アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

絶対に落ちてはいけない

こんにちは。いやー…先日プデュS2の2周目を終えまして。うーん、どうやら絶対に落ちてはいけない沼に落ちてしまったかもしれません。前回感想を書いた時点では、ただ本国プデュ観て面白かったから感想を書いただけで、続けてシーズン1、48、プエクも見よっかなーぐらいのテンションだったのに、まさかワナワン(とS2)に心を持っていかれるとは想像もしておらず、マジでビックリしてる。一体どうしてこんな事に…この先に進んでも何もないのに…自分でも意味がわからない…。というわけで、正直2021年にワナワンの話を真剣にしてるの最早ギャグでしかないと思うんだけど、でも私にとっては現在進行系なので色々思った事を書きます。

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元々オーデ番組が好きって話はこのブログでは何度もしてますが、私はどちらかというとオーデそのものが好きなタイプなので、結成されたグループを追うことってほぼなかったんですよ。それに去年日プを観た時、ファン投票で作られたグループってちょっと価値観と合わないなと思ったので、私はプデュ系のグループにハマる事はないと思ってたんですよね。「国民プロデューサーニム」みたいな言い方もあんま好きじゃないし、オタクに権限を与えすぎても碌な事ないというか、投票ってオタクの駄目なところが増幅される感じがするし、ファンの心理や敵対心を煽って、期間限定商法で稼くだけ稼いで終わりってのも大人たちの思惑が見えすぎて嫌だし。

でもS2を見終わってからずっとS2の課題曲とワナワンを聴き続けてたら、もうそういう理屈というか論理的な思考をすっ飛ばして、大好きモードに突入してしまったのである。改めて聴くとコンセプト評価のオリジナル曲が全部めちゃめちゃ良いし(ソナギのフル音源が欲しい…ワナワンのカバーでもいいから音源化して欲しかった…)、なんかもうS2の曲を聴いてると動悸がしてくるっていうか、パフォーマンスが蘇ってきて胸がギュッと締め付けられるんですよね…もう恋だな…笑。

ワナワンは最初聴いた時はそこまでじゃなかったんですけど、S2曲をワナワンがカバーしてる映像とか観てこれはこれで良いな…と思ってたら(『NEVER』はパート割に異議ありだけど)、この動画を観て完全に落ちました。『Wanna be(My Baby)』のMV…。なにこれ…多幸感が半端ないんですけど…。こんなん見たらそりゃもう全員好きになるしかないでしょうよ。私がアイドルに対して「多幸感」とか言い出したら終わりなの知ってるよね?(誰に言ってるんだ)


Wanna One (워너원) - Wanna Be (My Baby) MV (Live Ver.)

サムネも完璧なんだよなあ…。はあ…(見るたびに溜息ついてる)。「多幸感」って言葉は、私がアイドルに対して最も求めている感情を的確に現してるのでつい使ってしまうんですけど、本来グループの歴史とかメンバーの関係性がベースにあり、それを感じ取った時に生まれる感情なんですよね。だからこんな出来たてほやほやのグループには対して抱くものじゃないよなーと思うんだけど、私にとってワナワンはS2の延長線上にいるグループであり、11人の後ろには常に脱落してしまった90人の練習生がいて、そういうものを引っくるめた感情なんだろうなと思う。

そもそも自分が、S2が好きなのかワナワンが好きなのかもよくわかんないんですよね。もしジョンヒョンかユソノかヒョンビンが入ってたら確実にワナワン好きって自信持って言えたけど、いないし。要は「大好きなS2から生まれたワナワンが好き」っていう事なんだろうけど…。もしS2を観る前にワナワンを知って後からS2を観てたら、また全く別の感情を抱いてたと思うし、ここまで感情移入が出来たかも怪しいなと思う。まあでもプデュとワナワンを切り離して考えるの無理ですよね。そんな事を考える必要すらない気もするし。この3人好き(ここから特に説明もなく好きな画像を貼っていきます)。

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そんな感じなので推しは特にいないんですけど、無視できない人がいまして…ファン・ミニョンっていうんですけど…笑。ヒョンビンとユソノの事を調べてるとミニョンとのコンビ(というか俗に言うシッパーってやつかな…)がすごい出てくるので、自然にミニョンの知識まで増えていく。元々ビジュアルは好みなんだけど(基本的に狐顔好きだから…)、何を考えてるのか全然わかんないタイプじゃないですか。少なくともS2の時点では「プデュに出てるファン・ミニョンを演じてる」感が強くて、なんか自我が薄いというか、自己主張全然しないのに存在感はある奇妙な人だなと思ってたんだよね。

