アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

とんでもない世界に足を踏み入れかけている気がする話。

えー、HiHi Jetと東京B少年のクリエに行って来ました、以上でーす。

……いや、ちゃんと書きます。書きますけど、何だろう。正直、その一行で事足りるっていうか、何かちょっと想像を絶する世界過ぎて何がなんだかよく分かんなかったというか。普通にHiHi Jetと東京B少年が先輩たちの曲とかでライブやっただけなんですけど、普通に楽しいライブで良かったね、で済むっちゃ済むんですけど。でも600人ぐらいのキャパのホールで、自分の目の前で中高生男子たちが必死に歌ったり踊ったり楽器弾いたりファンサしたりしているのが、なんかあまりにも非現実過ぎて私には到底受け止めきれませんでした。終わってから放心状態でそのままご飯食べに一人でお店に入ったんですけど、味が全然しなくて半分以上残して出てきてしまいました。たった1時間半強の公演でしたが、5時間ぐらい見てた気持ちになりました。なんせ濃すぎてな。

座席は後方ブロックの真ん中あたりでしたが、まあ当然ステージは近い近い。だってキャパ600ですよ。最後列だとしたって近いよ。そんな距離感で、さらに真ん中の通路まで来られた日には…BBAには刺激が強すぎて心臓に悪い。どうしていいか分からなすぎて、前半ずっと口塞いでたわ。超ニヤニヤしてたろうな…。でもって、自分の置かれた状況はただひたすらに非現実的なのにも関わらず、この距離感で生身のアイドルを見てしまうと、ずっと二次元だったものが突如三次元化したような感覚があって「私の妄想たちが実存している…だと?」みたいなよく分からない思考回路になってしまったし、別に何のコミュケーションも発生しないのに、勝手にメンバーに対してコミュ障を発症してました。超挙動不審だった。目の前にいるのにステージのほう見てしまったり。女子現場の接触でJC相手に事故る私には荷が重過ぎました。こんな近くで見てすみません。

過去私が入ったアイドルのライブで一番狭かったのは、間違いなくAKB劇場なんですけど、あそこって劇場っていうかホントに小屋っぽくて簡易なセットでステージも低くて薄暗くて狭くてっていう、簡単に言うと地下感がすごいあるので、学園祭を見ているみたいな感じもあって(まあその時の私の気持ちの問題もあるだろうけど)、近いのが当たり前というか、近くて普通って感覚だったんですけど、クリエはもちろんAKB劇場よりは全然広くてキャパは倍以上ある箱だし、本当に所謂きちんとした劇場というか、ステージもセットがしっかりあって、天井も高いし、照明もちゃんとしてるから、そういうステージを作るギリギリの狭さというか絶妙な狭さなんだなと思うんですよ。で、それがまた妙に異空間な雰囲気を醸し出していて。私はジャニーズの舞台系だと帝劇と今はなき青山劇場には入ったことがあって、なんとなくそれをイメージして入ったんですけど、よく考えたらどちらも1500〜2000キャパだからもう全然違うのよね。甘く見てた。

箱の狭さも衝撃の一つではあるんだけど、なにせサプライズが多すぎました。私は30日の夜に入ったので、前日〜当日午後まではとにかくネタバレ回避しようと思ってネットを避けてたんですよ。セトリのネタバレがホント無理なので。で、まあ見事に何の前情報も踏まずに現場に行ったら……東京B少年、増員してました。メンバー1人増えてました。5人組だと思ってたグループが6人組でした。しかもほぼ見たことない子でした。入り口のポスター見て「おい、一人増えてるんだが? 聞いてないぞ?」ってなるし、テンパりながら会場に入ったせいで猪狩くん休演のお知らせを見損ねて、開演した時に「……猪狩くん抜けた!?!?」ってパニックになった私の気持ち、わかりますか? なんかもうそういうサプライズに次ぐサプライズで、吊り橋効果みたいな事になってしまった気がする。

