アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

NEWS15周年。

『NEWS 15th Anniversary LIVE 2018 “Strawberry”』に行ってきました。2日目だけでしたが、やっぱり楽しいかった。久々の大箱だったし大掛かりな演出や舞台装置なんか観るだけでワクワクしたし、「NEVERLAND」「EPCOTIA」と続いたコンセプト強めの世界観ではなく、自然体の素直なNEWSと15年間を堪能できるコンサートで、味スタに入った瞬間、あーこの広い空間を4人をバックなしで、ツアーのようなコンセプトも打ち出さず、だだ15年を振り返るんだって思ったら鳥肌が立ちました。特に4人自体より前をほとんど観てこなかった私にとっては聴きたかった曲をたくさん観る事が出来て幸せだった。やっぱりNEWSはファンを楽しませる方法を知ってるんだよな…ってつくづく感じた3時間でした。変に謝ったり感傷的な演出がなかったのも良かったと思うし、ああ、私まだちゃんとNEWSの事好きだわと思えたのが本当に救いでした。

あの一件は何だかんだでわりとダメージを受けていたというか、少なくとも味スタに行くのを躊躇してしまうレベルには気持ちがひんやりしていたんですよね。記念コンサートや個人仕事もいっぱい決まっているこのタイミングでか、というがっかり感はあったし、せっかく頑張って積み上げてきたものや努力してきた事を失うような行動を取ってしまうんだなあと思うとすごく哀しかった。比較的寛容な方のオタクだとは思うけど、自分をアイドルだと宣言して仕事をしている以上、見えるところではアイドルでいて欲しい、という程度の欲求は私にもあったし、だから本当に直前までどんな気持ちで味スタ観るんだろう私は、と思っていた。モヤモヤした気持ちで参加するのは気が滅入っていたけど、でも気持ち切り替えて、見届けなきゃと思った。

この2ヶ月間を振り返って、何が一番しんどかったかってNEWSに対する批判というかもはや誹謗中傷に近い意見を見聞きする機会が増えてしまった事だったように思う。そういう言葉に嫌な思いを抱くぐらいには、NEWSの事好きだったようで。周りになんて言われようと好きにすればいいと思ってはいるけど、やっぱり自分が好きなものを否定されたりネガティブな事を言われたら悲しい。大してNEWSの事知らなくて曲も聴いた事ないライブも観たことないような人の、偏った知識による下げ発言に何度もうんざりした。NEWSをずっと応援してきたファンが「もう無理だついていけない」となるなら、それは仕方ないと思えるけど、大して知りもしない人たちの「悪いことしたやつは何を言われれても仕方ない」みたいな雰囲気にはほとほと嫌気がさしていた。ネットはアンチの声が大きくなりがちな場所だとは分かっているし、スキャンダルの内容が内容なだけに怒るに怒れないし擁護も出来ないけど、だからと言って彼らが15年間続けてきた事を否定する権利なんて誰にもない。

愛想を尽かしてもうついて行けないと、もしくは何も言わずに離れていったオタクもいたと思います。それでも結局は味スタは無事2日間開催され、合計10万人が会場を埋め尽くし、あのでかいステージでJr.も付けず4人だけでやり切ったのだ。私はこの数年しかNEWSの事知らないけど、ここまでずーっと追いかけて来た人たちの気持ちを考えたら、なんかもう感動してしまって、これがNEWSファンの出した答えという事なのかなと思ったら、やっと気持ちがスッキリした気がしました。まあこんなことナシに素直に8月11日を迎えられたらそれが一番だったとは思うけど。

9月には新曲が出て(『生きろ』めっちゃ好き。期間限定盤がまだ予約できてなくて泣きそう)、お仕事もまた決まりつつあって。年内にもう一回ぐらいNEWS観れるといいなあとか思いつつ、夏はEXばっかりだったので、キャパ2000から5万っていろんな意味で高低差ありすぎてキーンてなってたけど、でもやっぱり私は広い会場をド派手に使うコンサートが好きだな。おしまい。

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これかわいかったな

HiHi Jetsを好きになる夏。

『夏祭り!裸の少年 SUMMER STATION』に行ってきました。HiB合同、HiHi侍、HiHi単独とそれぞれ入ってきましたが、まだB単独が始まってないし、Jr.以外のとこもあるので振り返るのは夏の現場が一通り終わってからにしようかなと思っていたのですが、あまりにもHiHi単独が楽しすぎて素晴らしすぎて、ただただHiHi Jetsを絶賛したいので書きます。

