アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

怒涛の夏、終わる。

この夏の私的後半戦『サマステ ~君たちが~KING'S TREASURE』のMr.KING、Prince、HiHi Jet、東京B少年公演を土日で3回観てきました。と同時に、色々あって行く予定のなかったサマパラに参戦したために、毎週末ライブがあった私の充実した夏が終わりました…。寂しい。

後半戦も全てスタンディングで入ったのですが、7月に入った公演よりも多少番号がよくて、ステージ近くで観れたのと、あとその経験を活かして自分が観たい位置で観られたのが良かったかなと。あと今回は結構Princeを楽しみに入ったところがあったのですが、率直な感想としてはPrinceの単独入ればよかった…と後悔しました(作間くんも付いてたし)。Princeを観るのは祭り以来でしたが、その時からKINGよりPrinceの方がチームワークというか、メンバーのバランス良くてオリジナリティがあるな…とは思ってて、でも関ジュに興味を持ってたりしてた時期でもあったので、KINGの方を先にチェックしてしまいPrinceは後回し気味だったんですよね。でも改めてPrince良いグループだなって思いました。もっと観てみたかったな…。

あとはやっぱりKINGとPrinceの絡みですよね。パフォについては、個人的にかっこいい系だけじゃなくかわいい系もトンチキ系も観たい人なので少し物足りなかったのですが(まあコレに関しては4グループの合同である以上、仕方ないと思うけど)、6人のMCはめっちゃ面白かった。わりと天然が集結しているKINGとキャラがバラバラなPrinceなので、KING的にはPrinceと絡んでたほうが個性発揮できるし、PrinceはPrinceで平野と神宮寺みたいに、メン同士の関係性に広がりが出て面白いし、そして何より岸くんの無双っぷりよ。ああいう弄られキャラというか愛されキャラってグループに絶対必要。KINGよりPrinceのほうがグループとして魅力的に感じるのは、多分岸くんの存在が大きいだろうなと思う。なんか新曲の『MIXTURE』とか観てたらもうキンプリでデビューしちゃえばいいのになーとか思ってしまいました。まあデビューに関しては、彼らの能力的な問題以前に、大人の事情が働きまくってるから身を任せるしかないんだろうけど。勿体ない話だ。

ハイBに関しては、出番が減った分を仲良しMCできっちり補った印象のあるキンプリと色んな差を見せつけられた感はありました。年齢も経験値も違うから比較するもんでもないんですけど、全員が自分の言葉で喋れるキンプリとの差は歴然かなと。でもMCが面白いかどうかって結構人気に影響出ると思うので頑張って欲しい(ジャニーさんもMCダメ出しするって言ってたし)。個人的には猪狩、浮所くん、大昇くんに期待している。あと特筆すべき点としては『Yes!』に猪狩が加わってた事と『Touch』かな。ちょっと面白さが勝ってしまってはいたけど、中3が全力でやるエロスよかったですよ。やっぱり猪狩は推せます。キスマイの曲全然知らないんだけど、『Touch』はクリエで聴いて好きだったんで、また観ることができて嬉しかった。ただ私の大好物セリフメドレーが削られたのは残念! Prince入れてセリフメドレーやって欲しかったあ。あとはもう思う存分龍我きゅんを観てきました。7月は作間くんもいたし、結構あっち観たりこっち観たりしてて目が足りねぇよって感じだったんですけど、今回は遠慮なく。でももうほっぺたがあんまりんごにならなくなってしまった。寂しい。

今年の夏は、こんなに現場がある夏って初めてかもしれないっていうぐらい通って(当社比)本当に楽しかったです。まあ1日3公演とかスタンディングとか、ファンサエリアのお祭り騒ぎもくしは地獄絵図とか、正直かなりしんどかったんでしばらくライブハウスは行きたくないなと思いつつ、でもやっぱり歌って踊るのを観るのがが一番好きなので、秋は舞台が続くけど、年内にまたライブが観られるといいなーなんて思います。悔やまれるのはPrince単独と関ジュ「少年たち」に入れなかった事かな…。って何回言ってんだ私は。おしまい。