まあ猪狩くんが抜けたわけじゃなくて休演だっていうのは、途中でなんとなく気付いて。で、そのアンダーというか代役で部分的に作間くんが入っていて、それはそれは素晴らしい仕上がりだったんだけど、でもやっぱり猪狩くんも見たかった。あと東京B少年に加入した金指くんに関してですが、Jr.祭りでちびっこJr.の中にいたことを明確に覚えてました。色違いの衣装もらってる子の中に、小さいのにお顔完成してる子おる! って思った記憶がハッキリあるので、まあそういう事ですよね。ただこのタイミングでの加入については、メンバーもまだ受け止めきれてない感じが伝わってきて、こっちもどう受け止めていいか分からないというか、メンバーの若干の戸惑いみたいなものを勝手に感じておりました(まあ藤井、岩﨑、浮所は既にその辺の憂き目にあってきてるから慣れてそうだけど)。あと個人的には、「これがJr.の洗礼というやつなのか…」と震えました。こういう突然の加入脱退消滅…これを耐え忍ぶしかないのがJr.担の運命なのだな、というのをひしひしと感じましたね。彼らを知ったの1ヶ月前ですけど、メンバーが増えることにちょっと動揺してしまい、既に5人を箱推ししかけている自分に気付いて頭抱えました。

とまあそんな感じなので、正直曲がどうだったとかダンスがどうだったとかファンサがどうだったとかいうことはほとんど覚えてません。「この距離感なのに双眼鏡でガン見してごめん」って心で思いながら5割ぐらいは龍我くんを見てましたが、Jr.祭りではあまり見るチャンスのなかった全員のステージ上の表情をじっくり見れて幸せエンドレスでした。それでも目が足りなかったけど。もうホント「ビックリしたけど、なんか楽しかった」というこれぞ小並感というような感想しか出てきません。それでも辛うじて印象に残ってるのは、龍我くんの「セクシーローズ」から始まるエロセリフメドレー(セリフのある曲ばっかりやるメドレーでセリフは全員に順番回ってくる)に作間くんが猪狩くんのアンダーで参加してくれて、しかも龍我くんと絡んでくれてめっちゃテンション上がったのと、優斗くんが後輩との寸劇を交えながら歌った「今夜貴方を口説きます」ですかね…。基本地蔵&バードウォッチングしてた私ですが、ここだけは振りコピせざるを得なかった…! これ本当は猪狩くんとやる予定だったのだとしたらほんと切ない…。ところで最近雑誌でも定番になりつつある、“優斗→龍我←雄登”ごっこは、くそったれ腐女子野郎の私から言わせるとちょっとわざとらしいの少し控えて欲しいです笑。いや、ガチなら好きなだけやってくれたらいいけど。

龍我くんは相変わらず持て余した長い手足を必死に動かしながらダンスしており、歌も頑張っており、本当に一生懸命で私はただただ微笑ましい気持ちで見ておりました。肩が常にちょっと上がってて、終わったら肩ガッチガチになってるだろうな…。双眼鏡で見てるとよく分かるけど、完全に視線は一点集中してたので(多分どこかを見るって決めて見てたんだと思うけど)、観客の顔を見る余裕はなさげ。その辺は他のメンバーも似たようなもんだけど。ただ曲中のフリーの時に何をしていいかよく分からないっぽいのがすごく気になった…誰か教えてあげて! 頑張って場所移動したりバンドメンバーの所行ったりしてるけど、ただウロウロしているようにしか見えなくて可愛い。岩﨑くんとのシンメがバランス良くて良かった(2人とも背伸びたね?)。見学に来てた勝利たんに「『セクシーローズ』どうでした? どうでした?」って言ってるの可愛い。セリフは褒められたけどポジション間違えたの指摘されてしょんぼりするの可愛い。同じく見学に来てた樹&慎太郎に遊ばれて可愛い。終盤はちょっとへばってたけど最後まで表情崩さずに頑張ってて可愛い。全部可愛い。

那須くんはB少年だと龍我くんとのシンメか浮所くんとのシンメが多かったけど、HiHi B少年だと(B少年側の)基本センターで、その姿が王道のセンターって感じで強かった。もう少し色んな表情出来るようになってたらもっとセンターらしくなっていくのでは。声が良いのか、歌も聴きやすくて。あとなんとなく龍我くんとシンメのイメージだったけど、浮所くんとのシンメになったり絡み多めで、同期シンメありやなと思いました。龍我くん、那須くんに関してはJr.祭りと大運動会ですっかり打ちのめされてましたが、今回は岩﨑くんがかなり面白かったです。雑誌のインタビューとかで、岩﨑くんがなかなかぶっ飛んでるってことは知ってたけど、ぶっ飛んでるというよりは良い意味で空気を読まないタイプというか、何でもできちゃう肝座ってる子なんだなと。で、それはとてもアイドルにとって重要なスペックなので、こういう子がメンバーに一人いるかいないかは、のちのち響きそう。岩﨑くんの隣で楽しそうに岩﨑くんを見つめている龍我くんが可愛かったです。