久々に「考えるな、感じろ!」としか言いようがない現場でした。これまで私にとってのHiBの現場というのは良くも悪くもメンバーの持つ魅力だったり才能や成長を楽しむ公演であり、セトリや構成はさほど重要ではなく、過去の公演の焼き直しであってもマイナーチェンジを繰り返しながらも新曲だったりチャレンジ曲だったりソロ曲に一喜一憂するものでした。それはそれでこの世代のJr.でしか成立しない特権みたいなものだし、アイドルの本質は“何を”やっているかではなく“誰が”やっているかである、という私の考えにマッチした楽しい現場ではあったのですが、今回のHiHi単独はひと味違いました。もちろんこれまで通りメンバーの魅力は存分に発揮されていたし、作間くんが入った事によるフレッシュさも加わっていたので、その時点で及第点ではあったと思うんですが、良い意味で裏切られたなーという気持ちです。

クリエやサマステ合同と比較して、特別に明確な分かりやすい変化があったわけではないと思います。実際に演る曲のベースはほぼ過去の公演の焼き直しだったと思うし、驚くような構成に作り変えられていたわけでもない。でも5人になって出来る事のバリエーションが増えパフォーマンスが確実に向上していたのに加えて、とにかく全力で今自分達の出来る事を出し切ったし、これまでの発表会的なステージ、「自分たちがやりたい曲をやっている」感が薄れ、どんな風に観客に楽しんで欲しいのかが伝わってくるステージになったなと感じました。もともと私はメンバーのやりたい曲をやらせるシステムがあんまり好きじゃなくて、プロにメンバーに合う曲をちゃんと選んで欲しいタイプの人間なので、その点に関してはJr.の現場には色々思うところがあったのですが、今回のHiHiにはそういう不満をほとんど抱く事がなかったんですよね。

しかもパフォーマンスに加えて、これは合同の時点で「やってくれたな」と思ったのですが、謎のコールアンドレスポンスをするグッズ紹介コーナー。幸い合同の初日に入れたのですが、突然始まったグッズ紹介コーナーが秀逸過ぎて度肝抜かれたし(ここは行った人にしか楽しさが伝わらない気がするけど)、パターン同じなのに何度観ても飽きない。さらに単独の5人のMCでは、Bと一緒だとどうしても仕切る側に回されてお兄さん対応になってしまいがちなHiHiの年相応なわちゃわちゃ感が全開で。判断力の速さと滞りないトーク力と語彙力で回す猪狩、空気読まない奇行っぷりと鋼メンタルの作間くん、仕切り担当ながらいじられキャラも板についてきた優斗、たまにおバカを炸裂させるイケメンはしもっちゃん、みんなの話をまったり聞きつつたまにシビアなツッコミを入れる瑞稀くんっていう絶妙なバランスね。まあネタ不足な回とかもあったとは思うけど、平均年齢16.4歳のJr.内ユニとしては十分過ぎる出来だったと思いますよ。しかもそれを、バックなしJr.コーナーなしの完全に5人だけでやってのけたわけです。こんなの感動しないわけないじゃないですか。単独の初日、最後本気で泣きそうになったよ。

正直言って今年のクリエ始まるまで、私にとってHiBの現場はあくまでBがメインでした。いやもっと言ってしまえば佐藤龍我がメインでした。龍我くんは相変わらず理想のアイドルそのものというか、ハロプロや48・坂道なども含め私がこれまでアイドルに求めていたものを凝縮したような子で(なかなかのキモさ)、先日のJr.オーデも今やってるシゲのドラマも最高だし、1番好きなJr.挙げろと言われればそれは迷わず龍我くんなのです。合同も何だかんだずっと赤ペンラ振っていましたし。だからこそ、この状況でまさかユニとしてHiHiに心を鷲掴みににされるとは思ってなかった。クリエの時点でも若干その兆候は感じていたのですが、いかんせん回数入れないクリエでは決め手に欠けるし、何と言っても作間くん加入という大きな変化があった直後の現場でフラットな判断は出来るとも思えず、まあ作間くん補正かなってちょっと思ってたんですよね。もちろん作間くんの加入がユニにいい影響を及ぼしている事は間違いないと思うし、5人になって人数的なバランスもよくなったと思う。でもサマステ単独を観て、それだけじゃないHiHiの成長というか変化を感じたのです。上手く言えないんですけど。

