アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

未知の世界

こんにちは。現場がないのに慣れてきたかなと思ったけど、去年の今頃はサマステが始まって、台風来たり猛暑の中六本木に通ってた事を思い出してちょっと切ない気持ちになってます。関ジュやサマパラの配信が決まって楽しみにしてはいるんですが、ライブ配信にそこまで強く興味が持てない自分がいます。そもそもアーカイブもなく平日に休み取って観るのはなかなか厳しいし。単に今私のK-POP熱が高めなのが原因なのか、配信じゃ物足りないのかの判断は難しいところなんですが、現場って当日だけじゃなくて申し込みや当落に一喜一憂したり交換探したり、遠征の準備したりライブ終わりに友達と飲みするのも含めて楽しかったんだよなーとは思いました。まあ現場あるのが当たり前だったジャニと、現場を知らないK-POPでは、置かれた状況が全く同じでも捉え方は変わるのは仕方ないかなと思ってますが。

そんなこんなで最近はずっとセブチを履修してます。TXTの時はちゃんと音楽を聴いたり動画見たりして、グループの魅力だったり本人たちの人となりを自分なりに理解した上で迎えた万全(?)のカムバだったのですが、セブチは何となく気になり始めて音楽もぼちぼち、メンバーの知識もそこそこな状態でカムバに突入したので、勉強不足感は否めなくて。TXTはハマった時点で1年間しか活動してなかったので、楽曲はもちろん公式の動画とかも全部見るのにさほど時間はかからなかったのですが、6年目のセブチではそう簡単にはいきませんね。でもその分観るのもがいっぱいあるのは嬉しいです。楽曲はだいぶ頭に入ってきたので、最近Abemaで配信されてるライブ映像を見始めてるんですが(TXTのレギュラーで有料会員になりそろそろ退会しようかと思ったらセブチにハマってしまった)、カッコよすぎて震える…生で観れる日がいつか来るのだろうか…。

これ、セブチのインタビューというか記事なんですけど『Heng:garæ』がセブチにとって節目のアルバムである事とか、今後の目標だったりとか(やっぱり目標は世界なんだな…)いろいろ興味深いことが書いてあって読み応えがあるのですが、最後に

CARATsの力を借りれば、SEVENTEENはどんな夢も叶えられそうだ。

っていう言葉で締め括られていて。ファンが必要って、ごく当たり前の事なのに、なんか凄い妙に感動しちゃったんですよね。私、ここまでファンの存在や重要性を口にするグループって初めて見た気がするんですよ。セブチ特有の事ではなくて、K-POPアイドルにとっては当たり前の事なのかもしれないし、日本のアイドルだってどんなグループにもそれぞれファンとの関係性があって、ファンがいなければ成立しないのがアイドルなんだけど、でもなんかうまく説明が出来ないんですが、Weverseのメンバーの投稿とか見てると、なんでこんなに言葉を尽くしてくれるんだろうとビックリするんですよね。言語の違いも影響してるかもしれないけど。

私は本当にオタクとしての純度が低いので、アイドルの言葉を言葉通りには受け止められないというか、彼らの言葉を信じたい気持ちはあるけど信じる勇気がないというか、自分に彼らを素直に信じる自信がないって感じがあって。それはアイドルは彼らにとっても私にとっても仕事だし、それ以上でもそれ以下でもないからなんですが、でもセブチが何かある度にファンに対する気持ちとかを伝えてくれるのを見ているのと、その言葉が永遠のものだとも何かを保証するものだとも思わないけど、でも心からの言葉なのは間違いない気がしてきて、ひねくれ者の自分がそんな気持ちになる日が来ると思ってなくて驚いてます。何の脈絡もなくホシハニのほらんへを投下する。

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なんか改めて、私にとってK-POPって完全に未知の世界だったんだなーって思います。ジャニは女子アイドルが好きだった時から常に身近にどこかしらのグループのオタクがいたし、それこそテレビで見ない日はないぐらいの存在だったから、好きになるかどうかはタイミングの問題だったと思うんだけど、K-POPのボーイズグループは本当に接する機会がなかったので。おかげでK-POPの話をできる友達が全然おらず、こうしてブログで発散するしかないのが寂しいんですが…。

女子アイドルが好きだった時はわりと刹那的な楽しみ方もしていて、女の子のアイドルは活動期間が短いのが当たり前で、残酷な言い方だけどだからこそ彼女たちの限られた“旬”をどう楽しむかが大事、みたいなところがあったし、ジャニは逆にいかに長く活動を応援していけるかが重要だなと感じたし。で、そのジャニに慣れてしまうと、女子ドルとはまた違った意味でのK-POPアイドルの短命さ(契約更新とか兵役の事とか考えるとまじで気が重い)がしんどく思えたり、いろんな意味で成熟してる日本のアイドル文化と比べると乱雑に感じる部分も多くてちょっと疲れたり。でもだからこそ発見も多いし、今まで感じなかった色んな感情が自分に芽生えてるのが面白いです。『Left & Right』のパートスイッチバージョン〜最高や!目が足りないなあ。


[SPECIAL VIDEO] SEVENTEEN(세븐틴) - Left & Right 빛나는 Part Switch Ver.

