今年最後の現場（JUMPの東京ドーム初日）が終わりまして、なんかこの間の振り返りがなかなか辛気臭かったのでアレが今年最後ってちょっとなーと思って、楽しいまとめをしてみようと思います。今年はジャニ以外の現場もちょいちょい行けてたのでジャニに限らず選んでみました。単に楽しかったとかだけじゃなくて、思い出深い公演とか印象的な公演とかになるかなと思います。
サマステ@EX（2019.08.03〜08.22『パパママ一番 裸の少年 夏祭り！』HiHi Jets・7 MEN 侍公演）
まずはコレですね。シンプルに楽しかったです。何だかんだで結構回数入れたのですが、本当に毎回楽しかったですし、一つの公演にこんなに通ったのは初めてかもしれないです。まあ私比なので大したことないですけど。残念ながら今年は単独ではなかったけど、5人になって2年目っていうところの難しいハードルをしっかりクリアしてきたのも良かったし、去年のHiHi単独にも負けない楽しい現場だったなって思います。まあ詳しくは当時のブログを読んでいただければ。あとHiHiに関して言うと（…っていうかそもそもJr.全員に言えることでもあるけれど）、来年同じ顔ぶれで同じ公演をやってくれるとも限らないので、一つ一つの現場を悔いのないように過ごしていかなければいけないなーという事を結果的に痛感した公演でもありましたね。夏に頑張りすぎて冬は金欠でやばかったんですけど（いい年したBBAの発言と思えない…）、もともとハイ美はクリエとサマステが全てみたいなとこもあるし、出し惜しみせず行けるだけ行っておいて良かったなと、今更ながら心の底から思います。
Jr.祭り合同@たまアリ（2019.05.25〜05.26『ジャニーズ IsLAND Festival』）
たまアリの合同もめちゃくちゃ楽しかったですね。まずなにわが関東初上陸って事で私のモチベがめっちゃ高かったので、2019年で絶対に外したくない公演が今年のたまアリだった気がします（今だから言いますけどHiHiクリエと交換してもらって行きました…）。Jr.のアリーナ公演が久しぶりだったのも大きかったかなと思います。ハイ美はなかなか広いところでやってくれないので、最近はJr.でアリーナ公演に入る機会があんまりなかったんですけど、やっぱりアイドルはアリーナ規模でやってこそだな…と思いました。劇場やホールの良さもあるけど、やっぱり演出に掛けられる労力もアイデアも予算も桁が違うと思うんで、これぞジャニーズの本領発揮！って感じがします。実はなにわのツアーとこっちとどっちがいいかなってちょっと悩んだんですが、やっぱり私はアリーナ会場が好きだなと思ってこっちを選びました。例えご用意されたのが天井席だったとしても…。
ドリボ@帝国劇場（2019.09.03〜09.27『DREAM BOYS 2019』）
これはいい意味と悪い意味と両方に置いて印象的な現場になってしまいました。まず、まあ以前のブロクでさんざん書いた事ですが、岸くんと神宮寺が素晴らしかったという事。ハイ美目当てでチケットを取ったのは事実なのですが、仮にハイ美が出てなくてもこの評価は変わらないと思います。こんな事言うのもなんですけど、ジャニーズの舞台で初めて感動したし、Wゆうたの表現力やパフォーマンス力に魅せられました。あとは龍我くんも新しい発見があって良かったですね。舞台っていろんな意味で実力がそのまま観客に伝わってしまうところがあるので、気を抜いてる瞬間とかあるとすぐわかっちゃうんですよね。若いうちはそういう集中力の保たなさすら可愛いみたいなところもあったりしますが、でもドリボの龍我くんはそういうのをほとんど感じなくて、成長したなーと新鮮でした（ジャイアイは相変わらずだったけど…）。マイナス面ではやっぱりはしさくの降板かな。これについても散々書いたのでもう書きませんが、本当に残念な出来事だったし、5人バージョンを観ることが出来たのが唯一の救いでした。
嵐@東京ドーム（2019.12.24〜12.25『ARASHI ANNIVERSARY LIVE TOUR 5×20』）
はい。おそらくというかほぼ間違いなく、これが最初で最後の嵐になるであろうコンサートでした。もうなんて言えばいいのか…まず「さすが」としか言いようがない。ドームの使い方をこんなに理解しているグループは他にないのではないか？と私は心の底から感心してしまいました。正直ドームなんてコンサートする会場じゃないっすよ。公演できる事というか集客には充分価値があるとは思うしアーティストにとっても記念になるだろうけど、7・8割のお客さんにとっては豆粒サイズの推ししか観れないわけで、特にファンを楽しませる事に特化したアイドルには不向きな会場だと思う（バンドとかだってそうじゃない？）。でもそういうドームのネガティブな要素を極限まで減らして、全ての観客ができるだけ同等の満足感を得られるような工夫を凝らし、いかにしてこの数時間を楽しく過ごせるかを（お金に糸目を付けず）追求していくと、嵐みたいなドーム公演が実現出来るんだな…と思いました。まあ今回は運良くスタンド一桁列に入れてかなり近くでメンバーを観ることが出来たので比較的楽しみやすい環境だったとは思うんですが、どの席で入ったとしても感想は変わらないと思う。心の底から良いものを観させてもらったなーと思ったし、テレビでしか嵐という存在を見て来なかった人間には贅沢すぎる経験になりました。
