アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

10月11月が映画月間だった件。

今月全然ブログ書いてないので(単にまたちょー長いのを2本同時に書き始めてしまったせいなのだが。今月中に上げたいね)、とりあえず忘れないうちに映画の事を。一個一個感想書きたかったんだけど、なんか余裕ないのでザーッといきますね。10月〜11月は珍しくいっぱい観てきたんだけど、当たりが多くて良かったよ。

溺れるナイフ

何はともあれ重岡大毅。ジャニストは桐山くんぐらいしか知らなくて、メンバーの顔と名前がギリ一致してるレベルなんだけど、重岡大毅という才能を発見できただけでも観る価値あり。完全に菅田将暉&小松菜奈目当てだったので、「は? 何この大友役の子ヤバない?」ってずっと思いながら観ていた。特に菜奈ちゃんとの絡みが最高に萌えです。

ただ作品として観た時には、正直ハズレでした。私が原作未読だからかもしれないけど、何が言いたい話なのか、どこが見せたいのか、何を感じて欲しいのか、が映画からは伝わって来なかったかな。映像が美しいとも思わなかったし、断片的にやりたい事を繋ぎ合わせているような、どこかちぐはぐな印象で、内容の本質ではないどーでもいい所に引っかかってつらかった。菅田将暉小松菜奈重岡大毅とキャスティングも演技も良かっただけにもったいないとしか言えない。

闇金ウシジマくん ザ・ファイナル

原作が大好きで、今回ファイナルで描かれた「ヤミ金くん編」が大大大好きなエピソードなので、超期待して観に行って、大満足でした。丑嶋の過去を描いた話なのだけど、原作全編通して唯一、丑嶋の素顔を見られるエピソードなんです。ラストは『ウシジマくん』らしい相変わらず最悪にしんどい救いのなさなので、好き嫌いはあるだろうけど、この作品に置いて中途半端な救いはいらないって事を改めて感じた。

基本的に『ウシジマくん』にはクズ中のクズしか出て来ないんだけど、ファイナルのゲストキャラとして出て来る丑嶋の同級生・竹本は、恐らく本シリーズに出てくるキャラクターの中でトップクラスの善人で、数少ない丑嶋の理解者なんだけど結末には一切の救いがない(でも、もしかすると竹本ならそれすらも乗り越えてくれるのでは…? っていう気持ちにもさせられるんだけど)。最初の劇場版で大島優子が演じた未來も、『ウシジマくん』のキャラの中では珍しい落ち度のないキャラというか、巻き込まれただけのキャラで最後にちゃんと正しい選択をしていく人物だったけど、それと同じぐらいか、それ以上にいい子。なのに、2人の結末が真逆になってしまうのもまた『ウシジマくん』らしいという…身内に容赦がないんだよなあ。でもそんな竹本を丑嶋が好ましく思っているというのもグッとくるし、2人の友情があまりにも切なくて、結末を知っている私としてはもう、後半ずっと泣いてました。

話の構成も脚本もしっかり練られていて(というか、基本的に『ウシジマくん』の実写版は複数のエピソードを同時進行で見せていくスタイルなので、相当キッチリ構成練らないとボロボロになるから、監督を含めスタッフさんの能力めっちゃ高いと思ってる)、テンポよく話が進むし無駄がない。特に終盤が良かった。最後の最後まで、もしかして映画では最悪の結末を回避してくれるのかも、と期待させてくれたのも、ちょっと嬉しかった。

あと久々に観た安藤政信が相変わらずめちゃくちゃカッコよくてたまらんかった。同じ真鍋昌平原作の『スマグラー』という映画で、背骨っていうチャイニーズマフィアの役をやってたの思い出した。あれもほんっとにカッコいいし、映画自体もメチャクチャ面白いんだけど、主演の妻夫木くんがエグすぎる拷問受けるので、怖くて二度と見返せないのが悲しい。ちなみにPart3も普通に面白かったよ。いつもの『ウシジマくん』だけどね。まいやんが棒すぎてビビった笑。

金メダル男

知念ちゃん初主演! という事で、観に行ってきました。何というか、まず知念ちゃんのハイスペックさを感じずにはいられないお話。確かにビジュアル的にもウッチャンの若い頃を演じるのに適任なんだけど、それだけじゃなくて、多分ウッチャンは知念ちゃんの良さとか魅力をちゃんと理解した上でキャスティングしたんだろうなーと思えるぐらい、知念ちゃんの魅力を堪能出来、かつ愛を感じる映画だなと思いました。

個人的には、あんまり普段なら観ないタイプの作品だったんだけど、さすがにコメディとして安心して観ていられるクオリティで、且つ普通の人よりちょっと生きづらさを感じてる人にはグッと来る、素敵なお話だなって思いました。ただまあ、ちょい役に無駄に有名な人使うのは、逆にチープ感出るからやめた方が良いと思う…笑。

GANTZ:O

これも大ッ好きな原作のCGアニメ化。原作ファンなら常識だと思いますが、大阪編はマジで名作中の名作なので、読んでない人は今すぐ読んで欲しい(一応大阪編だけ別冊で出てるんで。買えるかわからんけど)です。泣けるし笑えるし怖いし震えるし燃えるし萌えるしで、大変です。そんな大好きなエピソードなんですが、残念ながら私の好きなキャラとその辺りのシーンが全カットされました。泣きたい。タケシー! 筋肉ライダー! 大阪チーム!

でもね、映画は面白かったです。CGもカッコ良かったし、まあ2時間でまとめたいなら、メインのエピソードは絞るしかないし、絞るとしたらまあここだよなぁって感じだし、きっとそれで正解だったんじゃないだろうかと思う。ぬらりひょんも最強にホラーだったし。原作の設定を上手く使ってしっかりまとまってたなと。原作読んでない人のほうが楽しめたんじゃないかな。まあでも、大阪編の魅力ってもっと色々あるんだよぉ…TVアニメ化とかしないかなぁ…無理だろうなぁ(内容的に)。是非、原作読んでください。

HiGH & LOW THE RED RAIN

はい、シンプルに雨宮兄弟が大暴れしているのを観たかっただけのチョロいオタクです。相変わらずまあツッコミどころ満載の派手な映画なんだけど、謎の説得力。ハイローの何が惹かれるのかなって、キャラやビジュアルの良さだったりアクションやバトルシーンも好きなんだけど、あの変な世界観の作り方が面白いなと思う。ハチャメチャではあるんだけど、あの世界の中では案外整然としているというか、まあ肝心なことはよく分からないんだけど、別にそんなのどーでもいいよねっ☆彡って気分にさせてくれる感じ、嫌いじゃないです。

映画としてはレッドラインのが筋が通ってはいたし、まあちゃんとしてたのかなと思うけど、面白かったのは『HiGH&LOW THE MOVIE』の方かも…。まあ初見のインパクト強すぎたせいかもしれないけど。あとコレだけは言わせてくれ。ラストの雨宮兄弟のイチャコラに全て持ってかれる。可愛すぎで私は危うく召されかけました。ありがとう、そしてありがとう。

SCOOP!

