アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

ハマりたてが一番楽しいという話。

コロナの影響が想像以上にオタ活に響いて、なかなかしんどい日々が続いていますね。最近の私はといえばすっかりTXTを見るのが日課となりつつあります…。暇さえあれば動画とかカメラロールに保存した画像見てるし、移動時間はずっと音楽聴いてるし、自分でもまさかこんな急にスイッチ入ると思ってなかったんでビックリなんですけど、Jr.のチケ取れなさに死んでる私に救いの手を差し伸べるために舞い降りてきた天使なんじゃないかなと思って、気持ちの赴くままに突き進んでます。前回のブログを書き始めたときは(1月下旬)本当にガチのハマりたてだったので、ノリで書いちゃったみたいな所があり、自分でもどっちに転ぶか分かんないなーと思ってたので、次更新する時なかったことになってたりしてとか思ってたんですけど、心配してたよりも全然興味が続いてるというか、順調にハマるルートに乗ってる感じがしますね。デビューして1年ぐらいだから追いつくのが比較的楽で、メンバーも5人とK-POPにしては少ないので理解が早かったってのもあるかも。あとは現場にいつ行けるのかなって感じですかねー…まあこの感じだとしばらく無理だわな。

TXTの何が自分に刺さったのかなーと考えてもあんまり意味ない事を考えてみたんですが、最初からビジュアルの強さとファンタジーっぽい独特な世界観からの学生服でのパフォで一発KOって感じもありつつ、SNSや配信とかで(Weverseってやつすごいね)彼らの性格や関係性とかも知っていくと、もう理屈じゃなくなってきますよね。その上で改めて楽曲をちゃんと聴いたりMVやパフォをじっくり観ていると、こんなにも丁寧に丁寧に“かわいい”のパッケージに包んでおいて、開けてみたらなんだか難解なものが出てきたり、衣装とかアートワークとかめっちゃこだわってビジュアル面に全振りしてるかと思いきや難易度の高い事をさらりとこなしていたり、それはK-POP自体の持つ魅力なのかもしれないんだけど、自分が想像したよりもすごく振り幅があって表情豊かで、観るたびにいろんな発見があってすごく楽しい。K-POPっていうジャンルが新鮮だったのもあるだろうけど、もしTXTが日本のアイドルだったとしても好きになってただろうなと思うし、結局はうちの子が一番かわいいという事でしょう。

というような事を書いている途中にとんでもない破壊力の動画がアップされたので貼り付けておこう。まず「MOA ACADEMY」がすでにナンノコッチャわからんのですが、そんな事はどうでもいい。なにこれ?え、ビックリ。


[2020 MOA ACADEMY] TXT (투모로우바이투게더) Hello, MOA ACADEMY

私が少ない語彙力でTXTの魅力をどうにかこうにか伝えようとしてきた行為が虚無に感じます。この動画見て分かんないってんなら、もう私が何を言ったって無駄っすわ。

でもまあ1つ言えるのは、求められている事に全力で応えようとしている感じに、めっちゃくちゃアイドル性を感じてるんだろうなと思います。なんか楽曲とか方向性は違うんだけど、ヤスタカがプロデュースし始めた頃のPerfumeを見てる感覚に近い気がする。言い方が悪いけど、ある種のやらされている感というか操り人形感というのは、アイドルとは切っても切り離せないと私は思っていて。むしろアイドルの魅力の半分ぐらいはそういう部分にあるんじゃないかなと。それを楽しんでる子もいればそれに苦しめられる子もいるし、本人たちも自分がやっている事がどれだけ凄い事なのか気付いてなかったり、正しいのか間違ってるのかも分からなかったりすると思うんだけど、自分の努力や自分を応援してくれる人、支えてくれる人を信じて、目の前の事に全力で取り組んでいる姿にはアイドル性が宿るよね。それにそれを乗り越えた人にしか辿り着けない場所が必ずあるから。で、アイドルのそういう時期って男の子ならなおのこと短くて、TXTのこの感じは今でしか味わえないだろうなと思ってる。

