アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

ちょっとひと息

こんにちは。TXTとセブチのカムバが終わって急に暇になりました。暇っていうのはちょっと語弊あるけど、K-POPのカムバがあまりにも高カロリーというか非日常の連続だったので、急にまったりした日常が戻ってきた感じでしょうか。春から夏にかけては、本来ならジャニーズの現場があった時期なので、現場がなくなってしまった寂しさを忘れさせてくれたのはとてもありがたかったんだけど、楽しすぎて絶対カムバロスに陥る…と思ってたら、セブチの日本2ndミニアルバムが9月9日リリース決定しました。わー。

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7月にBTS、8月にTXT、9月にセブチ…ビッヒのイル活が本気過ぎる…。後出しなので全然説得力ないと思いつつ書きますが、ちょっとあるかなーと思ってたんですよね。この間『舞い落ちる花びら』のリリイベがオンラインで振り替えになるのが発表されて荒れてたじゃないですか。もしかして次のリリースの前に精算しておきたいのでは?と思ってて。保留になってるイベント放置して新曲出せないですからね。あとTwitterでリアクション見てたら、ツアーが出来ない分リリースのペース早めたのではって言っててなるほどなと思いました。日本FC入るタイミングを図ってたんですが、現場を待ってたら何年先になるか分からないので加入しちゃいました。

年明け早々K-POPにハマり、推しグルのカムバも経験してなんだかんだで半年(!)経ちましたが、日本も韓国もアイドルはアイドルだなと思うことも多いですが、やっぱり数値が可視化される世界って競争が生まれやすいんだなと思いました。日本のアイドルももちろん競争はありますし(特に女子ドルは激しい)、ジャニもYouTubeに参入してから急に数字に対する意識が強くなったけど、大きな違いはやっぱり音源チャートの存在かなーと。なんか売上とか再生回数とかチャートとか、要は数字を見てるとなんか気持ちが殺伐としてきますね。私自身は今まであんまり気にしてこなかった部分だったんで余計に。

基本的にオタクは戦闘民族であり(札束と暴言で)殴り合うのが大好きだし、そういう熱がファンダムを大きくしてる部分はあると思うんです。「票数は愛」という優子の物議を醸した言葉がありますが、それも分からないではなくて、オタクが音源の成績を少しでも伸ばそうとスミン頑張ってるのとか見てると健気で泣けてくるし、それを愛と呼ばずして何と呼ぶのかと思いますよ。ただ競争に疲れて離れちゃう人も多いし、過剰なものって消費が早くなる事を避けられない気がして心配になるというか、なんかそんな事を感じた数カ月でした。

そうそう、英語の記事なんですけど、これなかなか興味深かったので貼っときます。

タイトルは「セブチがビッヒ統合後にリリースした『ヘンガレ』で偉業を成し遂げた」みたいになっててカラット激おこ案件?なのだけど、記事の主題はそっちではなく、コロナの影響でオフラインの活動が制限されているにも関わらず売上を伸ばせたのは凄い、という内容です。ちょっと引用しますと。

初週で100万枚を達成したことは、市場がどこにあるかに関係なく驚くべき快挙だ。Forbeによると、アメリカでアルバムを100万枚以上売った最後のアーティストは、2017年に『Reputation』で初週120万枚を売り上げたテイラー・スウィフトだったという。

まあ確かにダウンロードやサブスクが当たり前になった今、音盤を買う意味って本当にないですよね。私は接触イベントにはほぼ行かないのもあって、AKBや坂道ではCDはほとんど買ってないんですが、多分ジャニも配信解禁されたらCD買わなくていいやってグループ出てくるだろうなと思ってますし。オタクですら音盤を買うのにはそれなりに強い理由が必要になってますからね。

ソウルのポップカルチャー評論家キム・ギョソク氏は、直接会う機会がない中、アルバムを購入して応援しようというファンの気持ちが後押ししたと評価。「新型コロナウイルスの影響でコンサートの開催が難しくなっている中で、ファンがアルバムを購入することで(SEVENTEENへの)支持が強まったのではないか」と語った。

現場がないというハンデを乗り越えるのは、スター性なのかパフォーマンス力なのか発信力なのか事務所のプロモーションなのか、とか色々考えてたんですけど、オタクの熱量だったかと。まあ前回のアルバムが初動70万で今回が110万枚なので、どう考えてもオタクの母数も増えてると思うんだけど(イル活を挟んでるから絶対日本のオタクは増えてると思うけど、どの辺の層が伸びてるのか興味深い)、結構身の回りにも自粛中に配信が強い他ジャンルにハマったっていう知り合い多いんですよね。

ジャニも最近リリースしたキンプリやWESTが売上記録更新してたり、スノが単独ミリオン達成したりしてますが(ストも間もなくでしょう)、まさにこういう心理が働いたんだろうなと思うんですよね。ジャニは配信がないからってのもあるけど、複数買いを誘うような特典といえる程の特典もないので、やっぱり根本的にオタク(とその予備軍になる事務所担)の母数が違うんだろうなあと思ったし、単純に最近オタクが増えているなって気がします。

プレディスがビッヒの傘下に入った事は、現状ではセブチに直接的な関係はないのではと思ってるけど、なんというか音楽的な部分っていうよりはプロモーション周りだったり予算のかけ方みたいなところでプラスに働くといいですよね(今の所MBC出れなくなってむしろマイナスになってるって言われてるし…)。まあビッヒグループでイベントでもやったらお祭り騒ぎになるだろうし、相乗効果はありそうだけど、そういう直球な事はしないのかな。