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結局この「東京美show年」ってなんやったん。

サマパラの話。

勝利さんと聡マリのサマパラに入って、地味にセクゾ現場デビューしてきました。公演が発表になった時に、先輩のジャニヲタ(年下)と「このサマパラってやつはJr.がでるやつですかね…」「出るやつですね。すべての公演にJr.付きます」「それって当たり前ですけど、誰が出るかは…」「当日まで分かりません」という虚無なLINEをし、自分と戦いながらセクゾFCに加入して申し込んだものの全落した時点で入るのは諦めてたんですけど、ご縁ってあるものですね…。しかも各1公演ずつ入れれば充分と思っていたら、聡マリは特別登録ってやつが取れて2回入ってきました。

なんか復活当選とか特別登録とか制作開放席とかいろいろあるのだなあ…とか思いながら、期待せず申込んだんですけど、特別登録は当選したら公演直前に電話が来ると聞いてたので(ネット情報)10日前ぐらいに当選メール来てビックリしました。本人確認って言っても自分の名義で取ってれば別に何の問題もないレベルの確認だし(本来そういうものなのですが)、席も普通の1階のバルコニー席だったし(めちゃくちゃ鋭角だったから確かに売らない席だったのかもしれないけど)ラッキーでした。完全に関係者席の開放だったクリエ当券とは全然違ってよかったです。

それ以外は立ち見で入ったので、まあ身長できるだけ高くしとくか…と思って靴ずれで足ボロボロになる覚悟して厚底履いて行ったらEXのフラットなスタンディングより全然見やすかったです。当たり前だけどそれにTDCって収容人数のわりにコンパクトで、2バル3バルも傾斜があるから最後列でもステージもそれなりに見えたし…サブステとファンサコーナーは立ち見だと一切見えないけど。結構直前に行く事が決まったので、予習とかあまり出来ず、シングルの表題をなんとなく知ってるのと少クラで観た曲ぐらいのレベルの知識しかなかったのですが、先輩のカバー曲も多かったし、ほぼ全曲Jr.がバックについてくれていたのでもう目が足りないぐらいで、2時間弱あっという間でした。

まず先に入った勝利コンは、私ちょっと勝利さんの事甘く見てたな…と反省しました。圧倒的ビジュアルなのは超理解してたんだけど、逆に言うとそれしかないというか、綺麗で小さいお顔と華奢な身体って事でしか勝利さんを理解しかなくて。テレビはふまけんがメインになっちゃうし、正直センターのわりに印象薄いなと、多分デビュー当時とかの印象がそのまま残ってるだけなんだと思うんだけど、そう思い込んでて。でもやっぱりグループを背負っている人らしいオーラがあって、だいぶイメージ代わりました。歌もすごく良かったし。楽曲で印象に残ってるのは「Black White」「Vanilla」「THE D-MOTION」「Fly」「REAL DX」あたりかな…。やっぱり自分が知っている曲に寄っちゃう。

あとやっぱり異次元の美しさで…何ていうかちょっと人間味がないぐらい綺麗でした(それがアイドルとして良いのか悪いのか分かんないけど)。ハイBとのMCでピチピチショタ達を圧倒してたので、本当に思い知らされました。でも「顔面国宝」を完全にネタ化してるのとか、何かと「ふまけんふまけん」言ってシンメコンプ丸出しにしてくる感じとかも面白かったし、MCで、ポンコツだらけの後輩(猪狩を除く)に一生懸命話を振っている姿とか、「ええ子や…」ってなったし、こうやって頑張ってきたんだろうなあとか思いながら見てました。と言いつつ、かなりの時間をバックの龍我くんと作間くんを観る時間に費やしていましたが。

聡マリは、バックの事を考えなければサマパラで一番入りたかった公演だったので2回観れたのは率直に嬉しかった。B少年(と作間くん)がバックに付くかもって話をしたのが、サマパラ観たいと思ったきっかけではあったけど、何となく自分好みのステージをやってそうなのケンティか聡マリだろうなと思ってて、興味あったんですよ。結果的にB少年も作間くんも聡マリのバックにはつかなかったわけなのですが、何の問題もなく超楽しかったし、しかも1回目の公演はまっすーが見学に来ていて、MCにもしっかり登場してて大満足過ぎました。MCでポップアップ使ってステージに出てきた時の歓声もすごかったけど、暗転してまっすーが見学席に入ってきた時の周辺のお客さんのざわめき凄まじかった。マスクしてたし髪型も今似てるので「風磨…?え、まっすー!?」みたいになってて面白かった。見学席がばっちり見える席だったので、ステージの聡マリよりまっすーのほうが近くにいるっていうかなり落ち着かない状況でしたが、まっすー大好きな松島くんめっちゃキャワだったし、NEWSのMCだとわりと受け身なまっすーが後輩のために頑張って喋っているのも新鮮でした。そしてすっぴん私服のまっすーに動揺が隠せない私…お、おっすー…。

