アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

年末年始の事・関ジュ編

別に前後編にする必要なかったなと思いつつ3日、4日は大阪遠征してきました。松竹座のクリパ以来ピッタリ1ヶ月ぶりの大阪です。まさかこんな短期間に2度も関ジュ遠征する事になるとは思っておらず、もしあけおめコンがもう少し早く発表されてたらクリパは諦めてただろうけど、何にせよどちらも楽しかったので結果オーライ。30日と1日のJUMPが楽しすぎて(終わってからずっと過去のアルバム聴き返していてやっぱり好き…ってなってる)、気持ちの切り替え出来るかしらと思ってたんですけど、めっちゃ楽しめました。城ホールでの関ジュ単独が4年ぶりということで、メンバーも気合がすごく入っていたし、これを成功させるぞっていう意気込みと、関ジュの一体感みたいなのもすごく感じるよいコンサートでした。いろんなグループの曲をいろんな組み合わせで堪能できるJr.コンというのは、デビュー組とはまた違ったJr.ならではの魅力があるのよなあとしみじみ思いました。あとやっぱり広い会場で一生懸命走り回るJr.たちを観るのは楽しい!東ジュも早く広いとこでやってね。

3日昼夜と4日昼の3公演入ってきまして、初日は珍しく友人と一緒でした。JUMP担、Jr.担のリア友がいないのに関ジュ担はいるっていう辺りに関ジュというか関西ジャニーズのパワーみたいなのを感じつつ、一緒にわーわー言いながら観るのはやっぱり楽しかったです(ヲタ友いたらこんなブログ作らなかった気がする)。内容は松竹クリパのセトリをベースに組み替えたり追加したりした構成だったのかな。1度しか入れなかったクリパを改めてじっくり観られる、かつ兄組の安定感あるパフォを楽しめるという満足度の高い公演でした。関ジュのオリジナル曲はもちろんエイトとWESTの曲多めで、次点がセクゾとJUMPで、意外にNEWSの曲もちょっとありました(『チラリズム』『猫中毒』『Dance in the dark』っていう謎選曲だけど)。年長組が関西曲を歌うことが多いのに対し、年少組はJUMPやセクゾ曲が多かったのはちょっと意外でした。クリパの時もそうだったけど、私は関西のグループはまだノータッチなので、知らない曲が多だろうなとは思ってたんですけど、結構知ってる曲いっぱいやってくれて嬉しかった。あとは関ジュのオリジナル曲の良曲の多さね。WESTのJr.時代に出来た曲が多いのかなと思うのですが、ということは結構長い期間関ジュはWESTが引っ張ってきたんだろうなあと思い、エイト担で関西出身の友人曰く「WESTデビューとなにきん解体により関ジュはしばらく焼け野原だった」というのもちょっと納得でした。

見所はいっぱいあったのですが、まずみっちーがやると何故か品があってまったくエロさを感じない(めっちゃ褒めてる)7の『Sweet Liar』がカッコ良かった。そしてケンティが爽やか全開に歌うのとは違ってやたらと可愛いきゅんきゅんアイドルソングに仕上がっていた長尾くんの『カレカノ』は、モニターに写った笑顔に友と2人で声を揃えて「可愛い」と呟いてしまう素晴らしさ。で、みっちーと長尾くんの『愛されるより愛したい』は至高。最近本当にみちながのシンメが好きで、東ジュも含めて今一番推せるJr.のシンメだなと思ってます。ソロ曲のチョイスとかにも現れてるけど、性格とかキャラとかも違うタイプだし、プラベでも仲良しみたいなシンメではなさそうだし、そういう話も全然出てこないけど、ちゃんとお互いを大事に思っているのは伝わってくるというか。個人的に仲良しシンメより、ビジネスパートナーっぽいほうが好きで、ジャニーズに入らなかったら仲良くなる事はなかっただろうなみたいな2人の方が萌え度が高いんですよね。

恭平のソロはクリパから変えて、もはや恭平と言えばコレみたいな感じになってきた『愛してる愛してない』でしたが、誤解を恐れず言うとすごく上手になっててちょっとビックリしました。最初聴いた時は「なんでそんな難しい歌を…」と思ったもんですけど、頑張って歌い続けてる感じ嫌いじゃないし、ブレないのが恭平のいいところっていうか可愛いところだなって思ってます。何ていうかすごく素直でスレてないっていうか、めちゃめちゃビジュアル良いしカッコつけなのに飾らない感じもあって。あとクリパの時もすごくいいなと思ったのが『背中越しのチャンス』。クリパでは流星くんとやってたのを、今回は大ちゃんと康二くんの4人でやったのですが、恭平の大好きな山Pの曲っていうのもあるんだろうけどほんと楽しそうで。みちながとのセットだとお兄さんポジにならざるを得ない恭平だけど、康二くんとか龍太くんに甘えてるところとか見ると、実は弟ポジのほうが性に合ってるのかもなーとちょっと思う。まあみちながが意外としっかりしてるから、もう少し大人になったら年上の弟みたいになりそうだけど。