あと最近は、まあこの間のセブチの記事にも書いたんですけど、ファサの『Maria』がほんっと好きでよく聴いてますね。レドベルの『PSYCHO』の時もそうだったんだけど、サビを1回聴いただけで好きを確信できる曲に出会うと、めっちゃ気持ちいいんですよね。セブチの『VERY NICE』もそうだったな。こういう完璧な一目惚れってそんなに多くはないので嬉しいです。


[MV] 화사 (Hwa Sa) - 마리아 (Maria)

MAMAMOOの他の曲も聴いてみたんですけど、多分ファサの声が好きなんだと思います。ハスキーだけどちょっと甘さとか可愛らしさもあるっていうか。元々声質フェチというか、地味にアイドルは声質で好きになる事が多くて、ハロプロの時の推しはほぼ声質がきっかけだった言っても過言ではないし、ジャニだと作間くんとか大橋くんは声の影響大きいです。TXTのヨンジュンとか、セブチで気になってるジョンハンもあの声質じゃなかったら印象違ってくると思う。

ヨジャグルについてはもっと勉強というか色々聴いていかねばなと思いつつ、先入観よくないよなと思いながらも良くも悪くも「GGは大衆人気、BG人気はヲタ人気」っていうのをジワジワ感じてます。私、一般人気とか大衆人気って言葉があんまり好きじゃないというか、一般が受け入れなきゃ半人前みたいな発想がなんだかなと思ってて、まあオタクの卑屈だと言われてしまえば反論しようがないんですが、そんなに人気なら別に私が聴かなくてもいいかなって気持ちになってしまうという…笑。でも多分好きになる時はそんなの関係なく好きになるはずだし、私みたいな卑屈なオタクの心をくすぐるグループもあると思うから、これはもう自然に身を任せるしかない。

でも男女関係なくやっぱりグループアイドルって総合芸術じゃないですか。私はそう思ってて、極端に言えば「聴くもの」じゃなくて「観るもの」って感覚なんですね。ビジュアルだけじゃないし、スキルだけじゃないし、音楽だけじゃないし、パフォーマンスだけじゃないし、愛嬌だけじゃない、すべてが揃ってないと成立しないというか、それがグループで活動することの最大の強みだと思うし。K−POPって音楽だけ聴いてると「これってアイドルかな?」って思う瞬間はたまにあるけど、でも総合芸術っていう意味ではまさにアイドルそのものだなーと思います。

そして何だかんだリアタイしてしまっている『I-LAND』は3話まで終わりました。が、うーん…候補生同士で脱落者を選ばせるシステムしんどい…。お互いに牽制しあってるというか探り合いみたいな感じが続いてるので、もう少し「仲間で協力して成長する」みたいなムードになってくれるといいのだけど。とりあえずソンフンくんとジョンウォンくんがスキルのバランスいいなと思ったので、まだ推すって程じゃないですが残れるといいなあぐらいのテンションで観てます。あとは字幕をもう少し何とかして欲しい…。

ジャニはセクゾの振替公演が決まりましたね!まさか年内に振替出来るとは思ってなかったのでビックリしました。私が行く予定だった横アリは10月末の開催で、そろそろ寒くなってくる時期だと思うので第二波が心配なのですが、それ以前に東京の感染者数めっちゃ増えてるという…。まあチケットも再抽選になるらしいのでどうなる事やらですが、行けるといいな。中止が確定してない他のグループの公演も今後発表されていくのかなと思いますが、キンプリとかJUMPはどうなるかな…。

実はこの春でジャニヲタ5年目に突入したんですよね(オタクになったの定義はFCに入ったなので体感的にはもう少し長いけど)。もう5年のようなまだ5年のような…自分でも未だに新規のような感覚があるあたりにジャニーズの歴史を感じます。何というかヲタ歴の問題ではなく、大人になってからハマったものって、何年経っても何度現場に足を運んでも何回音楽を聴いても、若い頃に好きになったものの熱量には敵わないなっていうか、そういう羨ましさというか引け目みたいなのはあります。いやこれは年齢の問題じゃなくて、性格の問題かも。

ヲタ活が無条件に楽しいのってハマりたての半年ぐらいだと思ってて(期間の長さは人によって違うだろうけど)、とにかくすべてが新鮮で発見で何を見てもワクワクできて、供給されるものが何もかも最高って思える期間ってあるじゃないですか。そういう時の高揚感というか没入感みたいなものは、新規のうちしか味わえない感覚で、まさに今のTXTだったりセブチにハマって楽しい体験も、本当に魔法にかかったみたいにふわふわしてて気持ち良いわけです。

でもこれはこれで貴重な体験よなと思いつつ、このテンションではずっと推せないなって思います。自分の気持ちが安定してからじゃないと本腰入れて推せないというか、自信を持って推しと言えない。このハイテンションな時期をちゃんと乗り切れるか不安になるんですよ。なんか「その時楽しければそれでいいじゃない」みたいな気分にはあんまりなれないんですよね。TXTとセブチのイル活が始まるまでに(結構すぐだけど)、もうちょっと気持ちが楽になってるといいなあと思ってます。何だろうこのお気持ち表明。おしまい。