アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

ネバーランドから帰還。

『NEVERLAND』に行ってきました、ドーム2日間楽しんで来ました。はー、最高。ほんとに素晴らしかったです。なんかライブ前にいらん事いっぱいあってどうなる事かと思いましたが…問答無用でしたね。結局最高のパフォーマンスを見せる事以上に重要な事なんてないよなーっていうのを実感したし、NEWSは期待以上に完璧なアイドルでした。キャーキャー言ってきました。

1日目は一般の友人と、2日はぼっちで参戦。友人は基本的に音楽畑の人なので、アイドルとしてというよりは歌手として楽しんでくれていて、そういう意味ではJUMPじゃなくてNEWSに連れて行ったのは正解だったかなと。私が始めて東京ドームにジャニーズのコンサートを観に行ったのは5人時代のKAT-TUNだったんですが、その時の感想が「ほぼディズニー」と「これで8000円安すぎ」だったんだけど、友人がほぼ同じこと言ってて笑った。

感想は箇条書きでざばっと。

  • 私はコンサート会場でお客さんを見るのがわりと好きで、始まる前に場外をウロウロして客層が見てたんだけど、見事に老若男女揃ってて面白かった。親子連れやカップルも多いし、もちろんガッツリ双子コーデ決めた若い子もいれば、普段着な人もいて、
  • 無線操作のペンライト使い方良かったー。徹底して世界観作ってくるところホント好き。
  • 結局買わなかったけど、ツアーTが可愛かった。てかグッズが全般可愛かった。
  • うちわが思ったより少なかった。これも年齢層の問題かもしれないけど、JUMPとかJr.ほど認知厨やリア恋が少ないってことなのかな。
  • 1日目は三塁側で、スタンド10列以内で。サブステとかトロッコが近すぎてクラクラした…。
  • 今回のアルバム曲の中でタイトル曲の『NEVERLAND』はかなり好きなのだけど、一曲目の演出がすごいカッコよくて嬉しかった。
  • シゲのソロがなんかあまりにもシゲっぽくてちょっと笑ってしまった。なんかシゲって一見クールな感じのくせに中二っぽいこと似合うよなあ。あのビジュアルだからかなあ。
  • 小山さんのソロ、犬飼いの友人が泣きそうになってた。1日目は気づかなかったけど、2日目は小山さんも泣いてたなー。
  • そして『フルスイング』で泣く小山さん定期。推せる。
  • MCの面白さが尋常じゃない。告知とかもほぼないし、台本もなくダラダラ喋っているだけっぽいのに面白いのすごい。あと一生懸命喋ってるシゲが愛おしすぎてホント好きになる。
  • 小山さんがちょいちょいアレなネタ挟んでくる。笑って良いのかよく分からないので個人的にはちょっと微妙。
  • まっすーのソロはただただ聴き入ってしまった。なんかもう強い。
  • 全部素晴らしかったけど一番好きなのは、まっすーソロから『さくらガール』までの流れ。ここに『BYAKUYA』加わったの私得すぎる。最高すぎて終わった時しばらく呆然としてしまた。
  • 『ミステリア』好き。ホント好き。ダンスも良かったな…。
  • 衣装で一番好きなのもこのターンかな。ピンクとクロの衣装が可愛いかった。
  • 『BYAKUYA』ありがとうございます!!!!神様〜。
  • 『Silent Love』のまっすーのカッコよさが天元突破していたと私達の中で話題に。
  • 手越さんソロ。18禁とか言われてたからどんな事になっているのかと思ったけど、個人的には想定の範囲内だったかなと。エロいけどなんか手越さんのエロってちょっと品があるんだよな…とか思って見てました。何でだろうな。やっぱり中二っぽいからかな。テレがないかな。
  • 『バンビーナ』まっすーはセリフのストレートなエロさよりも、醸し出される色気が尋常じゃないんだよなあ…という事を思い知りました。
  • 『U R not alone』で歌い出しに詰まるまっすーがまず泣けるし、一緒に歌うシゲがフォローしてるの見てさらに泣ける。
  • 2日目は1塁側の後方だったんだけど、前席10列目まで潰れてるので実際の座席より近い! あとメインステージに対してかなり鋭角な席だったので、列数で言うと1日目のほうが全然若いのにメインステージは2日目の方が近かった。やっぱメインステージが近いのは良いなー。
  • 2日目MCでまさかの『あやめ』3人でワンコーラス。狂ってる。最高。無駄にクオリティの高いテゴマスと、高所恐怖症のくせにクレーン登った小山さんのシゲ愛が強すぎて。
  • 『あやめ』始まってJr.たちが途中で出てきた時、MC中でのんびりしてたのに裏側大慌てだったろうな〜と思ってホッコリした…。
  • 『U R not alone』本当にいい歌。アンコやラスト曲の定番になりそう。観客に歌わせるのって、正直私はそんなにガッツリ歌うわないほくの人間なんだけど、普通に全力で歌ってしまった。感動っていうか、なんか歌うって楽しいなーって思ったでも3回はちょっと歌わせすぎじゃない? アレ毎回やってたのかな…)。
  • 手越さん…あの流れで最後の最後に泣くの反則だわ。

