アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

何故アイドルは海外留学してしまうのか

なんか6月は怒涛の1ヶ月でした。小山さん、シゲ、手越さんが文春砲(この言葉キモくて嫌いだけど便利よね)を喰らい、小山さん謹慎の煽りを受けてNEWSの露出が減り、圭人くん脱退説が流れ、味スタ当落が延期になり、圭人くんは脱退じゃなくて留学のための活動休止でした。特に後半の1週間がわりとダメージデカかったです。

最初に圭人くんの脱退説を聞いたのは水曜日だったかな…もちろん驚きましたしショックでしたが、どちらかと言うと「恐れていた事が現実になってしまった」という感覚のほうが強かったです。相変わらず個人仕事もなく、大学中退してどうするんだろうっていうモヤモヤを抱え、いつもならもう発表されててもおかしくないツアーのお知らせが来ず。とは言えイコール脱退とも思ってはいませんでしたけど、ただ10周年とか区切りを迎えた事が、何かの引き金になる事は十分考えられるよなと思ってました。

そんな水曜日を乗り越え、何かお知らせが来るのかなとそわそわする木金を過ごし(ただその間にNEWSの当落延長問題が起きる)、何事もなく週末に突入したのでこれは文春さん早まったか?と思っていたら土曜日の20時ですよ。「お知らせ」っていう件名でFCからメールが届いたのは。そこからの2時間は、もう何というか生きた心地がしませんでした。本当にすごい心臓がバクバクしてて、その時買い物しに外出してたんですけど、外でお知らせ見たら下手したら泣くなこれと思って急いで家に戻って。22時になかなか繋がらないFCに携帯とPCで頑張ってアクセスして、脱退ではなく留学のための活動休止で、次のツアーから2年間は8人で活動するというお知らせを聞き、ホッとしながらも嫌な想像が頭を巡るわけです。

勉強のための海外留学。まあジャニーズに限らず、よくアイドルが言い出しがちな事ですが(要するにマスコミに追われずに自由に過ごしたいって事だと認識している)、勉強して成長してきますなんて口では簡単に言えるけど、圭人くんって本気で語学なり芸事なりを学びたい人なんだろうか。じゃあ大学中退したのは何だったんだろうか。そもそも2年も留学して普通に復帰できるだろうか。一般人にとってはそれほどの時間でもないけど、芸能界における2年て長いよ。オタクは新しい推しを見つけるし、世間は忘れるぐらいの時間だよ。絶対戻ってくるから信じて待つよ、って言えたらいんだろうけど、そんな事を言える人がどれほどいるんだろうか。

動画での話し方から察するに、本当は脱退して留学するつもりだったのかなと思うし、それをメンバーなり事務所が引き止めて、何かあった時戻れる方向で調整してくれたんだろうなと思う。じゃんぺで山ちゃんが「圭人を信じて待って」「進化して帰ってくるから」と言い、でも動画では1ミリも笑ってなくて、それがすごく山ちゃんっぽいなと思いつつ、圭人くんにとって山ちゃんの存在は心の支えなのかプレッシャーなのか、良くも悪くもこの2人の関係は歪だなと思って悲しくて笑ってしまう。もちろんこれを機に圭人くんが成長して、少しでも山ちゃんに近づける存在になってくれたら嬉しいけど、私はモンペだからさ、圭人くんは海外の学校で勉強するより、今自分が持ってる魅力を伸ばしたり、伝えたりする力を付けてくれれば、それで充分戦えるって思ってるのに。

そして秋から始まるらしいツアーは8人で周るという。行けるかわかんないけど、行けたとしてステージに圭人くんがいない事を自分がどういう受け止め方をするのか、ちょっと想像が付かない。案外全然気にならずにそれはそれで8人のJUMPを楽しめちゃうのかもしんないし、いくら探しても居ない推しに絶望するのかもしれない。ただ過去の経験上、自分でもビックリするぐらい興味を失いかねないなとは思っている。

