アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

JUMPひとり楽曲大賞。

ついに…やっとJUMPのシングルアルバム全曲揃ったのです! 嬉しい(と言っても音源をお借りしたのもあるし、円盤全部揃ったわけじゃないのでMV&メイキング難民は継続中)! こんなに初回盤の入手が難しいとは思わず、これは慌てずじっくり集めるしかないなと思って半年間コツコツ集めていたんだけど、年内に揃って良かったなあ。全部揃ったら思いっきり語ってやるぞ~と思っていたので、楽曲のお話を出来るの嬉しいです。というわけで、年末だし、ひとり楽曲大賞をしたいと思います。ただ私、音楽を語るのがとてもとてもとても苦手なので不安ですが…。

シングル表題曲部門
  1. 『AinoArika』(『AinoArika/愛すればもっとハッピーライフ』2014.02.05)
  2. 『Magic Power』(『Magic Power』2011.09.21)
  3. ウィークエンダー』(『ウィークエンダー/明日へのYELL』2014.09.03)
  4. 『瞳のスクリーン』(『瞳のスクリーン』2010.02.24)
  5. 『我 I Need You』(『Chau♯ / 我 I Need You』2015.04.29)
  6. 『「ありがとう」~世界のどこにいても~』(『「ありがとう」~世界のどこにいても~』2010.12.15)
  7. 『Ride With Me』(『Ride With Me』2013.12.25)

一番大変かなと思ったけど、案外サクッと決まった表題曲部門。1位の『AinoArika』は特にイントロからの歌い出しがカッコよくて超好きなんですけど、歌詞も曲もとてもストレートでアイドルらしいメッセージソングというか、誠実な感じで好き。それに“愛の在り処”って素敵な言葉だな〜と思う。何回聴いても飽きなくて、聴けば聴くほど好きになる。2位『Magic Power』は曲自体は初期のJUMPらしい楽しいノリの良曲って感じなんだけど、ライブのDVDを見て大好きになった曲。バンド組は勿論なんだけど、その前で5人が踊ってるのも新鮮で良くて、みんなが楽しそうに歌って踊ってるのが本当に好き。バンド体制のシングル出して欲しいなあ。3位『ウィークエンダー』は語るまでもなくJUMPの代表曲で、かなり転機になった曲なんだろうなと思うので入れます。勿論、楽曲も文句なく素晴らしくて、キャッチーでノリが良くちょっとレトロなディスコサウンド、ガチすぎないラップからのポップなサビ、人数を最大限生かしたダンスとポジション、歌割りもよく考えられていて上手いことJUMPの魅力が詰まっているなあと思う。JUMPにハマった当初は好き過ぎて、ずーっと『ウィークエンダー』ばっか聴いてたんだけど、逆に聴きすぎて3番目に…笑。

4位『瞳のスクリーン』。私の中では『SUPER DELICATE』『瞳のスクリーン』『真夜中のシャドーボーイ』が三大“絶対無敵最強アイドル山田涼介”ソングなんですけど、山ちゃんはバラードもいいけど、こういうタイプのベタなアイドル歌謡を歌わせたらトップクラスだと思う。中でも『瞳の〜』はイントロからテンション上がるし、からのサビであの振り付けで最高かよと。アイドル史に残すべき名曲だと思うので若いジャニーズグループで永久的に歌い継いで頂きたいですね。5位『我 I Need You』は楽しい。もうこれに尽きます。JUMPはトンチキアイドルソング合ってる。メンバーの仲良しわちゃわちゃ感というか、バラエティで見せる彼らの雰囲気をよく表してるし、これ両A面とかではなくちゃんと表題でMV作って出すべきだった! あと私、NEWSの『恋のABO』が本当に本当に大大大っ好きで、そこからNEWSに興味持ったタイプの二次ヲタなんで(分かる人は分かるはず)、あーいうシングル曲すごく欲しい。

6位の『「ありがとう」~世界のどこにいても』はね、これは入れるか悩んだんだけど、聴くと好きだな〜と思うんですよね。まず歌詞が秀逸すぎる。言葉遊びとかいう次元じゃない。でも歌詞だけ読むと訳わかんないのにめちゃマイナー調の渋い曲でアレンジもカッコいいし、少なくともシングルの表題にするタイプの曲じゃないんだけど、スルメ曲ってやつなのかなぁ。なんか凄い曲だなって聴くたびに思う。最後『Ride With Me』は、今のJUMPのダンスを語る上で重要な曲だし、特に私は大ちゃんのラップがめっちゃくちゃカッコよくて好きなので。音楽聴くようになるまでJUMPがこんなにラップパートの多いグループだと思ってなくてビックリしたんだけど、ジャニーズのラップやる人の中で大ちゃんのが一番好きで、というか歌声に関して言うとJUMPでは大ちゃんが一番好みだなと思う。ちなみ悩んで外したのが『冒険ライダー』。歌詞は可愛らしいんだけど、スローテンポで大人っぽい曲調だなと思うので、今のJUMPで歌って欲しいし、ライブで聴けたら一気に序列上がりそうな曲かもしれない。

カップリング部門
  1. 『School Girl』(『Ride With Me』[通常盤] 2013.12.25)
  2. 『Never Let You Go』(『Fantastic Time』2016.10.26)
  3. 『Through the night』(『ウィークエンダー/明日へのYELL』[通常盤] 2014.09.03)
  4. 『Shall We?』(『キミアトラクション』[通常盤] 2015.10.21)
  5. 『Go To The Future!』(『Ride With Me』[初回限定盤1] 2013.12.25)
  6. 『Romeo & Juliet』(『瞳のスクリーン』[通常盤] 2010.02.24)
  7. 『ChikuTaku』(『キミアトラクション』[初回限定盤2] 2015.10.21)

