アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

1年ぶりのJr.祭り&半年ぶりの東京Jr.

「ジャニーズJr.祭り 2018」に参戦して来ました。昨年の後半は何故か関ジュ現場ばかりだったため、実に9月の帝劇以来(その後の湾岸とハピアイはチケが一切取れず)半年ぶりの東京Jr.でした。ハイBの単独がなかったのと年度末の多忙期で参加できたのは合同のみだったのですが、単独を挟んでの合同だったのでセトリも構成もだいぶ違ってて、どちらともすごく楽しかったです。単独も入れてたら楽しかっただろうな…。

何となく去年のJr.祭りと比較しながら観てたのですが、全然印象が違うコンサートだったなと思いました。去年はキンプリ…というかMr.KINGが進行やMCを仕切っていたし、構成もキンプリ中心にできたてホヤホヤの東京B少年と絶賛推し出し中のHiHi Jetって感じで、正直あとの4ユニはあまり扱いが良いとは言えなかったと思うし(まあ私はB少年にドハマリした事が大きすぎてアレなんですけど)、何よりキンプリのデビューが決まってさあ次どうするどうなるみたいな緊張感というか、現状のJr.の状況と心情とこれから先への期待や不安みたいなものが詰め込まれているコンサートだったなあと。4ユニについては勿論メンバーも全員知ってるしそれなりに見てきてはいるものの、オリジナル曲をしっかり聴き込んでるって程でもなく、本当に少クラで観た事あるなって程度ではあったんですが、何というか想像以上に気合と熱量を感じました。ソロコーナーも単に4、5曲やって終わりというではなくそれぞれすごく工夫を凝らしているのが伝わったし、ここで絶対結果を出してやるぜみたいな気持ちが入ってたなあと。キンプリより歴のある4ユニを色んな意味で競わせたいんだろうなって事は薄々感じていたけれど、ユニ間でバチバチしているというよりは、自分たちの魅力をアピールしていたようなそんなコンサートでした。

元々4ユニは経歴も年齢も高い人が多くて経験値もあって、完成度という意味ではキンプリよりも高くて出来上がってるなと去年も思ったけど、改めてじっくり観させてもらってトータルバランスがいいなと思ったのはやっぱりSixTONESでした。人気もそうだけど、パフォーマンスにおけるメンバーの役割や関係性もハッキリしていて、初見で印象に残るユニットだなと。パフォはジェシーと京本くんの歌っていう起点があり、そこを軸にステージを作っている印象で、やっぱり歌えるメンバーがいるユニってパフォのバリエーションが広がるんだろうなと思う。また一見オラオラ系でそれでいて喋ると明るくていい子が多くて、よく初期KAT-TUNぽいって言われるけどそこともちょっと違う独特の魅力があって。それとB.I.Shadowがふんわり好きだった私としてはゆごほくが気になって仕方ないのでした。推しとか関係なく、何というか個人的に今のJr.の誰よりも報われてほしい2人です。

Snow Manはアクロバットっていう武器がありつつ経歴の長さから生れるチームワークの良さと、かっこいい系からザ・アイドルみたいなことまでしっかりやれちゃう器用さを感じました。全然そんな印象なかったんだけど、ファンの気持ちをすごく理解しているというかサービス精神があって、4ユニの中では一番ジャニーズらしさを大事にしているのでは?って感じました。特に阿部ちゃんのアイドルっぷりにやられる。JUMPの7とは同世代ですが、7のほうが子供っぽく見えて、何気に苦労の跡を感じさせますね。Love-tuneはバンドっていう切り口がやっぱり他にはない強みであり、年齢と経歴の幅も広くて他のユニよりはいい意味でバラバラなんだけど家族っぽさもある。ベテランが支え引っ張りつつも若手に華のある子がいるのはジャニーズっぽいし、敢えて顕嵐とながつを前に出さないところに底知れぬ恐ろしさを感じました。でもながつは推せるなー。Travis Japanはダンスがめちゃめちゃカッコいいのは知ってたんですけど、何というか正統派でありながらも今のジャニーズの中ではある種異端というか、他のユニにはないクラシカルなアイドル像で面白いなと思って。衣装もシンプルなスーツが多くて何とも品が良いし動作が美しいんですよね。あと一緒に参加した2.5次元寄りのヲタ友がトラジャに一番食いついてたのが興味深かった。個人的には松松がいなかったのが本当に残念でなりません。

24日は単独の前に合同だったので、新曲が組み込まれておらず、27日はそれぞれ新曲が追加されていて、セトリも構成も全然違っていたのでどっちも非常に楽しめました。24日はアリーナ後方でしたが、ステージの真正面でとても見やすく、スタンバってるメンバーもチラ見出来て、27日に至っては何とスタンドの通路最前(というかスタンド前半の最後尾)で、ステージ寄りの決して良席というわけでもなかったのですが、アンコールで登ってきてくれたメンバーとハイタッチ出来ました。いい年なのでそんなに素直にきゃ~ともならないんですけど「え、私なんかが触っちゃっていいんですか…?」っていう…笑。もし自分が若い頃こんな経験してたら…とか色んな想像が脳内を駆け巡りましたね、ハイ。

ただ27日に関して言うとですね…サプライズでHiHi Jets東京B少年が出てきまして。当然ハイBに関しても半年ぶりだったわけで、次いつ観られるのかも分からない状況で(クリエは当然全落してます)、しかも作間龍斗くんがHiHiに加入してから初の現場だったということもあり私にしては珍しく大興奮し、震えながら双眼鏡でローラー追っかけてました…イントロで凄い変な声出たし笑。まあ今更言い訳する気も全くないんですけど、正直ここが一番テンション上がりました。一緒に参加していた友人に「そんな嬉しそうな顔してるの初めて観た」と公演後に突っ込まれるレベルだったのでお察しください。でも『HiB HiB dream』のイントロ流れた瞬間の大歓声というか大絶叫、私は忘れんぞ。みんな結構DDだよね…まあ合同だったから許されるやつですね。

何にせよキンプリが抜けて、Jr.がどんな体制でこれから進んでいくのかを考えさせられる2日間になりました。いい意味でも悪い意味でもJr.内で完結しつつある4ユニの未来について、そして今回いなかったハイBについて。もちろんデビューっていう大きな目標はあるけど、後輩のデビューを見送った4ユニがどうなっていくのが最良な道なのか、後悔しないアイドル人生であって欲しい。まあハイBだって、今はまだ楽しいなあという感覚だけで観ていられるけれども、今後新しいユニットだって登場してくるだろうし、まだ見ぬ新人も控えているでしょうし、関ジュだっているし何があるか分からんしね。Jr.の未来に幸あれ。おしまい。