最近、私本当に男子アイドルを好きになって良かったなって思うんですよね。もしずっと女子アイドルしか好きじゃなかったら、完全にオタク人生半分損してたなって。私が長らく男子アイドルに興味なかったのは、男の子の気持ちがよく分からなかったからというか、信用し切れなかったと言うとだいぶ極論ですけど、言葉にしてしまえばそういう感じなんですよね。アイドルになりたい女の子の気持ちは分かっても、アイドルになりたい男の子の気持ちは分からないし、もし自分が男の子だったら、いろんな選択肢のある中アイドルを選ぶかなと思ってしまう。主語が大きすぎるのは分かってるんですが、私の中に薄っすらとした男性不信みたいなのがあったせいでもあると思います。

アイドルって究極の変身願望の具現化だと思うんですよ。だから女子アイドルを見てると、例えそこに自分の意思や自分なりの表現が存在しなくても「アイドルとしての自分」を演じる事自体の楽しさがあって、それを楽しんでるんだろうなと思える。でも男子アイドルって本当にアイドルを楽しんでるのか疑問があって、本当にやりたいのはアイドルじゃないんでしょ?ってちょっと疑ってたんですよ。ジャニにハマってからもしばらくは、どこかでその不信感みたいなのは晴れなかったんです。だってちょっと油断すると彼ら「アイドルらしくない俺ら」みたいな事言い出すし。無自覚なんだろうけど。

でもじわじわと、彼らも彼らなりの理由と意思でアイドルをやってるんだなと実感できる機会が増えてきたなと思って。ちゃんとアイドルという仕事を楽しんでくれてるのを知ることが出来たのは本当に嬉しい。まあこれは彼らの問題じゃなく、私自身の捉え方の問題でしかないんですけどね。そのぐらい態度や言葉で表してくれないと信じれられないっていう。でもそういう私のネガティブな考えが払拭できてよかったです。本当に。

あとこの話も興味深かったですね。サブスクが当たり前になっても、アーティスト側にとってはCDが売れなきゃ活動資金にはならない、というなかなかシビアな話。自ら楽曲制作しているアーティストですらこんな感じなら、おそらくアイドルはサブスクやダウンロードはほとんど収入になってないですよね。この記事を読む限り、契約の問題が一番大きそうだからそこが改善されれば変わる可能性はあるけど、オタクはCDが出続ける限り買わなきゃ駄目だなと改めて思わされました。あとはやっぱりライブと物販…。頼むから早くコロナ終息して…。

日本のオタクは比較的推しにお金を払う事の意味みたいなものを理解してる人が多いというか、ちゃんとお金を払って推しに還元しようっていう意識が高いのかなと思いますが、K-POPは良くも悪くもMVやら高画質な画像やら動画やらビハインドやら、なんでもかんでもタダで放出してくれるから、無銭でもかなり充実したヲタ活が出来てしまうので、そういう意味では逆に音盤の存在はこれからもっと重要になってくるかもしれませんね。まあオタク買いオタク買いで問題がないとは言わないけど(コロナで接触イベ飛んで「積まなきゃ良かった!」とか公式にリプ送るのスゴイなと思う。そういう時代なのかもしれんけど)、活動を続けてほしかったらちゃんとお金払わないと駄目って、当たり前の事なんですよ。

あと『I-LAND』は4話まで終わりましたが、なんかオーディション番組を見ているというよりはモキュメンタリーというか、サバイバル系のドラマか何かを観ている気分になってきましたね。「候補生同士で選び合う」っていうシステム自体は新鮮というか、マフィアゲームを見てるみたいな楽しさはあるんですが、現状は仲良し投票になってしまってるのが気になります。せっかくパフォーマンスが評価されてもあんまり関係ないというか、実際点数が高い子がGROUNDに落ちたりしてるし。

候補生同士に選ばせる事の目的はよくわからないけど、スキルやビジュアルみたいにPDや視聴者が判断できる面だけじゃなく、生活を共にしないと見えてこない人間性みたいなものを見抜く手段として、候補者同士の投票という形を選んだのかな、と思ってるんですが、その代償って事ですかね。ちゃんとスキルで選ぶべきと分かってても、心情としては仲良くなった子には残って欲しいだろうから、必然的に合わない子を選ぶことになるし。投票って要は感情を最優先にするって事だし、まあ当然の流れだと思います。

私的にはオーディション番組って、推しを作ってその子が合格するのを応援するというよりは、PDの気持ちになって合格予想をするのが楽しいというか、要はプロデューサーごっこを楽しめるかどうかみたいなところがあるんで、ドラマとしてはなかなか面白いけどオーディション番組としてはちょっと物足りないですね。分かんないけど、視聴率の低さもその辺が現れているのでは…。今後は視聴者投票もあるみたいなので、どうなることやら。

近況はそんな感じでした。なんかもうすっかり毎週更新みたいになってきたな…。あ、そういえばスビンが『Music Bank』のMCに決まりましたね。音楽番組の司会って結構大きな仕事なのかな。なんとなく爽やかな男女アイドルがやってるイメージなので似合いそう(残念ながら見る機会はほとんどないと思うけど…)。来月はTXTのイル活が本格的に始まるのかな…BTSがテレビ出まくりなので楽しみにしてます。8月はジャニのオンラインライブも結構あるので、今のK-POPモードが少し切り替わるかどうか…。おしまい。