アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

BOYNEXTDOORとの400年

こんにちは。ちょっと遅くなっちゃったんですけど、BOYNEXTDOORの紹介記事をやっと書きました…。今まで推しグルができたら書いてきたので、ボネドでも書くべきよなと思ってたんだけど、これまではどちらかと言うと自分がリアタイできなかった部分を補完するみたいな意味合いもあったので、一応デビューからずっと追ってるボネドについて書く意味は果たしてあるんだろうかと思いつつ、でも今年は彼らの存在が欠かせない1年になったし、書かないのもそれはそれで気持ち悪いかなと。でもあんま気が乗らなくて、手をつけるまでに時間がかかってしまった。

なので最初にちょっと言い訳をしておくと、言いたいことは大体もうブログで書いてきちゃったので、多分同じようなことを改めて書き直す、みたいな内容にはなっちゃうと思います。デビューからの半年間のBOYNEXTDOORと、それを見ていて自分が感じたことを素直に書いてみようかなと思ってます。まあどんなグループでもそうだと思うけど、推しに対する解釈ってオタクそれぞれ結構違うと思うので、こういう捉え方もあるんだなとかそんな見方をしてるオタクがいるんだな、ぐらいに思っていただけたら幸いです。

あまりに良すぎた今年のシーグリ写真…。ちなみにタイトルの「400年」っていうのを一応説明しておくと、デビューの時に「ずっと一緒にいるのは大変だけど、これから60年だけは一緒にいよう」ってメンバー同士で言ったのが、いつの間にかなぜか400年になって、ファンとの合言葉というか定番フレーズみたいになったんですよね(多分最初ウィバラで言い出したはず)。紹介書くならタイトルはこれしかないなって思ってました。ちなみに今日11月30日はデビューから半年なので、残り399年と半年です…笑。

私は好きなアイドルができると、自分はいつまで彼らを推し続けられるだろうか、とかつい考えてしまう捻くれた人間なんだけど、「400年だけ一緒にいよう」という言葉が妙に新鮮で素直に受け止められたんですよ。「永遠」みたいなチープな言葉を使わないところが良かったというか(まあほぼ永遠と同義なんだけど)。現実問題としては、400年後どころか来年どうなってるかすら誰にもわかんないけど、でもこれから先何かしんどいことがあった時に、「400年だけ一緒にいよう」という約束の言葉が、彼らの活動の支えになっていたらいいなと思います。

BOYNEXTDOOR(보이넥스트도어 / ボーイネクストドア)

BOYNEXTDOORは「隣の家の少年たち」という意味。その名の通り親しみやすく、聴きやすいながらも独創的な音楽を通じて、日常の出来事や誰もが当たり前のように感じる感情を表現し、共有していくという意味が込められている。メンバーはソンホ、リウ、ミョンジェヒョン、テサン、イハン、ウナクの6人。プロデューサー兼アーティストのZICOが設立した事務所・KOZ Entertainment初のボーイズグループとして、2023年5月30日に1st Single『WHO!』でデビュー。

略称はボネクド(보넥도)、ボイネク、ボネド、BNDなど。私は略称が定着する前にボネドって呼んでて、そのまま呼びやすいからボネド呼びを続けてるんだけど、多分日本だとオタクはボネクド、ライト層はボイネクが主流だと思います…笑。すごい裏切られた気持ち。だって最初は略称が決まってなかったんだもん…。ファンクラブ名(ファンダム名)はONEDOOR(원도어 / ワンドア)で、「BOYNEXTDOORを世界に羽ばたかせてくれる、たった1つの扉」という意味で、11月1日にできました。

SUNGHO(ソンホ):パク・ソンホ / 박성호

誕生日:2003年9月4日 / 血液型:A型 / MBTI:ENTJ

長男だけどヒョンラインは全員03なので、そこまで最年長っぽさはなく、実生活では末っ子なのもあって(しかも歳の離れたお兄ちゃんがいるらしい)、長男らしくない長男タイプ。でもKOZ歴は一番長く面倒見もよい。ボネドは公式のポジションはないけど、基本ボーカル担当でパワー系というよりは綺麗な高音と特徴的な声質が持ち味。そしてソンホ君といえばやっぱり肩幅かな…笑。そこがチャームポイントではあるんだけど、メンバー(や一部オタク)にはいじられがち。というか実はかなりいじられ不憫キャラでもあると思うので、意外と不器用だったりするのかも。

