アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

Mステの事とJr.の事。

もうずっとJr.のエントリばっかり書いているけど、多分これで一段落だと思うので許してください。誰に謝っているのだろうか、自分にか。12日のMステに東京B少年が出演しました。リアタイする気満々でいたのにできなくて、本当に絶望感でいっぱいになって帰宅したんですけど、見たらめちゃめちゃ元気出た。言い方難しいけれど、思ったよりちゃんとしていたというか、もっとガチャガチャしたヲタ向けなノリで終始するかと思いきや、意外としっかりとまとまったパフォーマンスだったなと思ってしまいました…。まあヲタの私がそのジャッジ冷静にできんのかって話もありますが、でもB少年のことを知らずにこのMステ見てても惹きつけられていた自信がある。仮に3月のJr.祭りに入ってなくて、クリエも見てなくても、Mステで佐藤龍我くんの「セクシーローズ」で落ちてたに決まってますね。コレは。やっぱり破壊力あった。

B少年ちゃんたちは本当にただただひたすらに可愛くて、コンディションも良く、一生懸命に全ての力を出し切って素晴らしかったと思うのですが、改めてJr.の世界は弱肉強食ですらない、諸行無常である…という事を痛感した数十分間でもありました。今のJr.はキンプリ(特にMr.KING)が中心にいて、キンプリ内でも平野くんが頂点にいるのは誰の目にも明らかで、何をやるにしても序列がハッキリとしている。もちろん、他のグループでも単独では序列高いんだろうなというメンバーもいるけど(ジェシーとか安井くんとか)、グループの序列って多分CDデビューに直結するからかなりシビアな問題だろうし、グループで応援したいというヲタが多いのが現実だから重要で。ただ序列って目の当たりにするとその瞬間は結構ショックだし、しんどいんだけど、一度受け入れちゃうと意外と我慢できて「自分の推しのポジションはココなんだ」と理解する事で、じゃあ自分はこうやって推していこう、応援していこうってなると思うんですよね。でも一度出来たはずの序列に、B少年はググっと割り込んできた存在なわけじゃないですか。そういうのって、すごくキツイだろうなって分かるんです。なかなか受け入れ難いよね。まあJr.祭り発表時のいわゆる番手ってやつが、キンプリ→HiHi→B少年だった時点で気づいてた人も多いだろうし、今年のクリエは決定的だったろうとは思うけど、こうやって単独でMステ出演ってなってくると、もうなんというかまじまじと格差を見せつけられてしまうというか、見事にテンプレみたいな「事務所の爆推し」って感じで、抵抗を感じる人も多いだろうなあって思うんですよ。凄まじいアンチが付く未来が目に見えていて切ない。わからないけど、セクゾの時とかも大変だったんじゃなかろうか。

まあそれを不満に思うヲタがいるのは当たり前の事だけど、でもJr.ってその繰り返しですよね。私は最近Jr.の昔の番組(少クラとかガムシャラとか)を漁っていますが、時代によってメインになってくるJr.が違う事を何も思わずには見れないわけです。キンプリが出来たのが2015年の夏として、ここ2年はキンプリがJr.のトップランナーで、それは人気とか実力とか以前の、事務所が今推したいと思ったのがキンプリだったというだけの事だとは思うんですよ。キンプリのメンバーが魅力的なのはわかるけど、他にも魅力的なメンバーはいっぱいいるわけなので。でも例えば「ガムシャラ!」とかを見てると、平野くんのポジションにはちょっと前までジェシーがいたんだなと思うし、私は詳しくは知らないけど、それより前にはまた別のメンバーがそこにいたんだと思うんです。本人の努力や実力、人気みたいなものとは別軸の何かに晒されてメンバーはメンバーで苦労して、ヲタもヲタで振り回されて、けどその采配に唸ることもあるといっぱいあったと思うの。ジャニーさんというもはやこの世に存在するのかもよく分からないカリスマの先見性に、結果的には魅了されずにはいられないのがジャニヲタの皆さんなわけじゃないですか。それに魅力的な子を発見したら、その子に色々やられてみたい、試してみたいって思うのは、大人になるとすごく良くわかるんですよね。もうワクワクしちゃうんだろうと。

