アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

LOVEの意味

こんにちは。やっと現場ラッシュが一息ついたんですが、毎週末に連日現場を入れてしまうとさすがに疲れるというか、実質全く休めない状態が続くのわりとキツイな…ってなってます。休みの日もわりと予定を入れてしまうタイプの落ち着きない人間ではあるんだけど、やっぱり人間には何の予定もない日が必要。あとTXTとセブチのカムバが被ってて、毎日2時ぐらいまで寝れないのも地味にしんどい。改めてボネドの23時解禁はちょうど良かったな…。みんなそうしよ。

先週末は「Coke STUDIO SUPERPOP JAPAN 2023」に2日間行ってきました。今回はもうとにかくNJを出来るだけ近くで観なければならないと決めており、ボネドは今後も見る機会がありそうだけど、NJはなんか悠長にしてるとこの規模感で見れなくなりそうって思ったんだよね。なので会員向けの最速先行にも課金して、1日目はそこそこいい席に入れました(そういえば去年のKCONも課金したけど席は最悪だったな…)。まあぴあアリーナもそんな小さな会場じゃないんですけどね。8月にあったオフイベを甘く見てたの凄い悔やんでる。

ステージはとても楽しかったです。待望の『Zero』の初披露があり(謎に日本で初披露になってるけど、本当には韓国でやる予定だったコーラのイベントが中止になったのよね)、バンドバージョンの『Hype boy』『Cookie』『Ditto』『OMG』も新鮮だったし、からの新曲『New Jeans』『Super Shy』『ETA』で聴きたい曲が一通り聞けて良かったです。できれば『Attention』も観たかったけど。メンバーも本当に可愛かったし日本語で頑張って話してたし…。まあミンジ以外は2日間とも一語一句同じ事言ってたけどな…笑(カンペの文章少しは変えてあげて)。

ただやっぱりというかなんというか、アイドルの現場っぽくはなかったですね。全然掛け声出てないし、ペンラ持ってる人はまあまあいたけど、ボードとかうちわもあんま見かけなかったし、シンプルにいわゆるオタクが少なかったと思われる。来てないだけなのかそもそも日本にはそういうオタクが少ないのか分からないけど。決して盛り上がってなかったわけじゃないけど、最近合同イベントに色々入ってて、K-POPに限らずどこのファンも推しのターンでは全力で応援をするのを見てたので、これはだいぶ客層の違うイベントに来てしまったぞ…って思った。

NJ目当てで来ている人達がオタクじゃないのはわかりきってた事ではあるので、それに文句を言うつもりもないんだけど、私はいわゆる音楽ファンみたいな人達に結構苦手意識があって。この話を始めると本当に長くなるので割愛するけど、あの人達って基本的にアイドルもオタクも見下してるし(偏見ですよ)、そのくせ無責任にアイドルを消費するので、絶対に相容れないんだけど、そういう人特有の土足で他人の領域に踏み込んでくる雰囲気?を久しぶりに喰らって、なんか気が滅入った。


NewJeans (뉴진스) 2023 TMA Dance Practice

今後もNJを推していく自信がなくなるレベルでモヤモヤしてたんだけど、10月10日にあったTMAのNJのパフォーマンスが素晴らしくて、わりとどうでも良くなっちゃった…笑(単純か)。去年もNJは授賞式のクオリティ高くて最高だったけど、今年もしっかり準備してきて、やっぱりK-POPの魅力ってこういうステージでこそ最大限に発揮できるんだなってなりましたね。もちろんコーラのイベントに同じものを求めてたわけじゃないし、あれはあれで良かったけど、ガチで準備してきたステージとは比較にならないなとは思ったな。

TMAにはボネドも出たんですけど、トップバッターのNJを見てたら「あれ…もしやボネドもイントロとかダンスブレイクとかやる感じ?」と直前に気付き。そうこうしてたら『One and Only』がダークなイントロから始まり、驚いてたらテサン君が王座でラップしてて、あの流れが最高にヤバかったな。なんとなくいつも通りドアから出てくるのかと思ってたわ…笑。あと『뭣 같아』のラスサビのロックアレンジも良かったし、いつの間に準備してたの?ってなった。日本にいる間も練習してたんだろうな…。あー早く公式の映像上がらないかな。

ハイブはパフォーマンス重視のグループが多いので、ボネドが授賞式とかでどう個性を出していくんだろうとは思ったけど、想像以上にちゃんとしたステージだった。まだあまり出演者とか発表されてないけど、これから本格的にシーズン突入するので、今後のステージもめちゃくちゃ楽しみになりましたね。そういえば去年ルセラの授賞式のステージを見た時に、なんとなくハイブっぽさみたいなのを感じたという話をしたんだけど、もしやハイブって授賞式に対するこだわりが強い?って思った(ハイブ好きな人には今更すぎるかもしれん)。