いや〜難問でした…。c/wは選曲する側にとってもわりと自由度高いだろうから、楽曲の幅が広くなるし、結果ポジションや歌割りのパターンも多くなるし、好きな曲が多くなるのは仕方ない。しかし全部英語タイトルに…JUMP英語タイトル多いよね。

1位『School Girl』は音源よりライブのDVDで観たのが先なのだけど、とにかく歌詞が超好き。言葉のチョイスも繋げ方がかなり独特だと思うんだけど、私のJUMPのイメージにピタッってハマるというか、JUMPっぽい世界観の歌詞だなと思う。可愛らしさとかっこよさとおしゃれ…というか今時っぽさというか、でも都会の派手な子じゃなくて、東京都下あたりの高校生、大学生みたいなイメージ。『我 I Need You』とか『We are 男の子!』程じゃないけど、おふざけ感もあって等身大のJUMPが感じられる曲だなと思う。『smart』でみんなで花道をダッシュしながら歌ってるのがとても印象的。2位の『Never Let You Go』…コレは…なんだろうね、カッコいいんだけどちょっと遊びっぽさも感じるし、ラップだけど歌謡曲感もある面白い曲だなと思う。あと大ちゃんラップの嫌味のなさというか、英語の発音とかも妙にカッコつけすぎてない感じが好きなので、それを堪能できるところもイイ。まあ大ちゃんの歌声は総じて良いけど。3位の『Through the night』はピンポイントなんだけど、間奏の「Runnin… Run…」って所が好きで、多分これ山ちゃんだと思うんだけど、少し圭人くんの声にも聴こえるので、勝手に圭人くんだと思って聴いている笑。あと光くんと髙木くんのサビもめっちゃカッコ良くて好きです。

4位の『Shall We?』は、圭人くん始まりでとりんとりんがメインだから好きなのもあるんだけど、シンプルにハロウィン曲って良いよね…という。なんでオタクってゴスっぽい世界観好きなんでしょうか。そういう宿命なんでしょうか。衣装とか振り付けとか知りたいからライブでやって欲しい! 5位『Go To The Future!』はポップロックというか、とにかくリズミカルでノリノリな感じが楽しい。楽器の音がキレイに聴こえるのが気持ちよくて、特に2番のAメロの圭人→裕翔→光が弾きながら歌ってる感じが伝わってきて好き。バンド形式の曲はやっぱり楽しい。6位『Romeo & Juliet』は、もうシンプルに良い曲…。ライブでのJUMPがロミオでファンがジュリエットで、っていう世界観も好きだし、ちょっと子供っぽい純粋な歌詞も可愛くて多幸感が半端ないですわ。最後『ChikuTaku』は、今年のツアーで聴いたのが初めてだったので、てっきり重めなロックバラード、と思ってたら音源だとレトロ歌謡な感じもあってびっくりして、この曲をバンド形式でやろうとしたの面白いなぁと。ライブも良かったけど、歌謡曲好きとしては音源のが好きかな〜笑。ちょっとKinKiっぽいなと思ったりしました。

次点は『We are 男の子!』です。入れたかった〜好きだよ〜ほんと好き。私が最初に買ったシングルは『真剣SUNSHINE』だったわけなんですが、カップリングにこれ入ってたのは結構大きかったなと思う。この曲はとにかく伊野尾さんのイメージが強くて、楽しそうにノリノリで歌ってるところが好き! 伊野尾さんにはトンチキソングを極めて欲しい。もし万が一伊野尾さんセンターでシングル出すならこっち系がいいな。

アルバム部門
  1. 『From.』(『DEAR.』2016.07.27)
  2. 『ヨワムシ★シューター』(『JUMPing CAR』2015.06.24)
  3. 『DISCO JOCKEY!!!』(『JUMPing CAR』[初回限定盤1] 2015.06.24)
  4. 『FOREVER』(『smart』2014.06.18)
  5. 『RUN de Boo!』(『DEAR.』2016.07.27)
  6. 『SUPERMAN』(『DEAR.』2016.07.27)
  7. 『Endless Dream』(『JUMP WORLD』2012.06.06)
  8. 『スローモーション』(『DEAR.』2016.07.27)
  9. 『Puppy Boo』(『JUMPing CAR』2015.06.24)
  10. 『Viva! 9's SOUL』(『JUMPing CAR』2015.06.24)

ここが一番難しかった…なんせ曲数多いし、結局選びきれなくて10曲あります…。1位の『From.』はキレイなラブソングだし、シングルカットしても良いぐらい聴きやすい良曲だなと思う。なんかちょっと嵐っぽいなと思いながら聴いてる。山ちゃんの大サビが好き。2位の『ヨワムシ★シューター』は、疾走感というか爽やかさとポップさと、テンポよく畳み掛けるリズム感が楽しくて好き。裕翔くんメインのバンド曲は演奏がパワフルで元気になるなあと思う。3位『DISCO JOCKEY!!!』は、完全に私好みのアイドルディスコです笑。結構JUMPはディスコサウンド多いなと思うんだけど、特にこの曲は、なんていうか80年代風というか和風ディスコって感じで好み。4位の『FOREVER』は大人JUMPの代表みたいな曲だなと思って、特に2番のサビ前のいのけとが好き。意外と伊野尾さんがこういう曲を上手に歌うんだよな~と。5位『RUN de Boo!』はライブに来たJUMPのファン達に向けた歌詞なんだろうな〜っていうのと、リズミカルなサビと合いの手が聴いてて楽しい。