あと印象に残ってるのは斗亜くん。いくつかちびっこメインのセンター曲もあったけど、基本的には先輩のバックに付く場面が多かったわりにすごく目に留まるというかつい動きを目で追いたくなるというか、華があるっていうのかなあ。常にニコニコでやっぱりアイドル力の高い子だなと思いました。なんか身体全部を使って堂々と踊るんですよね。あと『アンダルシア』もすごく良かった。クリパで観た時は驚きのほうが大きかったけど、改めて凛々しいなと。それに所謂ファンサ曲というかみんなでワイワイ自由に踊ったり外周歩いたりする曲の時に、メンバーとよく絡んで遊んでいるんですよ。あの大舞台を楽しんじゃう感じ、大物感漂ってるなと思いました。

弟組以外でよかったのはFunky8(8人でやる曲はなかったけど)。生で観たのはもちろん初めてだし、パフォをちゃんと観るのも初ぐらいの勢いだったけど、パフォの安定感とチームワークの良さみたいなものをすごく感じて見入ってました。先ほどの友の「しばらく焼け野原だった」発言は、トリオが入った事でやっと新しい芽が育ってきたっていうポジティブな意味も含まれてるのだけど、確かに(私を含め)今はトリオ新規もかなりいると思うんだけど、それ以上にFunky担の熱がスゴイなと思いました。友人も含めて公演に一緒に入った子たち全員Funky担で。テレビや雑誌のイメージだと、関ジュと言えば大ちゃん流星くん、康二くん龍太くんがメインなんだなって印象なんですけど、コンサートでの歓声とかを聞くと勝るとも劣らずな人気で、やっぱり現場で観てみないと分からないものってあるなあって。もちろん大ちゃんたちもすごく人気なんだけど、Funky担の熱さにグッと来ました。今回は5人と3人に分けられちゃっていたし、おそらく意図的にユニットを作らないのであろう今の関ジュだと、なかなか難しい立ち位置にいるのかもしれないけど応援したいなあと思いました。

WESTがいた時代もなにきん時代も知らない私は、過去の映像ぐらいでしか知る事は出来てないけど、そこが抜けたあとの関ジュの“焼け野原”感というのは何となく分かる。WESTはもちろん、今は東京でKINGとして活動してるしょうれんはやっぱりすごく華やかだし、それと比べると確かに今の関ジュのメインは少し地味だろうなと。アイドルの誰もがセンタータイプなわけじゃないし(流星くんはセンター出来そうと思うけど)、大ちゃんにしろ康二くんにしろ脇でいい味出すタイプじゃないですか。でもしょうれんが東京に行って、“焼け野原”だった関ジュを支えて頑張ってきたのは残された子たちだし、その頑張りがこの4年ぶりの関ジュ単独に繋がったわけだし、そこにトリオやちびたちの有望株が加わって、とても層の厚い関ジュが出来上がったんだろうなって思うとなかなか感慨深いですよね。全然知らないくせに言うけど。

とまあ非常に満足度の高い遠征ではあったのですが、1つ残念だったのがトリオのうちわが揃えられなかった事。てか、とにかくグッズ買うのが大変でした。初日の1部2部間で買えるかなとタカをくくってたんですが、1部開始前にすでに完売が出始め、1部明けにあっという間になくなり。慌てて4日は早起きしてグッズ列に並んだんですけど長尾くんのうちわだけ買えませんでした…。極寒の中、朝7時から並んで買えたの12時だよ…しかも5時間並んで買えないなんて…もう意味がわからないよ…5時間ってJUMP&カウコンで爆発してた時より並んだよ…(それが原因かは分からないけど、近くの席の子が何人か公演中に倒れて運ばれてったよ)。ソロうちわが出るのは初だったみたいなので、私の考えが甘かったのかもしれないけど、さすがに搬入数少なすぎたのでは。まあある意味いい思い出にはなりましたけどね。次いつソロうちわが出るか分かんないけど、リベンジしたいです。おしまい。

f:id:nancy:20180108000244j:image

朝日がとてもキレイでした。

年末年始の事・JUMP編

あけましてめでとうございます!年末年始、JUMPの東京ドームと関ジュの城ホールに参加してまいりました。色々大変でしたが、結論から言うと昨年に劣らぬ愉快な年末年始となりました。

