アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

メリーバッドエンド

こんにちは。だいぶ年末っぽくなってきましたねえ。なんか12月入ったあたりから珍しく文章を書く欲が薄れてしまい、書くことはあったんだけどブログが手つかずになってました。この数ヶ月ぐらい色々書きすぎてちょっと文章を書くのに飽きてしまった感があるけど、書きたい気持ち自体がないわけじゃないんで、HPの回復待ちみたいな感じかな…。基本的に単なる自己満足のブログだから書きたい時に書けばいいんだけど、オタ活の記録みたいなところはあるから、書き逃したくはないのだが…。

まずはミューバンの話をしようと思う。まさかこんな短期間に大嫌いなベルーナに2回も行くことになるとは思いもよらんかったな…。12月に入ったらもう暖かい日なんてないだろうと覚悟してたら、謎に週末の気温高くてマジで助かりました。セブチの時よりは寒かったけど耐えられないような寒さではなかった。ただ内容としては、近年稀に見るクソ現場でしたね…苦笑。正面寄りのスタンド下段だったんでそれなりに見やすい場所だったのに、こんなに満足度低いことあるんだ…ってなりました。あんまりネガティブな感想残したくないけど、後学のために少しだけ書いておく。

そもそも私の認識が甘かったなと思ったのが、このイベントってコンサートじゃなくて番組収録なんだよね。ドーム会場を使って番組収録し、観客は2万以上払って番協させられるっていう。だから当たり前に映像映えするような演出しかしないし、会場の観客を楽しませようとか考えてる人間がいない。謎の客席降りとか中途半端な距離のトロッコとか、しょぼいサイズのモニターとかMC用の無駄なバクステとかツッコミどころは色々あったけど、全部映像向けの演出と考えれば理解できる。VIPに入った人はそれなりに楽しかっただろうけど、距離とか以前の問題だな。

一応推しのボネドとNJは楽しかったし、ステイシー、イッジ、SHINeeのステージは生で見れて良かったなと思ったけど、それ以上の感想は特にないですね。それぐらい会場にいても何も残らなかった。ボネドは冒頭5分で終わり(5分もなかったかも)、NJはなんかやたら特別扱いされてたなあぐらい。まあ元々チケット取れたから行くかぐらいの温度感だったのもあるので別にいいんだけど、これに2万円は勉強代にしても高かったな…っていうのがミューバンの感想の全てですかね。まあ来週放送されると思うので、その映像が良かったら何か感想書くかもしれない。

そして翌日には2週間ぶり3度目となるKアリーナに行って、日向坂のツアー千秋楽に入ってきましたんですけど、もう素晴らしすぎて大満足して帰ってきました(ミューバンのマイナスを帳消しにするかのごとく)。日向坂は今の私のオタ活の中だと結構優先順位が低くなってしまってて、ツアーに1、2回入れればいいかなぐらいなところがあるんだけど、でも行くと本当に楽しいんだよね。楽しいというかすごい感動する。アイドルって素晴らしいな…って気持ちになる。他のグループでコンサート行って泣くことないんだけど、この没入感に差なんなんだろうか。

席が1階スタンド前列でなかなか良さげじゃんと思って入ったらすごい端っこで。これ一般的にはステサイとか見切れというのでは?って思っていたら、席の微妙さが全く気にならなくなるぐらい見入ってしまいました。坂道系は決してダンスが揃ってるとか歌が上手いとかじゃないんだけど、だからこそ伝わってくる剥き出しの熱量みたいなのがあって。これまで彼女たちが積み重ねてきたものがあって、それを見てきたからこそ感じ取れる部分だと思うから、誰にでも理解できるものじゃないと思うけど、でも今の彼女たちにしかできないステージだったなと思う。

上手さとか技術に感動するのって、ある意味普通のことじゃないですか。推しとか関係なく誰が見てもすごいってわかるのは大事だし、それはそれで魅力の一つだと思うんだけど、でも我々ドルオタはそうことじゃないじゃん。だってただ優れたパフォーマンスが見たいのなら、ダンサーとかバンドとかアーティストを見に行けばいいわけで。スキル的な部分では日本のアイドルは韓国のアイドルには敵わないと思うけど、でもオタクが一番求めてるものは技術じゃないし、そこは日本のアイドルも韓国のアイドルも一緒だと思うんだよね。

そう考えると結構久しぶりにアイドルのコンサートとしての正解というか、自分の求めてるステージを見れた気もするなあ。さっき書いた没入感みたいなのって多分空間作りの影響を結構受けるので、それこそキャパとか入った席とかステージ構成とかにかなり左右されると思うんだけど、そんなに良い会場だったとも思わんし(Kアリーナの悪口ならいくらでも言える…)、ステージ構成も横アリのほうが良かったし、座席も微妙な位置だったけど、そういうのすっ飛ばして入り込んでしまったの、かなり久しぶりだと思う。今年最高と最低を記録するど年末…。

