アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

2017年の事。

もうすぐ2017年も終わりという事で、今年を振り返りたいと思います。去年と比べるとあんまり書けなかったけど、現場の記録としては最低限の事は書けたかなと思っています。

今年のアイドル情勢は、女子は地味ではあったけど植えた種がちょっとずつ育っているのかな…という印象。なんだそれ。でもやっぱりここ数年で完全に刈り尽くされてしまったところはあるよなと。なんかアイドルに限らずだけど、豊作な時期を超えると次の実が成るまでしばらくは土壌を育てる時期にならざるを得ないというか、まあそういう時にポーンと天才が爆誕したりする事もあるけど、そういう期間なのかなと感じました。男子はジャニが強いのはもちろんだけど、そこで補えないところをK-POPLDHが埋めつつ、2.5次元も元気、みたいな感じで女子と比べると活気があるし、前述のような耕して種を植えて育てて実りを待つみたいな流れをうまく巡回させておるなというイメージ。すっからかんにならないように計算している感じがある。まあこれは女子アイドルの消費期限の短さと短期集中しがちなところが影響しているんだろうなあと思いますが。

ヲタ活動としてはJr.>>>JUMP>NEWS、という感じの現場で本当にJr.ばっかり観に行ってました。でも言い訳するとNEWSは東京ドーム2日間だけでそれ以上増やすには遠征するしかなかったし、JUMPはツアー全滅して辛うじて引っかかった制作開放席と、ドームは一応交換が見つかって入る予定ですけれども、ほんとに干されたなーという気持ち。まあ入れるだけマシっていう状況なのかもしれないけど、現場厨としては結構しんどい1年でした。現場数は1番少ないNEWSですが、過去のCD・DVD集めたりテレビやラジオのレギュラーをわりと無理なく追えていたので、JUMPやJr.より落ち着いてマイペースに応援できて楽しかったな。もちろんもっと現場!って気持ちは高まったし、来年15周年でそういった機会がもっと増えるといいな〜と思ってますけど、1回の満足度が高かったのはNEWSでしたね。あとはテゴマスのライブが観たい。テゴマスとしての活動が今後あるのかどうかすごく微妙なとこですけど、ラジオとかWebの連載とか読んでいるとちょくちょくライブやりたいって話をまっすーも手越さんもしてくれているので、あんまり期待せずに期待したいなと思っています。

逆に最多現場数となったのはJr.…というか主にハイBでした。きっかけとなったJr.祭りから始まり、運動会、クリエ、サマステ、ジャニアイ、あと一応サマパラもかな。もっと大きいJr.括りでいけば、関ジュクリパもあって、年明けにはあけおめコンが控えている状況なので、回数にしろ使った金額にしろJr.がダントツでした。が、1回のコンサートの満足度の高さで言うと、当たり前だけどNEWSやJUMPが圧倒的過ぎて、まあ本人を観たい会いたいって事に重点を置くなら回数入る事が絶対的正義なのもわかるんだけど、でもデビュー組のパフォを知っているとJr.の単独コンはやっぱ弱いなと。サマパラみたいにバックに徹しつつコーナーちょっともらうぐらいがちょうどいいのかもなと。ハロプロ、48Gと観てきて常々思うのは、結局パフォーマンスが大事という事なんですよね。まあハロプロは言わずもがなだと思いますけど、接触アイドルと言われがちな48Gだって劇場公演が人気のベースにあると思ってるんで私は。そこを怠ったり手を抜き始めたら終わりの始まりだと。まあその話はいいや。

あと印象的だった事…というか、去年にはなかった要素としてはジャニアイですかね。舞台系にはとんと縁のないヲタ人生だったので、なかなか興味深いエンターテインメントだなとは思いつつも、どういう楽しみ方をすればいいのかよく分からず仕舞いでした。とりあえず私は歌って踊ってる推しを観るのが好きなのであって、推しを見れればなんでも良いということでもないんだなと気付かされました。あ、でももし圭人くんの主演舞台とかあったらできるだけ通いたいけど。

というわけで、おそらくこれが年内最後の更新です。こんな自己満足極まりないブログを読んでくださってありがとうございました。来年も良かったらよろしくお願いします。おしまい。

初めての関ジュ、初めての遠征。

関西ジャニーズJr.「X' mas SHOW 2017」に行ってきました。参加したのはクリパの弟組というか次世代組の初日夜公演でです。遠征自体久しぶりではありましたが、大阪行ったのはみるきー卒業コンサート以来かな。ジャニではもちろん初めてで、松竹座初体験でした。外観からまずカッコよくて、中もステージの作りがちょっと変わっててワクワクしたし(チケに左列っていう謎の席が書いてあってビックリした)、想像よりも小さかったけどとても素敵な劇場でした。開場前にめっちゃ場内探索しちゃったよ…。帝劇の時も思ったけど、初めての会場に入るのはウキウキしますね。しかもジャニヲタになってなければ立ち入る事もなかったような会場ですしね。

