アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

年末年始の事・JUMP編

あけましてめでとうございます!年末年始、JUMPの東京ドームと関ジュの城ホールに参加してまいりました。色々大変でしたが、結論から言うと昨年に劣らぬ愉快な年末年始となりました。

昨年はこんな感じで、年末年始のJUMP東京ドーム全ステは勿論ですが、初めて申し込んだカウコンに当選するというチケ運のない私にしては貴重な経験に見舞われまして、逆にしばらくロスに苦しむというよく分からん自体に陥るほど楽しく過ごしたのですが、今年はJUMPからの関ジュ遠征で、いい意味でも悪い意味でも昨年とはまた一味違った体験が出来ました。しんどかったのは所謂チケ業務。別に綺麗事言う気もないし積んででも入りたいという買い手の気持ちは分からんでもないけど、業者でもない普通のファンの子が、推しのコンサートのチケで金儲けしてるのを目の当たりにするのってなかなかキツイです。もはや一種のマウンティングなんじゃないかとも思うんだけど、チケ持ってない人間を見下しているというか、値踏みしているというか、高く売ったほうが偉いみたいな空気に耐え難い苦痛を感じました。みんながやっているからとか、自分も誰かから高く買い取ったからぐらいの発想でやってるのかもしれないけど、そういう人と一緒にコンサート行って楽しいのかしら。転売目的の購入や業者のほうがいっそ清々しいとか思ってしまう。もうしばらく「取引垢」「希望金額」「相場理解」「定価不可」的な文字とサンリオアイコン見たくないです。まあ需要がある以上なくなることはないんだろうな…。

とまあ色々な気持ちになりながらも『Hey! Say! JUMP I/Oth Anniversary Tour 2017-2018』の30日と1日の公演に入ってきました。30日公演はまさかのアリーナのセンステ付近という、私のジャニ現場経験の中でもトップクラスの良席を引き当ててもらって、もう感謝しかない。他のアイドルでは何度かアリーナに入った経験もあったのですが、東京ドームのアリーナは完全に初体験でした。今まで見てきたドームで観る景色や聴こえていた音とはまた全然違うしメンバーを肉眼で追える楽しさは本当に格別で、基本的には推しをロックオンしたいタイプの人間なのですが、やっぱり目の前にメンバーがいると観たくなってしまうもので、そういう意味でも今までとは違った感覚でコンサートを楽しめました。座席に対して強いこだわりはないけれども、それでも一度は入ってみたいと思っていたアリーナにこのタイミングでは入れたのは本当に有り難いことだし、横アリは仕事でアンコール前に退席してしまったので、実質1年ぶりぐらいの心持ちでJUMPを堪能させてもらいました。色々あるけど、変な欲を出さず真っ当に生きよ…とか思ってしまいましたね。

座席だけじゃなくて、コンサート自体も本当によかったです。ツアーとはだいぶセットリストも変わってて、同じタイトルのツアーとは思えない内容で、昔の曲やシングルのC/W、アルバム曲もたっぷりだし、あと個人的に「SUMMARY」からシングルメドレーまでの流れにめっちゃ上がりました…。和装の衣装もセットもすごく良かったし(あの上を脱いでメンカラーのスカートみたいになるのはSKEを思い出しましたけど)、そこからダンス曲に行くのもよかった。基本的に「可愛い可愛い」っていう感想に偏りがちなJUMPですが「Time」「Beat Line」「FOREVER」の流れ最強にかっこよかった。シンプルに好きな曲が多くて「切なさ、ひきかえに」「Endless Dream」「JUMPing CAR」を生で聴けたのも嬉しかったな…。あと7とBEST曲1曲ずつでユニット曲なしだったのも、すごく新鮮で良かったなって思いました。横アリの感想で「全体+7+BEST+バンド+ユニットっていう形がベースになっているので、どうしても構成が毎回似通っちゃうなという印象があるんですけど」って書いてたのを見事に覆してくれたなと。

そしてツアーでは聴き損ねてしまった「H.our Time」。グッときて2回とも普通に泣いてしまった…。私は人気が出てきた時のJUMPからしか知らなくて、メンバー脱退したり、CDが出せなかったり、客席が埋められなかったり、そういう苦労した時期の事は何も知らない、今のドームのチケットが争奪戦になるようなJUMPしか知らない人なので、この曲で何か思うのもお門違いなのかもだけど。でも生で聴くとさらに良い曲だなと思いました。1日の最後の挨拶で、みんなが一通りトークした後にすっごい楽しそうな顔して山ちゃんが「ね、個性的でしょ」って言ってて。山ちゃんって毒舌というか悪口ギリギリみたいな発言する事多くてたまに言い過ぎって思うこともあるけど、あんな満足そうな顔してメンバー褒められたら全部許しちゃうよなあ。10年経ってもJUMPは山ちゃんがいなきゃ成立しないグループなんだなと、コンサートに入る度に思うのだけど、でもみんながいるからこそ山ちゃんは堂々とエースでいられるんだろうな、と思わされました。

あと今までは感じたことなかったけど、Jr.の子たちにも早くデビューしてこんな大きなステージに立てたらいいなとシンプルに思いました。Jr.がいくら単独でコンサートや舞台をやっても、JUMPのドーム公演には何一つ及ばなくて、キャパだけじゃなく根本的に全然違う規模で作られてる世界だから違って当たり前なんだけど、デビューするしないの差ってこういうところにも現れるのかな…と。切ないけど、もし今後、今観ているJr.の誰かがデビューしたら感無量だろうなあ。関ジュのあけおめコンの話もしようと思ってたけど、長くなりそうなので後編に続きます。

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逆光。