個人的に第一印象から一番変わったのがソンホ君で、一見してクールでミステリアスな見た目とは完全に真逆で、明るくて優しくて結構真面目でポジティブっていう印象で、とにかくよく喋る。普段からそうなのかファンの前だからなのかはちょっとよくわかんないけど、ウィバラとかずっと喋ってる笑。ソロライブも何度かやってるけど一人でこんなに喋る子なかなか珍しいと思う。でも芸能人としては持ってて損はない才能だと思うので、そういうところがお仕事でも生かされていくといいなと。

RIWOO(リウ):イ・サンヒョク / 이상혁

誕生日:2003年10月22日 / 血液型:A型 / MBTI:ISFP

基本的に陽キャ揃いのボネドの中では穏やかで控えめな性格で、わりとわかりやすい陰なタイプ(でもアイドルってわりと陰キャ多いけどね)。口数も少なめで周りのノリとかにもそこまで引っ張られずかなりマイペースな印象。ポジションはメインダンサーで、ダンスをしたくてアイドルになったぐらい、ダンスや振付へのこだわりや自信があるのがすごく伝わってくる。でも逆にそれ以外の部分ではぽわぽわしてて、甘いものが大好きで食べるのが大好きで寝るのも大好き。メンバーにもとても愛されてる癒しキャラ。

三兄弟の真ん中っ子。私も三姉弟(の長女)なんですけど、真ん中って一番世渡り上手っていうイメージがあって。そのせいかリウ君も控えめで遠慮がちな性格に見えて、欲しいものはちゃっかり手に入れてるタイプなんじゃないかなって思ってる…笑。親父ギャグが好きだったり、たまによくわからないユニークさを出してきたりもするので、まだまだ色々秘めたものがありそう。あと最近のハイトーンがめちゃくちゃ似合っていて、完全に絵文字はひよこに決まりだなって思ってる。

JAEHYUN(ジェヒョン):ミョン・ジェヒョン / 명재현

誕生日:2003年12月4日 / 血液型:A型 / MBTI:ENFP / リーダー

あんまり伝わらない言い方かもしれないけど、ミョンジェヒョンって見事に見た目の通りの子だと思ってて。聡明で責任感があって頭の回転も早くて感情が豊かで野心家で、紛うことなくリーダーだしグループの顔になるタイプ。その一方で泣き虫でビビりだったり甘えん坊だったり、言動の端々に重さを出してきたり、弱い部分も出せられる余裕もあるし、ちょっと小悪魔的というかなんというか、相当モテたろうな笑。アイドルとしては欠点が見当たらないけど、あえて言うなら地味にプライド高くて完璧主義そうなところかな…。

オールラウンダーだけど歌唱面では主にラップ担当で、テサン君と共にボネドの楽曲制作の柱。YGで練習生をやってきてるので、他の子とは少しダンスやラップの基礎が違うという強みもあり、そういう意味ではあんまりハイブにはいないタイプかなって思う。でもロールモデルがジョングクでアミを自称してるし、きっと王道でわかりやすいものが好きなんだろうな。本人も考えすぎるところがあるって言ってるし、背負いがちな性格なのかなと思うけど、メンバーを頼れるようなリーダーになって欲しいし、なるんだろうな。

TAESAN(テサン):ハン・ドンミン / 한동민

誕生日:2004年8月10日 / 血液型:A型 / MBTI:INTJ

楽曲制作もできるオールラウンダーで、ジェヒョン君と一緒にボネドの音楽面の柱になっている子。個人的にはメンバーの中でも特に歌声というか声質が大好きで、ボネドの音楽には欠かせない存在だと思ってます。性格はクールでマイペースだけど、音楽に対する情熱は特に強く、自分の価値観がしっかりあって計算高い。読書家で結構大人っぽい考え方をするんだけどちょっと危なっかしさというか、年相応にイキりなところもあり(それもまた可愛いらしかったりもする)、そこが魅力になってるんだろうなと思う。あと妹弟のいる長男なのわかりみが深い。

テサン君に対しては初期からずっと言ってるんだけど、音楽に対する思いが強いがゆえに、なんでアイドルになったんだろうってずっと不思議に思ってるのよね。プロ意識も高いしやることはちゃんとやってるので(ファン対応とかは良い)、アイドルをお仕事として捉えてるんだろうなとは思いつつ、ちょいちょいガード固いなあとも思うので笑、今後もっと自然(とファンが感じられるような)な姿が見せられるようになってきたら、魅力が増しそうだし面白そうだなと思っている。