6位『SUPERMAN』はライブが本当にカッコよかったのと、シャンデリアの演出が大好きだったので、悩んだけど入れました。特にAメロからのラップがお気に入りです。7位『Endless Dream』は歌謡曲通り越してもはや演歌っぽいけども、歌い出しの薮くんと、大サビの山ちゃんがメッチャ好きなの。アイドル歌謡を完璧に歌いこなせるやぶやまヤバイです。8位『スローモーション』はなんか地味に好きな曲。爽やかさと切なさとちょっと複雑なメロディラインが大人っぽくて。9位の『Puppy Boo』は甘々な歌詞が可愛い。年下の女の子に向けたラブソングはちょっと珍しい気がして新鮮な曲。そして最後は『Viva! 9's SOUL』。やっぱりアイドルの自己紹介ソングって鉄板だよね〜と思うので外せなかった。歌詞のバージョンはツアー毎に更新されていく感じになるんでしょうか。結構タイムリーな内容多いから、あんまり引っ張れないもんね。10周年バージョン楽しみです。

ユニット曲部門
  1. 『Oh! アイドル!』(『smart』[通常盤/初回プレス仕様] 2014.06.18)
  2. 『今夜貴方を口説きます』(『DEAR.』[初回限定盤2] 2016.07.27)
  3. 『ペットショップラブモーション』(『JUMPing CAR』[初回限定盤2] 2015.06.24)
  4. 『Super Super Night』(『smart』[通常盤/初回プレス仕様] 2014.06.18)

ここから先は楽曲数が限られてくるのでベスト4でいきます。これだけリリースしてるのにユニット曲やソロ曲が思ったより少なくて驚いたけど、やっぱり人数が多い女子アイドルとの違いなのかな。まずユニット曲部門1位はやはり『Oh! アイドル!』。もう何もかも好き。曲が良いのは勿論のこと、昭和アイドル最高だしメンバーのバランスも抜群だし、ライブの演出やダンスも楽しいし、なんかもう愛おしさしかない。思いっきりコールしたいので、またライブでやって欲しい。愛追I隊で曲出して。2位『今夜貴方を口説きます』、これも1位と甲乙付け難く大好きな曲。なんせライブが良かった…。衣装もダンスも歌もビジュアルも全ていのひかが完璧でした。可愛かった。1位でも良かったんだけど、合いの手がちょい苦手なのでその差で下げました。3位は『ペットショップラブモーション』。はい、あざとい。でも何だろうこのあざとさすら愛おしいメンツ。ナチュラルボーンカワイイちねゆとと、嬉しそうだけど恥ずかしそうでもある髙木くんと、何かヘラヘラしてるくせにやっぱり麗しい伊野尾さん。衣装も振り付けもカワイイし、MV欲しかった〜ライブじゃ目が足りないよ。最後の『Super Super Night』は、まあここまで読んでもらってたら分かると思うんですけど、もうこういう曲好きなの。絶対ハロの影響だけど。それしか言えない…。4曲中3曲が伊野尾さん曲だな。

7部門
  1. 『ただ前へ』(『ウィークエンダー/明日へのYELL』[通常盤/初回プレス仕様] 2014.09.03)
  2. ユー・ガッタ・モール』(『OVER』[通常盤] 2011.06.29)
  3. 『KAZEKAORU』(『Chau♯ / 我 I Need You』[通常盤] 2015.04.29)
  4. 『ガンバレッツゴー!』(『JUMP NO.1』2010.07.07)

1位『ただ前へ』、これも初聴きはライブのDVDなんですけど、『JUMPing CARnival』で7の昔の映像からのメドレーを経て『ただ前へ』だったので、何というか、もう私の7のイメージは完全にこの曲になってしまった。7のイメージソング。王道の爽やかジャパニーズポップスで、ちょっとソロ曲っぽくもあり、意外とJUMPには少ないタイプの曲なのかなと。あとライブで山ちゃんが大サビ前の「歩いて行こう♩」をニッコニコの笑顔で歌うのが本当に好きです。2位の『ユー・ガッタ・モール』は圭人くんと龍太郎くんのソロパート全然なくて、5人なのにさすがに歌割り格差ヒドイなと思って、あんまり好きって言いたくないんだけど……好き。やっぱりこういう昔のディスコサウンドというかノリの良い曲好きなんだよ〜。簡単に言うとちょっと初期のハロプロっぽい笑。逆に3位の『KAZEKAORU』は、ちょっと48&46っぽいなと思うんだけど、メロの構成がシンプルだからかなぁ。キーも高いし。こっちは歌割も均等で、全員が色んなパートを歌うので聴いてても楽しい。最後の『ガンバレッツゴー!』は、キーの高いサビのキャッチーさと前向きな歌詞が、初期の7の元気な雰囲気が伝わってきて好きなんですけど、やっぱり歌割はひどいよね…苦笑。

BEST部門
  1. スクールデイズ』(『Magic Power』[初回限定盤1] 2011.09.21)
  2. 『Speed It Up』(『真剣SUNSHINE』[初回限定盤2] 2016.05.11)
  3. 『スパイシー』(『JUMP WORLD』2012.06.06)
  4. 『Screw』(『OVER』[通常盤] 2011.06.29)

1位の『スクールデイズ』はライブでふざけてるイメージがめっちゃ強いけど、改めて音源で聴くとサビのメロウな感じが良いし、歌詞もちょっと切ないんだよね。2位の『Speed It Up』はね…もうね、髙木雄也さん! って感じ。エロカッコイイ。最高。それにBESTのスキルの高さが見れて嬉しい。今年のツアー、本当にカッコよかったなあ。ただ毎回セリフ変える演出については、個人的にはやり過ぎ感あったけど。だってなんかだんだんエロさより面白さの方が全面に出てきちゃってたじゃん。BESTのおふざけは好きなんだけど、ちょっと調子に乗り過ぎる所ヨクナイと思います。3位の『スパイシー』は光くんのラップが好きなのと、直球なポップチューンで良いなと思う。あと伊野尾さんのソロパートが少な過ぎて新鮮。最後の『Screw』は、うまく言えないんですけど、なんか懐メロ感が好き。こういうタイプの曲を歌わせると、やっぱり薮くんやべぇなってなりますね。ソロで歌ってみてほしい。あと改めてBESTを聴いてるとやっぱり大ちゃんはセンター力強いなと思いました。初期はやぶひか中心なんだけど、途中から大ちゃんがセンターに来て、バランス良くなったように思う。真ん中に大ちゃんがいて両端にやぶひかがいて、間にいのたかがいて、この絶妙なバランス好きだなあ。

