アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

Jr.祭りが宝の山だった件。

年が明けてからJの現場不足で死にかけていた私に珍しくチケ運が回ってきて(まあ全部自力で取ったわけではないけど)、3月25日夜、4月8日夜、9日昼のJr.祭りに行ってきました…。何も知らないのに3公演も入って大丈夫かと思ったんだけど…何というか、もうひたすらハッピーな空間だった…。実は週末の大運動会も取れたので、そっちの感想と一緒に書けばいいかなと思っていたのだけど、あまりにも楽しかったのでJr.祭りだけで書きたいと思います。

始まりは3月25日。当初は「以前から気になっていたSixTONESを生で観たいな〜」ぐらいの、かなり気楽な気持ちで入ったので、それ以外のJr.に関しては、ハッキリ言ってあんまり考えてませんでした。まあ雑誌を買うようになってから、知識としてどういうグループがあって、どういう子たちがいるか、みたいなことは把握してはいるんだけど、「ふーん」って感じで。以前にブログでも書いていたとおり、非正規の子たちを推す勇気も根性も覚悟も今は持ち合わせていないので、なんなら意識的に興味持たないようにしているぐらいだったんで、ほんとにSixTONESだけ観て帰ってこよ、ぐらいの感覚で行きました。

が、甘かった。さすがにJr.単独でツアーやるだけのことはあるというか、もちろん人気もすごいんだけど、なんていうか、その人気に負けてないっていうか、単に「Jr.」っていうブランドで人を呼んでるわけじゃないんだなというのを、改めて理解した。どのグループも本当に魅力があって、大人グループはやっぱり完成度がめっちゃ高いし、キャラもあって個性的で、世界観出来上がってて、パフォーマンスも抜群に素晴らしかったし、若手やちびっこグループは初々しさとダイヤの原石感、ポテンシャルの塊、キラキラ感、そして何よりがむしゃらに頑張ってる感じが伝わってたまらんかったよね。こりゃあJr.は禁断の宝の山だなあと真面目に思った。

お目当てのSixTONESは、もう期待通りめっちゃカッコよくて、歌もダンスも上手で、自分たちの価値をよく分かっており、見せ方も魅せ方も上手。初期KAT-TUNっぽいというのも分かる。あのへんてこな衣装さえも着こなしちゃうとこにビジュアルの強さ感じる。「なるほど納得&満足」って感じでした。松村北斗さんのエロスもやばかったし。やっぱ黒髪良い。それと個人的には高地くんが印象に残ってて、全公演外周近くの1階席だったんだけど、他のグループのメンバーとか後輩とかとよくコミュニケーション取ってるのを見かけて好感度が爆上げでした。あとはSixTONESの次ぐらいに知っていたMr.KINGとPrince、いわゆるキンプリさん。なんとなく今のJr.のトップランナーたちという認識があるぐらいだったんだけど、ライブで観たらなんというか、説得力がすごかった。「やっぱり推されるのには理由があるんだ」とひしひしと実感したね。私は「運営推し」って興味ないタイプのオタクではあるんだけど、でも推す意味というか、推す理由ってのはあると思ってて(オタク置いてけぼりな理不尽な推し方をするようになったら終わりの始まりだなと思っているので、ちゃんと正しく推す分には何の問題もないと思っている)、それを見せつけられているようで、いっそ清々しい気持ちで観てました。平野紫耀くんがあんなきれいなお顔でめっちゃガタイよかったのにぐっと来たのと、永瀬廉くんの歌声が良かったな。メンバーの関係性でいうとPrinceのが出来が良いような印象。特にじぐいわシンメはなんか直感でかなり推せるなと思いました。