何か予告編が気になって観て行ったんだけど、前半はすごく良かったけど後半はイマイチだったかなぁ。展開の話なので好みの問題なのかなと思うのだけど、後半は私が見たかった展開ではなかったかなと。前半はパパラッチカメラマンの福山雅治と見習い編集者の二階堂ふみが組んで、ガンガン芸能スキャンダルスクープしていくのが痛快で、なかなかリアルに、男子アイドルがクラブで女子アイドルとイチャついてる所に乗り込んでったりとか、政治家と女子アナの不倫とか、やばいトコ出入りしてるスポーツ選手とかで、う~ん、こりゃ中毒性あるだろうな~って感じなんだけど、後半は2人の関係の話になっていくんだけど、それ求めてなかったわ〜って思っちゃった。バディとしての2人のほうが見ていたかったなって。まあやっぱ好みの問題ですな。

デスノート Light up the NEW world

あんま評判良くないみたいだけど、私は結構好きでした。というか普通に面白かったよ。菅田将暉池松壮亮目当てだったけど、東出くんも良かったし、何より三島と竜崎のキャラや関係性がとても好みだったので、わりと私の中では東出くんの株がぎゅーんと上がりました(その後更に上がるわけですが、後述『聖の青春』参照)。

まあダメ出ししてる人の意見もよく分かる。設定や展開に無理があるのも分かるし、ツッコミどころも多いのも分かるし、頭脳戦になってないのも分かる。あと多分だけど、『デスノート』という作品を熟知してる人ほど先が読めちゃう展開だったんだろうなと思う。でも面白かったと思うんだよなあ。まあ強いて言うなら、前作を引っ張りすぎていたのは逆効果だったような気がする。ミサとか松田を絡めたのは、感動的ではあったかもしれないけど、お話としては現代の3人の対決に絞ったほうが良かったような気も…。ほら、文句をつけようと思えばなんだって言えるよ。だって前作が最高傑作なんだもん。私だってアレ超えたとかはまったく思わんし。

まあでも三島、竜崎、紫苑のキャラはとても良かったと思うし、CGやアクションもかなり見応えあって、なんか楽しかったんだよね。最後のどんでん返しは読めなかったからかなあ。あと俳優さんの演技が素晴らしかった。特に池松壮亮は華があるわけじゃないんだけど、菅田将暉東出昌大がいて、あの存在感出せるのはやっぱりスゴイ。妙なオーラがあるというか、なんか“ソソられる”役者さんだなと思いました。

ミュージアム

このエグさでR指定なしというのは、どんな裏技を使ったのでしょうか。っていうぐらいエグかったー。いや絵的にエグいのはうまい事回避してたけどね。原作未読で観に行ったのだけど、面白かったなあ。小栗くんの出演作って個人的にあんまり当たりがなくて(特に主演映画…)、どうなのかなって思ってたんだけど、最後までハラハラしたし、後半の迫真の演技やばかった。またサイコキラー役の妻夫木くんがまさに怪演って感じで、『怒り』に続いて更に魅力開花させてるんじゃないですかー。スゴイなあ。

あと地味に、小栗くんの同僚の刑事たちのイケオジっぷりが半端なかった。松重さんは勿論だけど、他の役者さんも、顔は知ってるけど名前はすぐ出てこない感じでもどかしかったけど、どれもこれもかっこよくて良かった…。あと野村周平くんも良かったな〜。あのシーンでは「マジかよ」って声出たわ。でもこういう容赦なさは嫌いじゃない。

ただ映画で一箇所気になった設定というかエピソードがあって、ちょっとどういう風に解釈したらいいのかな? って思ったんですね。で、気になって原作を読んでみたら、案の定原作にはない設定で、「こーゆーのやらないほうがいいよー」って本気で思いました。まあネタバレ中のネタバレなので具体的には書きませんけど、所謂シリアルキラーをテーマにした作品では、避けて通れないところではあるんですよ。だから監督や映画のスタッフさんがそこに設定を入れたくなった気持ちはすごく分かるんだけど、でもそれを入れるのって、個人的にはリアリティに欠けるなって思っていて。理解の出来ないものを理解したいと思うのは仕方ないけど、そんな簡単に理解出来ると思うなよ、と思うわけですよ。すみません、サイコパス大好きなんです。だから簡単に理解しやすくして欲しくないの。でもそれ以外は良かった。楽しかった。でも宣言します。最高の後味の悪さです(褒めてる)。

聖の青春

将棋のこと全然知らないで観に行ってちょっと後悔しました。もう少し、村山さんの事や羽生さんとの事を調べてから行ったほうが多分楽しめたと思う。隣に中年夫婦が見ていたのだけど、おじさんが「村山も似てたけど、東出の羽生はそっくりだったな~」って楽しそうに言ってて、ちょっと羨ましかった。私も似てる具合感じたかった! と言うわけで、私は東出くんが羽生さんに似てるか似てないかという事はまったくわからないけれども、それでも東出くんの羽生さんはとてもかっこよくて、まさに天才棋士で、素晴らしかったです。

東出くんって多分メチャクチャ真面目な人だろうなと思うんだけど、今まで演じたキャラクターって、真面目さゆえの硬さみたいなのが出てたような気がするんですよね(『霧島~』についてはそれが逆に良かったけど)。でもその真面目さが良い方に転んだな~って思った。あ、『デスノート』の三島も良い方に出たと思ってるよ。あと松ケンに関しては、もう役作りスゴすぎるってのに尽きるんだけど、それを抜きにしてもかなりハマり役だなと。なんていうか…性格に難があるが妙に愛嬌のある天才役をやらせたらトップクラスの俳優さんだなあ。あとどっかのインタビューで、リリーさんが「ぽちゃぽちゃしてる松山くん可愛かった」って言ってたんだけど、ホントにソレで、なんかだんだん可愛らしく見えてくるのが面白かった。

まあ話の展開としては実在する人物を元にしているので、色んな出来事がどんどん起きるわけでもないし、むしろ「うわーここでこうなっちゃうのか」とか思う事もどうしてもあるんだけど、そういうのを差し引いても、村山さんの人生は本当に波乱万丈でドラマティックで残酷で、でも全部ひっくるめて魅力的だなと思う。一番印象に残っているのは、勝負後に村山さんと羽生さんが飲みに行くシーン。ネタバレになっちゃうから言わないけど、そこでの会話にプロの棋士の世界の過酷さと魅力とが詰まっていて、ぐっときたし、本当になんというか“男の世界”だなって思って、そういうの弱いんですね私。

以上でしたー。あと「この世界の片隅に」と「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」「弁護人」「ぼくのおじさん」が観たいけど、年内に全部行けるかな…どうかな…。