関東のJr.は2012年2月のA.B.C-Z以降5年半デビューがなくて、結成順でいうとSexy Zone以降6年ないにもかかわらず、現在SnowMan、Travis JapanSixTONESMr.KING、Prince、HiHi Jet、Love-tune、東京B少年とメインどころだけでも8組もいて(厳密にはもっといますよねきっと)、本当に無茶苦茶だなと思うんだけど、人気があるが故のデビュー渋滞みたいな感じなのかな。以前WESTの淳太くんが、ジャニーさんにCDデビューしたいって訴えた時に「今のままでも充分仕事があるし、CDデビューしたらCDを売る事を優先しないといけなくなる」って言われたって話をしてて、そういう考え方もしてるんだなと思ったけど、とは言え直近のジャニーズWESTでさえ2014年だから、色んな意味でそろそろデビューさせざるを得ない時期な気もするし。って言われて1年ぐらいは経ってそうだけど。次は人気や経験値で選ばれるのか、ポテンシャルで選ばれるのか、キンプリでほぼ内定してるのかなと思ってたけど、はてさて。興味深いところではあります。

ところでMステで一番荒れてたのは、HiHi Jetがバックに付いてた事かなと思ったんですが、私は最初MステにB少年単独で出演する事が発表になった時も、本当はHiHi B少年で出る予定だったけど、猪狩くんの病欠もあってフルメン揃わないからB少年単体になったのかな、ぐらいに思っていたので、正直あまり悲観的な見方はしていなくて。セトリに「HiHi JET」が入ってたことは、確かに絵的にはすごく残酷だなと思ったし、もちろんメンバーは絶対悔しいだろうけど、今回のはそんなに気にしなくてもいいのではというのが率直な気持ち。そんなポジティブに捉えてていいのかという気もするし、私がB少年寄りの人(というか龍我くん以外は横一線)なので客観視出来ているだけなのかもしれないけど。でも仮に運営がB少年を推していくのだとしても、こうやって推されグループとセットにされる機会が与えられているという意味では、むしろHiHiにとっては大きなチャンスなんじゃないのかなと思うんですよね。HiHiとB少年の扱いが今後どうなっていくのかは、夏のJr.ライブ次第かな思うので、そこまでは静観しておきたい。個人的にはB少年もHiHiも大好きになってしまったので、2組とも幸せになって欲しいし、ずっと一緒に活動を続けていてほしいなあ。おしまい。

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控えめに言って最高。ピンが甘かった。

クリエの当券が当たった話とついにJr.に落ちた件。

最終日の昼公演のチケットの当日券が当たって、なんと2回目入ってきました…5日ぶり2度目のジャニーズ銀座…死んだ。完全に私のJr.担人生が始まってしまった。終わった。始まりなのか終わりなのかよくわからないけど、今後の自分に不安しかない。まあその話は最後にしよう。ライブの内容について書く前に、まず人生で初めて当券の列に並んで、しかも当たったので、その話をしたいと思います。ん? 自慢かな? って感じですが、もう二度と当たらないかもしれないし良いじゃないか! というわけで、そもそも当日券の販売があることを知ったのは、30日の公演に行った時でした。早めに日比谷に着いてクリエを見に行ったら当日券の列が出来ていて、「ああ当券とかあるんだな」と思って。さっと調べてみたら、どうやら見学用に空けている関係者席などを開放するらしいぞと。そんな感じじゃ大した数は出てないだろうけど、予定もないし(厳密に言うとあったけど飛ばした)、もし今日入って良かったら並んでみるかなと、気軽な気持ちでいたらまんまと前項参照。一夜にして必死勢になる。

