アイドル好きの言い訳

いろんなアイドルの話をしてるだけです。

JUMP横アリに滑り込んだ話。

Hey! Say! JUMP I/Oth Anniversary Tour 2017』の横アリ最終日に参戦して参りました。なんとかJUMPの10周年ツアーに参加できたよ…! 落選した時はがっかりしつつも何かしら手段はあるだろうと楽観視してたものの、馬鹿みたいに高騰していくチケ代に完全に心をへし折られ、すっかり参加を諦めていたのですが、制作開放席とかいう謎の救済システムによって無事観に行くことが出来ました。やっほい。

今年の年始のコンサート以来なので、約9ヶ月ぶりのJUMPの現場でした(厳密に言うと大運動会がありましたが、あれはJUMPの現場としてはノーカンであると主張したい) 。今年前半は見事にグループ活動が何もなくて、特に圭人担としてはかなり寂しい半年間だったので何とか横アリに入れて素直に嬉しかった、というのが率直な感想なのですが、ベストアルバムをベースにしたライブだったから選曲がわりと初心者向けで、でもそのおかげで…というとアレですけど、個人的には素直に楽しくてあっという間に時間が過ぎたなと。JUMPのコンサートは、全体+7+BEST+バンド+ユニットっていう形がベースになっているので、どうしても構成が毎回似通っちゃうなという印象があるんですけど、今回に限ってはそのスタンダードな構成が10周年記念ツアーにピッタリな気がしました。7曲とBEST曲は新曲じゃなく、メンバーにとってのベストな7/BESTソングでやって欲しかったなとは思いましたが、それ以外は10年を上手に振り返っていて、でも変に感傷的にしないところがJUMPの良いところだなって思います。

と、ここまで書いて気付いたのですが、あんまり細かいところの感想が思いつかない…。ジャニーズに限らず、私はライブには最低でも2回は入りたい人なのですが、それは1回目は気持ちで観て2回目は考えながら観る、みたいなところがあり、まあ普段もそんなに細かいとこ観てないし覚えてないんですけど、でも初見で1回しか観ないのと、1度観て流れを把握した上で観るのって全然違うじゃないですか。今回1度しか入れなかったので、やっぱりちょっとふんわりしている。覚えてるのは、BESTの小学生コントが面白かったのと、「Sweet Liar」がエロくてちょっと逆に笑っちゃったのと、裕翔くんのドラムから始まるJUMPバンドのとこの全員でデザイン違いの青いスーツがかっこ良かったのと、大好きな「冒険ライダー」が聴けたのと、「TO THE TOP」メッチャ良い曲だなってところでしょうか。昔の曲を聴けるのは嬉しい。

まあ今回についてはとにかく無事に入れた事が良かった。感謝しかないです。もうあの会場に数時間でもいられて、メンバーを観れただけでも幸せでした。この1年間はJr、NEWS、セクゾと他のグループの公演も観てきたので、それを知った上で観るJUMPというのは、なかなか興味深いものでした。同じく若い子の多い現場だけどJr.やセクゾともまた違うし、もちろんNEWSとはだいぶ違うし(グループのカラーみたいな話はそのうちしたいなと思っていますが)。JUMPのちょっと子供っぽい感じというか、いつまで経っても初々しさが残っているところはきっと強みなんじゃないかなと思う(まあ弱みでもあるんだろうけど)。若い子が常に入ってきてるイメージがあるのはそこなんじゃないかな。まあマナーの問題は色々アレだったみたいですけど、でも新規や若い客をつかむのってアイドルとしては大事な事だと思うから。

しかし制作開放席の案内メールとその当選メール来た時は小躍りしましたよ、さすがに。案内のメールが来たのがちょうど1週間前ぐらいでしょうか。申し込みの〆切から当落まで数日間は、制作開放席とやらがどれぐらい用意されていて、どれぐらいの人数に案内を出しているのか謎だったので(クレカ仮押さえするぐらいだからそれなりの確率で当たる種類の何かだろうとは思ってたけど)、あんまり期待しないでおこうと思っていたのですが、当選メールが届き…これはクリエの当券システムと同じで、未入金対策にちょっと多めに当選者出してるパターンかなとか、色々どうでもいい事まで考えたりしてましたが、なんかもうね、とにかく入れて良かったです。天空席とか音席とかが来るのかなと思ってたんですけどわりと普通の席でしたし。まあサマパラの時と同じでステージ側の端の方だったので、メンステの死角多すぎって感じは否めませんでしたが。

