アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

サマステの季節がやってきました

現場なくて2ヵ月も放置しておりましたが、先月末から今月にかけて『パパママ一番 裸の少年 夏祭り!』の美 少年・少年忍者公演に行ってきました。今年は美 少年と少年忍者の合同、HiHi Jetsと7 MEN 侍の合同、4ユニ合同の3パターンで単独はなし、ハイ美の新曲があるのにハイ美を一緒に観られるのは合同公演の2公演のみという意図がよくわからない日程の配分でした。単独ないのは100歩譲って受け入れるとしてもハイ美公演はマストだろお!と思いながらも楽しんできました。

去年は先にやったHiHiの単独が楽し過ぎて、その後のB単独についてはちょっと辛辣な感想を書いたんですが、今年は美が先って事でフラットな気持ちで(それは果たしてフラットと言えるのだろうか)安心して観ることができました。で、今回一番印象に残ってるのが、なんと金指一世くん。私のブログで名前出てくるのほぼ初めてでは…?ぐらいの勢いで多分今までこれと言って金指くんの事を書いてこなかったと思うんだけど、金指くんのソロが本当に素晴らしかったなと。龍我くんのソロは『Love Song』がめっちゃ好きな曲なので、推しが好きな曲を歌ってくれる喜びみたいなのはすごくあったんですけど(しかもあの歌を終始汗だくで歌ってるのも最高)、全体的なパフォーマンスとしては金指くんの『Amore』が楽しかったなと思いました。バルコからスタートしてポールから降りるのも良かったし、ちょっとハラハラするけどきれいなフォームで性格が出てるなあみたいなバク転やバク宙も良かったし、曲自体は相葉くんのソロ曲って後から知ったんですけど、なんというかアイドル歌謡って感じでめっちゃ好きでした。

和コーナーは個人的にはEXでやる意味があんまり分からなくて(クリエとか日生とか帝劇で座って観れるなら分かる)、衣装も暑くてしんどそうだし、太鼓もバトンもタップももう見飽きた感はあるし、でもあの世代のJr.の課題演目みたいなところがあって、ある種Jr.らしさの塊みたいなコーナーだなと思うので、なかったらなかったでちょっと物足りないんだろうなとか思ったりしてました。毒されている。あと和コーナーではないけど、ソロ明けで龍我くんがメインでやった『Here I Am』は好きでした。着物を脱いで階段で裕次郎ポーズ取ってる時、あまりに脚長過ぎて毎回我慢できずに笑ってましたが。終盤のメドレーからの『明日へのYELL』はJUMPコンに来ている気分になって楽しかったし、アンコの『真剣SUNSHINE』はもうEXでバルコ練り歩くために作られたみたいにピッタリ合ってて。ハイ侍でも同じ流れで観てみたいなと思うぐらいお気に入りです。

あと語るべくは亀ちゃんが作った新曲『ねぇ もっと』かな。美単独のオリ曲って1年ぶりになるのかなと思うんだけど、数は少ないとはいえ言わずもがなの神曲『Cosmic Melody』に、ジャニーズっぽさ全開の『僕らはMysterious』と名曲続きだったと思うので、次どんな曲で来るかなーと思ってたら、めちゃくちゃ亀梨和也節が炸裂したバラード(と言っていいのかしら)かと。でも大昇・龍我の2トップ体制でバラードをチョイスするのはなるほどなと思ったし、大サビの龍我くんからの大昇ソロは「おおっ」って思いました。なんか、やっぱり美の今の最大の課題ってセンター不在感だと思うんですよね。ってセンター論をし始めると話が長くなるのでアレなんですけど、ある程度は大人の判断で配置する事も大事だし、とはいえ実力や人気も無視しちゃ駄目だし、みたいな理屈がある中で、なかなか上手く機能してないのかなという印象が強くて。比較したいわけじゃないけど、HiHiで一番歴が浅く且つ加入も遅かったゆうぴが当たり前のように真ん中にいるような説得力が、美にはまだないんですよね。それは別に大昇くんがどうっていう事でもなくて、龍我くんだってそうだし初期やってた藤井くんや那須くんも、加入した時期の金指くんも同じで、まだしっくりくる形を模索しているのかなあと思っちゃうんですよ。でも『ねぇ もっと』はちょっとした一縷の望みというか光るものを感じた…ような気が私がしました。なんか偉そうですけど。だから次、9月は『ドリボ』でバラバラになっちゃうけど、次に期待したいなって思ってます。

これは余談ですが、一緒に入った兄組担の友人に「みんな大人になったね、様になってきたね」と言われて、彼女は去年のサマステに入って以来1年ぶりの美の現場だったんですけど、それを聞いてやっぱり成長してるんだなと改めて思ったりしました。何だかんだといいペースで現場に入れているせいか、今回のサマステを観てて大きな成長とか変化みたいなものを感じたのは前述の金指くんぐらいだったけど、そりゃそうだよなと。観続けているとどうしてももっとこうして欲しいああして欲しいこれが観たいアレが観たいって求めがちになってしまうのだけど、美には美のペースってもんがあってそれを忘れちゃいかんなと思いました。おしまい。

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