アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

夏の現場いろいろ

気付けば六本木通いの夏でしたが、一応『King & Prince CONCERT TOUR 2019』と『KAT-TUN LIVE TOUR 2019 IGNITE』横アリ公演、松竹座の『少年たち 青春の光に…』にも参加してきました。キンプリとKAT-TUNは去年に引き続き…という感じでしたが、今年は関ジュの『少年たち』も観てきたので、その辺りの話をまとめてしたいと思います。

まずは初体験となった関ジュの『少年たち』の話から。基本的に遠征が必要な現場については「FCでチケットが取れたら行くか」ぐらいのモチベーションしかないんですが(特に夏はサマステがあるから交通費で3回入れるなとか思ってしまう)、それ以前に申し込みの時点でサマステとの日程調整が大変過ぎて、限られた日程しか申し込みできず、結果取れないというのがここ数年の常でした。ただ今年はなにわ男子主演だしできれば1回ぐらいは観たいな…という気持ちで申し込んだところ奇跡的に休日が取れ、頑張って日帰り遠征してきました。ついでに観覧車も乗ってきました…一人で…笑。一人行動は全然余裕なんですけど、まさか一人観覧車する事になるとは。高いところ平気で良かったです。EXPOCITYも初めて行ったんですけど、万博公園があるところって知らなくて、太陽の塔の中入りたかった…(ダメ元で行ったけど当たり前のように当日券は完売でした)。あとから調べたらEXPOCITYも面白そうな場所あって、やっぱり日帰り遠征はもったいなかったです。

『少年たち』の「囚人たちの交流からの脱獄計画からの脱走」っていうベースの設定は一応分かってたので、ショータイム以外は特に予習もせずレポも読まずに観に行ってきました。観劇済みの関ジュ担の知人に、例年の『少年たち』とはだいぶ違うので賛否両論あると聞いてたんですが、私は初期のすのスト版と今年の映画でしか『少年たち』を知らないので、普通に楽しかったです。まず驚いたのは、大橋くん演じる拓未が実質主人公的な役割というか、裏主人公みたいな感じだった事。もちろん大吾くん演じる裕二が主人公だと思うんですが、拓未は物語の起点になるキャラだったし常に出番もあるしセリフもすごく多くて、すごく満足度が高かったです。しかも大橋くんの演技が本当に素晴らしくて、舞台映えする演技でありつつもナチュラルっていうか、あんまり私舞台とか観る人じゃないので偉そうな事言えないし、推し補正もあるとは思うんですけどなんかJr.のレベルではないな…と感動してしまいました。たまアリからますます大橋くん推しが高まってたのもあったので、迷った挙げ句、ほぼ双眼鏡で大橋くんを観てる感じだったんですが、本当に演技が細かいというか感情やセリフに合わせて変わる表情が豊かで、観ていてすごく楽しい。できれば全体を観た上で野鳥の会したかったな。

ショータイムは今回、みっちーが構成を考えたということで見事にデビュー組の好きな曲集めました!っていうセトリではあったんですけど、個人的にはかなり良かったです。みっちーとは好みが合う…そういえばJUMP担だったわあの子。一番評価したいのはJUMPの『BANGER NIGHT』ですかね。大橋くんがガシガシに踊ってるの見れてマジで最高でした。本家のパフォも年末年始にドームで観たきりでしたが、ちゃんとJUMPの振り付けをそのまま再現してくれてる(らしい。自分ではそこまでちゃんと観れてないけど)のもポイント高いです。JUMPも振り入れかなり苦戦してたけど、難易度高い曲は経験値の差が出ますね。Jr.のパフォはわりと振り付け変わっちゃう事が多いんですけど、やっぱりオリジナルが至高である。特にJUMPのフォーメーション重視した楽曲はオリジナルの振り付けでやるべきだと思うんですけどね…(今だから言うけどハイ美の『Fantastic Time』とかわりと酷かった。あとちょっと話がそれるけど歌唱人数もできるだけオリジナルに合わせて欲しいなと思ってます。ソロ曲とかデュエットなのに大人数でやるのとかその逆とかあんまり好きじゃない。楽曲の本来の目的が変わってしまうなと思う)。関ジュ曲ナシは大英断だったと思うけど、たまには新鮮でいいんじゃないかなーと。全国ツアーがめっちゃ楽しみになるショータイムでした。

朝イチの新幹線で行って1日慌ただしかったんですけどすごく楽しく過ごせて、なんで私は1公演しか入れないんだろう…何でこのまま新幹線乗って東京戻らなきゃいけないんだろう…と思いつつ次の日サマステだったので帰りましたけど、やっぱりあと1回は観たかった。ぶっちゃけサマステとかの感想を細々書けるのは何回か入ってるからであって、1公演観ただけじゃ脳が何も処理できないですね。いろんな意味で日帰りは駄目、次からは1泊して2公演は観れるようしたい。いやそんな贅沢は言えないですけど。あと舞台の内容とは関係ないんですけど、ずっと関ジュ担をしている知人と一緒に入って、空き時間に色々なにわや関ジュについての話を聞けたのも楽しかったです。私みたいなにわか…というか、なにわ男子が出来てからのオタクと、それまでをずっと知ってる、それこそWESTがいた頃やなにきん時代とかを観てきたオタクとでは、結構見えてるものだったり、今の関西に対して思う事が違うんだなと思って、色々と学びがありました。