よし。せっかくだからNEWSの話もしようかな。ちょっとキツイ言い方になる気がするのでご注意ください。もう割とこれに関しては言い訳のしようがないよね、という諦めの気持ちで最初の流出から眺めていて、4人がどういう結論を出すのかを見守るしかないよなっていうのが正直なところなのですが、ルール破って好きな事やって楽しんだツケが回ってきただけだよねと。私個人はバレなきゃ何しててもいい派だけど、このSNS時代にそれがどれだけ難しい事か。そんな迂闊な交友関係続けてる事自体がアレだし、そうやって楽な方向に流れるんだな、自分に甘いんだなって。何事にもリスクはあって場合によっては一発退場もあり得るって事を覚悟してそれでも遊びたいなら…っていう感じ。まあNEWSに限った事だとも思わないけど、よりによってこのタイミングか…というガッカリ感は否めないです。

ところが、味スタ当落までには何らかの結論が出るだろうと思っていたらまさかの延期…。一連の出来事のなかでこの対応に1番呆れてしまってなんかガッカリしました。この問題がどういう形で決着が付くのか、どうなるのが正解なのか、どうなれば自分が納得出来るのか、自分でもよくわかりません。ほとぼりが冷めるまで沈黙して復帰したとして、それが2ヶ月後(もう1ヶ月後ですけど)の味スタでいいのか、と言われると、いやいや2ヶ月って子供の遊びじゃねーんだからと思うし、かと言って味スタ飛んだら本気で恨むよとも思うし、でも4人揃わずに15周年ライブやられても悲しいし。もちろん謹慎したり活動自粛する事で彼らの意識が少しでも変わってくれたら良いんだろうけど、そんなの我等オタクには確認しようがない事だし、起きた事はなかった事にはならないし、謝られるのも私にはちょっとよくわかんない。オタクが許すか許さないかというのは、スキャンダルの本質ではないから。自分たちのした事が恥ずかしい事だと思うなら恥じるべきだし、間違ってたと思うなら同じ間違いを繰り返さないよう努力すべきだし。結局は本人次第だからなあ。

ここんとこ立て続けで、意外と参ってしまった。こんな事もあるよなとわりと冷静に受け止めてる自分と、友達とその話になると愚痴が止まらなくなる自分と。まあでも別に愚痴ってもいいよね、それなりにお金使って応援してきたんだし愚痴る資格あるよねとか、いやいやそんな事言ってるとヲタからアンチ化するという情けない自体になるぞとか思ったり。と、ここまで書いて、何て締めくくろうかなと考えていたところで小山さん活動再開のお知らせが届きました。謹慎期間3週間か。なんかますます、どういう気持ちで味スタを待てばいいのか分かんなくなってきたな。

推しは増やすもの。担当は降りるもの。

久しぶりにどうでもいい話をしようかなと。ちょうど1年ぐらい前に担当とか担降りみたいな話をしました(うちのブログの中で定期的に読まれているエントリっぽいので、担当話はみんな好きなんだろうなと思うと、それはそれで非常に興味深い)。この時の私は自分が誰かの担当を名乗る事はないだろう的な事を言っていて、実際未だにいないんですけど、結局「誰か1人に絞れない」んだなという結論が出ました、という話です。

こんなシンプルな結論が出るのに何故か1年もかかってしまったのですが、ずっと「担当って何なんだろう」っていうところで止まっちゃってたんですよね。この1年で本当に色んなグループのコンサートやら舞台やらを観てきて、それぞれ魅力があって本当に楽しいなと思っているんですが、最近になって自分がJUMP担なのかNEWS担なのかJr.担なのか、というような事を思うようになってきたんですよ。ジャニーズ好きって話をすると大概はどのグループが好きなのとか誰くんが好きなのとか訊かれるんですが口ごもっている自分がいて。別にアイドルなんだし「箱推しです」って言ってりゃいいとも思いつつ、ハッキリとしない自分にたまに嫌気がさすというか、DDである事に対する妙な後ろめたさみたいなものが芽生えてきている気がするんですよね。誰に対する後ろめたさなのかはよくわかんないですが。全部好きな事は事実で変わりないので順位を付ける必要もないと思うんですけど、やっぱり応援対象がどんどん増えてきて、どう頑張っても広く浅くなってしまう事への抵抗感というか危機感もあると思う。