昨年はこんな感じで、年末年始のJUMP東京ドーム全ステは勿論ですが、初めて申し込んだカウコンに当選するというチケ運のない私にしては貴重な経験に見舞われまして、逆にしばらくロスに苦しむというよく分からん自体に陥るほど楽しく過ごしたのですが、今年はJUMPからの関ジュ遠征で、いい意味でも悪い意味でも昨年とはまた一味違った体験が出来ました。しんどかったのは所謂チケ業務。別に綺麗事言う気もないし積んででも入りたいという買い手の気持ちは分からんでもないけど、業者でもない普通のファンの子が、推しのコンサートのチケで金儲けしてるのを目の当たりにするのってなかなかキツイです。もはや一種のマウンティングなんじゃないかとも思うんだけど、チケ持ってない人間を見下しているというか、値踏みしているというか、高く売ったほうが偉いみたいな空気に耐え難い苦痛を感じました。みんながやっているからとか、自分も誰かから高く買い取ったからぐらいの発想でやってるのかもしれないけど、そういう人と一緒にコンサート行って楽しいのかしら。転売目的の購入や業者のほうがいっそ清々しいとか思ってしまう。もうしばらく「取引垢」「希望金額」「相場理解」「定価不可」的な文字とサンリオアイコン見たくないです。まあ需要がある以上なくなることはないんだろうな…。

とまあ色々な気持ちになりながらも『Hey! Say! JUMP I/Oth Anniversary Tour 2017-2018』の30日と1日の公演に入ってきました。30日公演はまさかのアリーナのセンステ付近という、私のジャニ現場経験の中でもトップクラスの良席を引き当ててもらって、もう感謝しかない。他のアイドルでは何度かアリーナに入った経験もあったのですが、東京ドームのアリーナは完全に初体験でした。今まで見てきたドームで観る景色や聴こえていた音とはまた全然違うしメンバーを肉眼で追える楽しさは本当に格別で、基本的には推しをロックオンしたいタイプの人間なのですが、やっぱり目の前にメンバーがいると観たくなってしまうもので、そういう意味でも今までとは違った感覚でコンサートを楽しめました。座席に対して強いこだわりはないけれども、それでも一度は入ってみたいと思っていたアリーナにこのタイミングでは入れたのは本当に有り難いことだし、横アリは仕事でアンコール前に退席してしまったので、実質1年ぶりぐらいの心持ちでJUMPを堪能させてもらいました。色々あるけど、変な欲を出さず真っ当に生きよ…とか思ってしまいましたね。

座席だけじゃなくて、コンサート自体も本当によかったです。ツアーとはだいぶセットリストも変わってて、同じタイトルのツアーとは思えない内容で、昔の曲やシングルのC/W、アルバム曲もたっぷりだし、あと個人的に「SUMMARY」からシングルメドレーまでの流れにめっちゃ上がりました…。和装の衣装もセットもすごく良かったし(あの上を脱いでメンカラーのスカートみたいになるのはSKEを思い出しましたけど)、そこからダンス曲に行くのもよかった。基本的に「可愛い可愛い」っていう感想に偏りがちなJUMPですが「Time」「Beat Line」「FOREVER」の流れ最強にかっこよかった。シンプルに好きな曲が多くて「切なさ、ひきかえに」「Endless Dream」「JUMPing CAR」を生で聴けたのも嬉しかったな…。あと7とBEST曲1曲ずつでユニット曲なしだったのも、すごく新鮮で良かったなって思いました。横アリの感想で「全体+7+BEST+バンド+ユニットっていう形がベースになっているので、どうしても構成が毎回似通っちゃうなという印象があるんですけど」って書いてたのを見事に覆してくれたなと。

そしてツアーでは聴き損ねてしまった「H.our Time」。グッときて2回とも普通に泣いてしまった…。私は人気が出てきた時のJUMPからしか知らなくて、メンバー脱退したり、CDが出せなかったり、客席が埋められなかったり、そういう苦労した時期の事は何も知らない、今のドームのチケットが争奪戦になるようなJUMPしか知らない人なので、この曲で何か思うのもお門違いなのかもだけど。でも生で聴くとさらに良い曲だなと思いました。1日の最後の挨拶で、みんなが一通りトークした後にすっごい楽しそうな顔して山ちゃんが「ね、個性的でしょ」って言ってて。山ちゃんって毒舌というか悪口ギリギリみたいな発言する事多くてたまに言い過ぎって思うこともあるけど、あんな満足そうな顔してメンバー褒められたら全部許しちゃうよなあ。10年経ってもJUMPは山ちゃんがいなきゃ成立しないグループなんだなと、コンサートに入る度に思うのだけど、でもみんながいるからこそ山ちゃんは堂々とエースでいられるんだろうな、と思わされました。