岡本圭人の好きなとこ。

先日、伊野尾さんについて書きましたが、今度は圭人くんについて考えてみたいと思います。というか先にイチ推しからやりなさいよって話なんですけど、伊野尾さんがあまりにも考察しがいのある男なもんで。まあ、圭人くんについては特に考察みたいな事はするつもりはありません。ただただ冷静に(ここ大事。気持ちだけで書くとひたすら可愛い&しんどい&天使で終わる)、圭人くんの好きなところを挙げていって、結果的に私は何故圭人くん推しになったのかに辿り着けたらいいなと思う。

実は私自身、何故JUMPの中で圭人くんだったのかがあんま分かってなくて。伊野尾さんなら分かるのよ。別に根拠はないけど、経験上伊野尾さんは間違いなく自分好みだって言い切れるし、何ならライブ見る前から好きになる覚悟は出来てたし。でも圭人くんはちょっと違うタイプなので。ただ自分の過去を振り返ると(二次元を含めて)、たまにこういうダークホース的な、ノーマークなキャラとか人物にドハマリするっていうパターンも、ある事はあるんですよね。なので、まあ分かる必要があるかどうかは知らんが、とりあえず考えてみたいと思います。ほんっと分析厨だなあ。

まずハッキリしているのは、何度も書いてきたけど、伊野尾さん目当てで観に行った8月の横アリでノーマークだった圭人くんに不意打ちを食らったという事。伊野尾さんを見に来たのに、気付いたら圭人くん見てる自分が理解不能だったし、これ自分の中ではかなり珍しいパターンで。まあ現場が決定打になるのはいつもの事なんだけど、お目当のメンバーがいて、観に行ってハマって推しになる…ていうのがお決まりだったから、本来ならそのまま伊野尾さんにハマって帰ってくるはずだったんだよなぁ。今思うと、伊野尾さんに対しては充分に警戒していたのに対して、完全にノーマークだった故の撃沈だったのかもしれない(それにしても伊野尾さんを警戒しすぎだろう)。

なので、圭人くんについてはギリ顔と名前が一致するレベルでしか認識してなかった。そもそも圭人くんに限らず、ライブ行くまでJUMPの事知らな過ぎた。スタート地点を作るとすれば去年の24時間テレビだけど、それも別にJUMP目当てで見てたわけじゃなくて、24時間テレビやってるから見てたらJUMPが出てた、ぐらいのもんで、なんならV6と嵐目当てだったと思うし。そしたら伊野尾さんが馬鹿みたいに可愛いもんだから、それからJUMPを意識的に見るようにはなったけど、でも曲を聴くでもなく、雑誌を漁るでもなく、適度に『いたジャン』と『リトラ』と、あとは単発のバラエティを見るぐらいだった(でもいたジャンがバラエティ番組としても普通に面白かったのは大きかったと思ってる。リトラはヲタ向け感強いけど)。しかも伊野尾さん中心にしか見てないので、他のメンバーについては『ヒルナンデス』で大ちゃんを覚えたぐらいかなあ。勿論やぶひかはJr.時代から知ってるし、やまちねゆと辺りはさすがに認識はしてたけど、ヲタ的な消費の仕方をしていたのは、伊野尾さんだけだった。

じゃあなんでいきなりFC入ってまでライブ行きたいと思ったのかというと、ちょっと話が長くなる上に圭人くんと関係ないんだけど、きっかけは今年のGWのKAT-TUNコンだった。KAT-TUNのライブには過去2回ほど参加していた事もあって(毎回人数違う…)、グループ活動休止前のライブって事で、観てみたかったんですね。したら知り合いのジャニヲタさんがチケット確保してくれると言ってくれたので、4月29日のドームに連れて行ってもらったの。んで、その後に参加した打ち上げがなかなかの濃度のヲタの集いだったんだけども(歴長めなお姉様達ばっかりだった)、場のノリで担当を言わざるを得なくなり、咄嗟に「伊野尾くん」と答え、ポロッと「ライブ観てみたいんですよね~」と発したが最後…気付いたら次の日、FC申し込み方法調べてた。まじで。

今にして思えば、全ては縁とタイミングなんだなと痛感するけど、ハロプロが私の好きなハロプロじゃなくなってしまったり、SKEが48Gから干され過ぎてたり、グループの活動休止や解散、推しの卒業etc...と、ここ数年は良いなと思うアイドルがいてもあっという間に萎える事やガッカリする事が起きたりしてて、当時は認めたくなかったけど、どこか騙し騙しヲタをやっていたところがあったんだろうなと思う。だから、何か夢中になれる対象が欲しかったんだろう。そこに上手くJUMPがハマってたくれた。渡りに船と言うか、捨てる神あれば拾う神ありと言うか。FCに迷わず入ったのも、伊野尾さんに惹かれた自分の直感を信じて、えーいままよ! って気持ちだった。奇しくもツアーの発表があったタイミングで「すぐ申し込まないとチケット間に合わない」ってジャニヲタさん達に脅されたのもちょうど良い言い訳になったし、イマイチならイマイチで1年で抜ければいいしって。

んで、いざチケット取れました、ってなってからまず最新のシングルとアルバムを聴き、動画も漁り始めた。その辺の話は前項でもしてるけど、そこで山ちゃんの『夜会』を見たり、やまけとラジオ聴いたりして。でもその時はまだ圭人くんを推したいとかは思ってなかったと思うんだよなぁ。ライブの時点で山ちゃんと圭人くんが仲良しなのは知ってたから、“山田くんと仲のいい子”ぐらいの印象はあったかも。圭人くんに無関心だった頃の自分の気持ちが分からない…笑。そして伊野尾さん目当てで伊野尾さんのうちわ持って入ったくせに、結局半分以上圭人くんを見ていた私は、ライブ後、同行した友達に「岡本くん気になる、あの子ヤバイ気がする」と飲み屋で力説していたし、ライブの翌日には『JUMPing CARnival』と『smart』のDVDを買い、やまけとの『3月14日〜時計』に打ちのめされ、『いたジャン』と『リトラ』を片っ端から洗い直し、ラジオ音源を漁り、圭人くん(と伊野尾さん)の長めのインタビューが載ってる雑誌のバックナンバーを買い…。気付いたら圭人担のいっちょ上がり、でした。

ライブに参加した時点で私が持っていた圭人くんの知識と言えば、岡本健一の息子で、岡田手越パターンでグループにぶち込まれたサプライズ枠で、の割には干されの万年後列で、絶対エース山田様とGPSでお互いの居場所把握するぐらい仲良しで、ギターと英語が得意な秀才なのにポンコツ、というだいぶマイナスな要素ばかりだったし、どちらかというと華奢で和風な顔立ちの子が好きだから、なんならビジュアルは全然好みじゃない。じゃあ一体圭人くんのどこに惹かれたんだろうか。