あとはちょっと思ったことを書いていきますね。4人で東京ドームやるのってかなり難しい事だと思うんですよ。どんなにメンバーに魅力があって力があっても、もう純粋にキャパ的に。少人数での見せ方に工夫がいるに決まっているので。KAT-TUNの4人も本当にすごいなと思ったし、あとジャニーズじゃないけどPerfumeの東京ドームも本当にすごいなと思ったのだけど、NEWSもその2組に全く引けを取らない素晴らしさだった。どちらも比較的良い席で見れたからというのもあるかもしれないけど、でもきっとどの席でもめちゃくちゃ楽しい時間を過ごせてたと思う。

そしてまっすーの現場人気の高さよ。まあそんな気はしてたんだけど、でも他の3人と比べるとメディア露出がちょっと少なくて、キャラがないキャラみたいないじられ方もされてたし、本人もあんまりガツガツ前に行くタイプじゃなさそうだし、どうなのかなってちょっと思ってて。でももうパフォーマンスの説得力がすごいなと。現場で観ないと魅力が伝わりにくいタイプっているし、JUMPで大ちゃんが現場人気高いのにも通じるなと思う。大ちゃんはオールマイティタイプで、バランスの良さというか平均点の高さにすごく納得した記憶があるのだけど、まっすーはその上位互換って感じで、すべての数値がめちゃくちゃ高い上に、歌っていう武器があるのが強みだなって。まあ歌に関しては手越さんもめちゃくちゃ上手いし、どっちが上手いってのは言い切れないというか、そこはもはや好みの問題かなとも思うんだけど、まっすーは可愛い曲は可愛らしく、爽やかな曲は爽やかにみたいに曲によって使い分けるのが上手いなというのと、その辺見せ方が丁寧だなって思って個人的にはまっすーに軍配上がる感じ。手越さんも多分歌い分け出来るだろうけど、彼の今のスタイルではそこはそんなに重要じゃないのかなって思った。手越さんがバリバリ原色のみで構成されているのに対して、まっすーは色数が多いようなそんな感じ。友人はまっすーが良かったとしきりに褒めていた。

あとワンハーフの曲があまり気にならなかった。アイドルのライブでよく思うのが、「あの曲フルで聴きたかったなー」なんだけど、それがほとんどなかった。3時間弱で36曲もやってるわけなのでワンハーフの曲それなりにあったと思うんだけど、不思議だったなー。まあ4人で確実に1コーラス以内に全員のソロパートあるからってのはあると思うんだけど(JUMPはそのせいで何度も不満を感じたわけだが…)、セトリの流れが良いとかもあるのかな。

MCが面白かったなー。なんか素直に笑いながらMC見たの久しぶりな気がする。最近のバラエティとかラジオとかでわかってたけどNEWSむちゃくちゃ面白いな? メンバーいじりってさじ加減難しいところあるけど、ただただ3人のシゲへの愛ばかりが伝わってくるシゲいじり。1日目もすごく面白かったけど2日目が特にやばかった。3人でシゲのソロ曲歌い出すとか…もう自由っていうレベルじゃない。NEWSのMCはきっとそういうスタイルでずっと来ているんだろうし、何かを狙ってやっているわけでもないんだろうけど、なんていうかサービス精神というか…ファンとの信頼関係あっての悪ふざけな気もするし、テレビ収録もDVD収録も入っているオーラスでこれやるかーっていう…。ライブパートとの落差もすごいし。マジで高低差ありすぎて耳キーンってなるわ。

そんでNEWSの圧倒的家族感ね。すごくベタベタイチャイチャするわけでもないし、友達というよりは仲間というかチームメイト感のほうが強いなとは思っていたけど、もうアレは家族だな。これはアフターで飲んでいた時に友人に言われて気づいた事なんだけど、ツアー中に起きてたアレコレや雑音についてメンバー同士はどう思っているのかなって話になった時に、友人が「もう家族みたいなもんなんじゃない。何か問題が起きても見捨てないし支えていくのが家族じゃん」って言ってて、本当にそのとおりだなって。もう、ちょっとやそっとの事では揺るがないし、何があっても一蓮托生というか、そうやってやっていく覚悟の出来ている人たちなんだろうなって。それって家族レベルの信頼関係だよなと。本当に。

