないってめちゃくちゃ大事だし。

ただどこも大なり小なりやってる事なのに、ルセラフィムに対してこういう反発が強く出たのは、既に一定のイメージが付いてる咲良とチェウォンがいるからかもな、という気もします。全く同じ事をやってても、まっさらな新人グループだったらもっと染まりやすかっただろうし、見る側も違和感を抱きにくいだろから、また違った受け止められ方をしたんじゃなかろうか。敢えてズワンとは間逆な路線を選んだのも意図としてはまあ理解出来るし…もっとうまくやれなかったのかとも思いつつ…。

前にガルクラについて書いた時「アイドルの自己表現には限界がある」って書いたけど、限界があるが故にいかにその違和感を表に出さないかが制作陣の腕の見せ所じゃないですか。歌詞を書いてるのは裏にいる大人だけど、いかにアイドル本人から出てきた言葉かのように勘違いさせられるかという。それにはアイドル自身の表現力や消化力も必要だと思うけど。まあとりあえずハイブは絶対にADORには手を出さないでもらいたいですね…(長々書いてきて一番言いたかったのコレ)。


PSY - 'That That (prod. & feat. SUGA of BTS)' MV

前回書こうかなと思って書き忘れたんですけど、PSYさんがカムバして。K-POP好きになるまで江南スタイルもちゃんと聴いた事なかったけど(タイトルぐらいは知ってたけど)、まあさすがにK-POP聴いててPSYさん聴かないままではいられんと思って聴いたら、めちゃ楽しい曲で良かった。こういう自分のスタイルが確立されてる人って強いですよね。ある種の様式美っていうか、あんまり詳しくなくても誰が聴いてもこの人の曲だろうなって分かるの凄い。

でも音源だけで聴くよりはMVと一緒に観たほうが楽しい曲ですね。めっちゃ踊ってるシュガ氏も面白いし…。BTSがバキバキに踊ってた時代があるのは知ってるんだけど、私が彼らを知った時にはもうあんまり踊ってなかったので結構ビックリしましたね…笑。そういえばIUの『eight』もすごい好きでよく聴いてます。というわけで今回はこの辺で。5日にはCLASS:yがカムバするし週末はセブチのファンミ、明けたらTXTがカムバするんで大忙しですわ。おしまい。