最後、自分だけ受かってしんどそうにしてるのを見て、ああやっとミニョンの内面が垣間見れたなって思ったけど、その後ワナワンでの活動を観ててもやっぱりなんか掴みどころのない不思議な人で。他人に執着しないタイプかなと思ったらすぐ「一緒に寝る?」って言うし結構な人たらしっぷりを発揮してて(ユソノに「(一緒にデビューしたら)どんな辛い事も全部受け止めてあげる」って言ったの忘れないぞ)、空気読めるかと思えば天然マジレッサーなとこもあり、でも常に儚げで憂いがあって…とか思ってたら、この動画を見てしまい軽率に好きかもってなってる。


[2017 MAMA in Japan] BoA&Hwang Minhyun(Wanna One)_Only One

いやいやいや…これが23歳の出す色気かよ…(白目)。まずさ、ミニョンがBoA代表と『Only One』踊ってるのマジかよ。ワナワンすげーな(色々動画観てワナワンの人気を感じる事いっぱいあるけど、これが一番驚いたかもしれん…)。MAMAのステージだからってのは大きいとは思いますが、それにしてもSM以外の男子と…。BoAに向かって歩いていくミニョンの後ろ姿がマジでやばい。カメラアングル神…合掌。とまあそんな感じなので、魅力はめっちゃ感じるんだけど、掴みどころのなさにちょっと警戒してしまう…そんな感じのミステリアスな人ですね。

ただこれ以上ミニョンについて追求しようとすると、ニュイの事を考えざるを得なくなるのでちょっとセーブしてるところはあります。多分ワナワンの活動中に一番難しい立場にいたのってミニョンだと思うんだけど(ちょっと調べたら出稼ぎとか人質とか言われててお、おう…となるが)、でもゲスい事言うけど、個人的にはその複雑な状況を全部背負って活動してたからこそ、あの謎の憂いと色気が出てるんじゃね?って思う。まあ本来のミニョンを知りたければニュイのミニョンを見るしかないんだろうなと思うと興味がないわけじゃないけど(セブチとの関係性とかも含め)、しばらくはいいや。

ミニョンに対してはだいぶS2を引きずってますが、逆にワナワンになってから気になりだしたのがグァンリン。問答無用にビジュアルが強いし、元々CUBEのひよこコンビ可愛かったけど、ユソノと比べると寡黙で自信家でプライド高そうな印象があって(言葉の問題もあっただろうけど)、もっと不器用なタイプかなと思ってたら、ワナワンでの生意気マンネっぷりめっちゃ可愛い。なんかふにゃふにゃしてるし。しかもあんな顔して低音ラップやるのずるいわ…。ただリンリンを観てると、ユソノとセットでワナワン入りしてたら最高のマンネラインだったのにな…とか思ってしまって、素直に見ていられない感じもあるんですけど。

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あとはジェファンとソンウンも好き。精神的にも安定してるしスキル面でも申し分ないのに更にキャラも強すぎてずるいよなー。ワナワンのリアリティ番組での活躍っぷりよ。こんな歌上手くて踊れて面白くて愛嬌のあるアイドル力満点な子たちが埋もれてたの意味不明だよ。未成年組はプデュがなかったとしてもそのうちデビューしただろうなと思えるけど、ジェファンやソンウンはもちろん、ジソンさんやオンくんもそうだし、あとダニエルだって言うてギリギリだったよね。S2がなければこの才能が世に出る事もなかったのかもと思うとゾッとするけど、そんな11人が集まってると思うとエモい…。

新たな発見としては、K-POPのアイドルたちが異常に距離感近いのずっと気になってたんですけど(私はいわゆる腐売りってやつがあんまよく分かんないんで…)、ワナワン見てて、これ子供とか動物に対する可愛がり方と同じかも…?と思ったらちょっとスッキリしました。ワナワンって年齢差10歳あるのでヒョンたちがマンネたちを小さな子供みたいに可愛がるんですよね。それ見てるとこっちまでマンネかわよってなってくる。セブチやTXTはあんまり年が離れてないからかもうちょっと関係性がフランクなんですよね。過保護!溺愛!って感じがしない。まあ距離感は近いけど。