あと悩んだんだけど、ついでにその話をしようと思います。今年の頭から小山さんの件が立て続けにあって、そのままツアーに突入して、ツアー中のファンの言動だったり、真偽の程は私にはわからないけど(ネットでやたら声ばっか大きいオタクの事は信用してないんで)ずっと騒がしくて、それがやっと落ち着いたなと思ったら手越さんに着弾して。個人的にはスキャンダル的なことに関しては、犯罪さえ犯さないでくれたらそれでいいと思っているのであんまり気にはしてないんだけど、ただそういうムードをライブに持ち込まれるのは昔からちょっと苦手なんですよ。謝罪とか言い訳は聞きたくないし、変に感傷的だったり見るからにテンション低かったり、そういうのをステージで観たくないな…ていうのがあって。で、ドームの2公演に関してはそういうのはほぼ感じられなかったので、ああ、みんなプロでよかった(MCで若干余計なこと言ったけど)なと思いました。

とは言えですよ。そもそも書かれてしまうような行動を迂闊に取ってることも、簡単に情報流すような交友関係を持っちゃってることも、否定はしないけど、アイドルとしては欠点であり弱点だと思うし、やっぱり応援してくれるファンをガッカリさせるのは、アイドル失格だなって思ってます、私は。遊ぶなとか恋愛するなとかいう次元の話ではなく、むしろどこまでアイドルという仕事を真剣に考えているかっていう話だと思う。手越さんが色々オープンなのもキャラの範囲内だから面白いのであって、絶対見せちゃいけない裏側ってアイドルなら誰しもあるわけで、それを隠し通すのも仕事のうちなんじゃないかなと。プロ意識の高い手越さんだからこそ、そこも頑張ってほしいなと思います。もう子供じゃないんだし。

なんかね、前回NEWSのことについて書いたエントリが、メンバーのネガディブな話題が出る度に上がってくるのが凄く哀しくて(てかずっと注目の記事トップにいる…)、やっぱり手越さんで検索してくる人が一定数いるんだと思うんですよね。以前、伊野尾さんの件でちょっと書いた時に、自分としてはそういうスキャンダルに対する考え方というか、意識の話をしたかっただけだったんだけど、でも結局何を書いてもネガキャンにしかならんのだな…という事も実感してしまったので、極力その辺の話はスルーしていきたいなって思ってたんですけど…無理に避けているのもそれはそれで気持ちが悪いので書いてしまいました。後味悪い感じになってたらすみません。おしまい。

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関西Jr.のトリオ

前項でサラッと書きましたが、あっさり関ジュに手を出し、まんまと片足突っ込んでしまいました。ジャニアイ特集をやっていた年始の「まいジャニ」にHiHiとB少年が出てるのを見たくて(あの回の猪狩くん最高すぎたので早くテレビでいっぱい使うべきだし、KINGの冠番組は即レギュラーにすべき)「まいジャニ」を見るようになったのだけど、今より自由でガキンチョ感の強い廉と、相変わらず超弩級の天然っぷりを発揮している平野が面白いし、前から気になってた大西流星くんがガチのアイドルサイボーグで最高だし、西畑大吾という可愛いとカッコいいを併せ持つ天性のアイドルまでいるし、関ジュの人材豊富さにだいぶ打ちのめされました。もちろん向井康二室龍太も関西Jr.らしさ全開で素晴らしいし、Funky8(非公式)の完成度の高さたるやだし、文一くんに至ってはもう圧倒的安心感。てか普通に「まいジャニ」面白い。「いたジャン」とか「変ラボ」見始めた時もそうだったけど、推しがいなくても番組が普通に面白くて見ちゃうというのは大きいなぁ。意外とテレビきっかけなんだよなぁ。