1回目は突然のまっすー登場に若干集中力を欠いてしまったところもあったのですが、特別登録で入った2回目はじっくり楽しみました。良かったのは「ダンケシェーン」「Mermaid」「KAGUYA」「風をきって」「Sweety Girl」とかかな。もっとあった気もする。第2バルのステージに対してかなり鋭角な席だったので、モニターほとんど見えなかったんだけど、逆にメンバーはすごく見やすくて、ファンサとかもらいやすそうな席でした笑。ライブの率直な感想としては期待通りというか、アイドルらしいアイドルのライブでした。可愛いもカッコイイもエロいもあって、選曲もステージの構成もパフォも全体的に王道アイドルっていう感じ。松島くんもマリウスも、アイドルをちゃんと理解しているし、自分がどうあるべきかとか何かを求めらているかとか、分かっている子達なんだろうなと。まあJr.見てても思うけど、彼らぐらいの世代になってくると、アイドルっぽいものを恥ずかしがったり、ちょっとダサいとかカッコ悪いみたいな感覚はあんまりないのかなと。素直に自然にアイドルを楽しんでいる感じがして楽しかったし、あとなんかやっぱり私「アイドルらしいアイドル」が好きなんだろうなと再確認したライブでした。

そして、初めてバックを目当てにライブを観に行ったわけなんですけど、B少年がライブまるっとバックに付いている(一応1曲やったけど)のを観るのはなかなか新鮮でしたが、メインじゃない人たちをずっと観ているっていうのはなんだか奇妙な作業でした。普段も双眼鏡で推しだけ追っていると全体の状況が分からないから、それがちょっとなーと思っていたんですけど、推しがメインじゃないとなるとさらに何やっているかわかんないっていう。双眼鏡で推しを追っかけるのは、ハロプロの時もAKBの時もやっていたことだし、特に出演メンバーの多い合同コンの時なんかは完全なバードウォッチャーでしたけど(AKBGの合同では推しをロックオンする力本当に鍛えられたなと思っている)、バックの子を中心に観る事って今までなかったと思うので。研究生や研修生の推しも勿論いましたが、やっぱり正規メンバーの推しを観るほうが大事だし楽しいしね。バックの子をチェックするのはあくまでおまけだったから。

TDCには、いつぞやのJUMPがメインでやっていたSUMMARYに友達に誘われて観に行った事があって(その時買った「JUMP」っていう形のペンラと「I ♥ JUMP」って描いてあるトートが未だに家にある。何故買ったのか、そして取って置いたのかは謎。ドルヲタの血かしら)。その誘ってくれた友達がJr.担で、ずっと双眼鏡でJr.観ているのが不思議だったのをとてもよく覚えてるんですよ。TDCって肉眼で観るのに充分な箱だし、死角になる場所もほとんどないし。でもやっとその子の気持ちが分かりました。ライトも当たなければ、カメラにも抜かれないような状況で推しを追うには、どんな会場でも双眼鏡いりますわね。

でもサマステでKINGのバックで踊っているのを観た時にも薄っすら感じていたんだけど、B少年メインのステージより、先輩のバックで踊っているB少年のほうが、何故か魅力的に観えてしまった。自分でも不思議だったんだけど、多分彼らのスキル的に先輩のバックで踊っているぐらいのレベルというか、メインでやるにはスキル不足って事なのかな…というシンプルな結論に達しました。まあそりゃ入所して1年そこそこの子たちだから当たり前だし、今の時点で最大出力で頑張ってるんだからそれで全然いいんですけどね。それに別にスキルがあるから人気になるわけでもデビューできるわけでもないですから…。

夏の現場は、あとは来週のキンプリハイBのサマステで終わります。なんだかんだ毎週現場があって楽しい夏だったなあ。関ジュの「少年たち」を観れなかった事だけが悔やまれる…いや無理なんですけどね、8月に大阪遠征は絶対無理なんだけど。まあいいやその辺の事はそのうち。おしまい。