去年の常にBとセットでBのお世話係で、何かと比較もされ、大事な場面はB優先、みたいな状況を経て、彼らがそれをネガティブな捉え方をせず、反骨精神で自分達に出来る事を模索し続けた事が実を結び始めたのかなという気がする。それは本人たちも実感してるんじゃないだろうか。自分達のやってきた事に自信を持てるようになれば、Bに対する焦りとか危機感にも対応出来るようになるんだよね。そもそも振り返ると作間くんを加入させた事自体がかなり大きな決断だったのでは?と思うし、別にそれが作間くんだっただからという話ではなく、多分4人は出来る事なら4人で頑張りたかっただろうなと思うんですよね。加入を受け入れるという事は4人体制を否定する事でもあるから。それに誰かが加入した事で良くも悪くもユニの雰囲気や印象が変わるものだし、どっちに転ぶかわからない賭けみたいなもんで。でもこのままじゃダメだと思って作間くんを入れたんじゃないかな…というのは私の妄想ですけど。その結果がサマステ単独だったんだとしたら、加入した作間くんも彼の加入を決めて受け入れた4人も本当に頑張ったね…って言いたい。そう考えると、今回のHiHiの成長というか変化はパフォーマンスというよりはもっと精神的な部分のほうが大きかったのかもしれないな。元々スキル高い子達だからね。

まあとにかく、HiHi Jetsって素晴らしいユニだなって再確認したサマステ単独でした。私は推しを作らないとグループ自体にはハマれないタイプなので、そういう意味でも作間くんが加入した事が間違いなくトリガーになってはいるんだけれども、だからと言ってユニごと好きになる理由にはならないんですよね。龍我くんにおけるBがそうならなかったように。そもそもJr.には入れ込まない、箱推しなんてとんでもないと思ってたし、いつ解体されてもショックを受けない程度にしか推せないなと思っていたし、そうなるまいと割と強めに心に誓ってたくらいなので。でも多分このまま行くとJr.の本命ユニはHiHiになるんじゃなかろうかという気がしています。とか言いつつ明日から始まるB単独に入ったら「やっぱりBが最高」って言ってるかもしれんけど。おしまい。

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anan最高だったなー

何故アイドルは海外留学してしまうのか

なんか6月は怒涛の1ヶ月でした。小山さん、シゲ、手越さんが文春砲(この言葉キモくて嫌いだけど便利よね)を喰らい、小山さん謹慎の煽りを受けてNEWSの露出が減り、圭人くん脱退説が流れ、味スタ当落が延期になり、圭人くんは脱退じゃなくて留学のための活動休止でした。特に後半の1週間がわりとダメージデカかったです。

最初に圭人くんの脱退説を聞いたのは水曜日だったかな…もちろん驚きましたしショックでしたが、どちらかと言うと「恐れていた事が現実になってしまった」という感覚のほうが強かったです。相変わらず個人仕事もなく、大学中退してどうするんだろうっていうモヤモヤを抱え、いつもならもう発表されててもおかしくないツアーのお知らせが来ず。とは言えイコール脱退とも思ってはいませんでしたけど、ただ10周年とか区切りを迎えた事が、何かの引き金になる事は十分考えられるよなと思ってました。

そんな水曜日を乗り越え、何かお知らせが来るのかなとそわそわする木金を過ごし(ただその間にNEWSの当落延長問題が起きる)、何事もなく週末に突入したのでこれは文春さん早まったか?と思っていたら土曜日の20時ですよ。「お知らせ」っていう件名でFCからメールが届いたのは。そこからの2時間は、もう何というか生きた心地がしませんでした。本当にすごい心臓がバクバクしてて、その時買い物しに外出してたんですけど、外でお知らせ見たら下手したら泣くなこれと思って急いで家に戻って。22時になかなか繋がらないFCに携帯とPCで頑張ってアクセスして、脱退ではなく留学のための活動休止で、次のツアーから2年間は8人で活動するというお知らせを聞き、ホッとしながらも嫌な想像が頭を巡るわけです。

勉強のための海外留学。まあジャニーズに限らず、よくアイドルが言い出しがちな事ですが(要するにマスコミに追われずに自由に過ごしたいって事だと認識している)、勉強して成長してきますなんて口では簡単に言えるけど、圭人くんって本気で語学なり芸事なりを学びたい人なんだろうか。じゃあ大学中退したのは何だったんだろうか。そもそも2年も留学して普通に復帰できるだろうか。一般人にとってはそれほどの時間でもないけど、芸能界における2年て長いよ。オタクは新しい推しを見つけるし、世間は忘れるぐらいの時間だよ。絶対戻ってくるから信じて待つよ、って言えたらいんだろうけど、そんな事を言える人がどれほどいるんだろうか。