まあそんな感じで番組を遡って観ていたら、話題の道枝くんが加入した時のオーディション密着に辿り着きまして。この道枝駿佑・高橋恭平・長尾謙杜の弟トリオが強かった。道枝くんはキレーなお顔してヤンチャで男前な性格なの素晴らしいし、恭平くんはあの抜群のスタイルの良さでガチお馬鹿なの愛おしいし、長尾くんはニコニコ笑顔とおっとりな言動がひたすらに可愛い。赤・緑・黄みたいな分かりやすい色の衣装を着せられてる感じが信号機というか三色団子というか…もうその並び見るだけで「この子達、推せる」ってなるしかないですよね。しかも序列は明らかに道枝くんがトップで雑誌とかだと大抵センターなのにパフォだと高橋センターで道枝・長尾シンメなのもよい。身長バランスとかもあるだろうけど、よく分かってらっしゃる。弟トリオの顔面偏差値とポテンシャルが高すぎる事に気付いてからの私はかなり俊敏な動きを見せたよ。彼らの出ている回を漁り、家にあるドル誌のバクナンを引っ張り出し、私の最近の密かな楽しみであるジャニーズJr.年表(誕生日と入所日とグループ結成日を時系列でまとめた自己満足以外の何物でもないエクセルデータ)に関ジュの情報が瞬時に加わったよ。

1番気になっているのは長尾くん。自分でも分かりやす過ぎてなんかな〜とは思うんですけど、やっぱり未完成というか、ちょっと未知数な子が好きなんでしょうね…特にちびっ子は完成度よりも断然伸び代派。ポテンシャル枠が大好物。5年後、10年後の姿がある意味想像出来なさそうな子のほうが気になります。長尾くんは動いてる時は完全に子供なんだけど、子供的な可愛さだけではなくて、意外と大人っぽい顔してるとこがよい。あと最初から完成度の高かった道枝くんとシンメなのもよい。でもあんまり仲良くはなさそうなところもまたよい。3人の中では何となく一歩出遅れてるのかなっていう印象はあるんだけど、今後、道枝くんとのライバル関係みたいなのを意識するようになったら一気に伸びそうな気がするなーなんて思いながら見ています。まあ道枝くんのシンメに配置された時点で、事務所からかなり期待されてる子である事は明白なので、あとは本人の頑張り次第って事ですかね。でも大人になってからの方が人気出そうなタイプじゃないかなあ。

とは言え、まだ関ジュの現場は未経験ですので、まだ誰推しというのはありません。現場行くとまた違う何かが見えてきますからね、まだまだ片足余裕ですわ。いつでも戻ってこれますわ。「少年たち」の申し込みが間に合わなかったのは本当に残念だったけど。まあ8月に大阪行ける気はしないが。おしまい。

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三色団子感のある画像見つからなかった…。

推し変、あるいは担降りという概念について。

最初に言っておきますが、これは担降りブログ的なものではありません。以前から担降りという概念については疑問もあったり、不思議に感じていた部分があってイマイチ理解しきれていなかったなと思っていて、でも最近ちょっと分かってきた気がするので、そんな話を書きたいと思います。

担降りに近い意味を持つ言葉として、推し変という言い方があります。私にはこっちの方が馴染みがあって、以前「推しは増やすものだと思っている」と書いた事もあるのだけど、とは言え推し増しの行き着く先は推し変だろうとも思ってはいて、長くドルヲタをやっていたら避けては通れない道ではあると思いますし、もちろん私も推し変してきてます。でもグループ卒業とか引退とか以外の理由で推しが変わった事がなく、オタクを続けていくためには推し変せざるを得なかった、というのが実際のところでした。

だからこれまで推しが変わる事についてあまり深く考えた事はなかったし、これと言って複雑な感情を抱く事もありませんでした。卒業してアイドルではなくなっていったり、辞めて一般人になって会えなくなったりして哀しい思いはしてきたけど、私にとって推し変はわりと成り行き、もしくは不可抗力だったから、そこに後ろめたいも何もないというか、推し変しなきゃヲタ卒する事になってたわけです。

ジャニーズに詳しくなる前から、担降りブログ的なものの存在は知っていて、何度か読んだ事もあるのですが、(推し変と違って)担降りするのってしんどいんだな、と思ったのと同時に、わざわざ宣言する事に何の意味があるんだろう、という疑問を抱いていました。以前、長年のジャニヲタの先輩にその話をしたら、その友人もわざわざ担降り宣言する人の気持ちは分からないけど「宣言する事で、何かとケジメを付けたいんだろうね」と言っていて、なるほどなと思いつつ、私はそういう心境になった事はないなあと思いました。

ケジメって何だろう。完全に元推しに興味がなくなって、別のメンバーを好きになってしまったのなら、ケジメも何もないだろうし、気持ち的にはまだ未練があるのに、現実としては他のメンバーを推しているから(現場に行ってないとか課金できてないとか)、とかそういう状況から来る後ろめたさなのだろうか、とか。でもその後ろめたさって誰に対する感情なんだろうか。推しに対して? それともヲタ仲間や友達に対して?とか色々考えたりしてました。