わりと思い立ったらすぐ行動したいタイプの人間だから、JUMPにしろNEWSにしろJr.にしろ好きになったらまず現場行かねばという感じで来たので、関ジュに関して本当に待ちに待ったというか、ついに来たって感じでした。率直な感想を言うと、予算とスケジュールの都合により1公演しか入れないのが悔やまれるぐらい楽しかったです。お目当ては道枝駿佑、長尾謙杜、高橋恭平の3人だったわけなので、「やっとトリオを生で観れた!」っていうシンプルな喜びがまずありつつも、私は知らない曲も多かったけど(何を聴けばいいのか分かんなくて予習は放棄した)、ソロ曲はもちろん色んな組み合わせでユニット曲もあったし、かっこいい曲から可愛い曲までセトリのバランスもすごくよくて、あっという間の2時間弱でした。

3人のポジションというか扱いも、もっと分かりやすくみっちー>恭平>長尾くんって感じになるのかなと勝手に思ってたんですけど全然そんな事もなく、出番もポジションもかなり均等で「ああ、3人セットで売っていきたいんだな」って事がよくわかりました。まあでもみっちー(と流星くん)は大運動会に参加していたので2度目ましてでしたが、長尾くんと恭平は完全に初だったので、ステージを楽しむのというよりもまず観るのに必死って感じでしたけど。もう一回ぐらい入りたい…。

全体の印象を言うと、大西流星を座長に道枝長尾高橋が2番手、正門小島が3番手、斗亜くんが4番手という感じで、今まで観たJr.の公演で言うとクリエに一番近いのかな。もう少し大きい会場でクリエをパワーアップさせてやってる感じでしょうか。MCはさすが関西というか番組持ってるだけあるな…という面白さで、先輩たちがいない状況で拙い部分もあったけど、初日だったしこれから回数をこなして慣れていく部分も多いんだろうなーと思うと、やっぱり1回じゃ足りなかったな…。

座長の大西さんは堂々としたもんで、大ちゃんとか年上といると完全に末っ子モードになるのに後輩といるとちゃんと後輩を立てるしっかり者だね。んでやっぱりダンスがカッコイイ。あと出演者としてクレジットされてなかったわりに(兄組にも出てるから?)存在感を発揮してたのが正門、こじけん、斗亜くん。正門とこじけんはお兄さんポジで、しっかりトリオとの役割分担が出来ていたし、正門は1人成人済みなのをめっちゃイジられてて美味しかったし、こじけんはMCが最高に面白い。関西人だからっていうよりは、唯一無二なキャラでそれが炸裂していて、なんというかユニに1人は欲しいタイプというか。そして末っ子ポジの斗亜くんは、すごく度胸があるというか肝が座ってて、個人的な意見ですけど、とてもセンター向き子だなと思いました。みんなに愛されてる感じも含めて。

あと永瀬廉くんが見学に来ていたようでMCと1曲飛び入りで参加しました。私はKINGになってからの永瀬しか知らないので、関ジュと絡んでる姿がすごく新鮮で、もちろん生で観るの初めてだったんだけど、なんと言うか楽しそうで何よりでした。大西さんとか正門とかとは本当に仲良しなんだなーと思って、結構足繁く関ジュ現場に来ている永瀬はかわいいな〜とホッコリしました。ステージが暑かったのか顔真っ赤だったけど。

んで、ハイBとかと比較すると関ジュは色々と達者だなーと思いました。まあ世代が近くてもB少年あたりは歴が短いからそのまま比較するもんでもないけど、何の違いなのかな…って思うと、やっぱりユニットがあるかないかの違いが出てるのかなと。まあ関ジュにユニットがないと言いつつも、実は組み合わせのパターンは限られているし“売っていきたい組み合わせ”みたいなものはあるわけなんだけど、それでも龍太くんジーコから斗亜風雅まで歴も経験も幅広いメンバーからの選抜で活動している関ジュと、ユニット固定で活動してる東京Jr.は、そりゃ違うよねと思います。それぞれメリット・デメリットあると思うので、どっちが良い悪いの話ではないんだけど(まあお互いに隣の芝生は青いというかないものねだりになってしまうのは分かるけど)、個人的には東京Jr.と関西Jr.で別々の楽しみ方ができて嬉しいです。年明けのあけおめコンも取れたので、しばらく関ジュのターンが続きそう(ジャニアイは全滅しました)。おしまい。

f:id:nancy:20171208204707j:image

おにーさん組もちょっと観たかったなぁ。

 