動画での話し方から察するに、本当は脱退して留学するつもりだったのかなと思うし、それをメンバーなり事務所が引き止めて、何かあった時戻れる方向で調整してくれたんだろうなと思う。じゃんぺで山ちゃんが「圭人を信じて待って」「進化して帰ってくるから」と言い、でも動画では1ミリも笑ってなくて、それがすごく山ちゃんっぽいなと思いつつ、圭人くんにとって山ちゃんの存在は心の支えなのかプレッシャーなのか、良くも悪くもこの2人の関係は歪だなと思って悲しくて笑ってしまう。もちろんこれを機に圭人くんが成長して、少しでも山ちゃんに近づける存在になってくれたら嬉しいけど、私はモンペだからさ、圭人くんは海外の学校で勉強するより、今自分が持ってる魅力を伸ばしたり、伝えたりする力を付けてくれれば、それで充分戦えるって思ってるのに。

そして秋から始まるらしいツアーは8人で周るという。行けるかわかんないけど、行けたとしてステージに圭人くんがいない事を自分がどういう受け止め方をするのか、ちょっと想像が付かない。案外全然気にならずにそれはそれで8人のJUMPを楽しめちゃうのかもしんないし、いくら探しても居ない推しに絶望するのかもしれない。ただ過去の経験上、自分でもビックリするぐらい興味を失いかねないなとは思っている。

よし。せっかくだからNEWSの話もしようかな。ちょっとキツイ言い方になる気がするのでご注意ください。もう割とこれに関しては言い訳のしようがないよね、という諦めの気持ちで最初の流出から眺めていて、4人がどういう結論を出すのかを見守るしかないよなっていうのが正直なところなのですが、ルール破って好きな事やって楽しんだツケが回ってきただけだよねと。私個人はバレなきゃ何しててもいい派だけど、このSNS時代にそれがどれだけ難しい事か。そんな迂闊な交友関係続けてる事自体がアレだし、そうやって楽な方向に流れるんだな、自分に甘いんだなって。何事にもリスクはあって場合によっては一発退場もあり得るって事を覚悟してそれでも遊びたいなら…っていう感じ。まあNEWSに限った事だとも思わないけど、よりによってこのタイミングか…というガッカリ感は否めないです。

ところが、味スタ当落までには何らかの結論が出るだろうと思っていたらまさかの延期…。一連の出来事のなかでこの対応に1番呆れてしまってなんかガッカリしました。この問題がどういう形で決着が付くのか、どうなるのが正解なのか、どうなれば自分が納得出来るのか、自分でもよくわかりません。ほとぼりが冷めるまで沈黙して復帰したとして、それが2ヶ月後(もう1ヶ月後ですけど)の味スタでいいのか、と言われると、いやいや2ヶ月って子供の遊びじゃねーんだからと思うし、かと言って味スタ飛んだら本気で恨むよとも思うし、でも4人揃わずに15周年ライブやられても悲しいし。もちろん謹慎したり活動自粛する事で彼らの意識が少しでも変わってくれたら良いんだろうけど、そんなの我等オタクには確認しようがない事だし、起きた事はなかった事にはならないし、謝られるのも私にはちょっとよくわかんない。オタクが許すか許さないかというのは、スキャンダルの本質ではないから。自分たちのした事が恥ずかしい事だと思うなら恥じるべきだし、間違ってたと思うなら同じ間違いを繰り返さないよう努力すべきだし。結局は本人次第だからなあ。

ここんとこ立て続けで、意外と参ってしまった。こんな事もあるよなとわりと冷静に受け止めてる自分と、友達とその話になると愚痴が止まらなくなる自分と。まあでも別に愚痴ってもいいよね、それなりにお金使って応援してきたんだし愚痴る資格あるよねとか、いやいやそんな事言ってるとヲタからアンチ化するという情けない自体になるぞとか思ったり。と、ここまで書いて、何て締めくくろうかなと考えていたところで小山さん活動再開のお知らせが届きました。謹慎期間3週間か。なんかますます、どういう気持ちで味スタを待てばいいのか分かんなくなってきたな。