1日、2日は普通に仕事してたので3日からスタート。入れるかどうか分からない公演にフル装備する気力はなかったので、最低限のおめかしと双眼鏡だけ持って参戦しました(使い勝手の良い公式ペンラ欲しい)。期待はしないように心がけつつ、でもちょっとワクワクしながら、当たったことを妄想しながら並びましたが初日はあえなく惨敗。少なくて500番、多いと900番ぐらい整理券が出ていて、当選数は各20人前後なので倍率25〜45倍と考えると、まあ外れて当たり前なんだけど、なんか結構がっかりしている自分がおり、ネットで落選知るよりもリアリティがあるからか、なんか受験の合格発表みたいな気持ちに。続く4日も普通に落選で、残すは最終日、見学も増えそうだし並ぶ人も多そうだし、ほぼほぼ諦めモードで日比谷に向かいました。2日間虚しい気持ちでクリエと自宅を往復していたからか、並んでる最中もなんかもはや無で、なんなら夜公演の並びのことを考えてて、「コレ終わったら次は15時半か…どこで時間潰すかな…スタバもドトールも毎日行ってるし、別の店がいいな…」とか思ってたら9番目に番号を呼ばれました。呼ばれた瞬間はポカンとしてしまって、でも隣の人…というか私は列の一番左側にいたので、右側の人が全員こっちを見ていて、その先にクリエのお姉さんの顔が見えて、「あ、私だ」ってなって。リアルに「まじか」とつぶやきながら、お姉さんに案内されてエントランスへ。「何かの間違いでは」「番号聞き間違えたのでは」と不安になりながら、受付で名前と連絡先を伝え、身分証をチェックされ「クリエ前の大きな看板の前に集合して下さい」と言われて一旦解散。お兄さんに「当選おめでとうございます」と言われ、やっと現実味が出てくる…。

ヨロヨロしながらチケ代を下ろしに銀行に行き、ルミネで化粧を直し、特に伝えるべき相手はいないものの1人で抱え切れずTwitterでちょっと発散し、案内された時間にクリエの入り口に集合。当選順に並ばされ、その回の当選数は23人だったので番手的には問題なく入れそうでホッとし(呼ばれた人が全て入れるというわけではないらしく、お兄さんがしきりに「後ろの番号の人は入れないかもしれません」と連呼していた)、番号の確認と本人確認の後、空いているとこから好きな席を指定するスタイルでした。見せられた座席表によると、1階の前方ブロックの真ん中あたりに5席ぐらい用意してあるのと、1階最後列の後ろの補助席7席、あとBOX席と全部で20席あるかないかぐらい。私の番になると1階前方は埋まってたので補助席から選ぶことになり、補助席の中で一番センター寄りの席を選んで入りました(実は通路側が空いてたんだけど、正直メンバーに近くに来られても困るのでそこにした。まだまだ覚悟が足りない)。あとは通常どおりに持ち物チェックされて入場し、補助席の説明を受けて終わり。まあ何てことはない流れなんだろうけど、同じことが早々あるとも思えないので、記念に記しておきます。

2回目は初回よりもだいぶ冷静に観させて頂きました。最後列だったのも良かったかも。なんかやっぱりメンバーに近くまで来られても、どんな顔してステージ観てれば良いのか分かんなくなっちゃうので、適度な距離感だったなと。距離的には何の問題もなかったんだけど、補助席は最後列よりも少し低い位置にあるので、若干視界は悪かったかな。前の人が背高かったし。えー、で、念願の2回目でしたが、率直な感想としては「高橋優斗の悪ノリがすぎる」コレに尽きます。1回目に入った時も「今夜貴方を口説きます」の“優斗→龍我←雄登”ごっこはやり過ぎ! って書いたけど、もう、女子にキャーキャー言われて完全に調子乗ってる男子高校生でしかなかったね。何をしてたかって…もうハグしたりちゅーしたりやりたい放題ですよ。高校生相手に大人気ないけど、思わず「馬鹿かよ!」って口走っちゃったからね。那須くんも龍我くんもノリノリでやってるからいいけど、近くにいる作間くんが普通にドン引きしてるやないか。あまりレポ漁りしてなかったんだけど、思わずこれまでの公演のを調べてみたら「今夜〜」では毎回この寸劇で遊んでたらしいことがわかり、しかも着実に内容がエスカレートしており、もう苦笑うしかない。しかも、アンコールで幕が開いた時に、龍我くんが高橋くんに床ドンさせられており(←されてるんじゃなくて、させられてるところがまた駄目)、見た瞬間「馬鹿かよ…」ってまた言っちゃったし。龍我くんも顔真っ赤っかやないか! 高橋くん、いや高橋さん、私は那須くんと龍我くんの絡みのが観たいから、ちょっと自重してください。至近距離で見つめ合って歌ってたのホント可愛かったな…龍我くんの生着替え間に合わなくて手伝ってあげてたし…。可愛さよ。

