アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

自粛するオタクの雑談

TXTのカムバがちょっと一段落したので(まだ終わってはいないよ)、久しぶりに普通の日記です。オタ活的にはTXTのカムバのおかげで楽しく過ごせており、むしろそれ以外の事に手がつけられなくて困るレベルですが、仕事はリモート生活が続いてて、自粛疲れみたいな感じです。最初のうちは引き籠るのもそんなに負担ないかなと思ってましたが、同僚とのちょっとしたどうでもいい雑談が出来ないのも意外とストレスなんだなあとか思ったり。ネットに張り付いてるのもあんま精神衛生上良くないですね。

最近少女時代のMVをよく観てます。若手のガールズグループで少女時代っぽいところ(乱暴な事を言ってる自覚はある)ないかなーと思って有名どころは観たりはしたものの、みんなそれぞれ可愛いんだけど決め手に欠けるな…って感じで、だったらもう少女時代でいいじゃんと思って観始めたらやっぱり好きでした。私がちゃんと聴いてたのは『I Got a Boy』あたりまでだから、ほとんどが10年近く前の曲なので何となく時代は感じるけど、色褪せずオシャレで可愛くてカッコよい。ちなみに観た中でいいなと思ったのはRed Velvetでした。結果、少女時代と同じSMの後輩という。『Ice Cream Cake』と『Psycho』がお気に入りです。


Red Velvet 레드벨벳 'Ice Cream Cake' MV


Red Velvet 레드벨벳 'Psycho' MV

『Ice Cream Cake』はK-POPっぽいキャッチーさがありつつちょっとマイナーな感じも好きなんですが、特に『Psycho』は楽曲はもとよりMVの世界観、衣装、デザイン含め本当に超絶にかっこよい。TXTにカバーして欲しい(すぐそういう事を言う)。少女時代とレドベルが似てるとも思わないけど、YGのブラピンでもJYPのTWICEでもなくSMのレドベルに惹かれたのは、ある意味必然というか、やっぱり事務所の特色みたいなのってあるのかなって思いました。いや、そんな事務所の特色を認識できるほど聴き込んでるわけではないんですが。

薄々感じてましたが、私は音楽やパフォーマンス面に関してはガールズグループのほうが好きです。もちろん男女で簡単に区別出来るわけじゃないけど、傾向として華やかさとかキャッチーさとか、パフォのバリエーション、まあ端的に言えばアイドルっぽくて好きって事ですね。それだけをアイドルに求めているわけでもないので、推す推さないって事になるとまた別なんですけど、自分の好みとしてはガールズグループの方が馴染みの良さを感じます。だからK-POPでもガールズグループの推しが出来るといいなあとぼんやり思ったりしてます。

少し先の話ですが、ビッヒが予告してる2021年デビュー予定のガールズグループが気になってます。SMのクリエイティブディレクターだったミン・ヒジンCBOが手掛けるって事なので、ちょっと期待ちゃいますね。どういう系統のグループになるかにもよるけど、なんかすごく私好みな予感がする。ただBTS・TXTの妹分みたいな扱いになるだろうから(所属はヨチンの事務所っぽいけど)、ちょっと面倒くさそうだなってのと、K-POPの新人グルをデビュー前から推すのは楽しい反面消耗も激しそうなので、起動に乗るまでは緩く見守りたいというずるい気持ちもある。

ビッヒはCJとの合同で手がけるボーイズグループのリアリティ番組も始まるらしいですね。TXTのオタクとしては色々思うところはあるのですが、どんなグループが出来るのかは興味深いです。ビッヒからのデビューでもいいのに何でわざわざ合同会社作るのかなーとか。リアルタイムで番組を観る事はなさそうだけど、オーデ好きとしては進捗は追ってしまいそうな気がする。あとビッヒがリアリティ番組やるのに不安というか不満げなオタクが多いのが興味深かったです。なんかK-POPにも事務所担みたいなのがいるんだなと思って。でも今年デビュー出来るのかな。さすがにコロナがある程度収束してくれないとアイドル産業まともに機能しないと思うんだけど。

虹プロも引き続き見ておりますが、やっぱりパク・ジニョンPDが面白いなあ。候補生に対する評価や言葉のチョイスがめっちゃ上手い。候補生はもちろん視聴者の気持ちを揺さぶってくるのとか、さすがだなあと思います。人心掌握術ってやつでしょうか。手放しで褒めたかと思えば、残酷な事を言ってみたり、しかも能力や技術だけじゃなく人柄というか個人を見てますよね。「自分をちゃんと見てくれてる」って候補生に感じさせるのは大事だなと思います。評価が甘い子と厳しい子の差を感じたりもしますが、何にせよプデュみたいな投票企画でもない限り、結局はプロデューサーが独断で選んでいくしかないので、グループにどんなビジョンを持ってるのかによって、候補生の評価が変わってしまうのは仕方ない。