ひとつ明確に覚えているのは、ダブルアンコで出てきたケイティ。突然の出来事だったし、あれが会場オーラスでのお約束だっていうのも当然知らなくて、でも雑な女装をした圭人くんがあまりにも可愛すぎて「はあ!?!?」ってパニックになったし、メンバーとケイティの寸劇もたまんなかった。あとこれ前に書きましたけど、「ケイティは誰が好きなの?」「ん〜〜りょうすけ♡」→ニヤける山田、っていう流れがもう最高過ぎて。ライブ後にすっげーツイ検索したもん。“ケイティ 涼介”で。

初ライブがかなり楽しくて興奮していたからか、ケイティのインパクトが強すぎたのか、正直そこ以外あんまり細かいことは覚えてないんだけど、みんなが慣れた感じで踊ってる中で、すごく一生懸命踊ってる子いるな~と思ったのが圭人くんだったの。決して上手くはないしちょっと変な動きになっちゃったりもしてたけど、逆にそれが目について、ちょいちょい双眼鏡で見るようになって…。で、その時スタンド1階前方の席だったので、サブステが結構近かったんだけど、そこによく圭人くん来たんですわ。肉眼でも見えるし双眼鏡なら表情がちゃんと分かるぐらいの距離で。それを観てたら、すごく丁寧にファンサしてるし、ステージの端っこまで走って手を振ってるし、深ーくお辞儀してて、あーこの子多分めっちゃ良い子だなって思ったのを覚えてる。

私はハッキリ言ってスキル厨だし、楽曲厨だし、面食いだし、ロリショタ大好きだし、これまでの推し遍歴からして圭人くんにハマる要素薄いし、自分好みのアイドルの系統みたいなのがあるって思い込んでいたんだけど、でもアイドルってそーゆー事じゃないんだなと改めて思い知らされて、それも嬉しかった。オタクはすぐ物事をカテゴライズする事で平静を保とうとしたがるけど、圭人くんの魅力の前ではそんな好みとか過去の推し遍歴とか思い込みなんて無価値でどーでもいいものだった。もはや明確な理由なんてないし理屈じゃなくて、圭人くんの存在に気付いてしまった事が全てだなと思う。だって知れば知るほど大好きになっていくし、魅力が溢れてくるんだもん。リアルタイムのものから過去のものまで、色んな所で色んな圭人くんを見つけて、新しい魅力に気付いて、毎日発見があって楽しくて、もう全然天井知らずで…笑。圭人くんの新しい顔を見る度に幸せな気持ちになるし、その度に新しい自分も発見出来てワクワクする。こういう気持ちにさせてくれるのがアイドルなんだなあって久々に実感した。多分、好きになったレベルで言うとえりりん、ななみんと並んだので、これ相当です。本当に。

あと、私は絶対的に推しを作らないとグループ自体にハマれない人なのですよ。どんなに楽曲が好みでもライブが楽しくてもパフォーマンス良くてもそれだけでは足りなくて、「君に決めた!」ってメンバーが絶対に必要なんですね。それはアイドルの本質は“何をやっているか”ではなく“誰がやっているか”だと思っているから。だから8月のライブで圭人くんに気づかなければ、おそらくJUMP担にはなってなかった。伊野尾さんだけだったらダメだった。10月の横アリもチケット探してまで何回も入ろうとはしなかっただろうし、こんなブログも作ってなかっただろうな。

あ、それともう一つ。これはモンペの戯言と思ってもらって読み流してもらって大丈夫なんだけど、よくドルヲタの世界では、まだ見つかってない子とか、干されてる子が気になるタイプのヲタっていると思うんだけど、私はハッキリ言って後列干されを真っ先に発見出来るような繊細なタイプのヲタではないのですよ。実際今まで干されや後列の子を推した事がないし、メジャーなグループしか好きになってないんで。だから…なんの根拠もないけど、圭人くんがこのまま後列干されで終わる事はないじゃないかなと、ちょっと思ってるのね。全然調べてもいないし、調べ方も分からんけど、最近地味に圭人くん推し増えてたりしないかしら。いや、でもねズボラな私が発見出来たぐらいだから、結構色んな人に見つかってる気がするんだよなぁ…考え甘いかな?

①いちいちポンコツなとこ。

では本題に入りますかね! 圭人くんの天然ポンコツさって、私が今まで見てきたアイドルの中でもトップクラスなんだけど、9年アイドルやってきた成人男子が、未だにこんな感じってことは経験値がどーとかって以前に、生まれ持った性質というか、やっぱ元々ちょっと変な子なんだろうな。ラジオのお便りとか読んでてもよく分からないとこで引っかかって先に進まなかったり、変なとこでリアクションしたりするし。しかも同じポンコツでも伊野尾さんみたいに自分の事をしっかり理解した上でポンコツ隠さないのとは違って、ガチだからなあ。パフォに関してはもう他のメンバーと比べて格段劣ってるとかって事はないと思うけど。なんかダメ出しみたいになってきたな…。

でも実際問題、天然とかポンコツってアイドルにだけ許された才能だと思うんだよね。もっと言うとビジュアルに恵まれた人だけに許された武器。しかも欲しくて手に入るタイプの武器ではないわけだから、圭人くんが人とは違う感性や価値観で生きている事を、もっとオープンに隠さず出していければ、むしろバラエティでこそ活かされる気がするんだけどなあ(もう少し精度上げないと使えないかもだけど)。天然系のボケって絶対必要なキャラだし。ただJUMPのメンバーは無駄に過保護なんだよ。圭人くんが変な事言うとすぐガードしちゃうから。フォローしようとしてるんだろうけど、もう少し自由にさせてあげて欲しいです。多少事故ってもいいじゃん。まあ心配なのはよく分かるけど。

②とにかく良い子なとこ。

きっとメンバーもJUMP担さんも、圭人くん推しじゃなくても彼が良い子である事はみんな分かってるよね。でも、よくもまあこの環境下で拗らせずにスクスク育ったよなぁ…。もはや圭人くんのピュアさは天然記念物だよ。海外暮らしのせいなのか、元々の性格なのか、岡本家の教育なのか…。もしくはそんなネガティブな感情はひた隠しにしているのか。反抗期とかあったのかな。何年か前のラジオで、「僕、二十歳過ぎたぐらいからカッコつけるの止めたんです」とか言ってたのを聞いた事があるから、一応そんな時期もあったのかなと思うけど。その判断は正しかったと思うけど、何でカッコつけるの止めようと思ったのか知りたい。

③謙虚で欲がないとこ。

まあこれは自信のなさの現れかなとも思うし、長所でもあり短所でもあるんだけど。欲がないと言っても向上心がないわけではなくて、他人を押しのけてまで上に行こうみたいなのがないというか、野心とかがあんまないんだよね。そこが圭人くんの良さだし、何でも受け止めちゃう優しいとこや穏やかな性格に繋がってるんだろうし。ただ、別にガツガツしてる必要はないけど、貪欲さがないとやっていけない世界ではあると思うから、わりと心配。えりりんとかゆうかりんもそうだったし…(なんと不吉な…)。