圭人くん部門
  1. 『Hero』(『JUMP WORLD』2012.06.06)
  2. 『パーリーモンスター』(『真剣SUNSHINE』[初回限定盤1] 2016.05.11)
  3. 『What A Feeling』(『Fantastic Time』[通常盤] 2016.10.26)
  4. 『僕とけいと』(『DEAR.』[初回限定盤2] 2016.07.27)

曲というよりは、圭人くんがカッコイイから入れたくなってしまった曲がいくつかあって、それを入れちゃうのも忍びなかったので別枠作りました。1位の『Hero』は最初圭人くん作詞って事を知らずに聴いていて(普段歌詞カード全然見ないんですよね〜)、後から知ってビックリしたんですよね。英語部分だけじゃなくて、全体的にシンプルだけどポジティブで気持ちのいい歌詞だなと思ったので、圭人くんが作詞と聞いて妙に納得してしまった記憶。でも圭人くん作詞じゃなくてもアルバム部門に入れたかったぐらい好き。2位は『パーリーモンスター』。サビ以外ほぼ圭人くんだし、聴いててひたすら楽しいし、曲としても好きなんだけど、英語パートのカッコよさとサビのダサさ…というと語弊があるけど、なんかギャップが面白いな〜とも思ってる。3位『What A Feeling』はひかけとのラップメインで英語詞も多く、2人の良さがギュギュッと詰まってる上に、クラブミュージックっぽさというかズンズンして楽しい。圭人くんの甘めの声がまたセクシーなんです。はい。4位の『僕とけいと』はね、もうね、カワイイね…。何かもうちょっと他に言葉が思いつきません。男子アイドルにこんな気持ちになるなんて思わなかったよ…。あと入れるか悩んだのが『3月14日~時計』で。アコギ弾いてる圭人くん好きだし、入れたかったんですけどね〜。でもコレって結局のところ山ちゃんの曲なんだよね…。ライブで生で観てたらちょっと違ったかもな。

メンバー曲部門
  1. 『サム&ピンキー』(『JUMP WORLD』2012.06.06)
  2. 『Dash!!』(『JUMP NO.1』2010.07.07)
  3. 『コンパスローズ』(『smart』2014.06.18)
  4. 『真紅』(『JUMP NO.1』2010.07.07)

これはアルバム曲があまりにも絞りきれないための苦肉の策です…汗。特に光くんの曲が好きなんだと思いますね。1位の『サム&ピンキー』は、アルバム部門に入れたかったぐらい好きな曲。ライブでよくやっているからか、すごくJUMPっぽいイメージがあって、でも光くんが作詞って事は調べるまで知らなかった。2位『Dash!!』は裕翔くんがドラム叩きながら歌ってる所と、あと裕翔くんと髙木くんのソロのサビの印象も強くて、2人って声質は全然似てないけど高音を出す時の発声の感じがいいなと思う。明らかにドラムメインのバンド曲として作ってるし、またライブでやってほしい。3位『コンパスローズ』は光くんの詞が単純に面白いなと。言葉遊びとか好きなんだろうけどそれでいてあんまりサブカル過ぎないっていうか…アイドルらしさ忘れてない。あと光くんもそうだけど、裕翔くん圭人くん大ちゃんあたりも本当に音楽好きな人のこだわり方していて、関心してしまう。こういうところは男の子ならではだな〜。最後『真紅』は曲も歌謡曲っぽくて、特にサビとか大好きなんだけど、何にしても歌詞が山ちゃんがこの歌詞書いてるってだけで推せる…。

はー。なんとか最後までこぎつけました。アルバム部門を決めるのが一番難航して、圭人くん部門とかメンバー部門とか作って逃したにも関わらず結局10曲も選んじゃった…。他のはパパっと決められたんだけどなあ。あとは当初MV部門を作ろうと思っていたんだけど、まだ持ってないのもあるし、そもそもMVは表題曲ばかりで多分被るからやめました。c/wもMV作ってくれたらいいなあ…。もうすぐ発売の『Give Me Love』の収録曲も楽しみだし、来年はベストアルバムとかも出してくれるのかな。おしまい。

デビューという業。

ブログを始める時に書くと決めていたお題、とりあえずはこれがラストです。自分で言うのも何だけど、この数ヶ月の間によくこれだけ色々書けたなあとちょっと驚いている。でもTwitterとかではなく、一定の文章にまとめてみると分かることも多いし、気持ちの整理が出来たり、新しい発見があったり、なかなか面白い作業になったなと思っています。読んでくれる人がどう感じているのか分からないけど…苦笑。前項で書いた、“手放したい感情”という意味では今回のがまさにって感じなんですが、最後はJr.や研究生・研修生について。私にとっては最も業が深いテーマであり、色々と思うことが多い話だったりします。おそらくトラウマの掘り起こしになるので、邪気にご注意ください。

まずは、それぞれのグループ毎に活動内容を比較してみようと思います(ハロプロとAKBグループに関しては大丈夫そうなんだけど、Jr.については自信ないのでwikiやブログなども参考にしてます)。あと、それぞれに名称があってややこしいので、ここは総称として「非正規」で統一します。Jr.にこの言い方するの違和感凄いけど、統一出来る言葉が他に思い付かないんで…でも分かりやすいでしょ。個別に語る場合はJr.→ジャニーズ、研修生→ハロプロ、研究生→48&46です。