でもここまではね、想定内なんですよ。Jr.の現場が面白くないわけがないのはわかってたし、人気あるグループには絶対に何かしらの魅力があるのも知ってた。そういう意味でアイドルに裏切られた事ってないので。問題は想定外の出会いがあった事。そう…東京B少年です。一緒にパフォーマンスしてたHiHi Jetに関しては、去年ぐらいからよく名前を聞くグループで、たまにJUMPのメンバーが名前出してたりもしてたから、若手のイチオシグループなのかなーとは思ってたんだけど、東京B少年はJr.祭りが発表された時に初めて知って。だから25日に観に行った時は、当然メンバーも全く把握してないし、顔も名前もわからない状態だったんだけど…先輩グループのメドレーの「BYAKUYA」と「Sexy Zone」でやられた。もっと具体的に言うと、佐藤龍我くんの「セクシーローズ」っていうセリフにやられた…笑。自分でも「そこかよ!」って思うんだけど、なんか…なんだろう、言葉で表現できない可愛さと面白さと衝撃と動揺と感動と震えと焦燥感と胸騒ぎと…なんかいろんな感情が入り混じってた。ドンピシャで私の好きなタイプの“逸材”ですわ。つんくの迷言を借りると「これミラクルちゃうん?」。なんか手足が長すぎてコントロールしきれてない感じとか、ほっぺた真っ赤にして踊ってるとことか、緊張丸出しのMCとか、戸惑いつつもファンサ頑張ってるとことか、ぎこちない笑顔とか、たまらんかった。もう25日はほぼ龍我くん一人に打ちのめされたと言っても過言ではない。その後4月の追加に入って、他のメンバーも改めてちゃんと観て、「…は?……全員良いんだが?」ってなって帰ってきました。いやー、参った参った。帰り際、真面目にクリエに入る方法について考えたもん。

4月の追加公演はデジチケ投入に慣れない運営がやらかしたのと、拒絶反応の強いヲタとの相性最悪で大混乱になり、私も開演1時間押しで観てきました。入場時に発券されて席が分かるので、良席だった子とクソ席だった子の阿鼻叫喚っぷりがちょっと面白かった。でもデジタル化賛成派なので、いきなりケチ付いちゃったのは残念だったな(でも一番の問題は座席の数を間違えて席潰した件なのであんまりデジタル関係ないような気もするが)。8日は龍我くんを中心に東京B少年を改めてじっくり鑑賞して全員の活躍をしっかり目に焼き付け、9日はHiHi Jetと一緒にスケート滑ってたコが作間龍斗くんという事を覚え(多分無所属のJr.なんだろうけど、一人だけ別の衣装でHiHi Jetと一緒にスケート滑ってて逆に目立ってた)、若干余裕もあったので他のグループも楽しみながら、私の初Jr.オンリー現場が終わりました。率直に言って、めちゃめちゃ楽しかったです。いろんなグループが出てくるから知らない曲多くても飽きないし、メドレーもあるし、あとデビュー組にはないガツガツ感もよかったかなあ。出演者多すぎて、目が足りないけどな(まあJUMP9人の時も足りてないけど)。そもそも、私ハロプロ研修生も48G研究生も大好物であり。ハロプロに至っては、ハロヲタ時代後半はほぼ研修生ヲタのロリコンBBAだったし、素養ありまくりなんだよ。好きにならないわけがなかったんだよな〜。はあ(頭抱え)。

それに新規は何を見ても楽しいもんなんですよ! 何かと比較したり、周りの評価を気にしたりとかせず、そういうの二の次で熱中できるのって新規の時期だよな〜とつくづく思います。応援する時間が長くなっていくと、「あの時は良かったのに」とか「あのメンバーならこうなのに」とか不満が出てくるというか求めるもののハードルが上がってきちゃうからね。ただただ本能のままに無条件に推せる幸せを味わったっていいじゃないという話ですよ。今のうちだけだしさ。まあでもJr.に関しては一寸先はアレなのに変わりはないだろうし、特に若手グループはメンバー編成もコロコロ変わるみたいなので、「推しを一人のメンバーに絞らない」「箱では推さない」ということだけは肝に銘じて、ゆるりと応援していきたいと思いました。おしまい。

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なんかトンチキペンライトとうちわ。

24歳の圭人くんへ。

最初に言い訳すると、3月末で転職する事になって年明けからずっとバタバタで、なんならまだバタバタしていて、せっかく圭人くんに出会って最初の誕生日なのに、色々やりたいこともあったのに結局何も出来ませんでした(圭人担さんの集まりみたいなのにも参加する気満々だったのに断念した)。誕生日すらまともにお祝い出来ない駄目なオタクでごめんなさい…。というわけで、自分のブログでお祝いしたいと思います。

なんかすっかりジャニーズにハマってしまい、最近はNEWSとかV6にまで触手を伸ばし始めたり、うっかりJr.祭りにも参加したりして大変な事になってきているんだけれども、今の楽しいヲタ活があるのも、2016年にJUMPのコンサートに参加して圭人くんと出会えたからです。しばらく「コレ!」と思える推しに出会えなかった私に、久しぶりに推しを応援する楽しさを思い出させてくれました。コンサートにもたくさん行ったし、そこで楽しい出会いもあって、素晴らしい年末年始を過ごせました。個人的にこの1年は色々あって、プライベートではしんどい事の方が多くて、でも圭人くんやJUMPを心の支えにしていたから頑張れました。難しい決断が出来たのも、圭人くんやJUMPと出会えたからです。本当に本当に感謝しています。生まれてきてくれて、アイドルになってくれて、ありがとう。お誕生日おめでとう。