最近のアイドルは、基本的に「職業としてのアイドル」をちゃんと理解している子達ばかりなので、得意不得意はあっても嫌々アイドルやっている子とかはほぼいないと思うし(踏み台とか通過点とか思ってる子はまだいるかもしれないけど、むしろコスパが悪いのでは)、ただただ運営の言いなりになってる子よりは、そんな中でもセルフプロデュースが出来る子が生き残ってるなと思うけど、だからこそ、まだ迷いの中にいる子たちに惹かれてしまうし、頑張って乗り越えて欲しいなと思ってしまう。アイドルである事にちゃんと自信と誇りを持っていて欲しくて、そのために必要なのはやっぱり経験と実感だから。まあこれアイドルに限った話でもないけど。…なんか私はどうしても色んなアイドルのある種の“結末”を知ってしまっているので、若いアイドルの隠しきれない儚さを見ると、勝手にメタ的な感傷に浸ってしまうの良くないな。若いファンの子達の素直な熱狂ぶりというか、永遠に続くかのような盲信ぶりが羨ましいです。

話が脱線したのでTXTに戻すと(すぐアイドルとはみたいな話をしたがる)、彼らがどんなふうに評価されてるのかもちょっと気になって、最近はGoogleじゃ愛も知識も信憑性もないまとめサイトしかたどり着けないし、Twitterはアンチ回避出来ないし、こういう時のはてなブログ!と思ってK-POPファンの方々のブログ読んだりしてるんですけど、うーん、やっぱり“BTSの弟分”という肩書は重いんだろうな…って感じました。数字的にはちゃんと結果出してると思うけど、BTSっぽいものを求めていた人には肩透かしだったのかもなと。そもそもバーター売りはオタク受けが悪いんだけど、でもBTSで得た潤沢な予算とコネクションがなければTXTは多分こういう形で世に出てこなかったと思うし、BTSがいるからこそ新しい事にチャレンジができるってところもあるし(そういう意味では、さっき日本のアイドルでも〜って書いたけど日本では生まれようがない気もする)、入れ替わりが激しく飽和状態が続いてるアイドル業界では新しい事をやっていかないと未来はないんだろうな。多分。日本もそうだし。

逆にじわじわと摂取量が減ってしまったのがJO1ですね。一応追える範囲では追ってるんですけど、私の熱量は完全にTXTに奪われましたとさ…笑。まあこればっかりは好みの問題だから、どっちがいいとか悪いとかじゃないと思うんですけど、TXTと出会ってなかったらどうなっていたか分からないところがまたタイミングって大事だよねーと思います。ファンミはすごく楽しかったし、MVとかプロモーション周りもすごく力入ってるので、どのぐらい売れるのかは純粋に楽しみにしてるんですが(もちろん買うよ)、K-POPの文脈や手法・文化で生まれた日本人ボーイズグループがどんな形で活動をしていくのか興味深いです。K-POP路線を貫くのかJ-POPっぽくなってしまうのか。まあ両方のいいとこ取り出来るのが一番いいと思うんだけど、個人的には日本語の歌詞がついた途端K-POP感薄まるよなーってのが昔からあって(だから少女時代の時もTXTもオリジナルしか聴いてない)、うまく言えないんですけど言葉の意味より音を優先してる感じがして違和感があって、JO1の曲も全体的にそういう印象なんですよね。単に私がK-POP聴き慣れてないだけかもだけど。

そんな感じで、まだ自分がK-POPのアイドルにハマってるという実感には欠けるんですが、しばらくはTXT三昧の日々が続きそうな予感がしています。せっかく取れた3月4月のコンサートはもう諦めているので…(中止じゃなく振替用意してくれることを祈る…涙)。でもジャニにハマった時もそうだったけど、新しいジャンルにいくとその都度発見や新しい経験があったり、今までなんの関心もなかった事に興味を持てるようになったりして楽しいですね。言葉の壁は今の所まだそこまでのマイナス要素にはなってないんだけど、でもせめてハングルが覚えられたら(アルファベット読めるぐらいのレベルでも)違うのかなーとか思いつつ、まああんま焦らずゆっくり追っていければいいかなと思います。このままTXTがK-POPへの入り口になってしまうのか、ただTXTが好きなジャニヲタになるのか果たして。おしまい。

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5人でわちゃっとしてる写真がほんとーに好き。