…とかブーブー書いてますが、高橋くんのサービス精神というか、舞台度胸というか、高校生にしてエンタメわかってる感じは、真面目に将来有望だなって思います。まだ照れが勝っちゃうお年頃だと思うのに、偉いなと。この中だと最年長できっと自分が引っ張っていかないとって気持ちも強いんだろうけど、実は経歴で言うとまだ浅くて、うちにあるドル誌引っ張り出してみてびっくりしたんだけど、HiHiの初期メンではないんですよね。途中で4、5人の追加があった時に加入して、Johnny's 5があって、そこから今の4人になってからまだ1年も経ってなくて。でもラジオやテレビのレギュラーがあるのも納得だし、今のHiHiB少年には欠かせない子だなと思う。なので、今回猪狩くんいなくて、パフォーマンス観れなかったのはもちろん寂しいんだけど、高橋&猪狩のMCが見れなかったのもすごく残念だった。猪狩くんの怪我が酷くありませんように。早く復帰しますように。

でも今回一番テンション上がったのは、文句なしに作間龍斗くんと佐々木大光くんの「Yes!」でした。途中でセトリの変更があったのか、日替わりのセトリだったのかわからんのだけど(少しは調べろよ)、全然知らなかったのでイントロ流れた瞬間ホントやばかった…。JUMPのユニット曲の中でもかなり好きな曲だし、中学生に歌わせるには歌詞も振り付けもエロいんだけど、作間くんと佐々木くん大人っぽいから何ら問題なく…いや、問題は大アリなんだが、問題を感じさせない大人っぽいパフォーマンスで…悶ました。さすがにジャケットの下にTシャツも着てたし脱ぎはしなかったけど、腹チラやってくれた…ご、ごちそうさまでした…! 腹筋…! やっぱり作間くん良い…推せる…。今日もセリフメドレー良かったし…夏もHiHiB少年と一緒にステージ出てほしいな…。

で、最初にちょっと書きましたけど、多分これは本格的に東京B少年メインでJr.を推すことになりそうな気がしています。この1ヶ月半で6回もJr.の現場に行ってしまってるし、めちゃくちゃ楽しいし、B少年大好きだし、これでJr.に推しいないとかどの口が言うのかと。言ってることとやってることが違うだろと。もう言い逃れ出来なそうにない…。でもデビュー前のグループを推したくない、という葛藤とはまだ戦ってます。ななみんの悪夢がなかなか消えないんじゃあ…。まあ今は終わったばっかでテンション高くなってるせいもあるし、次のJr.の現場は7月だけどその前にNEWSもあるし、多分JUMPのツアーも発表されるだろうし、その都度どういう感情で動いていくかはわからないですけども。でもこういうのって直感でしかないからな〜。ま、推しとは変えるものではなく、増やすものですから! 現場からは以上です。とか書いてたら来週のMステに出るそうですよ、奥さん。こうなって来るとサマステみたいなやつをキンプリと一緒にされたのってヲタ流しが目的なのではという気持ちに。こりゃ夏から始まるMr.KING冠番組もHiHiとB少年レギュラーなんじゃないか…。う〜ん推されしんどい! おしまい。

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お写真。そういえば関係者席にジャニーさんっぽいおじさんいてテンションあがった。

とんでもない世界に足を踏み入れかけている気がする話。

えー、HiHi Jetと東京B少年のクリエに行って来ました、以上でーす。

……いや、ちゃんと書きます。書きますけど、何だろう。正直、その一行で事足りるっていうか、何かちょっと想像を絶する世界過ぎて何がなんだかよく分かんなかったというか。普通にHiHi Jetと東京B少年が先輩たちの曲とかでライブやっただけなんですけど、普通に楽しいライブで良かったね、で済むっちゃ済むんですけど。でも600人ぐらいのキャパのホールで、自分の目の前で中高生男子たちが必死に歌ったり踊ったり楽器弾いたりファンサしたりしているのが、なんかあまりにも非現実過ぎて私には到底受け止めきれませんでした。終わってから放心状態でそのままご飯食べに一人でお店に入ったんですけど、味が全然しなくて半分以上残して出てきてしまいました。たった1時間半強の公演でしたが、5時間ぐらい見てた気持ちになりました。なんせ濃すぎてな。