ちょっと間が空いちゃいましたが、12月2日にMMAがありましたね。MMAは個人的に結構楽しみにしてる授賞式なんですけど、今年はだいぶ新人に偏ってて、第4世代どころかこの2、3年にデビューしたグループばっかりでした。まあヨドルに関してはMAMAより豪華だったなと思うし(申し訳ないけどNJとIVEとエスパがいるかいないかは大きい)、わりと本国で旬のアイドルが揃ってるみたいな感じでよかったんだけど、でもやっぱりちょっと中堅ベテラン不足って感じもしたかな。


[MMA2023ㅣ축하공연] NewJeans - New Jeans+Super Shy+ETA+Cool With You+Get Up+ASAPㅣ#NewJeans #MMA2023 #MMA

パフォーマンスはもうとにかくNJが最高でした。パフォーマンス自体もそうだけど構成の勝利って感じかな。当日の朝、Phoningでハニちゃんが『Get UP』全曲やるってスポしてて、6曲もどうやってやるんだろう?メドレーとかだったら嫌だなって思ってたんだけど、まさかのソロとユニットで全曲歌い分けるっていう。その構成と編曲も最高だったし、10分以上あったと思うんだけど、ぶっ通しでやってたメンバーも素晴らしかった。NJは授賞式だと普段とは違った見せ方が多くて毎回気合い入ってるけど、過去イチ好きなステージかもしれん。

特に最初のヘリンちゃんのソロがすごい良かったなあ。ヘリンちゃんってオタクはダンス上手いの知ってる人多いと思うけど、NJの楽曲だとそのダンスの上手さが発揮できるようなわかりやすい振り付けがあんまりないので、こういう授賞式とかのダンスブレイクは魅力爆発してて最高だなって思う。意外とパワフルな踊り方をするのも本人の大人しい性格と相まって良いし。普段あんまり見る機会がないのもったいないけど、でもいわゆるK-POP的なパフォーマンスはNJには求められてないだろうしな…。今回の衣装やメイクもちょっと批判されてたしね。

去年もNJは授賞式はきっちり綿密に仕込んできて、新人なのにすごいなって思った記憶あるけど、今年の授賞式を見てるとやっぱり去年はまだ新人だったんだなと思った。それぐらいすごい成長を感じたというか、まだ2年目なのにすでに余裕が感じられるというか。この1年で特別な経験をたくさんしてきたんだろうなって思った。エスパとかIVEも良かったけど個人的にはNJのステージが一番好きだったし、推しの贔屓目もあると思いますけど、あんまり見たことのないステージで新鮮でした。


[MMA2023] BOYNEXTDOOR FULL Performance | #Crying #ButSometimes #MMA2023

ボネドのステージは、授賞式では初めて『Crying』をやって、やっぱり『뭣같아』と組み合わせるならこっちのほうがいいなって思ったんだけど、全体の構成としてはMAMAのほうが好みだったかな。授賞式ってダンサーとか使ってステージ派手にしたりダンスブレイクも必ず入るから、それに適した編曲になるのは避けられないと思うんだけど、それが原曲の良さを消しちゃうこともあるじゃないですか(去年のNJもそういうところあった)。でもMAMAは『One and Only』のキャッチーさがちゃんと残ってたのが良かったのよね。

どうしても授賞式ってダークなコンセプトになりがちだけど、ボネドの強みを生かすなら明るさに振ったほうがいいような気もするし、でもあんまりポップすぎると授賞式の派手なステージとは相性悪そうだなあとも思うし。あとバックダンサーとも地味に相性悪い気がするのよね…笑。まあ大きいステージでダンサー使わないと、映像で見る分にはよくても現場では地味になるからな(それこそミューバンのステージはスッカスカだった…)。授賞式向けにステージや楽曲をどうアレンジするかはわりとボネドの課題かもしれん。

あとMAMAと違ってMMAはちゃんと賞くれて(チクチク言葉)良かったなあ。参加賞みたいなのって賛否あると思うけど、本賞以外は別にいいじゃんと思ってる。そもそも授賞式には1年頑張ってきたアーティストに対する労いみたいな意味もあると思うし。大きい賞じゃなくても励みになるし傷つく人いないし。ボネドは新人賞が自分たちに回ってこないのは本人たちもわかってると思うし、残念ではあるけどそれ自体は仕方がないかなって思うけど、でも呼んでおいて手ぶらで返すのは違うやん。去年のNJのことを思い出すといまだにイラっとするわ…。

12月3日はTXTのアンコンというかオーラスを、やっぱり本国のライブいいなあと思いながら見てました。思ってたよりはツアーから内容変わってなかったけど、当たり前だけど圧倒的ホーム感あるなと思って、シンプルに羨ましかったな。なんか日本公演やってくれるグループは別に無理して渡韓しなくてもいいのかなという気持ちが出始めてたけど、あの感じを味わうにはやっぱりいかなきゃいけないんだろうな。いやでも外国人が参加したところでホーム感を感じることはないかもしれんが。

というわけで、ついに年内の現場は残すところセクゾの東京ドームのみとなりました。セクゾはアリツアに入れなかったのでシンプルに楽しみにしてるんですが、セトリとか全然知らないので、このまま何も情報は入れずに音源だけ聴き込んでいこうと思う。今年はジャニの現場に全然入れなかったけど、今年最後の現場がセクゾなのは心強いな…。絶対楽しいに決まっているので。おしまい。