LEEHAN(イハン):キム・ドンヒョン / 김동현

誕生日:2004年10月20日 / 血液型:A型 / MBTI:ESFJ

すごい穏やかで癒しキャラなのにかなり変わり者のお魚王子…笑。こうやって書きだすと属性が盛りだくさんすぎるけど、イハン君を語るのに全部欠かせない要素なんだよな…。一言では説明できない子。一応ビジュアル担当だと思うんだけど、テサン君がずっと「잘생겼어」って言ってるのを「はいはい」って受け流すっていうお約束みたいなのがあって、その一連の流れ込みのビジュアル担当って感じ。パフォーマンス面ではまだあまり目立たないけど、ちょっと低めで地声に近い発声をするので、聞き取りやすくて好きな歌声だなって思う。

イハン君、デビュー当時は穏やかなイケメンって感じで、ちょっと言動が変わってるのはなんとなく伝わってきてたけどわりと普通のイメージだったのに、カムバで完全に魅力爆発したよね。リアリティでガチのお魚好きだったのが判明したのも大きかったし、華奢に見えてずっと水泳をやってるので意外とガタイが良く、そのギャップもよき。普段は口数少なくて大人しめだけど、一人だとわりとよく喋る(ソロライブが意外と上手)。あんまり裏表がないタイプだと思うけど、何を考えてるかわからないところもあって、そのふわっと捉えどころのない感じもまた魅力なんだろうな。

WOONHAK(ウナク):キム・ウナク / 김운학

誕生日:2006年11月29日 / 血液型:A型 / MBTI:ENFJ

ウナク君はもう完全なる天才マンネですね…。オールラウンダーで楽曲制作もできて高身長でスタイルも良くて愛嬌があってコミュ力オバケで、年齢に対してできることが多すぎるでしょ。ボーイズグループのマンネって年上のメンバーに対して能力的にも引けを取らない子じゃないとメンバー入りできない印象があるんだけど(女の子はビジュアルの一点突破とかあるけど)、納得のスキルてんこ盛りで感心する。しかも下手したらジェヒョン・テサンよりも音楽の才能あるのでは?っていう気がしている。その辺も今後に期待したい成長株ですね。

ボネドは結果的にはジェヒョン君が合流したことでデビューが確定したっぽいんだけど、ウナク君の成長待ちだった部分もあるんじゃないかなって思うんだよね。それぐらいグループにとって重要な存在になりそうだなって感じる。でもシンプルに元気いっぱいのパフォーマンスって見てるだけで元気になるし惹きつけられるし、ステージに立つべき人だなって思う。ここからどんなふうに成長していくのかを見るのも楽しみだし、出来ることならきれいなものだけ見てスクスク育ってほしいなあ…(保護者)。

個人写真、悩んだけど全員初期のものにしました。メイクとかもシンプルで一人一人のビジュアルが分かりやすいかなと思って。血液型は非公式なのであしからず。あと今回初めてMBTIも入れてみました。TXTとかセブチを書いた時はまだ行ってなかったんで、そんな発想がなかっただけだけど、最近のアイドルプロフィールにはあったほうがいいかなと思い。でもMBTIもそのまま額面通り受け止めると悪い意味で性格を決めつけかねないし、キャラを作ってる可能性も普通にあるので、まあ参考程度に留めておきたいところ。

推しはね…これは本当に難しい問題。全然変わる可能性があると思うんだけど、現時点ではイハン君かな。最初はソンホ君が気になってて、というかシンプルにビジュアルが一番好みの系統なんだけど、でもイハン君は元々の自分の好みとかを超えてくる感じ?がおもろいなと。でもテサン君もそうなんだけど、掴みどころがなくて何考えてるかわからなそうなところに若干の不安を覚える…笑。基本的に安心して推せるタイプが好きだからさ。だったらジェヒョン君とかがいいんだろうなと思うんだけど、そう上手くいかないっすよね。

ビハインドとか見てるみんな普通に仲良くやってると思うんだけど、実はまだまだこれからの関係なのかも、というのもちょこちょこ感じるんですよね。一番長いソンホ君とリウ君でも3年だし、最後のジェヒョン君が合流したのはデビューの1年前らしいから、まあ時間だけで計れる問題じゃないけど、まだお互い知らないこともいっぱいあるんだろうなと思う。アイドルは仲良しグループじゃないから、きっとこれから色々あると思うけど、基本的にみんな明るくてポジティブなので一緒に乗り越えていって欲しい。