私は某雑誌のインタビューで圭人くんが珍しくネガティブな発言をしていたのにショックを受けた事があるのだけど(自分のファンが自分のどこを良いと思ってくれているのか分からない、みたいな内容。読み返したくないので厳密じゃないです)、それを読んで、謙虚というよりは、ちょっと達観した所があるなと思った。ただ、こんな発言をしておきながら、卑下した感じが一切ないのが、圭人くんの凄いトコなんだよね…ある意味強さでもある。

④JUMPが大好きなとこ。

圭人くんは基本的に万物全人類全方位に直球で愛が強いけど(食べ物の好き嫌いは多いけど)、メンバー愛は更にめっちゃ強い。雑誌でもテレビやラジオでも堂々とメンバー好きって言えちゃうのほんと素晴らしいなって思ってる。ちょっと目線が客観的過ぎて怖いんだけど。でも圭人くんがメンバー大好きなように、圭人くんもメンバーからめっちゃ愛されてると思うのよね…。他のメンバーより圧倒的に経験値低い時にグループに加入して、末っ子じゃないけど実質末っ子みたいなもんだし、なんというか庇護欲をそそられるというか。面倒見なきゃなって気持ちになるんだろうな。……よく分かります。

⑤泣き虫なとこ。

メンバーから出る泣いたエピソードで、必ず圭人くんの話が出てくるぐらいのガチの泣き虫。有名なのは、踊れなくて泣いてた話とか、山ちゃんとケンカして泣きながら謝ってきた話とか、大ちゃんに電話で泣きながら相談したら大ちゃんも泣いちゃったとか(これは大ちゃんの可愛い話だが)あるけど、なんかいくらでも出てくるし、なんなら最近の雑誌のインタビューでも言ってるし。実際に泣き顔を見たことってないけど、なんかどっかで見る機会ないだろうか…(真顔)。

⑥割と図太いというかマイペースなとこ。

泣き虫で優しくて穏やかで何でも受け止めちゃうんだけど、繊細そうに見えて案外タフそうというか、芯の強い子だと思ってる。山ちゃんや光くんから結構キツイ事言われても、わりと都合よく解釈したりしてかわしてるよなと思うし。多分ポジティブなんだよね、基本的に根が明るいんだろう。ちょっと馬鹿にされたり、イジられたりする事に対してもあんまり抵抗がなさそうだし(もしくは気付いてないか)。あんま自覚はしてなさそうだけど、本質的にポジティブな人って周りを明るくさせる力があるから、グループに絶対必要。

⑦滅多に怒らないしイライラしないとこ。

この辺はマイペースでちょっと変わり者なところから来てるのかな。山ちゃんや知念ちゃんや裕翔くんからの無茶振り(一言で無茶振りと言っても3人とも無茶振りのタイプが全然違うが)されても良対応だし、いのひか辺りにからかわれてもニコニコしてるし、圭人くんの包容力半端ないっす。大ちゃんと並んでJUMPの平和の象徴だよな〜。圭人くんいれば戦争なくなるのでは? まあ逆に見てみたいけどね、怒ってるとこも。でも羨ましいなぁ。絶対こういう性格のほうが人生楽しいもん。

⑧困り顔。

もう、すぐ困り顔するからさ、あざとい…あざといよ圭人くん。あざとカワイイかよ‼︎ あと唇尖らせるのもよくやるよね…はあ。天使。アーメン。ついでにお顔の話をすると、好みじゃないって上で散々書いたけど、よく見ると童顔だし、なんかパーツが女の子みたいだし、目がキラッキラしてるし、涙ボクロセクシーだし、口元ふにゃふにゃしているし、意外と表情豊かで見ていて飽きない所が大好き。

⑨舌ったらずな声。

喋ってる時もわりとよく噛むし、歌でも日本語だと滑舌も悪いし、MCで噛んで盛大にツッコまれてションボリしてるのかわいいし、何回反省しても治らないのかわいい。ずっとそのままでいい。噛むと言えば、いのけとでウルジャンやった時に伊野尾さんと早口言葉やって、2人とも全っ然出来なかったのが最高に笑ったし萌えたなぁ。あのラジオ、同じグループのメンバー同士とは思えないぐらいギクシャクしてたけど。

⑩高めの歌声。

その舌ったらずな声が歌だと妙にセクシーなんだよなー。鼻にかかるような声でさ。ズルイ。地声はそんなに高くないけど、歌声はわりと高いキーもいけるので、そのギャップも好き…。あと英語の歌詞歌う時に、たまにわざとリズム外して歌う感じ分かります? あれほんっと好き…。多分英語の発音的に繋げた方がスムーズなんだろうなと思うけど、似たような事を日本語の歌でやるとちょっとイキってるなって思っちゃうんだけど、英語だとカッケェってなる単純なオタクです。

あと歌声に関して言うと、低音が山ちゃんに似てて高音は裕翔くんに似てるなと思う。たまに聴き分けに悩むと、大体が山ちゃんか裕翔くんのどちらかである事が多い。とりんとりんもやまけとのユニゾンももっと聴きたいな〜。

⑪7のみんなとの関係性。

これはコンビ萌えの話に似ちゃうけど、山ちゃん、知念ちゃん、裕翔くん、それぞれとの関係性が三者三様で好き! やまけとの飼い主とペット感も、KCのアイドルとトップヲタ感も、とりんとりんの幼馴染感も、全員と本当に仲良しだし、誰と一番仲良しなのかな?って考えても結論出ないところがまた凄い。多分それぞれと仲を深めた時期とか色々あるわけじゃん。時系列で言うと、たぶん最初は知念ちゃんで、次が裕翔くんで、最後が山ちゃんじゃん。なんかパーフェクトじゃない? 案外コミュ力の塊なのかもしれん。大ちゃんともやぶひかとも仲良しだし、最近は髙木くんとも楽しげだし、そろそろ伊野尾さんにもガツガツ行ってほしい。

⑫ギター弾いてるとき。

シンプルにカッコいいの一言に尽きる…。普段とのギャップよ〜〜。ポンコツが行方不明。早くシングルをJUMPバンド曲で出して、圭人くんのギターソロアングル下さい、手元アップ多めで‼︎(もちろん伊野尾さんと裕翔くんと光くんのソロアングルも下さい)

⑬筋肉付きやすそうな身体。

アイドルとか二次元に関しては基本華奢な体型が好きな私ですが、リアルだとちょっとムッチリしてる人が好きなので、リアルにえっろぉってなる。ちょっと多くを語れませんが、細すぎず太すぎず、そんなに鍛えてなくても筋肉質な感じ、控えめに言って最高ボディです。

⑭まだまだ成長中。

節目でよく聞かれがちな質問ナンバーワンの「デビューから一番変わったのは?」で、恐らくダントツの回答件数を誇るであろう圭人くん。もちろん、スタートの時点が他のメンバーとは全然違って真っさらだったからってのはあると思うんだけど、実際に本当にいっぱい大変な思いや悔しい思いをして、人一倍努力して来たんだろうな。私は今の圭人くんしか知らないから、それをリアルタイムで見てきたファンの子たちが羨ましいよ。