そしてセブチが大賞を受賞ということで…マジでめでたい。まあラインナップ的にセブチ以外ありえないでしょっていう感じではあったんだけど、それでもやっぱり発表の時はちょっとドキドキしたし嬉しかったな。しかも大トリのステージも最高でしたし。ソノゴンの授賞式映えが凄すぎて笑っちゃったよ。セブチはカムバからそのままドームツアーに突入しちゃうので、今年も授賞式の類はそこまで出ないと思うけど、貴重なステージが見れてよかった。でも去年から第3世代が全然出演しなくなっちゃたの本当に残念だな…。

セブチは大賞までの道のり長かったけど、この数年の活躍と成績の伸び方を見てたら当然の評価だなって思います。授賞式に限らずいろんなチャートだったり音楽番組だったりって結局相対的な評価でしかないから、どんなに頑張って結果を出してもそれ以上の結果を出すグループがあれば一番にはなれないし、あくまでその条件や基準で下された評価の1つでしかないって事は忘れちゃいけないなと思いますが。結果の出し方もそこまでの道のりもそれぞれ違うし。でも大賞は誰もがもらえるものではないので、素直におめでとうですね。

ちょっと話をコーラに戻しますね。NJが目当てではあったんだけど、当然ボネドもバッチリ楽しんできました。こっちのファンダムは見事に通常運転でしたが…笑。結局は数じゃなくて質の問題なんだよな。ボネドはボネドでどの現場も同じオタクが前列を独占してる状態なので、それが良いことかどうかはさておき、でも私はオタクのどでかい歓声聞くのも現場の醍醐味だし楽しみだと思ってるし(奇声とかは論外だが)、合同イベントとかだとちょっと頼もしさすら感じる。ドルオタ以外には異様な光景だろうし、本人たちがどう思ってるのかはわかんないけども。

個人的にも今までのイベントの中では一番近い場所からパフォーマンス観れた気がする。ガルアワも花道とかはわりと近かったけど目の前通過するだけだったから…。30分ぐらいであっという間だったけど持ち歌全部やってくれて、特に『ABCDLOVE』からの『Serenade』が最高だったな…。やっぱりセレナーデが一番好きだなって思った。あとこれまでは特定のメンバーを観る事はしてこなかったんだけど、今回は近かったせいか結構イハン君をずっと見てしまったな。今一番気になっている存在ですわ。

今回は1週間ぐらい日本滞在してたけど、その間もきっと練習とかしてたんだろうし、非公開のスケジュールも結構あったと思うので、本当にお疲れ様…という気持ち。そういえばVenue101の生出演は結構ハラハラしたなあ。アレはさすがにちょっと無茶振りだったんじゃない?収録だけでも良かったのに。別に日本語得意なメンバーもいないし(ジェヒョン君の上達っぷり凄いけど)、まだ日本に来たのも2回目で全然慣れてないだろうに…とか過保護の人格が出てきちゃったわよ。


BOYNEXTDOOR (보이넥스트도어) 'ABCDLOVE' Official MV

そうこうしているうちに『ABCDLOVE』のMVが出ましたね。見始めた時は、あー縦動画なのねってなったんだけど、なかなか芸が細かくて観てて楽しいMVでした。MVあるよって聞いた時は楽曲に寄せて可愛い系にするのか、それとも歌詞のちょっと切ないところを表現するのかどうかなって考えてたけど、こんなめちゃくちゃ可愛いに全振りのMVになるとは…最高や。みんなで横になって文字作るところと、イハン君が大きくなるところと、ソンホ君のサングラスのところ好き。

『뭣 같아』がわりとオタク以外からも評判良かったので、今後はカッコいい系のほうがメインになるのかな…なんてぼんやり思ってたけど、ちゃんとオタク向けに可愛いも作ってくれるの大変ありがたい。まあでも『ABCDLOVE』もそうだけど、単純にカッコいい・可愛いに全振りってわけじゃなくて、ちょっとコミカルな要素を入れてくるところが好きだなーってなる。言い方むずいけど、気取りすぎてないところがまた良いんだよなあ…。

なんか今回NJとボネドを語る回みたいになっちゃった。NJは音楽もグループもメンバーも好きだけどあらゆる面でアイドル感が薄くて私にはちょっと物足りず、逆にボネドは想像してたよりも何倍もアイドルの正解を叩き出していて、なんかいい意味で対称的だなって思う。男女の差もあるだろうし、アイドルに何を求めるかは人それぞれだと思うけど、やっぱり自分が納得する形でアイドルしてくれなきゃ推せないっていうのはオタクの基本だと思うんよね。

でもなんとなく私の求めるアイドル像をNJに求めるのは違うのかなって気がし始めてる。もちろん今後も普通にチェックするし、FCやPhoningもまあしばらく継続はすると思うけど(さすがに最初の日本単独公演には絶対行きたいし)、あんまり期待しすぎないようにというか、もう少し温度を下げて推したほうが素直に楽しめるのかもしれないなって思った。まあアイドルとしては理想と違っても、音楽やコンセプトが最高なのは間違いないしな。おしまい。