ひなくり@幕張メッセ（2019.12.17〜12.18『「ひなくり2019 〜17人のサンタクロースと空のクリスマス〜」』）
最後はコレです。いやー日向坂46って面白いグループですね。知ってたけど。まずあのだだっ広い幕張の展示ホールでよくぞここまでやってくれた、という素晴らしいステージ構成でした。アリーナの使い方はやっぱりジャニがすごく上手だなと思うんですけど、日向の幕張は今年入ったアリーナ公演の中だと一番ファンの目線に立った素晴らしい構成だったと思います。メインステージと同等レベルのそれでいてコンセプトをガラッと変えたバックステージも良かったし、本来死角になってしまう柱にステージを作ったのも見事でしたし、アリトロを通路という通路に走らせたまくったのも人数の多いグループだから出来る事だったなと思います。とは言え、女子アイドルの現場は男性オタクだらけなので、日本人女性の平均身長ぐらいしかない私では全然太刀打ちできないんですけど、柱ステージやトロッコを駆使してこれでもか！ってぐらいアリーナのあちこちに姿を現してくれたので、本当に気を抜いている瞬間のない2時間半でした。そして上村ひなのという超逸材。まさか15歳の中学生が生歌でソロやると思わないじゃないですが…！別に感動させる演出とかがあったわけでもなんでもないんですけど、途中から涙がボロボロ出てきてしまって。自分でもビックリしました。来年のツアーもそして東京ドームのひなくりも楽しみです。
そしてですね。すごく悩んだ結果“アイドルの現場”としては難点が多かったので外したんですが、次点で（5つと決めたのに次点とか言い出す）『HiGH&LOW THE WORST VS THE RAMPAGE from EXILE TRIBE大ヒット御礼応援上映会＆PREMIUM LIVE SHOW』についてだけ書かせて下さい。これも直近の現場なので印象に残りがちっていうのがあるかと思うんですけど、すごく楽しかったです。メインキャラいっぱい出てきたし（サプライズで出てきた佐智雄と泰志がヤバ過ぎました）、ランペの大箱のライブも初めてだったし、久しぶりに観た映画本編もやっぱり面白かった。映画のスクリーンを双眼鏡使ってドアップで観れたのもめっちゃ最高。FC先行が取れなくてローチケの二次でなんとか取れたんですがこれ以上ない天井席で、ライビュで良かったんじゃ…と直前まで思ってましたが現場行ってよかったマジで。ただ内容としては素晴らしかったんですが、ドルヲタ目線だとステージ構成がひど過ぎました…。あの規模のライブでアリーナにサブステもセンステもバクステもなく、通路も花道も外周もトロッコもないという非常になんというか…まあファンの事を全然考えてないシンプルに駄目なやつ。ひなくりとは真逆ですね。そのくせメンステ横のファンにだけファンサ（ハイタッチ）するっていう…アイドルの現場でこの舞台構成やったらボロクソ言われても文句言えないと思うよ。まあLDHをアイドルという括りで語るのは違うって人もいるかと思いますが、私は完全にアイドルを観るのに特化してる脳なので。トロッコ走らせろとは言わないからせめて外周とバクステは欲しかったな…というわけで次点となりました。
というわけで、今年もJr.ばっかりな1年でした。比較的取りやすいとは言え、デビュー組はツアーの一発勝負なのでそこで取れないと1年現場なしみたいな事になっちゃうので（今年FC入ってるグループだとNEWSは1回も入れませんでした）、どうしても現場数が多いJr.中心になって来ちゃうんですよね。まあでもなんだかんだでとても充実した、比較的チケット運に恵まれた1年だったかなと思います。席運は相変わらずイマイチだけど。最近Jr.はどこの現場も高倍率なところが多くて、私の守備範囲内だとなにわが厳しくてハイ美はクリエ以外はなんとかなるみたいな感じではありましたが、来年スノストがデビューしてその辺が多少緩和されると良いなと願っています。2組の抜ける穴は良くも悪くも大きいと思うので、それこそ新しいユニットだったり、意外なところが台頭してきたりと動きがあったりしたら面白いなと思ってます。では良いお年を。おしまい。