ハロプロ研修生の場合

ハロプロが研修生みたいなシステムを正式に使いだしたのは、“ハロプロエッグ”からになるのかな(キッズがバックに付いていた時期もあったけど、一応正規メンバー扱いだったらしいし)。結成当初はバックダンサー扱いで、ハロプロのコンサートやイベントに参加するぐらいだったのが、だんだん単独で舞台に出るようになったり、謎の企画モノユニットを組まされたり、オリジナル曲をもらったり、先輩のツアーに帯同して歌わせてもらったり、独自のコンサートもやらせてもらえるようになり、雑誌にソログラビアが載ったりと、低迷期のハロプロにおいては正規メンバーと遜色ない露出量だった。また研修生オーディションを定期的に実施している一方で、娘。オーデの落選組が研修生入りしたりと、何かと話題が絶えなかったなと思う。そこから、スマイレージ結成や真野ちゃんのソロデビュー、フクちゃんや工藤みたいな既存ユニットへの加入等があり、ハロプロに限定しなければポッシ、アプガ、きっかとかも含まれるので、それなりのデビュー率。厳密な事は言えないけど、推されてた研修生だけに絞ると8割ぐらいの確率でデビューしているのでは。

とは言え、研修生時代から活躍する場が与えられるのは限られたメンバーだけで、特に舞台出演や先輩のコンサートに帯同出来るのは、かなりデビューに近いところにいる研修生だけだった。そういう意味では、デビュー出来る研修生と出来ない研修生の違いは割と露骨で、最初から特別扱いな子はずっと特別扱い。充分推されてたように見えた、ななみんとかこみねっちあたりがデビュー出来なかったのは永遠の謎だけど、まあ所謂、運とタイミングってやつなのかな…。

もちろん気付いたらいなくなっていたり、突然「研修終了しました」みたいなお知らせが流れたり、最近見ないなと思ったら他事務所でデビューしたり、何の活躍もせぬまま、その他大勢のままいなくなってしまった研修生も多かった。ハロプロにこだわってデビューの順番待ちをする子も多いけど、近年は研修生グループ乱発も相まって、かなり中途半端な位置づけになっているなと思う。

48グループ研究生の場合

48グループにおける研究生の基本的な役割としては、劇場公演の前座・アンダー、及びコンサートのバックダンサー。正規メンバーとして昇格するまでは個人仕事もないしCDにも参加しない(握手会は参加するけど)。あとは正規チームが忙しくて公演出来ない時に、研究生公演が実施されているくらいかな。基本は公演での活動になるので、なかなか一般の目には止まらない。中には研究生ユニットを組んだり、個人活動したり、選抜入りしたり、いきなりセンター抜擢みたいな事もあるけど、それは後々の特別扱いがほぼ決まっているケースなので、かなり特例だろう。通常だとその後、一定のレベルに達すると昇格する…という事にはなってはいるが、運営が推したい子とかは半年ぐらいで上がる。それ以外は平均1~2年ぐらいは研究生してるイメージかな。

他と決定的に違うのは、ほぼ全員が正規メンバー入りする事。勿論途中で離脱してしまう子もいることはいるのだが、どちらかと言うと、その子自身の都合だったり努力が足りなすぎていたり何かヤバイ事やらかしたりってのが多いので、頑張って続けていれば概ね昇格までは出来るはず。その辺はハロプロやJr.と比べるとだいぶ優しい。辞め方はそれぞれで割と手厚くというかスケジュール立てて辞める子もいれば、いきなり今日で最後みたいな事もある。

ただ48Gの場合は研究生から正規メンバーへの壁よりも、そこから選抜入りする事のほうが何十倍も大変なので、実質的にハロプロやジャニーズで言う「デビュー」は48Gで言う「選抜入り」とほぼ同義なような気もする。まあ選抜を維持し続けるのも大変だから一概には言えないけど。ただ良くも悪くも、そういった本来裏でやるべき事も全部ショー化してしまったのが48Gの最大の特徴だろうな。

ちなみに活動内容で言うと、劇場公演がない乃木坂の研究生がダントツで少ないし、堀ちゃんは研究生のままセンターやったけど、他の研究生にはほとんどチャンスは回ってきてない。これは余談になるけど、結果的に堀ちゃんが、ちょっと可哀想な事になってしまったし、乃木坂はかなり握手序列がモノを言う独自の文化を形成したので、順序立てて進めないと難しいのかもしれない。全員選抜を続けている欅がどう転ぶかは分からんけど、けやきが実質研究生状態なのがなあ。

ジャニーズJr.の場合

知識が浅いので語るのもおこがましいのですが、とりあえず間違いないのは、Jr.はめっちゃいっぱいいる。もうダントツの収容人数。ハロプロや48Gがせいぜい40〜50人ぐらいなのに対して、wikiによると300人超えてるようだし、表に出てきてない割合もだいぶ高そうだしね。また活動内容で見ても、他を圧倒する充実ぶり。これはジャニーズ自体が大きい事を考えると当然なのかもしれないけど、事務所パワーってだけじゃなく、オファーをもらって仕事をしている子もそれなりにいるであろう点も特徴かな。また舞台、映画、ドラマ、テレビ番組や雑誌等々のメディア仕事、コンサート、先輩のステージ、どれをとってもハロプロや48Gと比べるとそれぞれの活動もでかい。

ハロプロも48Gも、特別扱いのメンバーは非正規の時点でもそれなりに活動させてもらっているけど、相当選ばれたメンバーだけなので、Jr.ほど色んなメンバーに機会やチャンスが与えられるわけじゃないから、決定的に違うのはここかなと思う。単純に仕事量だけ見たら、デビュー組の干されより非デビュー組の推されの方が仕事あるんじゃね? という印象すらある。でもデビューした中には、Jr.経験が浅く何の実績もないままデビューするメンバーもいれば、人気もあって結果も出しながらも、なかなかデビューさせてもらえないメンバーもいる。そういう意味でも正規と非正規の基準が曖昧でボーダーレスなのがJr.かなと思う。