ワナワンのデビュー曲『에너제틱(Energetic)』は楽曲もめちゃ良いですが、MVが本当に本当に好き。かっこいいところも可愛いところもキメキメの表情もナチュラルな表情も全部詰まってて、もちろん11人のわちゃわちゃも最高だし。それにもしデビュー曲がなんか無駄に露出が多くてオラオラした感じとか謎の円盤の下で踊ってる近未来みたいなコンセプトだったら「ワナワンは私ちょっと違うかも…」って思ってたと思う(どんだけダークコンセプト苦手なの?)。まあコンセプトとかは多分当時の流行とかも影響してると思うけど、だとしたら余計にデビューが2017年で心の底から良かったと思う。このサムネも後ろ姿なんだよね…アイドルの後ろ姿って何でこんなに…。


Wanna One (워너원) - 에너제틱 (Energetic) MV

ただ実在するアイドルを観ているというよりは、「ワナワン」という名の物語を読んでるような感覚なんですよね。私は大人になってからはフィクションにハマる事がほとんどなくなってしまったんですが(学生時代は好きだったけど)、アイドルというよりは架空のキャラクターを好きになってる感覚に近い気がする。これまで苦労してきた練習生がデビューと同時に国民的アイドルへの道を駆け上がり、1年半という期間でアイドルとしてのあらゆる名声や記録を手に入れ、人気絶頂のまま解散…なんて、作り話としては出来すぎてつまんないぐらいですけど。

アイドルなんて実質二次元的な存在なので大なり小なりそういう部分あるんですけど、一方で実在する人ならでは言動にリアリティを感じるのがアイドルの面白いところだと思うんです。私は創作物って作中での時間軸が現実とは全く違うところ…もっと言えば登場人物が同じように年を取らない事に非現実感を覚えるんですけど、当たり前だけどアイドルは現実の私たちと一緒に年を重ねていくじゃないですか。そこに揺るぎないリアリティを感じてグッと来るんですよね。でもワナワンの場合はもう活動してないが故に、そういうリアルを感じづらくて、なんだか覚めない夢を見続けているような感覚です。

そしてワナワンの事を知れば知るほど、このグループが今は存在してないという事実を突きつけられて複雑な気持ちになるわけです。なんか「もっと早く出会ってれば」とかそういうレベルじゃなく、期間限定というルールで生まれたグループであることは重々承知の上で言うんですけど、何でワナワンが1年半で解散しなきゃいけなかったのかがよく分かんないんですよね。もちろん理屈では分かってますけど、シンプルに期間限定のアイドルにしておくには勿体なさすぎるでしょ。さすがに。みんな可愛いなおい。

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ただワナワンのリアリティ番組とか観てると、私が想像してたより「1年半限定のグループ感」が強いんですよ。全員が最初から終わりがくることをちゃんと理解してるというか、覚悟してるように見えて。特にヒョンたちは「今しか出来ない事をやってる」なと。実際、彼らには次のステップが用意されていただろうし、腰掛けって言っちゃうと身も蓋もないけど、プデュもワナワンもアイドルとしてステップアップしていくための通過点に過ぎないというか、ゴールじゃないわけで。ワナワンが終わってもそれぞれの活動は続くんだから、本来の自分の居場所に戻った時にちゃんと結果を残す事のほうがきっと大事だったろうし。

この11人で活動できる期間はたったの1年半しかなくて、そんな状況で絆を深めるのってかなり難しいと思うし、どんなに頑張っても終わりが決まってるのにどんな気持ちで活動していたんだろうかとか、1年半限定のメンバーとどうやって関係性を築いてきたんだろうとか考えちゃう。私はアイドルグループは運命共同体だと思ってるし、それぐらい特別な関係性を築けたグループだけが“花道”を歩けると思ってるんだけど(成績や売上だけの話じゃなくてね)、でもワナワンには普通のグループのように活動しながら関係性を築いていく時間を持つ事すら許されなかったんだな、と思うとなんかすごい切ない気持ちになってしまう。最初からそういう運命なんだけど。

大人になると目の前の事だけを必死に頑張るみたいな感覚はどんどん薄れてきて、逆に自然に何年も先の事を考えながら行動するようになるじゃないですか。5年後、10年後の自分のために今日を頑張るわけで。もし私が「今の職場は1年半しかいられないんで」って言われたら、自分のスキルアップだけを考えて必要最低限の仕事をして1年半過ごすと思う。もちろん芸能界で活動する子たちは根本的に時間の流れ方も違うだろうし、新陳代謝の早いK-POPの世界では1年半の活動期間も、もしかするとそこまで短くもないのかもしれないけど、最初から期間が決まってるのと、結果的に1年半で終わってしまうのとは全然違うから。