で、JUMPなら圭人くんとか伊野尾さん、NEWSならテゴマス、セクゾならふまけんは観てて楽しいな推せるな思うし、Jr.なら龍我くんと作間くんが好きだし、活躍していたら嬉しいしできる限り応援したいなと思う。それを担当と言ってしまえばそれでいいのかもしれないんだけど、担当ってそんないっぱいいていいもんなんだろうかとか、それって推しとどう違うんだろうとか色々理屈をこねくり回してるうちに、結局、ただ単に私は誰か1人に絞れないだけかと。とあるアイドルの名言に「推しは変えるものではなく増やすもの」という言葉がありますが、どうやら「担当は増やすものではなく変えるもの」なんだなと。推しは増やすものだけど担当は変えるもの(降りるもの)だと思ったら妙に腑に落ちてしまったんですね。増やせないとなると急に難易度が上がるぞと。いや厳密なルールはわかんないですよ、色んなグループに担当がいるっていうタイプのオタクも多分いるだろうから。でも「担当」ってもっと特別な言葉であって欲しいという願望もあって。担当とは別に推しっていう概念だってあるんだし。

どうしても誰か1人に絞れと言われたら圭人くんなんだろうなと思うけど、ちょっと色々うーんと思う事があり…スキャンダル的なアレコレについてはあんまり気にしてないですが(大学関係の話は影響が全くないと断言できるか微妙なラインだが)、あまりのJUMPの…というか圭人くんの現場少なさにちょっと自信をなくしています。もちろん現場があろうとなろうと応援する事は出来ると思うけど、アイドルに関してはやっぱり現場に本質があるような気がしていて。私は昔から自力で現場に行って初めてオタクを名乗れるみたいな考え方があって、それは彼らの主戦場(コンサート)を観てからじゃないと何も判断できなし、こちらとしても自分がちゃんとお金を払って観に行く事からスタートでしょうと思ってるんですね。だから逆に言えば自分の意志で現場に行かなくなったらそれはもうヲタ卒の合図だと思うし。在宅のオタクを否定してるわけじゃなくて、それぐらい現場がないという事の影響は、私にとっては結構大きいわけです。

そうなってくると一番現場の多いJr.担なのでは…という疑惑が生じるのですが、現場主義と同じくらい「デビューしてない子に入れ込みすぎない」という主義もあり、やっぱり現状誰か1人には絞れないという事なんでしょうね。まあ無理矢理作るもんでもないと思うので、このスタンスでヲタ活を続けていくことしか出来ませんが、でも自信を持って担当と言えるアイドルと出会える人はきっとすごく幸せだろうな、と思うのでした。おしまい。

ハイBのクリエの話。

なんと、今年もクリエを観に行く事が出来ました。前に書いた通り自分の名義は全然役立たずだったのですが、最近知り合ったジャニヲタの友人が誘ってくれて…持つべきものはヲタ友というか何というか、ありがたく同行させてもらいました…!入ったのはハイB合同だったんですが、何とNEWSたまアリと同日。昼公演だったので時間は被らなかったんですが、日比谷からさいたま新都心の移動はちょっとハラハラしました。

ハイBの現場は去年の秋の帝劇以来だったのでほぼ半年ぶりでした。先日のJr.祭り合同最終日にサプライズで観ることは出来たものの一瞬だったし、久しぶりにじっくりとしかもかなりの至近距離で(私の現場歴の中でもだいぶ良席でした。名義人の年齢で席を決めているのではと疑いたくなるレベル)観る事が出来て、もうジャニカル意味不明だなとかそういう細かい事はどうでもいい、ただただ楽しい。そしてHiHi Jetsも東京B少年も最高でした。ただ観るのに必死で、細かいところの記憶が全然ない。

