アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

遠くから見れば青い春

こんにちは。6月に入って夏っぽくなってきましたね。去年の夏は現場もなかったし何やってたかあんまり記憶がないんですが(ブログも全然更新してなかった)、今年は現場のある夏になるといいな…と思っております。絶賛TXTのカムバ中なのもあり、最近はワナワンやS2の摂取を控えてて…と言うか、さすがに時間がないので新しいものに手を付ける余裕はないんですが、その代わりお気に入りの動画とかは繰り返し観たりして(結局観てる)。まあ同じものを観てるだけなので特に新しい感情はないです、あー好きだなーって思って好きを蓄積してるだけ。

なので、今回はワナワンやS2メンバーのその後の話をちょっとしたいと思います。私は彼らのその後に関心があったわけではなく、むしろどちらかと言うと彼らが新しい道に進んでいるっていう現実を受け入れられずにいたので(激重オタク)、やっと少し余裕が出てきたって事なのかなあと…。まず何度か書いてますが、私はウジンの声がやっぱり本当に好きなのでAB6IXの曲はちょこちょこ聴いてまして。めっちゃ好き!って思った『답을 줘(THE ANSWER)』が安定のZICOで笑える。


AB6IX (에이비식스) '답을 줘 (THE ANSWER)' M/V

もはやただ単に私がZICOを好きなだけかもしれんが、めっちゃ好きだ。MVとかシンプルだけど曲が良ければいい。こういう曲聴いちゃうと謎だらけのコンセプトトレーラーとかめちゃくちゃ金かかったMVとかいらんのやってなる(遠回しに推しグル否定すな)。AB6IXは楽曲のバリエーションが幅広くて聴いてて楽しいし、わりと好みの曲も多くて『SURREAL』とか『LOVE AIR』とか『Close』も好き。メボの子の声もいいし、あとデフィのこの独特の世界観も相変わらずだなーと思う。ワナワンだとパート少なかったけど普通に上手いし音源聴いてるとかなり存在感があって、なんかうまく言えないけどやっぱり面白い子だなと思う。

あとこれは曲自体がっていうよりはMVとか全体的なコンセプトとが好きだったんだけど、CIXの『Cinema』も良かった。ペジもワナワンだとあんまりパートなかったし歌うまってタイプではないけど、こうして聴くと声にめちゃくちゃ特徴あって存在感ある。ワナワンのメンバーはみんな声質が分かりやすくてよいですね。やっぱり声質ってビジュアルに次ぐ才能だと思うんだよね。いや、場合によってはビジュアル以上に大事かもしれん。だから世界観とやらにこだわるのもいいけどやたらと加工しないでくださいね(ビッヒの方を見ながら)。


CIX (씨아이엑스) - Cinema M/V

ソロ勢だと私は意外に(?)オンソンウが好きです。ワナワンでもそれなりにパート多いけど、オンくんの歌ってあんまり意識した事なくって、どちらかというとやっぱりダンスの人だと思ってたので。でもヘイズさんとのコラボ曲いいなって思ったあたりで意識して聴くようになって、ソロも聴いてみたらすんごい好きな歌声だったし曲も良かった。ジェファンとかソンウンも相変わらず上手いし声も好きだし、聴いてて心地よいなとは思うけど、新しい発見みたいなのがあったのはオンくんかなと。最近は音楽活動は全然してないっぽいけど、かなり多彩な人だと思うのでもったいないなーと思ったり。

ただ私はソロ歌手って何を評価していいのか分からないところがあって、歌が上手いなとかパフォーマンスカッコいいなと思う事はあっても、“アイドル”っていう括りでは捉えられないっていうか…。いわゆる“推す”っていう感情が湧いてこないんですよね。やっぱりグループにいる推しが好きで、メンバー同士の関係性とかを見るのが楽しいんだろうなと思います。こればっかりは多分もう一生変わらないだろうな…。推しのソロ活動も特に求めてないし。ワナワン勢はソロが多いのでちょっと残念な気持ちもありつつ、でも変にワナワンを引きずらないで済むのはありがたいかなという気もしますね…。

そして肝心の私の推したちですが、残念ながら現在グループ活動してる子が誰もいないっていうね…寂しいなあ。ヒョンビンは短期間とは言えJBJで活動してくれたからいいかなって思うけど(というか私にとってS2の主人公はヒョンビンなので、ファイナルに残ってないというまた別の大問題があるが…笑)、リンリンとユソノはシンプルにもったいないと思っちゃう。特にユソノはまだ若いしグループでデビューする可能性も多少はある…と思いたいのだけど。まあリンリンが合流する事は99.99%ないんですけどね(この期に及んで100%と書けない自分が痛々しい)。