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これがもし頑張ったら契約延長になるかも、とかいう話ならまだ分かりますよ。でもどんなに頑張ってもどんなに成績や結果を残しても1年半で終わり。いつ死ぬか分かってるのに頑張って全力で生きろって、そんな残酷なことある?やっと掴んだ夢には期限があって、頑張って努力して幸せや栄光を得ても、1年半後に全部を手放さなきゃいけないなんて。もちろん経験した事が無になるわけじゃないし、この経験を次に生かそうと思ってみんな頑張ってたと思うけど、「どうせ1年半で終わるのにそこまで頑張る必要ある?」って思う子がいてもおかしくないし、責められないと思う。

でもそれと同時に、そんな特殊な状況下に置かれながら、個性もバラバラな11人が出会って数ヶ月のメンバーたちと短期間で関係性を作り上げて、多くのファンを魅了するグループになったのも凄い事だなと思う。いや実際にはどうだったか分からないよ。表面上だけで関係性なんて全然築けてなかったかもしれないし、リアルタイムで観てたらきっと綻びや違和感を見つけてしまう事もあったと思う。様々な立場の人の複雑な事情や感情が渦巻く中での活動じゃ、いろんな問題やトラブルがあったであろう事は想像に難くないし。でもアイドルの最終的な価値を決めるのはファンだから、ファンの心に残った姿が真実なのよ。

結果としてこの世に残ってるワナワンはやっぱりモンスターグループと呼ばれるにふさわしいものだし、それはきっとメンバーや制作陣の想像を超えた何かだったわけじゃないですか。デビューコンがドーム、デビュー曲は音源チャートオールキル、音盤売上はデビューアルバム記録更新、音楽番組15冠、主要新人賞総なめ、デビュー曲MV1億再生突破…みたいな、とにかく初記録新記録のオンパレードで、ここまで絵に描いたようなサクセスストーリー誰も予想してなかったろうし。“伝説のグループ”なんて言われて、自分たちの成し遂げた事を彼らはどんなふうに捉えてたんだろう。

現実には、そんなことをいちいち考えるような余裕も時間もなく、ただただ山のように与えられたスケジュールをひたすら一生懸命にやってただけなのかもしれない。とにかく限られた期間に出来ること、やるべきこと、やらなければいけないことを全力でやって、駆け抜けた1年半だったのかもしれない。本当はこうしたかったとかこんな事をやってみたかった、なんてメンバーは願うことすら許されなかったのかもしれない。きっとこの世に存在するどんなアイドルよりも濃厚な多忙な1年半を過ごしただろうから…。


[MV] 아이오아이(I.O.I) _ 소나기 (DOWNPOUR)

そんな事を思いながら聴くI.O.Iの『소나기』泣ける。ジェファンとソンウンのパワフルな歌声も好きだけど、本家は凄く優しいな…。たった1年半で解散した事が彼らにとって幸せな事だったのか不幸な事だったのかも、もはや知るすべがないけれど、もっと見たかったって惜しまれるぐらいがちょうどいいのかもしれないな。活動を続けてもいつまでその人気が維持できるかなんて、誰にも保証できないわけだし。ただそれを考慮しても、あと2年…いや1年でも活動してたらどうなってたのかな、BTSやEXOにどこまで迫れてたのかな…とか思ったり。何よりもグループとして成熟していく所を見てみたかったよね、ワナブルは。

でも期間限定である事は彼らを構成する重要な要素でありアイデンティティで、それを否定するのは、ワナワンの存在自体を否定するようなもので。期間限定だからこそ彼らは結成されたのであって、それぞれの事務所で活動を続けていたらワナワンは生まれなかったし、プデュで集まることがなかったら一人ひとりの魅力がファンに見つかることもなかったかもしれない。リアルタイムを知らない私はどうしても美化してしまうけど、むしろ期間限定だからこそ輝きを増した部分もあると思うし。期間限定だった事や人気絶頂のまま活動終了したことは、強烈なバイアスになってるんだろうな。

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正直言って、よく予定通り解散できたなと思う。もちろん事務所の都合や思惑、関連する企業との利害関係やら力関係やらのしがらみは相当あったと思うけど、それでも関係者のほとんどが活動延長したかっただろうし、出来るように奔走してたと思うのよね。期間限定というブーストと引き換えに得たものもは大きいだろうけど、それでもまだ1、2年は安泰だったろうし。プエクでいきなり活動期間5年とかにしたのはワナワンで稼ぎ切れなかった反省を生かしたんだろうけど(ウザ…)、その欲が身を滅ぼしたんじゃないかね…。知らんけど。