圭人くんは自分が皆よりもスキルが劣ってる事を“自分だけマイナスだった”という言い方をしていて、私はその話を知った時、かなりリアルでシビアな受け止め方をしている事にも驚いたけど、すごく哀しかった。それは確かに事実なのかもしれないけど、そんな風に受け止めなきゃいけないような状況だったんだと思うと、やっぱり辛い。圭人くんは、未だに山ちゃんを完璧なアイドルと絶賛するけれども、でも何も出来なかった圭人くんが努力して、メンバーに助けられて成長していく姿を見られるヲタは幸せだよ。そういう姿を見せてくれるのも、アイドルとしてはとても重要なんだよ。もちろん、圭人くんがしっかりと努力しているからこそだけど。私がリアルタイムで見てるのはせいぜい半年だけど、その期間ですらどんどんカッコよくなってるし、これからも成長していく圭人くんを見せてね。ポテンシャルの塊なんだから!

まだまだ好きなとこあるんだけど、結局は全部好き♡ってなっちゃうからこの辺で。さて、ここまで書いて来てひとつ気付いたことがあるんですけど、実は圭人くん、えりりんとちょっと似てるんじゃないか…? と。マイペースで欲がない所、自己主張が苦手な所、人見知りだけどすぐ仲良くなるとこ、誰とでも絡めるとこ、基本デレなとこ、いつもニコニコしてるとこ…。でも一番は性格がいいところかなぁ。えりりんもほんっと良い子で、メンバーの癒しだったなあ。と、えりりんを思い出すと苦しくなるのでこの辺で、おしまい。

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最後はお気に入りの写真で締めます♡

シンメ、コンビ、カプ萌えの話。

すっかり秋通り越して冬ですね。なんとなくデザインを変えてみたりしつつ、もうすぐCDデビュー日だし、だいぶ書きたいテーマは消化してきたけど、年末までに一旦書き切りたいので頑張る! というわけで、今回はシンメ、コンビの話をしようかなと思います。妄想炸裂するぜ~!

えっと、まず私はシンメって言葉自体にあんまり馴染みがない。また比較の話から始まるけども、48Gは選抜やポジションが毎回変わるから、本来的な意味でシンメと呼べるケースはかなり少ないし(乃木坂はあるけど)、ハロプロもポジション発信の組み合わせってあんまり思い浮かばない。だからシンメというよりは、仲良しコンビとかカプっていう言い方のほうがしっくりくるし、あとはツートップやダブルセンターとかね。48Gのあつゆう、じゅりれな、さやみるきー辺りは、ライバルであり戦友でありみたいな独特の関係で面白いなと思うし、ハロプロだと仲良しコンビ、私はさゆえりとななりん(ななりんとは宮本佳林ちゃんと田辺奈菜美ちゃんのことです。研修生時代のこの2人のニコイチ感が最高に好きだったので、思い出すとツライ…)が凄く好きだったなあ。表に出てくることはもうないかもしれないけど、今でも仲良しだと信じてる…!

まあ女子は何をするでもなく普通にしてても距離感近いし、グラビアで絡ませるのも定番だし、ライブ中テンション上がってキスしたりハグしたりとかも当たり前だし、あとSNSではプライベート感強い写真とかもいっぱい見られるし、ある意味供給は多かった気もするけど、でも狙った感じがしない所が良かった。ガチ感が大事で、狙いすぎるとつまんない。そう考えると、ジャニーズは結構明け透けな所があるというか、雑誌とか番組でも意図的にそういうとこ見せてくるし、本人たちも恐らく分かっててやってるとこはあるだろうし。需要があるのは分かってたけど、それを理解して自らもきっちり供給してくるんだな…というのは少し意外だったかも。ガチでも困るし完全にビジネスじゃつまんないしっていう微妙なところとか、ビジネス臭に対して寛容というか割り切って楽しんじゃえるところも、女子ヲタならではだなと思ったり。“嘘”とか“偽物”とか“表裏”みたいな事への拒否反応が強いのは圧倒的に男子ヲタだしね。自分が介入しない世界観、ってつくづく愛でる文化なんだなと思いました。それに、先日伊野尾さんについて書いた時に、自分が推す対象が異性になることで危惧していた意識の違いがさほど生まれず、女子も男子も私が求めてるアイドル象は同じだったなと確信したんだけど、でもこのコンビ・シンメの話になると、途端にかなり強い補正が掛かる。やっぱり女子アイドルより、男子アイドルのカプ話のほうが萌える。こういう感じ久々でなんかほんと楽しい。ウキウキしちゃう。

現実に生きてる人たちだから、ちょっとたまにギョッとするようなことを言ったりやったりするじゃないですか。どこまで狙ってやっているのかなとか、本人達が何を思っているのかなとか、そういう疑問って二次元にはない感覚で。二次元は全てが作家さんの頭の中の出来事だから、その出来事やエピソードには前後もないし裏も存在しないんですよ。というか、描かれている以外の事は読者の妄想でしかない。でも三次元はちょっと違っていて、裏もあるしそこまでの流れもその後も全部ある。何が起きているかは分からないけど確実に何かは起きていて、期待通りかもしれないし期待外れかもしれないし、それは私たちの立場では知る術もないから(だったら無いのと同じじゃん、という意見も最もなんだけども、ないかもしれないよりはあるかもしれない、と考えるほうが楽しいでしょ)、何というか妄想と現実の境目が不明瞭な感じ。そこが二次元とはちょっと違うよな、良くも悪くも。

と、前フリが長くなりましたがJUMPの話に移ろう。たぶん圭人くん総流しになるし、そもそも全然まだまだ知らない事が多いしで、たぶん現実と妄想と願望とが入り混じるので要注意です。順番は、もう思い付いた順! まずはやっぱりやまけとかな。

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きっかけは山ちゃんの『夜会』だったと思うけど、その時は「いやいやいやいや、二十歳超えた男子が2人でカフェとか買い物とか行く!?」と、まず単純にビックリした。飲みとかカラオケぐらいなら分かるけど…カフェとショッピングとは…? 女子かな? 今なら、JUMP自体が結構メンバー同士仲良しだからその延長線上なんだろうと思えるけど、最初見た時はちょっと意味が分からなかった。これはテレビ向けのリップサービスか何かなのかな、って。でも違ったし思ったより全然ガチだった。何コレ、女子アイドルじゃん。女子アイドルの仲良しコンビじゃん、と。

その次はラジオ。私は新規にアイドルを好きになった時は、まずラジオの音源から当たる(比較的拾いやすい&ガチヲタ向けコンテンツだからメンバーの事をわりと正確に把握できるため)事が多いんだけど、そこで例のGPS話を聴き混乱する。やっぱりちょっと意味が分からなかったし、未だによく分かってないけども、とりあえず萌えが天元突破する。そこからは過去のテレビ、ラジオ、雑誌等々で2人の絡みやお互いについての発言などを見るたびにニヤニヤし、極めつけは8月の横アリで見せつけてくれたケイティと涼介の寸劇。あれで完全に沈没しました(同じく圭人くんにオチたのもこのタイミングだった)。