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サマステ前半戦終了。

『サマステ ~君たちが~KING'S TREASURE』のMr.KING、HiHi Jet、東京B少年公演を初日と土日で3回観てきました。私のサマステ前半戦が無事終了です。クリエから2ヶ月半ぶりぐらいでそんなに経ってないかなと思ったんですけど、間にNEWSを挟んだせいか何故か久しぶり感があり、またNEWSからのサマステへの落差すごかった。ステージの規模もコンセプトもクオリティも、見る側の目的も作る側の目的も違うので当たり前なんだけど、全然違って面白いな〜と思いました。これでJUMPを見たら、また印象が変わるんだろうな(見れる予定ないけど涙)。

ライブハウスのスタンディングとかリアルに10年ぶりくらいで、途中何度か腰が爆発するかと思ったけど、メンバーも楽しそうだし色々頑張ってるのが伝わってきて、細かい事はもういい、とにかく楽しいライブだった。クリエで見た時よりも勿論みんな成長しているし、特にMCとかすごく良くなってて。これはKINGがいたおかげかなとも思うんだけど、廉がちゃんと話を振ってくれる安心感と、海ちゃんがすごく絡んでくれる感じと、でもMCでは猪狩がダントツで面白かった。まだ中3であの堂々たる佇まい…大物感半端ない…やっぱりあの子推せる。今回ハイBでのMCはなかったので、クリエの欠場がホントに悔やまれるな〜。後半のキンプリ・ハイB公演ではキンプリとハイBでMC分けてくれる事を期待しています。

印象に残っているのは、HiHiの3人でやった『Yes!』と『バンビーナ』。エロい曲を直球にヤリ切った感じがいっそ清々しくて。あとはセリフメドレーの完成度の高さと、『HIB HIB DREAM』ね。あの曲ヤバイね。ジャニーズの真骨頂っていうか、「あー私ジャニーズ観に来たわ〜」っていう何とも言えない気持ちになるのよね。まあでもユニット名が入っている曲って実はスルメ曲というか、ずっと歌い続けられるような、そのグループのテーマソングになるような曲が多いなと思っていて。個人的に一番好きなのはPrinceの「Prince Princess」なんですけど。アレめっちゃ良い曲だなと思うんですよね、Princeの個性を表現してるなと思うし、ファンとの関係性だったりメンバーの思いみたいなものも感じるし、大事にしてるなって思う。こんな曲をもらえるPrinceっていうグループが羨ましいなと思うぐらい。うん、話逸れたな。

ホールとはまた違った距離感なのは新鮮で良かったんだけど、個人的にはバルコニーまでメンバーが来たのはちょっと想定外で、のんびり観られるエリアが一切なかったのはちょいしんどかった。クソ番しか取れなかった立場としてはむしろ喜ぶべき状況だし、実際に近くでメンバーを観られるのは楽しいっちゃ楽しんだけど、後ろの方でのんびり観よう、柵の前後が取れたらいいなあ、ぐらいの気持ちで行ったもんで、バルコ下のファンサ祭りにだいぶ混乱しました。私にとってファンサは見るものであり、流れ弾が当たることはあっても貰うものではないんですけど…さすがにあの距離で観てしまうとちょっと揺らぐというか。まあ実際にはただニヤニヤするか周りの子の観察するかしかないんだけども。あの状況にキャーキャー出来るタイプでもなければ年齢でもない…いや年齢のせいにしちゃいかん、ドルヲタとしてなんかダメな気がする。

あとはざっとメンバーの感想を。龍我くんはクリエの時に後半へばってた印象が強いんだけど、最後まで元気いっぱいでニコニコしててた。もうB少年の中で一番背が高いのにやっぱりバブみが強い。那須くんの、基本あんまり表情崩さないのにたまにクシャッと笑ってる(多分メンバーとなんか喋った後とかだと思うんだけど)のにヤラれる。大昇くんはメンタルモンスターっぷり加速しているし(このまま手越さんみたいになるのでは)、浮所くんはファンサがだいぶ強い、アレはファンサマシーンって言われてもしゃーない。藤井くんは「なーくん」キャラを完全に自分の物にしているし、金指くんはソロパート多いのも納得な歌声なので、あとはMCで素が出せるようになったらさらに人気出そう。なすりゅは相変わらず(推しだけどちょっと引くぐらい)仲良しで、しかもそれを廉にイジられても「仲良いんですよね〜」って全然否定しない那須くんのあの感じ、アレちょっと怖いです。圭人くんみある。あとたまにあるうきなす、いわりゅもよかった。わりと身長のバランス取りがちよね。