浮所くんは近くで見るとお顔が小さくてお綺麗でドキッとしました。スタイルもいいし、めっちゃ芸能人感ある! 華がある。B少年の中ではとてもコミュ力高いタイプというか、HiHiとのMCでも積極的に喋るし、無茶ぶりにもすぐ応えられるのも良い。パフォ中もわりと周りが見えているなと思いました。経験値の差ってこういうところに出るよね。藤井くんはさすがに最年長&歴長いだけあって、パフォもファンサもMCも一番安定して見えました。そして本当に笑顔が良い。ポジション的には藤井くんのシンメが金指くんになるのかな。最年長と最年少が背格好似てるってなかなかオイシイやつ。ビジュアル強メンで揃えたかと思いきや、バランスの取れたメンバー構成になってるんだなと思いました。でもプロフィール見ると(カレンダー、スライディングでポチりました)、A型が一人もいないんだよね…龍我くん不明だけど…。あと、多分これは今後も慣れることはないと思うんだけど、私は中学生の腰振りに湧く感覚だけは一生理解できないなと思いました…。まあ一種のC&Rというかお約束みたいなものだってのは分かるんだけど、なんかちょっと生理的に無理だなって…。成人してからで充分…。

あと個人的には作間龍斗くんが素晴らしかったということを声を大にして言いたい。Jr.祭りの時から気になっていて、HiHiにまざってローラーやったりキーボード弾いたりと、無所属とはいえかなり評価の高い子なんだろうなとは思っていましたが、前述の通り休演した猪狩くんのアンダーで、メドレーの時に恐らく猪狩くん用のメンバーカラー衣装を着て登場。猪狩くんの抜けた穴をちゃんとカバーしていて、素晴らしかったです(ちょっと話逸れるけど猪狩くんと作間くんって同じ年で誕生日も近くてほぼ同期で仲良しでローラー上手くて、そして今回の代打っていう推せるポイント兼ね備えてるのよね…)。いつ休演が決まったのか分からないけど、他の曲は3人構成で作り変えてあったので、アンダー参加したのはメドレーだけだったんだけど、しっかりセリフも歌パートもあって、ちょっとラッキーと思ってしまった。アンダー以外でもバンドとして、バックダンサーとしていっぱいステージに登場してくれたので、正直かなり見てました…。特にスタイルがいいからか、ダンスがとても綺麗で、見とれてしまった。龍我くんと同じ年なのに大人っぽい子。

まあでも、突然客観的なこと書きますと、評価の難しい公演だなと思いました。HiHi&B少年の後はずっと歴長めの先輩グループが続くわけで、どう考えてもそっちのがパフォのクオリティも高くバラエティ豊富でおしゃべりも楽しいステージになると思うんですよね。メンバーは超超超頑張ってたと思うけど、でもパフォの話となると、やっぱり東京B少年まだまだだなと思ってしまった、そこは正直。振りの間違いも結構あったしあんまり揃ってなかったし、HiHi Jetの3人と比較すると結構厳しい。下手したらバックについてたJr.の子たちのほうが上手なんだろうな、と。何より表情がまだ固くて、それがもったいなかったな。ちゃんと笑顔でパフォ出来てたのは藤井くんぐらいでは。たまにメンバーと顔見合わせて自然な笑みとかも出てたけど、ああいうの増やしていける余裕が出てくるとグッと良くなりそう。まあ今はそれどころじゃないってことなのかな。

でもHiHi&B少年がジャニーズ銀座のトップバッターを任されるってことは、それなりに意味のあることなのかなと思うので(分かんないけど)、その期待に答えられていて欲しいなという気持ちです。まあ私はパフォが全てだとは一切思ってないタイプのドルヲタなので、テクニカルなことよりも内側からにじみ出るスター性みたいなののほうがよっぽど大事だと思うので、そういう意味ではポテンシャルの塊みたいな子たちしかいないし、一人一人がもっと力をつけていけばいいだけの話ですが。できればもう一回入りたいな…一回じゃ何も覚えられんのよ。なーんて思いつつ、おしまい。

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ふ、増えてるーーー‼︎‼︎