今回のクリエの個人的な見どころとしてはやっぱりHiHiに加入した作間くんでした。去年クリエもバックで付いていた上に猪狩くんの代役で結構な出番がありましたが(おかげで私も発見出来たんですが)、やっぱりメンバーの一員として出演しているのとでは雲泥の差だなと…。それに5人になってグループの魅力がアップしたなって思いました。もちろん私が作間くん気になってたからっていうのは大きいとは思いますが、本人たちも「さくちゃんは4人にないものを持ってる」って雑誌でよく言ってたけど、役割分担のバランスが良くなったのかなと思う。少人数ユニは1人1人の負担が大きいから、たった1人の差でもだいぶ変わるんですよね(と、ハロヲタ時代にすごく思った。逆効果になる事も当然あるので一概には言えないけど)。なんとなく4人時代は、はしみずのシンメ感が強すぎて猪狩&優斗の立ち位置難しそうだなっていう印象があったのがうまく解消されたなって。センター入れ替わるのも全員の良さが伝わってきて面白いなと思うし、いろんな組み合わせを試せるようになったのも良いなと思いました。それにみんなグッと大人っぽくなってて、特にはしみずは去年やってたセクシーな曲は背伸びしてる感じが否めなかったけど、だいぶ板についてきて、なるほどと思いましたよ。あとこのタイミングで自己紹介ラップ曲作ったのに、何か5人の本気を感じました。

B少年に関しては全体を観るというより龍我くんメインで観てしまうんですが、もう私は佐藤龍我が末恐ろしいです。生で観れずにいた半年間、雑誌とかテレビでさんざん観てきましたが、そこにいた龍我くんは何だったのかなって思うぐらいステージ上での輝き方が異常。あの子完全に現場でヲタ掴むタイプのアイドルですね。まあもちろんこれは私の主観で、推しの輝き方は誰にとっても特別だとは思いますが。こういう言い方すると批判的に取られてしまうかもしれないんですけどB少年って、HiHiと比べると1年経ってもいろんな意味で変わってないんですよね。もちろんみんな成長してて体つきなんかガッチリしてきたメンバーもいるし、龍我くんリンゴほっぺじゃなくなったし、うきなすのMCとかすごく良かったし、成長したなとは思うんだけど、フレッシュさというかピュアさが衰えてないというか、そこを維持できてるの逆にすごいなって関心してしまった。まあそれをポジティブに捉えるかネガティブに捉えるかは人によると思うんですけど、個人的にはそういうピュアさって大人になったら出したくても出せなくなるものなので、出せるうちは出し続けて欲しいなって思います。あと多分「Cosmic Melody」は初めて生で聴いたと思うんだけど、何だろうこのファンタジー世界…みたいな。セクゾの初期曲みたいな可愛らしさとトンチキを兼ね備えたジャニでしか聴けなさそうな感じ最高ですね。

ところで一緒に入った友人は自分より一回り近く年下ながらも学生時代からヲタだったという大先輩で、ベテランJr.の担当の子だったので、ハイBはおろか若手のJr.のことはあんまり知らないと言ってたのですが、見終わったあと「佐藤くんと作間くんがよかった」「予習で動画観た時はなんとも思わなかったけど(私が)佐藤くんが良いって言ってた気持ちがわかった」と言ってくれて(まあ私が2人を推しているのは知っているので無意識に目が行ってたのもあったと思うけど)、帰りに記念にうちわまで買ってくれて、楽しんでもらえたみたいで嬉しかったです。

という感じでHiHiに関しては化けたな、B少年に関しては変わらないなあっていうクリエでした。まあ選曲とかに関しては色々言いたい事はあって、キントレの時にも言ったけどやっぱりメンバーが選んでいる分幅が狭いのと良くない偏りを感じるので、大人にもっと介入して欲しいなと思いました。できれば単独も観たかったけど、当日券の電話も一切繋がらずじまいだったので、単独はサマステに持ち越しという事で……今度こそ取れますよーに!おしまい。

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このポスター観ると去年金指くんが増えてた衝撃思い出すわ。