HiHiは猪狩がめっちゃ良かったのは前述の通りとして、橋本くんの歌が凄く良かったな。超良い声してる! 瑞樹くんと優斗がちょっと癖ある声なので、逆に良い感じに目立つし、『Yes!』は本当に良かったよね…。あとはバックに作間くんが付いてて嬉しかった。やっぱりすげーカッコいいんだよね。なんかハイBメンバーに対して「カッコいい」って思う事ほぼないんだけど(それはそれでアレだが)、作間くんは素直に「カッコいい…」って言葉がポロッと溢れちゃう不思議。猪狩、大昇、龍我と同じ年なのになあ。まあJr.祭りの時点で凄く目を惹く子だなと思ったけど、KINGのバックについて踊ってても目が奪われる感じ凄い。地味なのになんか華がある(シンプルにお顔が好みなだけかもしれん。もしくは不遇ポイント溜まってるか)。最後のメンバー紹介でも一際歓声大きかったし。メインステージが見やすい位置ではなかったので、龍我くんが見えない時はセットの上のほうにいる作間くんばっか見てた気がするなあ。あと浮所、金指、作間、五十嵐がHiHiと一緒にローラー滑ってたの良かった…あれ金指くん以外は元HiHiメンバーだもんね。ちょっと切ないけど見れて嬉しかった。良い演出。

とまあ、十分過ぎるほど楽しかったという大前提を元に、Jr.の現場自体をだいぶ落ち着いて観れるようになってきたので、気になった事も書きたいと思います。まず、すごい根本的な事を言うけど、何でKINGとハイBを一緒にしたのかなって。もしKINGと別々やっていたら、私はそっちは観に行かなかったと思うので、個人的にKING観れたの嬉しかったんだけど、でもB少年担としては物理的な意味でちと物足りなかったかなと。KINGとハイBで3対2ぐらいの構成で、ほぼ「Mr.KING with HiHi B少年」になっちゃってたし、あとKINGがそれぞれ2人ユニット×3とソロがあったのに対し、ハイBはソロもユニットもなくて、もう少し対等な感じの構成を期待してたのでちょっと残念でした。

あと選曲も、わりと似たようなテイストの曲が多く、カッコいい系の曲がばかりでかわいい系がほとんどなかった印象。過去の雑誌のインタビューなんかを読んでると、結構選曲をメンバーがやってるっぽいので、それが理由なのかなと思うんだけど、個人的にセトリをメンバーに決めさすのあんまり好きじゃないんですよね。良い悪いの話では全くないんですけど、私、アイドルの醍醐味って、プロが作ったプログラムを完璧にこなすところにあると思ってて。メンバーがステージで最高に輝くために、今持っている魅力や価値を最大限に表現するためには、ちゃんとメンバーの事を理解して、魅力を引き出してくれる大人が絶対に必要だと思ってるんですよ。だって彼らが自分自身の魅力を客観的に理解するのには経験も時間も必要で(まあたまに脅威的に頭の良い子もいるけど嗣永桃子とか中島健人とか大西流星とか)、大概の子は自分が何を求められているか分からないし、仮に理解は追いついても実際に行動に移せないもんなんですよ。だからちゃんと彼らが一番輝けるようにプロが完璧にお膳立てするべきで、メンバーはそこから更に底上げしてけばよくて。そこは経験を積んでるNEWSが自分達のコンサートをコンセプトから衣装から選曲から決めるのとは訳が違うので。この問題ってハロプロやAKBでもたまにぶつかるんですけど、メンバーの考えたセトリが素晴らしいなんて事はそうそうないですよ、ハッキリ言って。

でもこのサマステとかクリエとかは、そういう場所というか、発表会的な側面もあるだろうな。未熟なステージになる事も想定した上でメンバーに選ばせているんだろうし、そうやって経験を積ませているって事なのなと、ちょっと思いました。まあそれでも充分楽しかったわけなんですけどね。おしまい。

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