自分が現代の三次元男子のコミュニケーションの作法を全然知らなかったんだなって思い知らされた気分でした。どうやら最近の美しいビジュアルをお持ちの三次元の男子たちは、お互いに「カッコイイ」「可愛い」と言い合えるし、一緒に出かける事を“デート”と呼ぶし、ハグもほっぺにチューも普通に出来るし、お揃いのアクセ持つし、壁ドンも床ドンもするし、イチャイチャする事に抵抗ないらしいぞと。今まで「ハイハイ、ビジネスビジネス」とか捻くれた事思ってた小さい自分を恥じたい。大事なのは真実ではなく、信じたいと思えるかどうかであると。

じゃあ、やまけとの魅力って何かなと考えるんだけど、一番はやっぱり圭人くんが一方的に山ちゃんに憧れてて大好きでどんなにツンツンされても怯まずグイグイ行ってるように見えて、同じぐらい(下手したらそれ以上に)山ちゃんが圭人くんの事を大好きな所、でしょうね。山ちゃんが圭人くんにちょっと常軌を逸したレベルで心を許している事は間違いないと思うんだけど、同じく仲良しの知念くんに対する信頼関係とはちょっと意味合いが違うじゃないですか。山ちゃんと知念くんは、JUMPとしてもジャニーズとしてもアイドルとしても凄く近い存在で、事務所からの扱いも、アイドルとしてのポテンシャルや完成度の高さも、その才能のあり方もよく似た2人で、常に比較されて切磋琢磨してきた、今後もしていくしかないライバルであり、お互いにしか分からない楽しさとか苦しさとか苦労を共有している仲間でもり、多分お互いに負けたくないって思ってる、そんな関係だと思う。これは裕翔くんとの関係も似た所があるだろうね。

でも圭人くんは残念ながら(あるいは幸福な事に…)、そういう意識を持つ対象ではない。いや、最近はどうか分からないけど、長らくそういう対象ではなかっただろうなと思う。その代わり、他の2人とは全く違う役割を担ってる。良くも悪くも圭人くんは、山ちゃんが知念くんや裕翔くんに対して抱くある種の重圧とは無縁の存在。自分とは扱われ方もポジションもスキルも全く違う、にも関わらず、拗ねたりイジケたりグレたりせず素直に成長して、いつだって山ちゃんを受け入れてきたのが圭人くんだから。JUMPの先頭に立って、色んなプレッシャーの中で生きている山ちゃんにとって、昔から変わらず自分を慕ってくれる圭人くんが一緒にいてくれる事は相当居心地がいいだろう。圭人くんの山ちゃんに対する愛は、言ってしまえば無償の愛に近いから。圭人くん自身がそれをどう認識しているかは分からないけど、これって誰もが出来る事ではない。親子だって出来ない人は出来ないからね。圭人くんの生まれ持った性質だったり育ってきた環境だったり人生経験だったり人間関係だったり、そこから培われた素晴らしい才能だと思う。

まあ愛の量は圧倒的に圭人くん→山ちゃんなんだけど、愛の質は山ちゃん→圭人くんだろうなと思っている。圭人くんは大きいハートをいっぱい持ってるけど一個一個は軽そうで、山ちゃんは小さいけど重〜〜〜いハートを一個だけ持ってる感じ。で、秤に載せたら釣り合うやつ。極論、山ちゃんがいなくなっても圭人くんは生きていけるけど、圭人くんがいなくなったら山ちゃん生きていけなくなりそうだもん。まあ逆に言うと、山ちゃんにはそういう儚さを感じるんだよね。

むむ、いい感じに熱くキモくなってきたな。ま、実際は普通に気の合う親友なだけだと思いますけどね! はい。では次はKC、ちねけとちゃん。

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『僕とけいと』の歌詞にもあるけど、とにかく自由気ままな知念ちゃんにニコニコしながら嬉しそうについていく圭人くん、っていうのがちねけとのイメージ。DEAR.コンでの『僕とけいと』があまりに癒やし空間過ぎたし、あの、圭人くんの中にすっぽり収まりそうな知念ちゃんのサイズ感…キャワキャワかよ…。私は人見知りでチワワな外向け知念ちゃんより、メンバーといる時とかちねジャンの時のクールで腹黒ちっくな知念さんが好きです。ちねジャンほんと面白くて好き。だから圭人くんと一緒にいる時の知念ちゃんが大好き。癒やしコンビでありながら、ピュアピュア天使な圭人くんと腹黒小悪魔な知念ちゃん。可愛いね。

ただし、過去を掘り返すとちょっとやばい感じの2人でもある。私がJUMPを見るようになってからは、割と普通に仲良しコンビって感じだけど、昔は、特に圭人くんが知念ちゃんを好きすぎて、個人的にはちょっと引くレベル。圭人くん…キモいよ(真顔)。「やまけとはガチ過ぎて苦手」って意見をたまに見聞きするんだけど、私からすると圭人くんの知念担っぷりのほうがガチ過ぎてちょっと苦手かもしれない。でも知念ちゃんについては完全に盲目になっちゃう圭人くんはやっぱり可愛い。

次はゆとけと! とりんとりん! かわいいかわいいとりんちゃん。

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まず名前が可愛い。最初は、「何やねん“とりんとりん”て、成人男子に向かって」ってなってたけど、理由を聞いてたら、だんだん…“ゆうとりん”と“けいとりん”でとりんとりん…? 可愛いなオイ。萌えるじゃないか! とりんちゃんは最近私の中で人気急上昇中でして、シンプルに一番好きなコンビかもしれないなと思い始めているんですよ。やまけとやちねけとがどうしても圭人くんが一歩下がって追っかけてる状態なのに対し、とりんちゃんの対等な感じというか…2人のお互いへの温度差があまりないところが良い。強すぎず弱すぎず、真面目なこともおふざけも何でも楽しそうにやるし、ライブ中にすーぐイチャイチャする所も素直な2人の性格が出てるし(ファンタ初披露時のMCで何故か裕翔くんに抱きついた圭人くんの映像化が待たれる…)、そういうのにテレがないところ、カッコつけないところとか、中身子供のまま大人になったような2人のやり取りを見てると多幸感が半端ない。

またどんなにふざけても悪ノリにならない所が、2人の育ちの良さを感じるのよね。裕翔くんなんか特に意味不明な事するし、言うけど、それにちゃんと付いてきちゃう圭人くんも面白い。付いてきちゃうっていうか、裕翔くんに限らずだけど、誰が何をやっても絶対引かないっていうか…基本されるがままなんだけど、ニコニコしてなんでも受け止めちゃう感じ。圭人くんの謎の包容力ね。