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これはワナワンの活動が終わってすぐぐらいにやってた広告仕事みたいなやつですけど、あーこの未来、見たかった。もうだってこんなの…最高じゃん。最高以外の言葉がないし、もう見れないと思うとさらに尊さが増してしまうわ。ワナワン見てると、ウジンとデフィの事務所の先輩後輩感がめちゃくちゃ羨ましくなるんですよね(その後エビで一緒に活動してるのも含めて)。もしユソノがワナワンに入ってたらリンリンと一緒のグルーブで活動してるところが見れたわけで、S2の結末に関しては「ユソノがワナワン入りしてたら」っていうタラレバが一番大きいかもしれない。やっぱりアイドルはグループが正義やわ。

世が世ならリンリンとユソノは一緒にデビューしてたわけで(決めつけがひどいが)、プデュに出てなければ…というかリンリンがワナワンに選ばれてなければ違う未来もあったのかと思うと切なくなるんですけど、でもリンリンのいないワナワンなんて嫌だし、リンリンがワナワンになってなかったらワナワンをこんなに好きになってなかったかもしれないし、プデュに出てなければユソノにもリンリンにも出会えてないし、プデュがなければワナワンはこの世に存在しなかったわけで…結局こうなる運命なんだよなあ(もはや何を言ってるのか自分でもよく分からない)。

リンリンとユソノはS2の時もチーム分け以降デビュー評価までずっと別々で(NEVERがニアミスだったけど)、唯一同じステージに立って一緒にパフォーマンスしたのが『Super Hot』だけなんですよね。これが最初で最後かもしれないと思うと哀しいけど、結果的に私にとってなんか宝物みたいな曲になってしまったな。元々すごい好きなステージだけど、シンメだし衣装も色違いでお揃いなのも最高だし、トラブルメーカーのところ含めこのめちゃくちゃ可愛い振り付け考えた方(サムエルかな?)にマジで金一封差し上げたい。


PRODUCE 101 season2 [최종회] Super Hot Final 데뷔 평가 무대 170616 EP.11

ソリソリ、ソナギ、NEVERの話は何度もしてきたし動画も貼ってきたけど、Super Hotの話あんまりしてなかったなって思うんで今しますが、デビュー評価では完全にSuper Hot派なわけですよ(まあ現場投票あれば『Hands of me』が勝っただろうなと思うが)。曲調的な好みもあるけど、ソンウンのセンターがめちゃくちゃ合ってるし、一人ひとりにちゃんと見せ場あるし、あと歌詞がすんごい可愛いので、是非日本語訳を探して欲しい。うーん、パフォーマンス観てると本編観たくなっちゃう…さすがに今は時間作れないから観ないけどカムバ終わったら…(いい加減にしろ)。

デビュー評価は、この間の4周目したときに久しぶりに観たんですけど(最終回は進行がグダグダであんまり観る気にならない)、実質思い出作りというか、パフォーマンス自体はそれほど結果に関係なかったじゃないですか。でも一番曲選びの影響を受けたんじゃないかなと思ってて。対象的な2曲だし本人たちの希望とは違う曲になった子も結構いたんで、「この子はあっちの曲のほうが合ってたな…」ってのわりとわかりやすかった気がするんですよね。まあHands of meがわりと人を選ぶ曲っていうか、あの曲で存在感出すのかなり難しいよねメンツ的にもって感じなので…って、このままだとS2懐古が始まってしまうので止めますね。

ユソノはこのまま一人で活動してくいくのかな…。なんかもしグループ作って動き出すようならユソノのことはまじめに応援したい気持ち。そういえば『Pet』のMVはわんこがあまりにも可愛いが過ぎるのでよく観てます(10cmさんに興味湧いて他の動画を観てたらホシくんがカバーしてたの意外でビックリした)。ユソノもずっと黒髪だったから茶髪のふわふわパーマが可愛くてね…。最後のほうに出てくる女の子、アイドゥルのシェファちゃんなのね。2人とも当時はまだ高校生かな?可愛いカップルだなー。


[MV] 10cm _ pet

まあリンリンとユソノの現在の状況については、事情が事情なだけにちゃんと向き合おうとすると結構しんどいので(そもそも気が滅入るんであんまり詳しく調べてないけど)、もう見なかった事にしてるというか時間を巻き戻して現実逃避してるわけですが…苦笑。まあ私はただのドルオタで、アイドルやってる推しが見たいだけだから…。ワナワン好きになってから、つくづく推しがアイドルやってくれてるって幸せよなと思うし、推しは推せる時に推せでしかないよなと実感します。本当にね、推しが活動してくれてるのは当たり前じゃないんだよ、と強く言いたいですね。