いつも一生懸命の頑張り屋で、本当はメッチャカッコイイ武器なのに、得意の英語もギターもなかなか活かせなくて、キャラもイマイチ掴みきれてなくて、後列端が定位置で、ファンサが丁寧で礼儀正しくて、メンバー思いで優しくて、意外と大胆でポジティブで、最近は色気も出てきて、でも子供っぽさもあって、やっぱりポンコツでいじられ役で、たまにミラクルを起こして圭人担を大喜びさせる圭人くん。良いとこもダメなとこも全部好きです。圭人くんより一回り長く生きてきて、それなりに色んなアイドルを見てきた私が思うのは、どんな個性だって全てアイドルにとっては武器になるという事なので、個人的にはあんまり心配してないのだけど、出来ない事を無理にやろうとするんじゃなくて、出来る事を磨いていってくれたらいいなと思う。まあこれは圭人くんに限った話じゃないけどね。

年始の圭人くんのジャンペがとても素敵な内容で、圭人くんの魅力が伝わる世界であって欲しいと心の底からつくづく思ったのだけど、同時に相変わらず圭人くんの中には、メンバーに対する負い目があると知って哀しかった。圭人くんの抱えている悩みや問題は、自分がただただ頑張れば乗り越えられるって問題でもないから、上手く言えないけど、そういう悩み方はしないで欲しいなと思う。努力をしなくてもいいって事ではないけど、悩んでもどうしようもない事ってあるから、そういう悩みに心をとらわれると疲れるだけであんまり良いことないよ、と。圭人くんの中に、呪縛みたいなものがあるなら、そんなものからは早く開放してあげたいのだけれど、それは圭人くん自身にしか開放できないんだろうな…。

私が偉そうに言うことではないんだけど、正直言ってJUMPのメンバーは圭人くんに大口叩けるほどみんな完璧じゃないじゃんって思ってる。みんなアイドルとしてのポテンシャルは高いよ。でも先輩グループが自分たちと同じ年齢の頃やってた事を見ればよく分かるけど、演技だって歌だってバラエティだってトークだって、外に出ちゃえば五十歩百歩で、だから圭人くんばかりがそこに引け目を感じてしまうのは違うなと思う。メンバー全員が社会人になる年齢になって、これからが精神的に一番成長する時期。特に男の子はね。みんな仲良しのJUMPは魅力的だけど、これからはお互いの魅力を褒め合えるような関係になれるといいな。disって笑いを取るのは子供のすることだからね。

なんか愚痴っぽいことを書いてしまったけれど、圭人くん。お誕生日おめでとう。今年一年が圭人くんにとって、JUMPにとって良い一年になりますように。あとついさっきメルマガで知ったけど、ジャンペが毎月順次更新になったということで(ちょっと動き出さないとどういう事かよく分からないけど)、1発目が圭人くんでほっこりしました。誕生日だからという事もあるんだろうけど、真っ先に圭人くんが書いてくれるの嬉しい。たくさん更新してくれそうだし、期待してます。最後はお気に入りの黒髪圭人くんで締めたいと思います。おしまい。

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苺のないショートケーキが食べたい。

すっかりNEWSさんに日常を侵食されつつあるのですが、4人体制後のアルバムを聴くのがスゴく楽しい。少人数のグループを好きになるのが久しぶりだからか、歌割の均等さとかが身に沁みるというか、推しの歌声がたっぷりしっかり聴けるのは単純に嬉しいものですね…。4人組のアイドルって、3人や5人と比べるとバランスが難しいのかあまり多くない気がしていて、大概ツートップが強すぎて破綻するパターンだと思うんだけど、NEWSの場合は色々あっての4人組だし、役割分担しっかりしてるからバランスが崩れる心配があんまりないというのはあるんだろうな。

でもそのせいか、BEST以前のアルバムを聴くことに若干の抵抗を感じていて。なんというか現体制のNEWS以外の事はしばらく考えないほうが良いんじゃないかと。好きな人の事は全部知りたい、という気持ちはやっぱりあるし、過去があるから現在がある、みたいな部分は否定しようがないし、しかも過去の出来事に簡単にアクセス出来る世の中だし、掘り起こすつもりがなくても避けて通れないのかな~と怖くなって……………というのは私の精一杯の強がりで、言ってしまえば私は間違いなく6人時代のNEWSにアイドルとして惹かれている。いや、だってさ、どう見ても強いもん。カラオケで6人時代の曲のMVを観て震え上がった私の気持ちがお分かりいただけるだろうか…? これ下手に踏み込むと痛い目見るやつだ! と思ったよね。やっぱりBESTを最初に聴いたのは失敗だったな~…。