私はただのアイドルオーデオタクなので、日プにしろ虹プロにしろシンプルにショーとして楽しんじゃってる感があるんですが、やっぱりオーディション番組とかリアリティ番組って、入り口として超優秀なコンテンツだなと思いました。そりゃリアリティ番組出身のアイドルが山のようにいるわけだわと。日プも虹プロも候補生が日本人ってのは大きいから、そこからK-POPにハマるかどうかはまたそれぞれかと思いますが、新しい音楽のジャンルに興味を持つきっかけが、音楽ではなくアイドル自身にある、というのがなかなか面白い現象だなと思います。というか、音楽性だけで評価が下せないのがアイドルの面白いところですよね。

リアリティ番組といえば、セブチの『SEVENTEENプロジェクト〜デビュー大作戦』という番組を観ました。2015年に放送された番組ですが、ABEMAにあってとりあえず1話だけ…と思ったら結局最後まで観てしまいました。今までアイドルが主役のリアリティ番組ってのがいまいちピンときてなかったんですが(TXTの『ONE DREAM.TXT』はリアリティ番組というよりは緩めのドキュメンタリーだと思う)、なるほどこれがリアリティ番組かと思いました。制作側の主観や意図が演出に強めに出てるので、さじ加減難しいよなーと思いつつ、新人グルが厳しい事を言われながらも必死にミッションをクリアして頑張ってる姿を見るとやっぱり感情移入しちゃいますね。

セブチはメンバーの顔と名前と役割がなかなか一致せず、結構怪しい状態でなんとなく観てたのですが、その辺が一気に解消されました。MVが結構好きで楽しく観ているし、楽曲やパフォはかなり好みなんですが、13人もいてしかも群舞となるとMV観てるだけではメンバーの見分けは難しいですね。日本のアイドルみたいに衣装をメンカラで色分けとかしてくれないし。ウジくんは天才だなと思うけど、コレ!という推しはまだ見つからないので、なかなかオタクの難しいところではある。新しくスタートしたドキュメンタリーも楽しく観てます。ちなみに好きな曲は、超絶ベタで申し訳ないんですけど『VERY NICE』です笑。


[M/V] SEVENTEEN(세븐틴) - '아주 NICE'(VERY NICE)

他にも好きな曲あるけど、一番好きなのはって言われるとどうしてもアジュナイスになってしまう。振り付けも好きだし、MVもめっちゃ可愛い。何度観ても何度聴いても楽しい。ジャニにも言えることだけど、男の子って徐々に本格志向というかアーティスト志向が強くなってきて、いろんなジャンルに挑戦していく事を避けられないので(もちろんGGも同じくなんだけど顕著なのはBGだと思う)、どうしたってアイドルっぽい曲は減ってしまうから、こういう直球!王道!アイドル!キャッチー!みたいな曲の良さが逆に際立つなと思う。

ジャニはあんまりこれと言った出来事がないというか、公演どころかリリース関係もテレビ番組の収録も全部延期ですし、雑誌とかも本屋に行けないので、アイドル誌以外はあんまり買わなくなってしまいました(店頭で立ち読みして買う事が常だった…)。Smile Up! Projectとか、IslandTVとかの動画コンテンツはすごく増えましたけど、結局推し以外の動画って後回しになってしまうので、体感的な供給が多いとは言えないです。何にせよグループ活動が出来ない事の弊害は大きいなと。TXTも現場はないけど、メンバーが集まってVLIVEしたり雑誌や番組の収録は出来てるので、日本もせめてメンバー同士が集まれるようになるといいのになあと思います。

あと最近、SpotifyとかでK-POPのプレイリストを適当に聴いてるだけでも割と楽しくて、なんか無料の範囲で音楽聴いたりMV観て満足してしまいそうな自分にちょっとビックリしてます。シャッフルで曲を聴くの好きじゃないのに。ちゃんと課金してこそオタクみたいな感覚がこびりついてるので、妙な罪悪感を覚えるけど、いろんなグループを程よく楽しむのに便利なのは否定できない。私は音楽を幅広く聴くタイプではなく、気に入ったアルバムを延々と聴きたいタイプなので、サブスク使うメリットがそれほどなくて、ジャニが参入してくれたらな…ぐらいの感じだったんですが、ここに来て新たな扉が開いてしまった感。サブスクで聴き流すラインとパッケージを買うラインで線引きできるようになるのかな…。

そんな感じの1カ月でした。コロナの感染自体は徐々に落ち着いてきていますが、二次的な影響が色んな形で出て来ているのを見ると、なんというか倫理観と強い心を持って人に恥じない生活を送れるかが問われてる気がします。一般人も芸能人も関係なくね。「ウイルスは人を選ばない」という言葉もありますが、すべての生活・状況において他人事ではないので、自分だけは大丈夫だ特別だなどと、ゆめゆめ思わぬように誠実に謙虚に生きねばなと、自戒を込めて思います。おしまい。