座席は後方ブロックの真ん中あたりでしたが、まあ当然ステージは近い近い。だってキャパ600ですよ。最後列だとしたって近いよ。そんな距離感で、さらに真ん中の通路まで来られた日には…BBAには刺激が強すぎて心臓に悪い。どうしていいか分からなすぎて、前半ずっと口塞いでたわ。超ニヤニヤしてたろうな…。でもって、自分の置かれた状況はただひたすらに非現実的なのにも関わらず、この距離感で生身のアイドルを見てしまうと、ずっと二次元だったものが突如三次元化したような感覚があって「私の妄想たちが実存している…だと?」みたいなよく分からない思考回路になってしまったし、別に何のコミュケーションも発生しないのに、勝手にメンバーに対してコミュ障を発症してました。超挙動不審だった。目の前にいるのにステージのほう見てしまったり。女子現場の接触でJC相手に事故る私には荷が重過ぎました。こんな近くで見てすみません。

過去私が入ったアイドルのライブで一番狭かったのは、間違いなくAKB劇場なんですけど、あそこって劇場っていうかホントに小屋っぽくて簡易なセットでステージも低くて薄暗くて狭くてっていう、簡単に言うと地下感がすごいあるので、学園祭を見ているみたいな感じもあって(まあその時の私の気持ちの問題もあるだろうけど)、近いのが当たり前というか、近くて普通って感覚だったんですけど、クリエはもちろんAKB劇場よりは全然広くてキャパは倍以上ある箱だし、本当に所謂きちんとした劇場というか、ステージもセットがしっかりあって、天井も高いし、照明もちゃんとしてるから、そういうステージを作るギリギリの狭さというか絶妙な狭さなんだなと思うんですよ。で、それがまた妙に異空間な雰囲気を醸し出していて。私はジャニーズの舞台系だと帝劇と今はなき青山劇場には入ったことがあって、なんとなくそれをイメージして入ったんですけど、よく考えたらどちらも1500〜2000キャパだからもう全然違うのよね。甘く見てた。

箱の狭さも衝撃の一つではあるんだけど、なにせサプライズが多すぎました。私は30日の夜に入ったので、前日〜当日午後まではとにかくネタバレ回避しようと思ってネットを避けてたんですよ。セトリのネタバレがホント無理なので。で、まあ見事に何の前情報も踏まずに現場に行ったら……東京B少年、増員してました。メンバー1人増えてました。5人組だと思ってたグループが6人組でした。しかもほぼ見たことない子でした。入り口のポスター見て「おい、一人増えてるんだが? 聞いてないぞ?」ってなるし、テンパりながら会場に入ったせいで猪狩くん休演のお知らせを見損ねて、開演した時に「……猪狩くん抜けた!?!?」ってパニックになった私の気持ち、わかりますか? なんかもうそういうサプライズに次ぐサプライズで、吊り橋効果みたいな事になってしまった気がする。

まあ猪狩くんが抜けたわけじゃなくて休演だっていうのは、途中でなんとなく気付いて。で、そのアンダーというか代役で部分的に作間くんが入っていて、それはそれは素晴らしい仕上がりだったんだけど、でもやっぱり猪狩くんも見たかった。あと東京B少年に加入した金指くんに関してですが、Jr.祭りでちびっこJr.の中にいたことを明確に覚えてました。色違いの衣装もらってる子の中に、小さいのにお顔完成してる子おる! って思った記憶がハッキリあるので、まあそういう事ですよね。ただこのタイミングでの加入については、メンバーもまだ受け止めきれてない感じが伝わってきて、こっちもどう受け止めていいか分からないというか、メンバーの若干の戸惑いみたいなものを勝手に感じておりました(まあ藤井、岩﨑、浮所は既にその辺の憂き目にあってきてるから慣れてそうだけど)。あと個人的には、「これがJr.の洗礼というやつなのか…」と震えました。こういう突然の加入脱退消滅…これを耐え忍ぶしかないのがJr.担の運命なのだな、というのをひしひしと感じましたね。彼らを知ったの1ヶ月前ですけど、メンバーが増えることにちょっと動揺してしまい、既に5人を箱推ししかけている自分に気付いて頭抱えました。

