アイドル好きの言い訳

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TXT『The Dream Chapter: ETERNITY』の記録その⑤

すみません、次の更新はリリース日に…とか言ってましたが、プレビューだけで言いたい事ありすぎたので書きます。TOMORROW X TOGETHER『The Dream Chapter: ETERNITY』カムバ記録その①その②その③その④の続きです。

5月15日0時:『The Dream Chapter: ETERNITY』プレビュー公開


TXT (투모로우바이투게더) The Dream Chapter: ETERNITY Preview

『The Dream Chapter: ETERNITY』収録曲
  1. 『Drama』
  2. 『세계가 불타버린 밤 우린...[Can't You See Me?](世界が燃え尽きた夜 僕たちは…)』
  3. 『샴푸의 요정 (シャンプーの妖精)』
  4. 『거울 속의 미로 (鏡の中の迷路)』
  5. 『동물원을 빠져나온 퓨마 (動物園を抜け出したピューマ)』
  6. 『Eternally』

プレビュー全体の印象としては、結構大人っぽいクールな雰囲気。ちゃんとした感想はフルで聴いてからのほうがいいかなと思うので、ひとまず第一印象だけですが、圧倒的に好きなのは『Drama』。もう完全に好き。私やっぱりノリが良くて明るい曲が基本的に好きなんよなーと思いました。しかもコレが1曲目なのも最高だし、“Port”のビジュアルなのもよき。そしてカバー曲の『シャンプーの妖精』は、原曲聴いたときは「へー」って感じだったんですけど、ちょっとスロー気味のアンニュイな感じにアレンジされてキーも高いので、想像してたよりすごく好みな気がします。こちらはまさかの“Starboard”のビジュアル。あのセーラー天使達、シャンプーの妖精だったか…。

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『Drama』の反抗期なヨンボム。そしてメンバーが作ったという『鏡の中の迷路』。練習生時代の気持ちを歌っているという激エモナンバーです。ボムギュが中心になって作ったようですが、メロディアスな曲調と暖かみのあるアコギっぽい音が今までのTXTの曲にはなかった雰囲気だなと思いました。ヨンジュンのラップパート楽しみ。“Starboard”のパジャマのビジュアルとも合ってて可愛いです。

ちなみに『鏡の中の迷路』について語ってるインタビューがあるのでちょっと引用しますね(参照:Tomorrow X Together Reflect on 1 Year Together & Preview Messages Inside 'The Dream Chapter: Eternity' | Billboard)。翻訳サイト等を使った上で、分かりやすく勝手に解釈したものなので、間違ってたらすみません。

メンバーによる作詞作曲やプロデュースについてよく聞かれると思いますが、今回のアルバムでは何をしましたか?

 

ヨンジュン:「Maze in the Mirror(鏡の中の迷路)」は、メンバーが共同で制作した初の公式曲です。メンバー全員が作詞・作曲に参加しており、ボムギュが共同プロデュースを担当しました。この曲は僕たちが練習生だった頃の経験を歌った正直で誠実な曲。僕もラップ作りに貢献しました。このアルバムは、僕たちの音楽的な広がりとグループとしての成長を語っていると言いたいです。

 

ボムギュ:タイトル曲も自分たちで決めました。(「Maze in the Mirror」について)メンバー全員がそう思っていると思いますが、僕は他のメンバーよりも後に入所したことで、うまくやらなくてはいけないというプレッシャーがありました。その時、歌やダンスの練習で鏡に映る自分の姿が別人のように感じ、まるで迷路の中に閉じ込められたような気がしました。それが「鏡の中の迷路」の始まりです。

 

スビン:練習生の頃は、デビューに向けてみんなが不安や悩みを抱えていて、そんな複雑な感情を曲に込めました。まずボムギュが曲を書き、歌詞とメロディーの部分にみんなの思いを組み合わせた曲。ファンの皆さんにも楽しんでもらえたら。

私は『鏡の中の迷路』がメンバーの制作楽曲って事、このインタビューで知ったので(もしかするとVLIVEとか韓国の媒体ではすでに発言してたのかも知れない)びっくりしたんですが、トラックリストが公開された時に『鏡の中の迷路』が気になるとは書いたけど、まさかメンバーが手掛けてるとは思わなかったなあ。個人的にはアイドルが楽曲制作に携わるのは慎重に…というか何か記念的な作品の場合か、とんでもない天才の仕業に限る派なのですが、「練習生時代の事を歌ってる」と言われたら何も言えねぇぜ。せっかくなのでインタビューで個人的に興味深かったところも抜粋しておきます。

このアルバムで、TXTの物語の第一章はどのように完成するのでしょうか。また、どうして『Can't You See Me?』がタイトル曲になったのでしょうか。

 

『The Dream Chapter: STAR』のテーマは"特別な人との出会いの幸せと感動"、『The Dream Chapter: MAGIC』は、少年たちが始めた魔法の冒険が描かれています。そしてその物語を引き継いだ最新作『The Dream Chapter: ETERNITY』は、現実に直面した少年たちが壁にぶつかります。

『Can't You See Me?』がタイトル曲になったのは、この曲が少年たちが現実と衝突し、友情との葛藤で感じる混乱と孤独を表現した曲だから。それはアルバム全体のテーマでもあります。友達への恨みと、友達に救われたいという気持ちの両方が込められており、激動する感情を追いかけていくような独特のサウンドが特徴です。

これまでのアルバムを貫いているテーマは、思春期の少年たちの友情、夢、葛藤、混乱、孤独、そして成長かな。言葉にしてしまうと非常にありふれた普遍的なテーマなんだけど、ちゃんとTXTらしさというか彼らにしか表現できないものが込められているのが伝わってきます。あとこれ読んで 『The Dream Chapter』シリーズは序章って事で一区切りなのかなーと思いました(「the first chapter」って何とでも解釈できる曖昧な言葉だけど)。きっとこの辺の話は韓国の音楽誌とかWebのインタビューとかで詳しく答えてるんだろうな。私はインタビューとか読むの大好きなのでもっとたくさん読みたいです。

あと教科書通りみたいな答えだったので引用はしませんが、「2年目に向けてBTSから何かアドバイス受けましたか」みたいな質問もされてて、今までも散々訊かれてきたろうに、まだBTS絡めた質問されるんだなーと思っちゃいました。まあ需要があるからこういう質問をするんだろうけど、弟分、まだまだ大変だな。

話をプレビューに戻します。『動物園を抜け出したピューマ』はパフォに期待が高まるちょっとオラオラ系で、『Eternally』は爽やかな王道スローナンバーでTXTだなーという感じ。“Port”と“Starboard”のビジュアルが使わえてるので、なんとなくこのMVが来そうな気もする。そして表題の『Can't You See Me?』ですが、これまでのティザーと、プレビューの冒頭と最後に使われてる音、全部アレンジが違うんですよね。どの音が本番の音なのかが気になる。個人的にはプレビューの最後のちょっと加工音っぽいアレンジが好みなのですが、割とピコピコというかシャカシャカしてるので違う気がする。

結局、コンセプトトレーラーのスビン氏はどこに…という感じですが、何だかんだやっぱり『Can't You See Me?』のMVに加わるんじゃないのかなという気もしてきました。ではちょっと駆け足になってしまいましたが、今回はこの辺で。当日のComeback Showも決まったしワクワクしてます。それでは次こそリリース日に、その⑥でお会いしましょう。おしまい。