天然大型犬コンビなくせに、それでいてバンドの時のあのカッコ良さ。2人とも楽器持つと豹変するし、そのギャップがすんごい。強い。最近は裕翔くんのパーフェクトビジュアルに圭人くんが追いついてきてるというか、裕翔くんがすくすくとキレイに成長していくのに対してて、圭人くんは突然確変モードに入ったりして、結果全然引けを取らないのが素晴らしいなって(推し補正入ってますかね…)、なんかもう…ちょっと言葉が思いつかないぐらい、2人の並び大好き。ゆとけとのシンメはダンスもいいけど、ユニゾンの時の声も好き。もっと2人一緒に場面増えて欲しいな。

次はやはり、ひかけと兄弟、行っときましょうかね。

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でも新規なので、ひかけとに関してはあんまり知ってるエピソードが多くはないんだけど、少ないながらも1個1個のエピに破壊力があるのがひかけとかな。一番印象的なのは、やっぱり『JUMPing CAR』の特典映像での「光くんの事、お兄ちゃんだと思ってる。」発言だろうか。山ちゃんにも知念ちゃんにも裕翔くんにも、基本的にデレな圭人くんだけど、光くんに対しては、デレを通り越してなんていうか…甘えん坊な弟! ってなっちゃうの可愛いし、でも数年前までは隣にいると緊張しちゃう大先輩だし。光くんもどちらかと言うと圭人くんに対してはツンツン…というか何なら他の誰よりも当たりがキツイんだけども、でも愛があればこそというか。MCでも何だかんだと話に入っていけない圭人くんを気にかけてくれてるもんね(大体ポンコツかゴリラいじりだけどね)。

ひかけとで1番好きなエピソードは、昔の雑誌のインタビューで光くんが「僕、JUMPの中で圭人が一番可愛いんで。」って言ってた話。きっとこれって圭人くんをデビューからずっと(薮ちゃんと一緒に)面倒みてきた光くんの発言だからこそ響くというか、本当に愛のある言葉だなあって感動して。それに、圭人くんも単なる手のかかる後輩ってだけじゃなくて、ちゃんと努力して頑張っているのを知っているから、光くんもこう言ってくれたんだろうなって思う。だけども、基本的に光くんにとって圭人くんは手のかかる可愛い後輩だし、圭人くんにとっては、一緒にいると緊張しちゃう憧れの先輩で、その関係性はきっと変わらないんだろうな。変わらないでいてほしい。

この後がちょっと悩むんだけど…ありけとかなあ

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JUMPの良心ツートップ。大ちゃんは伊野尾さんとか山ちゃんとかがコンビとしては人気高いのかなと思うんだけど(個人的にはベイジャンコンビが好きなんだけど)、メンバー全員と仲良しだし、あと意外と圭人くんともよく遊びに行ったりしてるっぽいのよね。最近だとDEAR.コンの札幌公演の宣伝で地元の局周りをありけとでしてたけど、観覧車乗った話は萌えたし、番組で仲良さそうにお喋りしてるのも微笑ましかったな。私の中ではちねけと以上に癒し系コンビ。ちねけとはビジュアルは癒し系なんだけど、しゃべると悪ふざけする知念ちゃんと振り回される圭人くんだからちょっとハラハラするけど、大ちゃんと圭人くんは安心して見ていられるし、なんかもうひたすら愛おしいコンビだなって思う。札幌で2人でテレビ出た時に、番組から「メンバーの中で愛されキャラなのは?」って質問に対して、2人とも知念ちゃんの話をしてたんだけど、「いやいや、まず君達2人だろ」ってメッチャ思ってたもん。

あと圭人くん相手だと、大ちゃんがすごいシッカリしてるのも面白い。大ちゃんて普段はボケの人だから、ヒルナンデスの時なら光くんに任せっぱなしで自由に喋ってるし、伊野尾さんとはボケ合い漫才みたいになるし、山ちゃんにはひたすらツッコミ待ちって感じだし。圭人くんと2人だとボケてらんないし、ちょっといつもより大人っぽい大ちゃんが見られて新鮮だし、お兄ちゃん面してる大ちゃんがまあ可愛い。小さい兄と大きい弟。小型犬と大型犬。あとこれは自分でも意味不明なんだけど、圭人くんには、とりあえず大ちゃんをおんぶしてて欲しいっていう願望があるな〜笑。

最後はいのけとの話をしましょう。

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まあ現状だと単に私の一推しと二推しコンビってだけなんだけど(伊野尾さん絡みだと圧倒的にいのたか推しなので)、実際どうなんだろうな~。JUMPはいろんな組み合わせがあるけど、プライオリティは低そうな2人ではある。あんまり2人のエピソードも多くないし、絡みも少ないイメージだけど、大学進学コンビだし、愛追I隊だし、JUMPバンドメンバーだし、天然・変人コンビだし、あと元干されシンメだし…わりと接点は多いような気がするけど、それぞれ本命コンビが色々あるからかな。…誤解を恐れずに妄想を言うと、私的にいのけとは完璧なおねショタなので。美人で変わり者の姉・伊野尾さんと、ポンコツだけど体力だけはある弟・圭人くん。クソ萌えるし、こんな完成度の高いおねショタなかなかいないよ! とりあえず、圭人くんにはライブ中に伊野尾さんをお姫様抱っこして欲しい。もうしてそうだけど。

ちょっと話逸れるけど、先日やっと『JUMP WORLD 2012』のDVDを買ってきて最近観てるんですけど、圭人くんも伊野尾さんも映ってなさ過ぎて泣けた。ゲストの優馬くんとかバカレア組のほうが見せ場あるってどういう事なの…。とか思いつつも、ちょっとだけ、この時期の干されシンメだった2人に会いたかったなって思ってしまった自分がいる。多分あんまり良い事ないと思うし、そう思えるのは今の伊野尾さんや圭人くんを知ってるからだろうけど、もう少し早く2人に出逢いたかったなぁ。

まあ、でも真面目な話、伊野尾さんはわりと圭人くんの事を気にしてくれてるんじゃないかな、って感じる事は多い。それが最近の出来事なのか、昔からそうだったのかは分からないんだけど、もし最近の事なのだとしたら、伊野尾さんのブレイクが影響してるのかもな…ってちょっと思う。自分が積極的に絡んでいく事で、少しでも圭人くん(だけじゃなくて他のメンバーもだけど)が見つかって欲しいって、思ってくれて…るかは、分かんないけど。全然そんな意図はなく私の単なる勘違いかもだけど。でも、もしそうだったらちょっと嬉しいなっていう話でした(う~ん、これ、今回の話の中で一番の妄想かもな〜)。

以上、私が語れる範囲内のコンビ話でした。本当は圭人くん絡みではない所で、いのたかとやぶひかについては語りたい事があるんだけど、長くなっちゃったんで別の機会に取っておきます。あとやぶけととゆやけとがなくてゴメンよ…。まだまだ私の勉強不足です! おしまい。