アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

永遠に変わらないもの

こんにちは。やっと仕事が通常運転に戻ってきました。まあ大概の仕事はやれば終わるんですけど、なんか久しぶりにやってもやっても終わらなくて全部放り出して逃げ出したい気持ちになっていたので、スッキリしました。どうせすぐにGWがやってきて連休のしわ寄せで忙しくなるし、その繰り返しなんですけどね…。まあこの労働がオタ活を支えていると思えばわけないっすよ、ははは(死んだ魚のような目)。この歳になると年度が変わったところで生活や環境には大して変化ないけど、職場に新しい人が加わったり辞めていく人がいたりして、なんか春だなあ…って思います。

忙しいと言いつつちゃっかりS2は観てました。むしろ思いっきり泣いたり笑ったり出来るので仕事のストレス発散に最適だった。推しについて書いた時からさらに2周ぐらいしてて(3話のグループ評価から10話の第3回の順位発表までだけど)、回を重ねるごとに解釈が変わってくるというか、見るたびに新たな発見があるんですよね(知りたくなかった事も含め)。もはや舞台か何かに通ってるのかな?みたいな状態になってきた。まあ舞台と違って表情も発言も演技も全部同じなんですけど。元々映画とかもハマると何度も観てしまうタイプなので、やっぱり物語として消費してる感覚なんだろうなとは思うんですけど、ここまで来ると小さい子が同じ絵本とかアニメを何度も繰り返し見たがるやつだな…と思う。

というわけで最近のワナワンの話をします。ほんと需要ないの分かってるんですけど、自己満足だから許してください。今までMV以外のパフォーマンス映像は敢えて観ないようにしててたんですよ。一番観てて楽しいのってパフォだから出し惜しみしてたというか勿体なくて観れないっていうか、美味しいものは最後にとっておくタイプなので。でもリアリティ番組も一通り観たし、私なりにメンバーのキャラとか関係性とか掴めてきたかなって気がしたので、最近やっと音楽番組の映像とかも観るようになって…楽しい…めっちゃ楽しい…。しかも私にとっては1本1本が貴重なのですごい真剣に観てしまう(V LIVEもまだ動画残ってて最近加入した…消されてるかと思ってた)。


[Show Champion] 워너원 - 워너비 (Wanna One - Wanna Be) l EP.243(EN/JP/TW)

いや、サムネどうした…笑。オンくん好き。『Wanna Be』は私をワナワンの沼に引きずり込んだきっかけというか決定打になったような楽曲なので、MVはかなりの頻度で観てるのですがパフォ観たらなんか涙出てきちゃった。こんなに可愛くて楽しい曲なのに泣けるのは何故なの…。ワナワンは何を観てても可愛いなーかっこいいなーっていう感情のあとに切なさがドバっと押し寄せてくるのよ。はあ。ていうか最近は『Energetic』のMVを観てるだけでも泣けてくるので、なんか変なセンチメンタルなスイッチが入ってしまっただけかもしれない。でもワナワンを好きでいる限り、この切なさからは逃れられないんだろうなあ…。

この動画のコメント欄で「Wanna Oneは初恋のようだ」っていう言葉があって、「うわー」ってなって。“初恋”って事はつまり今は別のグループを応援してるって意味もあるだろうけど、どれだけいろんな推しが出来ても、最初に好きになったグループの事ってやっぱり特別だよね…と思う。「人が心から恋をするのは初恋だけである」なんて言葉もあるけど、良くも悪くも最初のインパクトを超えるのって結構難しいですよね。それに長く活動しているとどうしても一つ一つの出来事の印象は薄まっていくし、時間とともに風化してしまう思い出も多くなるけど、たった1年半だったからこそ濃厚で忘れがたくて美化していく、みたいなところはあるんだろうなーと。

ちょっと話が逸れるんですけど、最近『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を観まして(最近ってか公開初日に観たけど…笑)。私は小学生の頃に旧エヴァを観てる世代で、そこまで熱心に語れるわけではないけど、新旧劇場版も含めずっと追ってきたんですよ。シン・エヴァに対しては何はともあれちゃんと完結してくれてホッとしたというか、最後まで見届けられて良かったみたいな感情が強いんですが、基本的に素晴らしかったと思ってるんです。ただやっぱり子供だった私が観た旧エヴァの衝撃は超えられないんだよね。これ単なる懐古厨で片付けられたくなくて、それだけ初体験というのは人の心に強く深く刻まれるものだから、仕方のない事だと思うの。

よく男は別名保存、女は上書き保存って言うじゃないですか。私はアイドルに関しては絶対別名保存タイプだって思ってたし実際そうだと思うんだけど(まあDDですからね…)、それでも過去の自分と比較する事からは逃れられないっていうか、最初の推しを基準に考えてしまうところはあるよな…って思って。まあそういうものの蓄積で好みとか価値観が形成されていくんだろうけど、そう考えると最初の出会いってめちゃくちゃ大事というか、自分が思っている以上に影響を受けてるんだろうなって思う。ただ個人的には最初の推しじゃなくて2番目の推しが一番好みドンピシャだなって思ったりするんだけど。何故だろう。まあいいや。