あと一応ケミの話をしておくと、人気あるのがジェヒョン&ウナク(運命ズ)、テサン&イハン(コンポズ)、リウ&イハン(イリオンズ)あたりですかね。私が本当にケミ事情に詳しくないというかあんまり興味がないのでわかんないんだけど、何か絡みがあるとオタクが騒ぎがちなのがその辺りかなと思います。でもメンバー同士の関係性についてはこの先絶対に変わっていくと思いますけどね。ベタベタだったのにいつのまにかギスギスしてたり、意外な組み合わせが仲良くなったりするのもまたグループアイドルの良さですわ。


BOYNEXTDOOR (보이넥스트도어) [WHO!] Trailer Film

最初のトレーラー、いつ見ても本当に素晴らしいなと思う。ちょっと久しぶりに見たけど、みんな初々しくてまだカメラとかに撮られ慣れてない顔してて、アイドルがファンとか観衆に見られてるってことを意識する前の姿ってなんか良いのよね…。すぐにプロの顔になってしまうし。デビュー前のこの時期にしか撮れない表情が詰まってると思うと尊すぎるし、この映像がずっと残るんだなあと思うと嬉しい。あとちゃんとリアタイした自分を褒めたい(どういうこと?)。

今考えるとこの映像を見た時点でだいぶブッ刺さってたんだろうなって感じなんだけど、でもせっかくなので何が刺さったのか考えてみようと思う。私はK-POPを好きになった時に「新人グループをデビューから応援したら楽しいだろうな」みたいな気持ちがあったので、ADORとKOZの新グループには結構期待してたんです。どちらも事務所初のアイドルグループだから良くも悪くも仕上がりが想像がつかなくてワクワクしたし、ハイブ外で活躍してきた有名PDがどんなグループを作るのかもすごく興味深かったし。

なのでそれなりに期待値が高かった中で出てきたのがこのトレーラーだったんだけど、実は最初は「期待外れだったらどうしよう」みたいな消極的な心配をしてたのよね。NJがめちゃくちゃ良かったのもあったし、期待が強すぎてどんなグループが来てもちょっとガッカリしちゃうんじゃないかなと。あと元々私はナムドルのストライクゾーンがとてつもなく狭いので笑(ブログ読んでる方はご存知だと思いますが)、ダーク系とかドゥンバキとか、そういう気配がちょっとでもあったら興味持てなかったと思うわけよ。

でもまず映像の雰囲気がすごく良かったし、「意外といいじゃん」っていうのが第一印象で、NJみたいな強烈なインパクトとかがあったわけじゃないけど、うまいことストライクゾーンに入ってきたなっていう。そもそも「隣の少年たち」ってコンセプトといえるほどの強いコンセプトでもないし、良くも悪くも普通っちゃ普通じゃないですか。実際、彼らはそういう自然体みたいなところが売りでもあるし。でもその普通さが、その時の私には心地よかったし、ちょうど良かったのかなって思う。


BOYNEXTDOOR (보이넥스트도어) 'One and Only' Official MV

もちろんトレーラーだけで推すぞ〜ってなったわけではなく、決定打になったのはやっぱり楽曲ですね。私は『WHO!』の中だとセレナーデが一番好きなんだけど、やっぱり『One and Only』がボネドというチームを初披露するという意味で、最高のデビュー曲だったと思う。ドアを使ったパフォーマンスにも象徴されてるように、一番ボネドの魅力が分かりやすく詰まってるのはこの曲だと思うし、きっとボネドの初期の代名詞的な楽曲として歌い続けていくんだろうな…。

私は日本のアイドルに対してはそこまで楽曲へのこだわりなかったんだけど(楽曲から興味を持つことはあったけど)、それは日本はアイドル=タレントみたいなところがあったからだと思うんですよね。でも韓国ってアイドル=歌手で音楽が活動の中心にあるから、楽曲が好みかどうかは推す上でかなり重要だったし、それこそ刺さる刺さらないの話で言うと、最初のTXTを除くとどの推しも楽曲が好みであることが相当重要だったと思う。ボネドも楽曲が好みじゃなかったら間違いなくこんなに好きにはなってないし。


BOYNEXTDOOR (보이넥스트도어) '뭣 같아' Official MV

そしてちょっとだけ心配していた『WHY‥』での初カムバック。『One and Only』が恋の楽しさを歌った曲だとすれば、『뭣 같아』は恋のしんどさを歌う曲で、“恋”という一貫したテーマがありつつ楽曲としては雰囲気の違うものも盛り込み、アルバムとしてちゃんと成立する振り幅と、違った魅力が楽しめる素晴らしい作品で、結果としては期待以上のものを見せてもらいました。二面生っていうほどではないけど、ポップでキャッチーな楽曲からちょっと情緒的な楽曲まで入ってて、素直に満足度の高い良いアルバムだなって思ってます。