とまあそんな感じなので、正直曲がどうだったとかダンスがどうだったとかファンサがどうだったとかいうことはほとんど覚えてません。「この距離感なのに双眼鏡でガン見してごめん」って心で思いながら5割ぐらいは龍我くんを見てましたが、Jr.祭りではあまり見るチャンスのなかった全員のステージ上の表情をじっくり見れて幸せエンドレスでした。それでも目が足りなかったけど。もうホント「ビックリしたけど、なんか楽しかった」というこれぞ小並感というような感想しか出てきません。それでも辛うじて印象に残ってるのは、龍我くんの「セクシーローズ」から始まるエロセリフメドレー(セリフのある曲ばっかりやるメドレーでセリフは全員に順番回ってくる)に作間くんが猪狩くんのアンダーで参加してくれて、しかも龍我くんと絡んでくれてめっちゃテンション上がったのと、優斗くんが後輩との寸劇を交えながら歌った「今夜貴方を口説きます」ですかね…。基本地蔵&バードウォッチングしてた私ですが、ここだけは振りコピせざるを得なかった…! これ本当は猪狩くんとやる予定だったのだとしたらほんと切ない…。ところで最近雑誌でも定番になりつつある、“優斗→龍我←雄登”ごっこは、くそったれ腐女子野郎の私から言わせるとちょっとわざとらしいの少し控えて欲しいです笑。いや、ガチなら好きなだけやってくれたらいいけど。

龍我くんは相変わらず持て余した長い手足を必死に動かしながらダンスしており、歌も頑張っており、本当に一生懸命で私はただただ微笑ましい気持ちで見ておりました。肩が常にちょっと上がってて、終わったら肩ガッチガチになってるだろうな…。双眼鏡で見てるとよく分かるけど、完全に視線は一点集中してたので(多分どこかを見るって決めて見てたんだと思うけど)、観客の顔を見る余裕はなさげ。その辺は他のメンバーも似たようなもんだけど。ただ曲中のフリーの時に何をしていいかよく分からないっぽいのがすごく気になった…誰か教えてあげて! 頑張って場所移動したりバンドメンバーの所行ったりしてるけど、ただウロウロしているようにしか見えなくて可愛い。岩﨑くんとのシンメがバランス良くて良かった(2人とも背伸びたね?)。見学に来てた勝利たんに「『セクシーローズ』どうでした? どうでした?」って言ってるの可愛い。セリフは褒められたけどポジション間違えたの指摘されてしょんぼりするの可愛い。同じく見学に来てた樹&慎太郎に遊ばれて可愛い。終盤はちょっとへばってたけど最後まで表情崩さずに頑張ってて可愛い。全部可愛い。

那須くんはB少年だと龍我くんとのシンメか浮所くんとのシンメが多かったけど、HiHi B少年だと(B少年側の)基本センターで、その姿が王道のセンターって感じで強かった。もう少し色んな表情出来るようになってたらもっとセンターらしくなっていくのでは。声が良いのか、歌も聴きやすくて。あとなんとなく龍我くんとシンメのイメージだったけど、浮所くんとのシンメになったり絡み多めで、同期シンメありやなと思いました。龍我くん、那須くんに関してはJr.祭りと大運動会ですっかり打ちのめされてましたが、今回は岩﨑くんがかなり面白かったです。雑誌のインタビューとかで、岩﨑くんがなかなかぶっ飛んでるってことは知ってたけど、ぶっ飛んでるというよりは良い意味で空気を読まないタイプというか、何でもできちゃう肝座ってる子なんだなと。で、それはとてもアイドルにとって重要なスペックなので、こういう子がメンバーに一人いるかいないかは、のちのち響きそう。岩﨑くんの隣で楽しそうに岩﨑くんを見つめている龍我くんが可愛かったです。

