アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

花道だけを歩いていこう

こんにちは。SEVENTEEN『24H』、オリコン週間ランキング1位おめでとう!あいみょん強くてちょっとハラハラしたけど(あいみょんも好きだけど)、ホッとしました。なんかわざわざランキング結果のことを書くつもりなかったんだけど、スンチョルのコメントが可愛すぎて思わず。「CARATのみんな、やったよ!」だって…朝からニヤニヤしちゃった(チョロい)。こういうコメントも日本のアイドルはあんまり出さないから新鮮ですね。

さて、ちょっとだけ真面目な話をします。タイトルに使った「花道だけを歩いていこう(꽃길만 걷자)」は、K-POPの独特な言葉使いとか言い回しとかフレーズの中で、一番印象的だった言葉です。確かTXTのファンの子がメンバーの誕生日に使ってたのを聞いたのが最初だったかな。なんて詩的な表現をするんだろうって驚いてたら、その後いろんなところで聞く機会が増えて、ああ定番のフレーズなんだなと。花道だけを歩いてきたアイドルなんていないからこそのこの言葉なんだろうけど、オタクの誰もが願ってる事でしょう。

でも花道だけを歩いて欲しくても、オタクの気持ちだけではどうしようもない事っていっぱいあるよね。先日Twitterで、年末の賞レースに向けて日本CARATへのアンケートみたいなのが回ってきて(結構大型のfanbaseなのでご存知の人も多いと思いますが)、その質問に「CARATはファンの総数の割に投票の数がかなり少ないと言われています。その理由は何だと思いますか?」という項目があったんですよ。私もほとんど参加できてないし投票弱いのは薄々感じてたし、頼りないファンダムでごめんなセブチ…と思う反面、その数字で競い合う文化に、自分はどこまでついて行けるんだろうかと疑問に思ってしまって。そして思い出す「票数は愛」という優子の言葉…笑。

K-POPにハマった日本のオタクが、わりとよく言う愚痴に「数字で競い合う文化に疲れる」ってのがありますよね。すべて数値で可視化される世界は競争が生まれやすいし、一部のオタクの情熱を数字で煽るやり方は諸刃の剣で、オタク同士のマウンティングにも繋がるし、当然のことながら殺伐としますから、疲れるという気持ちはよくわかります。趣味なんだからそれぞれの出来る範囲・方法で応援すればいいし、何かをやらなければオタクとは言えない、なんて人に言われる筋合いもないけど、影響をまったく受けないというのもまた難しいと思う。

「幸せは成績順ではなくブソクスン」と思いつつ、今回の『24H』の売上もミニアルバムである事を差し引いても思ったより伸び悩んだ…?とか思ってしまった自分がいて(もちろん舞花の時とは状況が何もかも違うから一概に比較できないのは分かってます)、なんか知らず知らずのうちに数字に毒されてきたのかな…とも思って。もちろん推しが好きだという気持ちに、数字や人気は関係ないってわりと自信を持って言えるけど、でも推しには人気であって欲しいし、何より本人たちが望んでいることならば少しでも力になりたいのがオタクというものです。でも自分の好きという気持ちと、人気と、売上や数字との整合性が、いまいち自分の中で取れてない気がしてたんですよ。

日本のオタクもいつの間にか同じものを大量に買う事に躊躇なくなってきたというか、積んで当たり前みたいな空気になってきたけど、複数買いってそもそも効率悪いし、オタクの負担が大き過ぎて長続きしないし、やっぱり消費を速めるだけだと思うんです。もちろんアイドルには複数買いしたり投票を頑張るような熱心なオタクも絶対必要なんだけど、そこで得られるものには限界があるから。所謂大衆人気ってやつが求められてくるんだろうけど、メンバーとファンの努力だけでは乗り越えられないこの難関にどう立ち向かえばいいのか、でも誰も答えは教えてくれないんだろうな。

ただ前述したアンケートに「あなたはSEVENTEENがどんな状況のとき最もポジティブな感情を持ちますか?」という質問があって、それが目からウロコだったんですよ。この質問を読んだ時、ああ私は推しが楽しそうにパフォーマンスしてくれれば、それで十分なのかもしれないって思って。そう思ったらなんか気持ちが楽になったんです。視界がちょっと開けたというか。選択肢の中には良い成績をおさめる事も勿論入ってたけど、それ自体は結果でしかないよねと素直に思えたんですよね。それでもやっぱり結果や評価が欲しい、という欲は出てくるんでしょうけど。にんげんだもの

ただその「楽しそうにパフォーマンスしてくれればそれで十分」ていうささやかな希望を維持するためには、やっぱり結果が必要なわけで。慈善事業じゃないからね。「推しは推せるうちに推せ」じゃないけども、だからこそ、自分で出来る範囲で出来る事はやっていこうと改めて思ったのです。数字が目的になってしまうとただしんどくなるだけだけど、それが意味のある数字であると納得できれば、数字にこだわる事も時には必要なんだと思えたのでした。

なんかすごい世知辛い話を延々としてしまってすみません。私はいつも書きたいなと思ったことを思いついたままに書き溜めて、考えがまとまったら出す、みたいな感じでブログを書いてて。その下書きの中で、大衆人気の事とか売上や投票、賞レースみたいな数字に対するモヤモヤした気持ちについては、ずっと自分の中で結論が出せず、なかなかまとめきれずにいたんです。でも今回ちょっと開けた気がしたのでこのタイミングで書いてみることにしました。

はあ。せっかく1位おめでとうの記事なのに、なんか暗くなっちゃったな。ってことで最後にゴセの話をしようかな。


[GOING SEVENTEEN 2020] EP.32 MOUSEBUSTERS #2

いやークユズの個性が大爆発してますね…。初回を見た時はねずみバスターズのほうが出番も多いしメインかなって思ってたら、やっぱりは主役はねずみちゃんだったか…。前回はひたすら逃げてて、まともに映ったのはめっちゃ足が速いことが発覚したウォヌと、速攻でスキル使うウジくんぐらいだったから。でも今回は集中攻撃を受けて捕まるも何かを企んでるウォヌ(ミアネミアネ言いながら楽しそうに水かけてるミンギュ…)、どうやって入ったか分からないテントの中に隠れて捕まりそうになったら嘘吐いて逃走するジュンくん(本当に楽しそうだね…)、死角発見して荷物の上で高みの見物しつつ、見つかったらやっぱり速攻でスキル使うウジくん(見つけた時のミンハオがハイテンションで可愛い)、みんな癖が強いわ。で、ホシくんマジどこ行った?

f:id:nancy:20200915201908j:image

でもウジくんがさっさと召喚スキル使ったのも、ウォヌジュンが一緒にスキル使って一気に逃走したのも多分作戦だよね?…いやむしろ何も考えずにそれぞれ自由にやってるだけなのか…?まあどっちにしろスゴイけど。あと明らかに疲れて面倒くさくなってるヒョンラインと(ウォヌに捕まって堂々とサボれる〜って喜ぶな)、真面目に追いかけるマンネラインが対照的で面白かったな。来週も楽しみー。おしまい。