デビューの基準

逆にそれぞれに共通して言えることと言えば、何か“明確なデビューの基準”がない、という事かな。厳密に言うと“明確な基準が明らかにされてない”だけど。つい先日SKEの研究生の昇格があって、7期研究生は残り4人になったのだけど、やはり「何でこの子が昇格出来て、この子が出来ないの?」という事案が発生した。単純に客観的事実として考えても、全然アンダー入れてない子が昇格して、ずっとアンダーで公演に出まくってた子が昇格できず、ではなかなか納得しにくいだろう。で、そんなことは今まで散々あったわけ。

実際、「これくらい活動したからデビュー」とか「これぐらい人気が出ればデビュー」とか「●●万人動員したらデビュー」みたいな明確な基準は、どこもないんだろう。勿論「そんなの事務所や運営の判断だよ」って言われたらそれまでだし、及第点みたいなラインは当然あるだろうが、もっと運とかタイミングとかバランスとかボスの直感とかっていう、曖昧なものが影響しているんだろうし、最終的にはお偉いさんがそのメンバーに事務所の未来を賭けられるかどうかだと思う。それに人間の決める事だから、結果だけを見て判断する事もないだろう。例えば全く同じ結果を出した人が2人いたとして、愛着のある人とない人だったらどちらを取るか、簡単な話だわな。

デビュー組、非デビュー組。

しれっと“デビュー組”と書いたけども、このワードがJr.を知る上で超重要だなと思っていて。つまり、ジャニーズにおける正規と非正規の最大の違いって、もはや“CDデビューしているかどうか”のみに集約されているわけじゃないですか。だって活動内容に限って言えば、推されJr.>>>干されデビュー組、なんだもの。もちろんJr.にいくら仕事があると言っても、主に先輩のサポートだからおこぼれみたいな所はあるだろうし、山ちゃんが何かの番組で「デビューしたら仕事が全然なくなって焦った」という話をしていたけど、実際、自分たちの仕事しかないデビュー組と、先輩関連の仕事がいっぱいあるJr.とでは、どちらが忙しいかなんてお察しです。

デビュー組よりJr.の方が仕事が多い…にも関わらず、やっぱりCDデビューしてるか否かは、ヲタにとっては死活問題なんですよね。ジャニーズに限らずそこにあらゆる問題が凝縮されてるなと思う。結局、“CDデビュー”というのはある種の保証であり、「これでしばらくは辞めませんよ(辞めさせませんよ)、継続的に売っていきますよ、推していきますよ」っていう事務所からの(一応の)意思表示でもあるだろう。実際はそんな事全くないんだけど、デビューしようとしまいと辞める子はすぐ辞めるんだけど、それでもヲタにしてみれば、これ以上の安心材料はない。勿論それに付随して、CDが定期的にリリースされ、PVやメイキング映像が作られ、テレビ番組出演があり、グループ単独でのコンサートやイベントも出来るようになり、パッケージ化もされる。特に現場が増えるのはヲタにとっては大きい事だと思う。そして何よりメンバーの、推しの気持ちを考えたら、やっぱりデビューさせて欲しい、させてあげたいのだよね。

その一方で、Jr.担、研修生・研究生ヲタ、という言い方もあるように、「非正規」というブランドに魅力を感じるヲタ層も一定数いる。どんなジャンルでも詳しくなればなるほどマニアックな所に辿りつくものだし、若い子やまだ世の中に見つかってない子を青田刈りしたい、ダイヤの原石を発見したいという欲求が出て来るのは当たり前だ。「Jr.だから」「研究生だから」「研修生だから」応援したい、魅力的に見える、という事は残念ながらたしかにある。しかも、これまでのデビュー組を見てても分かるように、デビューすれば全員が平等に推される…なんてわけもなく、結果「干されデビュー組より推されJr.」みたいな事も起こるわけで、Jr.時代のほうが良かった、なんて言われるメンバーもきっといるんだろう。なんだか切ない。

非正規メンバーを推す事の意味

逆に言うと、非正規メンバーとはつまり「なんの保証もないメンバー」という事だ。いつ何時居なくなっても何もおかしくない存在(Jr.に関しては実際そこまでシビアな存在なのか私には判断出来ないけど)。さて、私がこのテーマを語る上で切り離せないのが、ななみんこと田辺奈菜美ちゃんの事だ。完璧にトラウマ化していて、最近やっと冷静に考えられるようになったという情けない有様なんだけど、私はななみんがハロプロでデビュー出来なかった事をきっかけにハロプロから離れた人間だ。もちろんえりりんゆうかりんの引退、ベリの活動休止、つんくPの離脱など色々あったけど、決定打になったのは、ななみんがいなくなった事だった。これは単にななみんがハロプロからいなくなった、という絶望だけではなくて、ななみんを切ったハロプロ自体へ回復不可能なレベルの不信感を抱いてしまったという事。盲目ヲタとか言われるかもしれないけど、やっぱりどう考えても理不尽だと思った。どれだけ自分を納得させようと努力しても全然納得できなかった。だから、ななみんを正当に評価してくれなかったハロプロアップフロント)にはもう何も期待しない、と思うことにした。

ななみんが抜けた後のハロプロは、今まで100%で輝いていたものが50%ぐらいの明るさになってしまったような感じで、別にハロプロ自体に大きな変化があったわけじゃないけど、こんなにも見える景色が変わってしまうのかと愕然とした。勿論そんなの私の気持ち次第なんだけど、でもそれこそがアイドルのアイドルたる所以で、前々項で「絶対的に推しを作らないとグループ自体にハマれない」って書いたのは、そういう意味でもある。たった一人の存在だけで、全てがひっくり返る。推し不在では、いくらそのグループが大好きでも、見え方がまるで違うんだ。