浮所くんは近くで見るとお顔が小さくてお綺麗でドキッとしました。スタイルもいいし、めっちゃ芸能人感ある! 華がある。B少年の中ではとてもコミュ力高いタイプというか、HiHiとのMCでも積極的に喋るし、無茶ぶりにもすぐ応えられるのも良い。パフォ中もわりと周りが見えているなと思いました。経験値の差ってこういうところに出るよね。藤井くんはさすがに最年長&歴長いだけあって、パフォもファンサもMCも一番安定して見えました。そして本当に笑顔が良い。ポジション的には藤井くんのシンメが金指くんになるのかな。最年長と最年少が背格好似てるってなかなかオイシイやつ。ビジュアル強メンで揃えたかと思いきや、バランスの取れたメンバー構成になってるんだなと思いました。でもプロフィール見ると(カレンダー、スライディングでポチりました)、A型が一人もいないんだよね…龍我くん不明だけど…。あと、多分これは今後も慣れることはないと思うんだけど、私は中学生の腰振りに湧く感覚だけは一生理解できないなと思いました…。まあ一種のC&Rというかお約束みたいなものだってのは分かるんだけど、なんかちょっと生理的に無理だなって…。成人してからで充分…。

あと個人的には作間龍斗くんが素晴らしかったということを声を大にして言いたい。Jr.祭りの時から気になっていて、HiHiにまざってローラーやったりキーボード弾いたりと、無所属とはいえかなり評価の高い子なんだろうなとは思っていましたが、前述の通り休演した猪狩くんのアンダーで、メドレーの時に恐らく猪狩くん用のメンバーカラー衣装を着て登場。猪狩くんの抜けた穴をちゃんとカバーしていて、素晴らしかったです(ちょっと話逸れるけど猪狩くんと作間くんって同じ年で誕生日も近くてほぼ同期で仲良しでローラー上手くて、そして今回の代打っていう推せるポイント兼ね備えてるのよね…)。いつ休演が決まったのか分からないけど、他の曲は3人構成で作り変えてあったので、アンダー参加したのはメドレーだけだったんだけど、しっかりセリフも歌パートもあって、ちょっとラッキーと思ってしまった。アンダー以外でもバンドとして、バックダンサーとしていっぱいステージに登場してくれたので、正直かなり見てました…。特にスタイルがいいからか、ダンスがとても綺麗で、見とれてしまった。龍我くんと同じ年なのに大人っぽい子。

まあでも、突然客観的なこと書きますと、評価の難しい公演だなと思いました。HiHi&B少年の後はずっと歴長めの先輩グループが続くわけで、どう考えてもそっちのがパフォのクオリティも高くバラエティ豊富でおしゃべりも楽しいステージになると思うんですよね。メンバーは超超超頑張ってたと思うけど、でもパフォの話となると、やっぱり東京B少年まだまだだなと思ってしまった、そこは正直。振りの間違いも結構あったしあんまり揃ってなかったし、HiHi Jetの3人と比較すると結構厳しい。下手したらバックについてたJr.の子たちのほうが上手なんだろうな、と。何より表情がまだ固くて、それがもったいなかったな。ちゃんと笑顔でパフォ出来てたのは藤井くんぐらいでは。たまにメンバーと顔見合わせて自然な笑みとかも出てたけど、ああいうの増やしていける余裕が出てくるとグッと良くなりそう。まあ今はそれどころじゃないってことなのかな。

でもHiHi&B少年がジャニーズ銀座のトップバッターを任されるってことは、それなりに意味のあることなのかなと思うので(分かんないけど)、その期待に答えられていて欲しいなという気持ちです。まあ私はパフォが全てだとは一切思ってないタイプのドルヲタなので、テクニカルなことよりも内側からにじみ出るスター性みたいなののほうがよっぽど大事だと思うので、そういう意味ではポテンシャルの塊みたいな子たちしかいないし、一人一人がもっと力をつけていけばいいだけの話ですが。できればもう一回入りたいな…一回じゃ何も覚えられんのよ。なーんて思いつつ、おしまい。

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ふ、増えてるーーー‼︎‼︎