あと今までは感じたことなかったけど、Jr.の子たちにも早くデビューしてこんな大きなステージに立てたらいいなとシンプルに思いました。Jr.がいくら単独でコンサートや舞台をやっても、JUMPのドーム公演には何一つ及ばなくて、キャパだけじゃなく根本的に全然違う規模で作られてる世界だから違って当たり前なんだけど、デビューするしないの差ってこういうところにも現れるのかな…と。切ないけど、もし今後、今観ているJr.の誰かがデビューしたら感無量だろうなあ。関ジュのあけおめコンの話もしようと思ってたけど、長くなりそうなので後編に続きます。

f:id:nancy:20180104173432j:image

逆光。

2017年の事。

もうすぐ2017年も終わりという事で、今年を振り返りたいと思います。去年と比べるとあんまり書けなかったけど、現場の記録としては最低限の事は書けたかなと思っています。

今年のアイドル情勢は、女子は地味ではあったけど植えた種がちょっとずつ育っているのかな…という印象。なんだそれ。でもやっぱりここ数年で完全に刈り尽くされてしまったところはあるよなと。なんかアイドルに限らずだけど、豊作な時期を超えると次の実が成るまでしばらくは土壌を育てる時期にならざるを得ないというか、まあそういう時にポーンと天才が爆誕したりする事もあるけど、そういう期間なのかなと感じました。男子はジャニが強いのはもちろんだけど、そこで補えないところをK-POPLDHが埋めつつ、2.5次元も元気、みたいな感じで女子と比べると活気があるし、前述のような耕して種を植えて育てて実りを待つみたいな流れをうまく巡回させておるなというイメージ。すっからかんにならないように計算している感じがある。まあこれは女子アイドルの消費期限の短さと短期集中しがちなところが影響しているんだろうなあと思いますが。

ヲタ活動としてはJr.>>>JUMP>NEWS、という感じの現場で本当にJr.ばっかり観に行ってました。でも言い訳するとNEWSは東京ドーム2日間だけでそれ以上増やすには遠征するしかなかったし、JUMPはツアー全滅して辛うじて引っかかった制作開放席と、ドームは一応交換が見つかって入る予定ですけれども、ほんとに干されたなーという気持ち。まあ入れるだけマシっていう状況なのかもしれないけど、現場厨としては結構しんどい1年でした。現場数は1番少ないNEWSですが、過去のCD・DVD集めたりテレビやラジオのレギュラーをわりと無理なく追えていたので、JUMPやJr.より落ち着いてマイペースに応援できて楽しかったな。もちろんもっと現場!って気持ちは高まったし、来年15周年でそういった機会がもっと増えるといいな〜と思ってますけど、1回の満足度が高かったのはNEWSでしたね。あとはテゴマスのライブが観たい。テゴマスとしての活動が今後あるのかどうかすごく微妙なとこですけど、ラジオとかWebの連載とか読んでいるとちょくちょくライブやりたいって話をまっすーも手越さんもしてくれているので、あんまり期待せずに期待したいなと思っています。

逆に最多現場数となったのはJr.…というか主にハイBでした。きっかけとなったJr.祭りから始まり、運動会、クリエ、サマステ、ジャニアイ、あと一応サマパラもかな。もっと大きいJr.括りでいけば、関ジュクリパもあって、年明けにはあけおめコンが控えている状況なので、回数にしろ使った金額にしろJr.がダントツでした。が、1回のコンサートの満足度の高さで言うと、当たり前だけどNEWSやJUMPが圧倒的過ぎて、まあ本人を観たい会いたいって事に重点を置くなら回数入る事が絶対的正義なのもわかるんだけど、でもデビュー組のパフォを知っているとJr.の単独コンはやっぱ弱いなと。サマパラみたいにバックに徹しつつコーナーちょっともらうぐらいがちょうどいいのかもなと。ハロプロ、48Gと観てきて常々思うのは、結局パフォーマンスが大事という事なんですよね。まあハロプロは言わずもがなだと思いますけど、接触アイドルと言われがちな48Gだって劇場公演が人気のベースにあると思ってるんで私は。そこを怠ったり手を抜き始めたら終わりの始まりだと。まあその話はいいや。

あと印象的だった事…というか、去年にはなかった要素としてはジャニアイですかね。舞台系にはとんと縁のないヲタ人生だったので、なかなか興味深いエンターテインメントだなとは思いつつも、どういう楽しみ方をすればいいのかよく分からず仕舞いでした。とりあえず私は歌って踊ってる推しを観るのが好きなのであって、推しを見れればなんでも良いということでもないんだなと気付かされました。あ、でももし圭人くんの主演舞台とかあったらできるだけ通いたいけど。

というわけで、おそらくこれが年内最後の更新です。こんな自己満足極まりないブログを読んでくださってありがとうございました。来年も良かったらよろしくお願いします。おしまい。