キンプリのツアーは、まず個人的に1stアルバムがめっちゃ良かったのですよ。もちろん初回盤BのDISC 2が最高である事は言わずもがななんですけど(マジで良すぎてなかなか本編にたどり着けなかった)、本編もいい曲が多くて。私の中で「ツアーのセトリが想像できるアルバム」っていうのがいいアルバムの基準としてあるんですけど、まさにそういうアルバムだったんですね。オープニングはこの曲だろうなあ、とかこの辺でファンサ曲やるのかな、とか終盤はこれで盛り上げるのかなあとか、アンコでこれ聴きたいなあとか、もちろん全部想像通りなんて事はありえないですが、そういう妄想が楽しめるかどうかは大事なんですよね。極端にコンセプチュアルでもなく、ほどよく世界観もあり、デビュー1年目のグループにちょうどいい楽曲の振り幅のアルバムだなと思って。だから素直に楽しみに行きました。

実は去年のツアーで人生初の横アリ立ち見を体験したんですけど、メインステージぐらいしか見えずバクステは完全に死角、外周やセンステもほとんど見えないという状況で、しかもファーストコンサートでお客さんの雰囲気もちょっとおかしかったというかテンションやばくて、隣りにいるファンの歓声がすごすぎてメンバーの歌とか喋ってる事が聴こえないっていうかなりカオスな感じだったので、正直キンプリはもう無理だ…と思っていて。でも立ち見来たのは局名義当選のせいだったっぽいし、何も当たることなく1年でFC退会するのもな…と思って更新して申し込みしたところ、ちゃんとキンプリFCで指定席がご用意され、センステ真正面のそこそこ見やすい席にて鑑賞してきました。席があるってやっぱり最高ですね。コンサートはセトリもイメージしてたものにとても近く満足度高かったですし、初々しさも残しつつすごく安定感があって、やっぱり去年1年の活躍で相当自信をつけたんだろうな…と思いました。Jr.時代からスター性があるというかすごく華のある子たちでしたけど、ますます芸能人っぽくなったなと。キンプリには特に推しとかいなくて、まあ強いて言えば岸くんかなーぐらいの感じで行ったんですけど、パフォもめっちゃ良くてFCも継続しようと心に決めて帰ってきました。

KAT-TUNは去年のツアーが結構楽しかったので今年も取れたら行きたいなーぐらいのテンションだったのですが、無事取れたので観に行ってきました。しばらくJr.やらキンプリやら元気いっぱいな客層に晒されてきたので、親近感の湧く客層にホッとしつつ、特効やら炎やらバンバンのド派手な演出に「ジャニーズ観に来たー」って感じがしてむしろ心が休まるという。あと一緒に行った友人の推しのJr.がバックに付くことが判明し、私も今年の滝沢歌舞伎で観ていいなーと思ってたJr.の子たち(横原、影山、佐藤新らへん)が付いてくれたおかげで、さらに楽しかったです。もう10年以上活動を続けてきたグループだからやっぱり完成度が高いのと、特にKAT-TUNはサービス精神旺盛だなと思います。人気のある曲は昔の曲でも必ず入れてくれるし、今年はファンがコールをやるコーナーとか作ってたりとか、あの通販番組とか…。Jr.もめっちゃ使ってくれるしね。完成度という意味ではNEWSとかエイトとかももちろん素晴らしいんですけど、わりとしっかりめの予習必須みたいなところあるので、KAT-TUNはなんか初心者にも優しいというか、あと純粋に有名な曲が多いっていうのもあるのかもしれない。

あと今後書くタイミングがなさそうなのでここで書いておくと、サマステの合同公演にも行ってきました。私は日程的にオープンライブには参加できなかったので、ハイ美のおいサン聴くためには合同に行くしかなくて、どうしたもんかと思ってたんですけど、まあ世の中は需要と供給で成り立っているんだな…とチケ業務してると実感しますね。内容に関しては、スケジュール的にも特に目新しいことは期待はしてませんでしたが、もう少し各公演のいいとこ取りって感じになるかなと思いきやうーん…といった感じで、率直に言わせてもらえば情緒のないセトリだなと思ってしまいました。単独後の合同ってこうなりがちですけど、寄せ集めるにしてもどうしてこうなった?というのがわりと個人的な感想です。まあオリジナルのおいサンとパパママコントが観れただけでも十分でしょと思いつつ、ハイ美曲全部やると思ったのにやらないし、美はまたしてもコズメロやらないし、何より私は野郎組で『ZENSHIN』観たかった。最初7人でやってサビから全員出てくるの…絶対やると思ってのに。今年やる事に意味があるのに。あんな取って付けたような『Touch』とか別にいらなかった(一番歓声でかかったけどさ)。まあオーラスのWアンコでハビドリやってくれたおかけで少し救われましたが。あ、あと作間くんと金指くんの最年少コンビっていう新たな発見はあってよかったかな。バンバカでクルクル回ってるの可愛すぎました。

という感じで、サマステの合間を縫ってドームやら横アリに行き、大阪遠征もし…と正直体力&お財布的にはかなり限界ギリギリでしたが、令和初めての夏はとても充実していたなあと思います。ハイ美のライブ的な現場はしばらく落ち着きますが(下手したら来年のクリエまでないと思うと泣けるな)、秋はなにわの全国ツアーもありますし行けたらいいなあと思ってます。おしまい。

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一人で乗った観覧車…。