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私は集合写真が好きなので、セブチにハマって以降ブログのサムネ画像の人口密度がスゴイんだよな…笑。ワナワンの画像もチマチマ集めてるんですけど、時系列とかめちゃくちゃになってしまうのが悲しい。あと同じ画像を5回ぐらい保存してしまう…(オタクあるあるだと思うんだけど…好きな画像は何度見ても好きっていう)。雑誌のグラビアとか広告仕事とか色々やってただろうからいくらでも画像あると思うんだけど、私あんまりそういうの探するの得意じゃないんですよね。頑張ろう…。

さっきワナワンのコメント欄の話しましたけど、私普段はYouTubeのコメント欄とかあんま読まないんだけど(なんか全体的にわざとらしい印象があって)、S2の動画のコメントはちょこちょこ読んでて。K-POPのコンテンツでこのぐらい再生回数あると大概は英語圏のコメントで埋め尽くされてるんだけど、プデュは韓国語のコメントがかなり多くて、それが何となく当時の本国人気を物語ってる気がして興味深くて読んでしまう。この『NEVER』の動画に「全国の女性が夢中になっていたと言っていいぐらい、シーズン2の人気は本当に歴代級だった」ってコメントがあって(しかも数ヶ月前に)、なんか嬉しくなるっていう。


PRODUCE 101 season2 [단독/9회] '상위권 만렙이 모였다!'ㅣ국민의 아들 ♬NEVER @콘셉트 평가 170602 EP.9

ワナワンとかS2の動画のコメント欄がまだ動いてて、数ヶ月前とか数週間前のコメントにたくさんイイねがついてるのを見ると、ちょっとホッとします。現実の彼らはもう別の道を歩んでいて、それぞれが違う活動しているんだけど、こうやって過去の動画を観ている間だけは、その瞬間に戻ったような気になれるというか、戻る事が許されている気がして。これが10年以上前のグループとかだったら色々変わりすぎてもっと時間の壁を感じてただろうけど(流行とか技術の進歩とかあるし)、言ってもたった数年前のことですからね。2017〜18年って私がやっとジャニの現場に慣れてきたぐらいの時期ですけど、正直ついこの間ぐらいの感覚しかないもん…笑。

最初、ワナワンについて「想像してたより“1年半限定のグループ感”が強い」って書いたんですけど、色々観るようになったら変わるかなって思ってたら、意外と変わらないんですよね。むしろその最初の印象がどんどん確固たるものになっていくというか。別にドライな関係に見えるとかビジネス感あるとかいうつもりはなくて、うまく言えないんですけど、もし期間限定のグループじゃなくて活動を続ける前提で組まれていたら、まったく違う雰囲気のグループになってた可能性高いと思うし、そうなってたら私が好きになってたかも分からないよな、とか思って、やっぱりかなり特殊なグループだよな…と当たり前の事を実感するんですよ。

ワナワンにハマった時、私はもう活動している彼らを見る事が出来ないという事実に少なからず絶望したし、思い出だけでアイドルを推すなんて無理だろうと思ってたんですよ。もちろん過去形の出来事しか残ってないのなら、その残された思い出で何とかするしかないんだけど、仮に好きになってもこれまで推してきたグループと同等にはならないだろうと。でも結果的にはそんな事なかったし、もう存在しないグループを見ててもこんなに楽しかったり苦しかったり一喜一憂してる自分に驚かされているというか…。まあワナワンはいろんな意味でイレギュラーな存在ではあるけど、思い出や記憶って実は自分に都合よく解釈出来る便利なものだし、もう永遠に変わることはないって強いなと。

そもそもK-POP自体が私にとってはかなりイレギュラーな存在なんですけどね。今までずっと現場がアイドルの主戦場だって思ってて、現場を観ない限り本当の推しとは言えないぐらいの気持ちだったのに、こんな世の中になってしまって、生でパフォーマンスを観る事が叶わない状況で、それでもセブチやTXTを好きになってるわけで(まだ生で観る事は諦めてはないが)。ワナワンだけじゃなく、結局私にとってアイドルという存在は物語でしかないのかもしれない。S2やワナワンを“物語”みたいだと書いた時は、もう終わってしまった存在だからだそう感じるんだと思ったんだけど、現在進行系で活動してるセブチだってTXTだって、結局は彼らのアイドルとしての姿を物語として消費してるに過ぎない気がする。

今思えばハロだって48だって坂道だってジャニだって、彼らが見せてくれる物語に惹かれてる側面は絶対にあったし、少なくとも私はアイドルのそういう部分を好むタイプのオタクなのであって、だからワナワンみたいに物語性の強いアイドルに惹かれるのは、当たり前の事だったのかもしれない。それにこの状況を超前向きに捉えれば、今後、推しグルが解散してしまっても、私はちゃんと彼らをアイドルとして好きで居続けられるのかもしれないって事で。そうなって欲しくないけど、その日が来る事はきっと避けられないから、そういう意味ではいい経験になったのかもしれないな。突然のポジティブシンキング。

あー、なんかワナワンの事を考えるといつも以上に理屈っぽくなってやになっちゃう…苦笑。普通に感じたままに楽しめればいいのに。供給がないとなんか自家中毒的な事になってしまう自分が面倒くさすぎてな…。さて、ミンギュの件が一段落したのでそろそろゴセが復活しそうだし、セブチの日活のほうも一気に供給来そうな予感がしますね。あとジャニのほうでも最近書きたい出来事があったんですが、なんかすぐに言葉が出てこないのでちょっと考え中です(ブログを書く事も含めて)。おしまい。