アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

不足の美

こんにちは。数年ぶりに風邪を引きました…コロナではなかった。こんなにしっかり寝込んだのいつぶりか思い出せないので数年どころじゃないかもしれない。連日の暑さに加えて仕事とオタ活を詰め込みすぎたせいだなと思うので、完全にただの管理不足の自業自得ですが。まる2日間ぐらいスマホも触れないぐらいの状態だったんだけど、それだけでも若干置いてけぼり感を感じてしまう現代社会怖いな。まあ気の所為なんですけど…。

なんだかんだ本調子になるまで1週間ぐらい掛かってしまい、元のペースに戻すまでなかなか大変でした。元のペースというか生活パターンに組み込まれていたようなことというか、私は苦手なことは出来るだけルーチン化して思考停止してやるみたいなことをする人間なので、それが一旦リセットされたのがダルいなっていう。それこそブログ書くのも結構習慣化してたところがあったので(日々のメモの蓄積みたいな感じなので)、一度面倒くさいという感情に打ち勝たないと取り掛かれない…笑。まあ慣れればすぐ戻ると思うけど。

だから色々なグループがカムバしてるのとかも把握はしてるんですけど、まだ全然見れてなくて、とりあえず4日のNJのロラパルーザから気合を入れ直そうと思って、朝7時は早いなと思いつつ観ました。元々音楽フェスみたいなものに全く興味ない人間なので(わりとアイドル出るけど行きたいと思ったことがない)、よくわかんないけど、これって新人アイドルが出てどうなるのが正解のイベントなんですかね?というのが感想…笑。アイドルが出るのは全然いいと思うんだけど、ある程度ライブ経験を積んだグループが出て意味があるタイプのイベントなのではと思ってしまった。

フェスってお目当てのグループだけを楽しみに参加するファンもいるだろうけど、どっちかというと色んなグループの色んなパフォーマンスを観に来てると思うんだよね。で、それぞれのアーティストが自分のステージを自分のカラーに染めてファン以外も盛り上げることが出来てやっと成立するみたいな。去年のエスパのコーチェラの時も思ったけど、まだ単独ライブの経験もほぼないNJには早すぎるんじゃ…っていう。そういう意味ではブルピンはレベチだったというか、ファン以外でも観る価値のある素晴らしいステージだったけど。

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配信だと推し補正が働くなってしまったのでつまらない感想を書いてしまったけど、持ち歌12曲をほぼフルで準備して変なVCRとかも挟まず約1時間のステージをパフォーマンスし切ったのは凄かった。準備するのかなり大変だったろうし、なかなか簡単に出来ることじゃないと思うのでやりきった事自体が素晴らしかった。まだデビューして1年の新人グループには明らかに荷が重すぎる舞台だったし、なんで大人は子供にこういう無茶をやらせたがるんだろう?みたいな疑問もあったけど、本人たちにとっていい経験になっていたらいいなと思う。

まだ中学生もいる全員10代のグループが、こんな大舞台を経験してこれからどうなっちゃうんだろな…。まだまだ先の長い人生なのでどこがピークとか簡単に言えないけど、でも今が彼女たちの人生の中で確実に記憶に残る特別な時期なのは間違いないじゃないですか。私は推しに感情移入とかあんまりしないけど、特別な他者の生き様から得られる感情ってあるなーとは思うんですよね。別に自分の人生とは何も重なってないんだけど、ただ普通に生きてたら味わえないものというか。それが人によってアイドルだったりアーティストだったりアスリートだったりするんだろう。

NJの本国での活動は先週末で一段落したのかなと思ってたけど、8月いっぱい活動あるみたいで。またすぐサマソニとか日本のオフイベもあるし行ったり来たりする形になるのかな。デビューのときでも1ヶ月ぐらいで終わったし、こんなに長く活動するの初めてなんじゃないだろうか。今回は全曲にMVがあるということは全曲に振付が用意されてるわけで、それを全部披露したいということなのか、それとも全MVがコラボだから扱いに差をつけられないとかそういう事情もあったりするんだろうか。さすがにそれはないか。

今回のアルバムは6曲中5曲が踊るタイプの曲だし、それで全曲MVありって結構無茶なことをするなとは思ってたけど、同時期にパフォーマンスバージョンの動画まで出してるし、実は結構な練習量をこなしてるんですよね。ロラパルーザ出演はだいぶ前から決まってだろうから、最初からそこでパフォーマンスする事に標準を合わせて準備してたにしても、ミニアルバム全曲の振り付けを練習しなきゃいけないって、演者ももちろんだけど制作陣も相当大変だったろうし、やっぱり日本のエンタメ業界とは無茶する方向性が違うなと思う。別にどっちがいいとかじゃなくて。

なんかNJを見てると、どこまで行っても「ミンヒジンの表現物としてNewJeans」なんだよな…みたいな感じがずっとあって。それこそセルカとかPhoningのチャットとかすら、全部ミンヒジンが監修してから世に出てるのではぐらいに思ってたけど(さすがにそこまでしてないだろうけど)、なんかロラパルーザ観てたら初めてミンヒジンのコントロール下にないNJを見れた気分になったわ。決して完璧なステージとは思わなかったけど、だからこそ作り物ではない輝きを感じられたし、やっぱりライブってすごく大事なんだよなってなった。不完全ささえ作り物かもしれないけど。