タイトルに使った「遠くから見れば青い春」は、ジフン主演で6月からドラマ化される韓国マンガのタイトルです(それで存在を知ったんだけど)。チャップリンの「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」っていう言葉になぞらえてるらしいんですが、いい言葉だなあと思って。遠くから見てる分には眩い青春でしかないんだけど、本人たちにとってそうとは限らないって、なんかアイドルみたいだなとか思っちゃった。ドラマのビジュアルの、クルクルのブロンドヘアのジフンがめっちゃ可愛いです。まあドラマは字幕付きで配信でもされない限り観ないけど…。

ジフンのソロもわりと好きなんですよね。あの子はキャラクターとビジュアルが完全に先行してしまってたけど、歌もダンスもラップもそつなくこなす器用なタイプだし、ああ見えて根性があるというか、負けず嫌いなところとか好き。まだ若いし音楽活動と並行して俳優仕事もバランス良くやれてるみたいなので頑張って欲しい。全員の活動には触れられなかったけど、ダニエルもジソンさんもニュイも応援してるし(ニュイは正直どこから手を付けていいかわからんとこあるが)、みんなが自分らしく活動を続けてくれたらそれでいい。全員いなくてゴメンだけどお気に入りのワナワンの写真を貼る。

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最初に書いた通り、私は現在の活動を積極的には追うつもりないので、今後もしそれぞれの活動に興味を持つ事があるとすれば、それは元ワナワンって事を抜きして…というかそれとは関係なく好きになったって事だと思う。ワナワンは結成の経緯も含めどうしても唯一無二感感が強いし、良くも悪くもあの11人で活動する事に意味がある気がしてしまうのよね。でも期間限定のグループって、オタクにとってもやっぱり期間限定の推しなのだろうか、と思うとすごく切ない。まあメンバーはそれぞれの道を進んでいるのに、オタクだけがその場に取り残されてしまうのもまたオタクだなあって感じがしますけどね…。

ワナワンに限った話じゃなく、アイドルグループって絶妙なバランスで成り立ってると思うし、成功しているグループほど誰か一人でも欠けると別物になってしまうというか、変わるのを避けられないと思うんですよ。変化は悪い方だけじゃなくて、良い方に転がる事もあるし、それをきっかけにチャンスを掴む事もあるから、グループとしてどの状態を完成と捉えるかは考え方次第ですけど。オタクも何人組になろうと推しさえいれば無問題ってタイプもいれば、推しがいても違和感感じて離れちゃうタイプもいるし(私は後者)。ただオタクという生き物は変化を敏感に感じ取ってしまうものなので。さっきから主語がデカイな。

TXTのカムバで、ワナワンに対する心境も少しは変わるかなと思ってたけど、優先順位としてはまだしばらくワナワン(とS2)が高そうです。まあ活動してない彼らがその優先順位をキープし続けられるとも思ってないし、だからこそ言葉は悪いけど今は飽きるまで全力で追いたいっていう気持ちなんですけど(飽きる日が来て欲しくないっていう葛藤みたいなのもあるが)、でももう“存在しないグループ”って事がいい意味でも悪い意味でも強烈なバイアスになっちゃってるんだろうなあ。なんか他の推しとは別枠っていうか、収納場所が違うっていうか、なんだか特殊な存在になってしまったなと。殿堂入り的な…?Berryz工房的な…(伝わらない比喩)。

でも結局私にとってのアイドルって一方的に消費する存在なんだなって感じます。彼らが作ってくれたものや残してくれたものを消費させてもらうだけで十分っていうか。ワナワンやS2みたいに終わってしまったコンテンツ(自分で書いてて悲しくなってくる)をこんなに楽しめてるのも、双方向のコミュニケーションはそれほど重要じゃないからだと思うし。私がアイドルとの交流を求めないタイプのオタクだからっていうのもあるんだろうけど、特に今は現場もないし、ワナワンだけじゃなくセブチやTXTにも会えないわけで、そこにどれだけの違いがあるかと言われると…まあ違うっちゃ違うけど、私が違いを実感するにはまだ時間がかかる気がする。

なんか考えがまとまらなくなってきたので今回はこの辺で。ワナワンメンバーの現在の活動について書こうと思ったのに、結局ワナワンに対するお気持ち表明になってしまうのは何故なの…。でもこのグルグルごちゃごちゃした感じも新鮮でちょっと楽しかったりするんだろうな。おしまい。