女子アイドルの引退卒業は、概ね5〜6年のペースで訪れます。それでわりと充実している方です。女子アイドルで10年以上現役でグループアイドル続けてる子ってかなり稀で、それは女子アイドルの世界が、若くて(処女で)可愛い事が最良とされている事と、それに伴って消費ペースが速くて賞味期限が短くなりがちという問題を抱えているためであり、更に供給する側、つまり女の子側にとっても、アイドルとしてのモチベーションを維持できる限界の活動期間が最大で10年程度だろうと思うからです。

10代前半から20代前半までの、人間が一番魅力とエネルギーを持っていてそれを発揮できる時期に、いろんな犠牲を払ってアイドル活動をするという事は誰にでもできる事ではないし、それぐらい肉体的にも精神的にも消耗するハードなお仕事であると私は思うので、3年で自分が納得できる結果が出なければ辞めていいと思うし、こちらからしたら5年以上続けてくれれば御の字という感覚でした。1番好きだった亀井絵里ちゃんが辞めた時も、Berryz工房が活動休止した時も、悲しかったけど納得できたのはそのおかげです。

でもジャニーズや男子アイドルは違うんですよね。女子アイドルとは比べ物にならないくらい活動期間が長くて、事務所もファンもかなり長い目で見てくれるし、スキャンダルに対する処分も違法行為以外にはゆるいし、結婚してもお父さんになってもアイドルでいる事が許される、面白いジャンルに成長してしまった(特にジャニーズはね)。勿論それはSMAPや嵐を代表とする先人たちのおかげであって、どこまでそれを狙ってやってたのか分からないけど、そういう土壌をアイドル業界に築き上げたジャニーズは本当に凄いなと、ジャニヲタになって改めて思い知らされました。

ジャニヲタの友人に、Jr.を推す事の最大の懸念はデビュー出来ず辞めていく事だという話をしたら、「でもB少年はあと5年は安泰でしょう」と言われ、あー女子アイドルとは活動のスパンやビジョンが違い過ぎるんだ、と気付いて。つまり推しの卒業や脱退に遭遇する確率が、女子ドルヲタと比べるとだいぶ低いのがジャニヲタであり、その反面、メンバーがまだ普通に活動している中で推しを変えなきゃいけないという状況が起きやすく、それが担降り宣言という行動に繋がっていくんだなと思ってすごく納得したんですよね。

それに多分、数年のスパンで推し変する人は重めの担降り宣言なんかしないんじゃないかな。何年もずっと推してた人の方が、色々複雑な気持ちを持ってしまって、一人で抱えきれずに語らずにはいられなくなるんだろうな。そう考えるとわざわざ外に向かって宣言する人の気持ちも分からなくもないし、濃いヲタになればなるほど、きっと推し変は過去の自分を否定するのと一緒だから、抱えきれないというのも分かるなと。所詮自己満足の類ではあるにせよ。

まあ「担当」という言葉の重みについては、人それぞれ考え方が違うだろうし、若いジャニヲタさんは、複数グループにそれぞれ「担当」と「推し」がいるのが当たり前、みたいな子も多いと思うので、そんな深く考えても…って感じかとは思うですが、でもジャニヲタの担当文化(むしろ担降り文化と言ったほうが正しいのかもしれん)って、ジャニーズならではというか、ジャニーズを応援する上で切っても切れないものなのだろうなと思っています。私もそのうち担当ができるのかしら。

ブログや日記みたいなリアルタイムで更新され蓄積されていくものって、どうしても変化からは逃げられないと思うんですよ。その時その時に感じた事を素直に書き残していく事は私は素敵な事だと思うし、変化も含めてその人の感情を追うのは興味深いですし。ただ担降りブログってやっぱり読んでるとちょっと寂しい気持ちになるし、それが自分の推しだったりすると、取り残されたような気持ちになりますよね。楽しく読んでいたブログが推しが変わったっていう理由だけで更新が止まってしまうのも寂しかったりするし。それだったら新しい推しについて楽しそうに語ってくれたほうが嬉しいなって思う。

自分がブログを始めたのはぼっちヲタのストレス解消みたいなもんで、ただただ好きな事を書くためにやってるし、今後も自由に書きたいから、他のグループが好きになったらそういう内容にシフトしていくだけだと思いますが、Twitterに関してはJUMP垢でJr.の話ばっかすんのもな…と思っている自分もいて、その発想があまりにも自分らしくなさすぎて抵抗を感じます。誰かのためにSNSやってるわけじゃないのに、誰の目を気にしてるんだろう。やっぱり後ろめたさの根本にあるのは、自分に対してでも推しに対してでもなく、他人の目なのかも。まあ私のアイコンの画像変わったら察してください。おしまい。