ワナワンの活動再開を望む声もきっとまだあると思うけど、ただでさえ事務所の問題がややこしいのに不正問題も発覚してしまったからな…。ちょうど今、IZ*ONEが4月末の契約終了が迫ってていろんな憶測を呼んでますけど、IZ*ONEはいいグループだと思うけど、操作で落ちてしまった練習生の事を考えると延長はちょっと違うかなと思ってしまうし。まあ破格の移籍金&保証金出してメンバー全員まとめて買い取ったるみたいな太っ腹な事務所が出てこない限り無理かな(今のビッヒなら出来るんじゃね?笑)。 


[KCON TACT season 2] 김재환&박우진&박지훈&이대휘&하성운 - 이 자리에

去年の秋のKCONでは5人のコラボステージがあったんですよね(不正問題が本格的に表面化してた時期だったと思うのでよくやったなと思いつつ…)。今の私にはこれをどういう感情で観たらいいのかよく分からず、なんかやだなと思いつつ恐る恐る見てみたら、結構ガッツリ思い出語らされててビックリしちゃった(そういう演出まだ早くね?)。でも当時のレポを探して読んだら、わりと楽しそうにしてたみたいなので少しホッとしました。マンネラインがだいぶ大人っぽくなったなと思ったけど、まだみんな20歳そこそこなのよね…。

こうして一部のメンバーだけでも公の場に集れるというのは、それはそれで安心するというか嬉しいなと思う反面、一人でも欠けちゃうと成立しないグループってあるよな…と実感してみたり(セブチとかまさにそうだけど…)。この5人以外も、今はそれぞれ個人や別のグループで新しい活動をしてて、それはワナワンの時のような華やかなものではないかもしれないし、プデュマジックが解けたみたいに言う人もいるかもしれないけど、彼らにとっては今のほうが大事なはずだし、なんなら今のほうが幸せなんじゃないかなとすら思ってしまう。いやそれは私の願望かも知れないけど。

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はあ。とりあえず今自分が感じた事を全部書いてみました。書いててちょっとしんどかったけど、スッキリした。何というか、余りにも強烈な光を浴びてしまってずっと目がチカチカしてる…みたいな感覚だったんですけど、やっと視力が戻ってきた気分。最近ひたすらS2のパフォーマンスを観ては泣いてワナワンの動画観ては笑って、でもワナワンはもういない虚無…みたいな事をやってて情緒がわけわからん事になっていたので、気持ちが楽になりました。一人で抱えているにはしんどい感情だったし、このままだと他のグループの事を考えられなくなりそうだったので…。

今後どうしようかな…。アルバムが5枚出ててプデュ曲も配信されてるし、リアリティ番組もあるし音楽番組とかの映像も結構あるのでしばらくは全然楽しめそうだなと思うし、特にS2は何度でも繰り返し観たいなと思ってるんですが、もう新しい供給がないという事は推しに課金出来ないし(アルバムすら新品ほとんど出回ってない…)、そもそも課金出来ない存在を推しと呼んでいいのかよく分からない…。もう存在しないグループを推すことに何の意味があるのかという人体実験か何かかな…?うーん、考え出すと虚無なのでソリソリ2班でも観るか(何でも映像に残ってる…いい時代だ…)。


PRODUCE 101 season2 [단독/4회] ′여기는 완성형′ 이번 열차는 미안행~ㅣ슈퍼주니어 ♬Sorry, Sorry_2조 @그룹배틀 170428 EP.4

でもS2もワナワンも知れてよかったなと心から思ってます。供給がない以上、徐々に熱量が落ちていくのは目に見えててそれが今からめちゃくちゃ寂しいんですけど、物語が完結したからといって、作品の価値が落ちるわけじゃないじゃないので。魅力的なものは魅力のあるまま色褪せないし、2021年に私が発見したように今後も誰かがちゃんと見つけて語り継がれていくんだと思う。というか語り継がれるべき。でも出来ればコンサートはすべて映像化して欲しかったなー。K-POPはあんまりライブを円盤化する文化がないのかな…。*1

そういえばワナワンの解散コンサート最終日の2019年1月27日に嵐の解散発表があったって知ってマジで震えました。私、この数ヶ月のうちに2つの国民的アイドルグループの解散に立ち会ってしまって(立ち会ってはいない)、謎の悟りを開きそうなんですけど。初めてドルヲタ辞めたくなった…。しかしなんとなく観始めたプデュS2がこんな沼ルートにつながってるとは思わなかったですよ。きっと私が知らないだけで面白いものとか魅力的なものがこの世にはまだまだたくさんあふれているんだろうな。おしまい。

*1:すみません、調べたらツアーのは出てるみたい。買う