まあ実態はどうあれ、NJをそういうイメージのグループに仕上げてしまったのはミンヒジン自身の功罪だし、そういうやり方でしか表現出来ないんだろう。あとはもうメンバー次第というか。言われた通りにやってれば失敗はしないかもしれないけど、失敗しないことって大して重要じゃないし。そういえばBTSのVのソロアルバムをプロデュースするみたいだけど、それがどんな形で世に出るのかは興味深いなと思いますね。なんかある程度大人を相手に仕事したほうがいいものが出来そう…。


ITZY “CAKE” M/V @ITZY

さっき全然カムバとかチェックしてないって書いたけど、ITYZの新曲は観ました。イッジって曲とかも普通に好きな方なんだけど、一時期TXTとセット売り…っていうと怒られそうだが、同時期に同世代の5人組で大手からデビューしてて結構共通点が多く、わりと一緒に語られることがあるグループだったので、K-POPハマりたての頃から知ってるし、別にそんなに詳しくもないけど勝手に親近感を持っているみたいなところがあり。日本で公演やる機会あったら行きたいなって思ってるんだけど、意外と日本公演やらないよね…。

というのもあってカムバは毎回チェックしてるんだけど、今回のアルバムはわりと普通だったな。タイトル曲の『CAKE』は別に悪くないと思うけど、ピルスンっていうステイシーのプロデュサーが楽曲提供してるせいか、凄いステイシーっぽいなって思ってしまった。ステイシーのほうが似合ってしまうタイプの曲というか、なんかもったいないなーと。結構イッジも長らく方向性を模索中なんだろうなというのが伝わってくるので、あんまり外野が言うつもりもないんだけど、ヨドルは22年組が鬼のように強いので、その中で個性を出していくの難しいよね。

大手の大変なところって、他の大手の真似が許されないところだなって思うんですよね…。最近いわるゆチルい曲ブームみたいなのがあるし、そういう流行りに乗るのが売れるのにはてっとり早いんだけど、大手が大手の後追いやっても駄目で、やっぱり新しいことをやらなきゃ評価してもらえないというか。中小は大手の成功例を真似してみるのも全然ありなんだけど。そういう意味では第四世代のヨドルはもう方向性やコンセプトの隙間がないからなあ…。唯一狙えるのは分かりやすい王道アイドルだと思うんだけどねえ。


KISS OF LIFE (키스오브라이프) '안녕,네버랜드 (Bye My Neverland)' MV

あとちょっと前に書こうと思ってたら風邪引いたので無駄に貯めてしまったんだけど、最近お気に入りの2曲を紹介しようと思います。どっちも推しとは全然関係ないんだけど、まずデビューしたばかりの新人グループのKISS OF LIFEの『Bye My Neverland』という楽曲なんだけど、凄い良かったです。タイトル曲じゃないけどMVがあったので(タイトル曲のほうは、私はそんなに好みではなかったんだけど評判は良いらしい)。これはジャンルとしてはバラードになるんだろうか。

今年はヨドルの曲にあんまり刺さる曲が出てこなくて、NJがカムバしたにも関わらず、未だに『Ditto』がダントツでそこに並ぶ曲も出てきてないんですよね(当たり前のようにDittoを今年の曲として勝手にカウントしてますが)。次点でH1-KEYの『Rose BLOSSOM』、ドゥルの『QueenCard』、NJの『ETA』って感じだったんだけど、ここに来て好みのヨドル曲が出てきた感じ。タイトル曲じゃないのがちょっと惜しいんだけど、23年楽曲大賞候補に入ってきたなと。


B.I - Keep me up M/V

『Keep me up』は去年の曲なんだけど、なんで去年この曲の存在に気づかなかったん?何してたの?というぐらい良すぎた。私はiKONのことはあんまりというか全然知らないんだけど、今年出したハンビンの『Bera to Love』という曲がなかなか良くて、それで過去曲も聞いてみよーって思ったらめちゃくちゃ好みの曲出てきたという流れですね。今年の曲じゃないのが残念なぐらいすごいお気に入りです。まだアルバムの収録曲とかまで全部聴いたわけではないので、ちょっとずつ聴いていこうと思ってるんだけど、タイトルだと『COSMOS』も良かったな。

色々あったみたいなので結構大変そうだなと思いつつ、グループ以上に楽曲の良さや実力で勝負しなきゃいけないソロの世界で、着実に結果を出しているの凄いなって思う。96年生まれなのでまだ28歳なんだけどめちゃくちゃ才能あるんだろうな…。まだヒット曲とかを出すところまではいかないっぽいけど(まあ本国ではヨドルがチャート圧巻しちゃってるからな…)、そのうち大ヒット曲出しちゃう人なんじゃないですか?って勝手に思っている。しらんけど。

ロラパルーザは6日にTXTも出ますね。6日はエスパの東京ドームと被ったなと思ったけど、午前中だからまあ問題なく観れるかなーと思います。エスパの東京ドームはどうなることやら…おそらくセトリとか内容的には大きな変更ないと思うんだけど、ドーム仕様にどれぐらい凝ったステージを作ってくるかだなあ。私の中でK-POPのドーム公演に対する評価がどんどん下がっているので、ぜひ老舗の事務所の底力を期待したいところ。おしまい。