アイドルに何を求めるのか。

9月以降現場の予定なくて書く事ないまま11月も終わりそうなので、ちょっと早いけど近況報告がてら今年を振り返りたいなと思います。まず近況としては、関ジュのクリパ(年少組)が取れて、先日のジャニアイが現場納めにならずに済みました。しかもジャニ初遠征です。JUMPの京セラになるかなと思ってたら、まさか初めてが関ジュになるとは想像もしてなかったので、世の中わからんもんですな。でもここ数年はあんまり地方まで遠征する事もなかったので(多分2015年の夏に松井玲奈ちゃんの卒コンでトヨスタ行ったのが最後のはず)、久々の遠征ちょっと楽しみです。日帰りだけど。あと関ジュはお正月コンも決まって、しかも城ホールなので入りたさが凄いです。JUMPの横アリとかJr.祭りとか楽しかったし、やっぱりあのぐらいのキャパが狭すぎず広すぎずで一番好きだな。まあギリギリ正月休みだし取れたら行くつもりです。

JUMPのドームツアーも何とか参加はできそうな情勢なのですが、去年と比べるとJUMPの現場に全然参加出来てなくて(チケには定価しか出さない事を決心したからだろうけど)、結果的にJUMPには干されまくった1年だったなーと思います。まあ10周年で色々な意味で倍率がキツイんだろうなとは思うけど、せめてツアーで東京ドーム追加して欲しかった…。去年は運良く回数入れたし、ハマりたてで舞い上がってたし聴くCDも多くて、JUMPの事を考えてない時間が少なかったから、その落差が大きかった。まああれやこれやと正直に手を出してたからっていうのもあるけど、特に音楽面に関しては、JUMPがオリジナルアルバムを出してくれなかったのもあってNEWSばっかり聴いてたんですよね…ベスト出したせいで例年より新曲少ないってのも悲しい…。いや、言うても伊野尾新規なのでシングルMV集とかCD未収録曲とかありがたかったけども。まあ、そのせいか何となくNEWSの事を考えてる時間が長かったし、現場自体は一番少なかったNEWSのドームが一番印象に残ってます。NEWSも15周年イヤー突入したので、この感じだと今年のJUMP同様に来年はNEWSに干されそうな気もする…。

逆に多かったのはJr.の現場でしたが、結果的にはJr.祭りとハイBクリエが一番楽しかったのでは…というちょっと切ない感じなりました。JUMPに干された心の隙間を埋めるかのように通っていたJr.の現場はすごく楽しかったしありがたかったしで、未熟なところも含めて若い子の変化とか成長とかを追えるのは、Jr.でしか味わえない楽しみ方だよなと思うんだけど。散々通った結果、色々な意味でのクオリティがデビュー組とは全然違うよねーというのも改めて理解してしまった。完成度より育成を優先しているって事なんだな…と。あとつくづくキャパ2000人以下の箱はアイドルを観るのは狭いなと思いました。

何度も言ってるけど、アイドルは何をやるかじゃなくて誰がやるかが全てであって、ただ歌って踊ってるところを観に行くわけじゃないわけです。じゃあメンバーが出てればそれで良いかって言うとそうじゃなくて、だからこそ演出だったり構成だったり舞台装置みたいなものが、その子のポテンシャル最大限まで引き出してくれるというか、アイドルを輝かせるとても大事な要素だなと思うんです。だから楽曲選びやライブの構成をJr.が考えてる(考えさせる事自体はいい事なのかもしれないけど)とか聞くと、ちょっとガッカリしちゃうんですよね。アイドルの魅力を最大限に活かせる状況に会場を仕立て上げる作業は絶対不可欠だと思っているので。まあパフォも構成や演出の質もお金や労力や時間の量も何もかも違うんだろうから仕方ないけど。別にそれで彼ら自身の価値や評価が損なわれるものではないけど、だからこそちゃんとした大人がちゃんと理解して商品に仕立て上げて欲しい…みたいな事なんですよ。

まあでも楽しみ方は人それぞれだし、どんなに拙くてもメンバーが一生懸命考えた構成・曲が観たいって人もいるだろうし、狭ければ狭いほど楽しいって人もいるでしょう。結局アイドルに何を求めるのかって話であって、その辺、私は愛でる対象が異性になっても、求めているものはずっと変わってないもんなんだなと。…うーん、現場がないとただただ理屈っぽくなって良くないな。おしまい。