ななみんが辞めた時は、研修生のままでも良いじゃん、ハロプロにいてよ! って思った。何でデビューにこだわるの? 今でも充分仕事あるじゃん。バックダンサーだろうとサポートメンバーだろうと、仕事は仕事じゃん。だって辞めたらもう会えないんだよ、観られないんだよ、って。めっちゃ勝手な話だけど。でもななみんは、JJが結成されてた後のインタビューで「デビューする子と自分と、何が違うんだろうって悩んだ」と話していて、多分かなり心が折れかかってた。それに本人はデビューを望んでいるんだから、応援する立場の人間がそんな事じゃダメだし、そんなのはただのエゴなんだって。そんなの分かってるけど、でも、もうななみんが観られなくなってしまう事より辛い事なんてないと思った。

失った先で出会ったもの。

娘。や°C-uteのプチブレイクで、2〜3年ぐらい前から私の周りには新規のハロヲタが増えて、彼らが楽しそうにハロプロを語っている姿を見てるのがなんかしんどかった。私もそんな風に素直に、ずっとハロプロ大好きでいたかった。だって本当に好きだったんだもん。ななみんが好きだったのと同じぐらい、ハロプロという箱が好きだったし、娘。もベリキューもスマもJJも全部大好きだったんだから。何年間もハロプロしか聴いてなかったんだから。でも私はななみんが抜けてしばらくの間、ハロプロを観るのも聴くのも無理だったし、ななみんの代わりに昇格した研修生達が全員大嫌いだった。ハッキリ言えばスマ3期やカンガル、つばきこぶし辺りは見る事もできなかった。メンバーが嫌いとかじゃなくて、事務所が憎くて仕方なかったから、その事務所が選んだメンバーを見る気持ちになれなかった。ゆうかりんを引退させたのも、ななみんをデビューさせなかったのも、うたちゃんに逃げられたのも、全部事務所の見る目のなさと売り方の下手さのせいだと本気で恨んだ。……こんなペシミスティックな思考回路に陥ってしまう自分も大嫌いだったけど。

ハロプロに絶望してしばらく色んなアイドルを試して、たどり着いたのがSKEと48&46グループだった。私がここの文化の中で最も評価しているのは、“握手の売り上げ”という、ジャニーズにもハロプロにもない明確でオープンな人気の指標がある事と、それによってメンバーのポジションが決まるという画期的なシステムだ。「努力は必ず報われる」というたかみなの言葉を体現したかのような世界観。ただしそれは完全に諸刃の剣で、常に結果を出し続ける事を要求され、色んなものを疲弊させる、メンバーにとってもヲタにとっても悪魔みたいなシステムなのだけど。でもそこで玲奈ちゃんやさっしーみたいに、実力でのし上がっていくアイドルと出会って、ハロプロでは感じたことのない高揚感や充実感を知った。ヲタの応援がメンバーにしっかり還元されるんだから、こんなに安心な事はない。勿論、それがそんなに簡単な事ではない事も、現実にはそんな清廉潔白なワケがない事も分かってる。分かっていても、それでもマシだと思ったのだ。

そうこうしてる間にSKEにゆななが加入する。スタートはもちろん研究生だ。だからまずは正規メンバー入りしてからだな、と真っ先に思った。自分の中での警戒心がスゴくて、そこでやっと自分がななみんの件がガチでトラウマになってることを自覚した。ゆななはその後、早々とチームKⅡに昇格して、センターの曲をもらったり、公演でユニットセンターやったりと順調に成長していて、握手も7期の中では早い段階で全完売して結果も出している。選抜こそまだだけど、安心して推せる存在だ。でもそれはゆなながアイドルとしての才能と可能性に満ち溢れた素敵な女の子…である以上に、運営から推されているからに過ぎないし、それがいつまで続くかも分からない。私が好きになる子が、運良く運営の推され枠に入るとは限らない。いつハシゴを外されるのか、そんなちょっと達観した気持ちが消えない。勿論、ゆななが順調に階段を上っている姿を見ていられるのは幸せだけどね。

乗り越えたものと乗り越えられなかったもの。

今にして思えば、ななみんがハロプロから離れるトリガーになってしまったのは必然だったのだ。ハロプロは娘。結成当時から加入脱退が当たり前の集団で、それまでも色んな事があった。加護ちゃんや矢口の件は今でも嫌な思い出だし、ベリキューだって(まあ主に℃-uteだが)、舞波の卒業やめぐがいきなり辞めたのもショックだったし。その後、えりりんゆうかりんの引退もあり、最近で言えば鞘師の卒業だってショックだったし謎だった。でもハロプロを応援する上で、メンバーの加入脱退というシステムは不可避だし、想定の範囲内であり、常に覚悟している事態だった。そういうシステム、ルールなんだから、で納得してきた。にも関わらず、ハロプロ自体に心底ガッカリしたのがななみんの件だったのは、間違いなくななみんが研修生だったからだ。デビューしていないという事はこういう事なんだ、と痛感したよ。こんな事になるなら、デビューするまでななみんに気付かなければ良かったって。

長々と書いておいてなんだけど、私のトラウマ話は別にどーでもいーんです。でも自分がハロプロに対して今こんな複雑怪奇な感情を持ってしまっている、その最大の問題は“非正規”という曖昧で残酷なシステムのせいであるという話をしたかったのだろうと思います。あと多分、私みたいな経験をしている人ってアイドル好きには結構いるんじゃないかなと思って、書いてみたのでした。まあ、そんな経験もあって私は「まかり間違ってもJr.には手を出さない」って決めているし、私のJr.に対する警戒心は、伊野尾さんに対する警戒心の比じゃない(※前々項参照)んです。