『WHO!』と『WHY‥』の楽曲は同時期に用意されてたらしいので(しかも楽曲自体はジェヒョン君が入所する前から出来てみたい)、いろんな話を総合すると元々はこの6曲を収録したミニアルバムでデビューする想定で動いてたのかなって思うと、わりと腑に落ちる。でも『WHO!』があったからこそ『WHY‥』がより魅力的に感じるみたいなところもある気がするので、ある意味『WHO!』が先行シングルというかプレシングル的な立ち位置で出したのは正解だったなって思います。結果としてもかなり理想的なデビュー&カムバックだったと思うし。


BOYNEXTDOOR (보이넥스트도어) 'Serenade' Official MV

でも私はやっぱり『Serenade』が一番好きです(何度も言ってるけど何度でも言う)。結構マジで今後これ超える楽曲出てくるんのかな?って心配になるぐらい好き。ここまでボネドを好きになった理由について書いてきたけど、もしセレナーデがなかったらこんなに好きになってなかった可能性あるレベルですね。しかも楽曲が良いのは当然として、この曲の制作にメンバーが参加してるんだよ…?ってことは今後もそういう楽曲が生まれる可能性を秘めてるわけだから、こんな頼もしいことない。そういう意味ではすべてはセレナーデのおかげとも言える。

じゃあ「何が刺さったのか?」の答えが「楽曲が良かった」なのか?と言われると、そうとも言い切れないところがドルオタの面倒くさいところなんですよねえ…。アイドルなのでビジュアルは当然超大事だし、メンバーのバランスや雰囲気も重要だし、楽曲にスキルが追いついてなきゃだし、事務所の大きさや供給の有無は推しやすさに関わってくるし。あと他に推しグルがあればそことの兼ね合いとかね(個人的にはこれ結構大きい)。似たようなグループばっかり推しても面白くないし。でもきっとBOYNEXTDOORじゃなきゃいけなかった理由はあるはず。多分。

さっき新人をデビューから応援してみたかったって書いたけど、でも正直新人推すのってしんどいじゃないですか。楽しいことも多いけどその何倍も疲れるし、推す側にもそれなりにエネルギーがないと続かないっていうか…。自分でもいい年した大人がすることじゃないですよね…?と本当に心底思ってるんだけど、でもドルオタの性というかなんというか、しんどいのも痛々しいのもわかってるけど、推す楽しさを知ってるからか、なかなか抗えないんよなあ…。いや、もういい加減抗えるようになって欲しいですけど。

2023年はナムドルのデビューが多くて、注目度の高いグループもいっぱいあったからそれなりにチェックはしてたんですよ。だからボネドより惹かれるグループが出てくる可能性も普通にあったと思ってるんだけど、でも結果的には出てこなかったよね…。まあ好きになっちゃうと当然バイアスがかかるので、そのハードルを超えるのってなかなか難しいけど、でも他に推しがいようといまいと、刺さる時は刺さっちゃうからなあ。なんかそういう理屈を超えた何がかある感じも、またオタクの醍醐味だなって思いますが。

というわけで、なんかブログで散々書いてきちゃったから書くことないかなって思ってだけど、意外とサクサク書けました。まだデビューしてたった半年しか経ってないんだしあんま重たいことを書かないようにしないとな…と思いつつ、文字数からしてもう重いっていう。まだスタートラインに立ったばかりで、この半年間の出来事なんて簡単にかき消されるぐらい多くの経験で上書きされていくだろうだし、そうあって欲しいなと思ってますが、それでもデビューの年というのはどんなアイドルにとっても忘れられない経験になると思うので、その時期を一緒に過ごせてよかったです。

まあとりあえず今は彼らがどんなアイドルに成長していくのかが楽しみだし、彼らが自分らしさを失わずに、自分たちの大好きな音楽を続けていけることが何より大切なので、そのためにオタクとしてやるべきことはやりたいなという気持ち。そこさえ変わらずにいてくれさえすれば、無理に頑張らなくても自然に推していけるんじゃないかなと思うし。勝手な言い分だけど好きになって良かったと思えるグループであり続けてくれたら、オタクにとってこれ以上の幸せはないよね。おしまい。