もちろん現体制のNEWSに不満があるとかいう話では全くなく、むしろ過去を知れば知るほど今の4人を好きになっていくんだけど、でも6人時代のNEWSがあまりにもアイドルグループとして“真っ当”で“王道”だったというか、きっとすごく美味しい苺ショートケーキだったんだろうな~と思ってしまって。なんというか…NEWSというグループが山Pのために出来たグループである以上、山PのいないNEWSはやっぱり苺のないショートケーキなんだろうな…と。NEWSに限らず、私はアイドルグループにセンター(ダブセンやツートップ含む)は不可欠だと思うし、そういう存在って消去法では決めちゃいけないと思っていて。勿論センター不在でも充分人気も魅力もあるアイドルグループもあるので、これは単に私のアイドル観の問題なんだけど、私はセンターには“適性”ってものがあると信じているので(何をもってセンターの適性を測るのかという話は置いといて)、図らずも、4人のNEWSから入って6人のNEWSを知った事により、やっぱりセンター不在のアイドルグループってちょっと味気ないんだな、ということを再認識せざるを得なかった。

私のアイドル観から言えば、例えば亀梨和也がいるKAT-TUNは、どこまで行ってもちゃんとしたアイドルグループであるし、今のNEWSにセンターはいないなと思う。言い方悪いかもしれないけど。でも、コヤシゲの夜会でシゲが「俺ら、最高の生クリームとスポンジケーキになろうぜ」って言ったのを、スタジオの有吉が「いや、苺になろうよ(苦笑)」ってツッコんでたけど、自分たちの誰かが苺(センター)になる事を望むんじゃなく、生クリームやスポンジケーキのまま美味しくなろうとする感じ、そういうとこ好きだなあと思った。分かんないけどこの人達にとってはそれでいいんだろうなと思って。センターがいなくても、エースがいなくても、4人がいればそれで十分で、色んな可能性に溢れていた彼らが、色んな出来事や経験や苦労を経なければ今のNEWSにならなかったのなら、今のNEWSが大好きな私にしてみれば、彼らにそんな試練を与えた神様に感謝したいくらいで。

でも、またコヤシゲの夜会の話をするけど、シゲが「4人になってよかったねって言われるけど、絶対にそんなことない」「本当は6人の時だって9人の時だって頑張れた」「結果として4人になるまで頑張れなかっただけ」って言ってて。本当に6人(9人)の時に頑張れたら、それに越したことはなかったはずで、4人じゃない別の世界線でアイドルをやっていたNEWSも見てみたかったな、という気持ちは、ファンだけじゃなくてメンバーにも当然あっただろうと思う。ただ6人時代のNEWSはとても魅力的なグループだと思うけど、やっぱり山Pと亮ちゃんの2人と4人にはどこか距離を感じるし、今の4人を見ていると信じられないけど、テゴマスとコヤシゲにすら距離があるように感じる。それは現状しか知らないから感じる違和感かもしれないけど。

4人でNEWSをやっていきたいけどテゴマスがついてきてくれるのか自信がなかった(から2人になってもNEWSやろうって話までしてた)って言っちゃうコヤシゲは、なんか当時のNEWSの弱点というか欠点を体現してるなと思う。4人になるまで頑張ってなかったわけじゃ絶対ないと思うけど、アイドルグループが小山さんの言ったとおり“運命共同体”であるなら、お互いを心底信頼してなきゃ無理だ。そこで手を取り合って進めなかったのは何か足りないものがあったんだろう。でも私みたいに、今の4人のNEWSじゃなかったら興味持ってなかったって人いっぱいいると思う。完璧なショートケーキじゃなくて、苺のないショートケーキ(でも生クリームとスポンジケーキは抜群に美味しい)だったから好きになったのかなって思うし、苺がないからこそ生クリームやスポンジケーキの美味しさに気付けたのかなって思う。苺のないショートケーキも美味しいじゃん、って。なんか、まとまりなくなってきたし、またしばらくしたら考え方変わってそうだし、明日『NEVERLAND』届くのでこの辺で締めよう。おしまい。