ななみん自身は、今は別の事務所に入って、そっちで楽しそうにアイドル活動を続けているわけだし、私はいくらでも私の意思でそれを観ることが出来る。だから、ななみんに対する“喪失感”や“飢餓感”はある意味解消されているなと思える。でも、残念ながらハロプロに対する情熱はだいぶ落ちてしまったし、それが再燃する気配もない。ななみんの件で一番哀しいのは、あんなに大好きだったハロプロから離れてしまった事なのかもしれないなとも思う。まあでも、そういうハードルをやすやすと乗り越えてくるのも、やっぱりアイドルの存在だったりするんだけどね。こんな事を書いておきながら、数ヶ月後にハロプロの誰かにドハマリしている可能性も全然あるし、チョロいな自分と思うけど、それもまたアイドルだよなって思う。アイドルは絶望でもあり希望でもあるんだなと。おしまい。

SNSについての雑感

突然ですがツイのJUMP垢を作りまして、それでちょっと思った事とかがあったので書いてみようかなと思います。ただの雑談と感想。

作ろうと思ったのは、年末年始のあれの交換が目的だったのですが、とりあえず目処が立ち、せっかくだしと思ってしばらく普通に使ってみたんですよ。そしたら、まあ別に何があるというわけでもないんだけど、シンプルに誰にも気を使わないで萌えを発散出来るのはやっぱ楽しいなと。本垢ではJUMPの話はしにくかったし、リストでチェックすんのも限界だなと思ってたし、あわよくばJUMPのお友達増えたらいいな、という欲もあって続ける事にしたんです。ただ本垢ではリアルで知ってる人としかやり取りして来なかったから、イマイチ絡み方が分からないという…苦笑。ネットコミュ障…。いやリアルも大概だが。

情報も多いし早いし、実況も楽しいし、ジャンルが違うと独特なルールとかマナーとか習慣があって面白いし、RT・ふぁぼ(いいね)のやり方とか、交流系のタグとかも新鮮でなかなか興味深いんだけど、若干気になったのは早バレ・ネタバレ関係の事かな。まあファン層が若くて、紙媒体と親和性の高いジャンルはどうしても起こりがちな問題なんだけど、今まではさほど気にしてなかったんですよ。全ページ丸々アップとかはどーかと思うけど、アニメ・実写化情報とかキャスト発表とか、皆にとって興味深いネタが出回ってしまうのは、どうしようもないのかなと思うし。でもそういうニュース性の高いネタではなく、毎月のドル誌のグラビアだったり普通のインタビューなんかでもバシバシネタバレ上がってくるのを見ると、ちょっとモヤッとしたりする。

私は二次創作やファンアートも好きだし、ファン活動の一環としてグレーはグレーのままで残しておいて欲しい方ではある。ただ何でもアリとも思ってなくて、公式の発売日前の早バレは論外として、例えば雑誌の画像やテキストをアップする事について言えば、一部を撮った写メとかテキストを一部引用とか、内容についての感想とかならまあセーフかなと思うけど、全ページ高画質スキャンとかインタビュー全文書き起こしとかはアウトかなと思うし。個人的には写真アップより文字起こしが一番萎えるというか、かなりダイレクトに購買意欲を削がれる。他の人のやり方にどーこー言うつもりは全くないし、強要できるもんじゃないからこそ、自分では絶対やらないでおこうって思ってる。別に厳密な著作権や肖像権の話とか雑誌が売れなくなるとか、そういう事を言いたいんじゃなくて、せめてネタバレしたいなって思った時に、その行動が事務所や版元やタレントにどんな影響を与えるのか、という事については、少し考えてもいいのかなと思うのよね。半永久的に残るワケだしね。まあ「自分なりのルールがある」ってのも言い訳がましいというか、自分でも矛盾しまくってるなと思うけど…。

ま、ネット上の出来事ってもう自己防衛するしかないので嫌なら見るな、って話にしかならないんですけどね。特にTwitterってバレ関係に限らず、攻撃力最大だけど防御力ゼロという仕様なので、スルーするのが上手くないとやってらんないじゃないですか。簡単に嘘つけるし偽れるし、何故か善意より悪意のほうが広まりやすいし、NG多い人にはあんまり向かないツールだよなあと改めて思ったわけです。

あとSNSで言うと、ブログを書く行為についても常々考えていて、私は文章を書く事自体が元々好きで、もし誰かが読んでくれて、圭人くんや伊野尾さんやJUMPの魅力や良さが伝われば嬉しいけど、でも人に読んでもらう事を考える以前に、自分の書きたい欲というか、好きなものについて語りたい欲の方が強いんです。本当は人が読んで楽しめるかどうかまで考えるべきなのに、行動原理としてはただただ自分の頭の中を一旦整理整頓したいって事なんだろうし、捻くれた性格が現れるのか、拗らせがピークなのか知らんけど、すごい文章が理屈っぽいし、そんな文章を公開する意味とは? っていう葛藤があるんですよ、一応これでも。こんな長文書きまくってて説得力ないけど。

でも先日、物書きの知人が「文章にするのは何かを忘れたいから。自分の外に出た言葉は自分のものではなくなるので、手放したい感情ほど言葉にしたくなる」と言っていて、自分の文章欲の根っこにあるのってそれだなと思って。伊野尾さんや圭人くんへの思いもそうだし、過去の自分の事についてもそうだし、人のブログを読んで感じた事とかもそうだし、自分の感情を手放して楽になりたいんだなって、すごく納得したんです。腑に落ちた。多分、強い感情ほど1人で抱えてるのがしんどいから吐き出したくなるんだろうな、と。だから書きたいことがあるうちは、このまま書き続けてみようと思う事にしました。まあでも、何のために書くのかなんて、考えるまでもなく、自分のために決まってるんだけどね。おしまい。