惜しむらくは、仕事で最後まで観ることが出来ず肝心の「H.our Time」が聴けなかったこと…。メドレーで抜けたのであと20分居られたら観れたのだけど…悔しい! まあでもコレに関しては自分の意識が低かったと思って反省してます。チケット取れなかったにしても、可能性を信じてギリギリまで予定を空けておくべきであったと。油断していたというか早々に諦めてしまっていたというか、まあJr.の現場に行けていたので、それで気分的に満足してしまった部分もあったのかな。でも私はやっぱり1万人以上の規模が好きであると改めて実感しました。春夏はわりとライブハウス規模の現場が多くて、まあそれはそれで楽しかったし、狭い箱には狭い箱の楽しみ方もあるとは思うんですけど、でもステージ作りもアイドルを輝かせる重要な要素だから。久々に横アリに入ってみて、やっぱりド派手な舞台装置、演出、衣装で魅せるきらびやかなステージは満足度が全然違うなと。んで、私はアリーナが一番好きだな楽しいなと改めて思いました。

去年末のカウコンから、復活当選→当日券抽選→特別登録→制作開放席と、謎の救済システムによって色々な現場入れており、まあ最初の抽選で外れている時点で運がいいとは思わないけど、何かしらの縁を勝手に感じずにはいられないです。何ていうか、紙一重の所で救われているのはありがたい気もするし、「こうやってFCを簡単に抜けさせないわけね」とも思ったし。ただ今回のJUMPでは、こりゃチケットを協力し合って取るのは大事な事だなあと痛感しました。相変わらずぼっちヲタを続けている身としては、もう少し頑張ってヲタ友を増やす努力をしたいですね……。おしまい。

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関ジュの事。

映画『関西ジャニーズJr.のお笑いスター誕生!』を観てきました。関東の上映館が少なすぎてちょっと苦労したけど、頑張って初週に行きました。内容について詳しくは書きませんが、関ジュのメインどころがひと通り楽しめるよいアイドル映画であり、知らなくても(多分)楽しめる面白い映画だったと思います。見所はみちながちゃんが演じた回想シーンと、ラストの大ちゃんと丈くんの漫才シーンと、エンディングかな。大ちゃんの中学時代をみっちーが、丈くんの中学時代を長尾くんが演じていて、イメージ的には逆の方が合うんでは、と思ってたけど、むしろ長尾くんのイメージにすごく丈くんが寄せていた印象で(まあ稲毛が大人しいキャラだからだろうけど)、個人的に丈くんの株がぎゅんと上がった映画でもありました。

そんなわけで、関ジュの話をしたいと思います。以前、道枝駿佑・長尾謙杜・高橋恭平の14年組トリオが気になっていると書きましたが、その後、順調に関ジュの事が気になりだし、8月に「少年たち」のレポを読んでは「何故私は申し込まなかった…!」と自分を責めるぐらいのところには来ております。おかげで未だに彼らを生で見る機会には恵まれていないのだけど、現場がなくても楽しみ方が色々あるのがジャニーズの良いところですね。ただし今年のクリパ決まったら絶対に遠征します(湾岸取れなかったし)。

お気に入りは案の定、長尾謙杜くん。ちょっと天然でマイペースで一生懸命で、意外とオシャレさんで、知れば知るど興味が湧いてきます。まあ初見は「ななみんに似てる子がいる…?」で、なんだか男の子なのに幼女みたいな子だな思ったんだけど、よく見るとすごく整った顔立ちというか、みっちーも最初からかなり出来上がってるお顔だけど、個人的にはみっちー以上にお顔崩れないタイプだろうなと思ってます。恭平はわりといい感じに変わったしね。あとB少年で推されの龍我くん推しになってしまった反動もあったのかなと。不憫萌え…というほど不憫でも何でもないし、むしろみっちーとシンメな時点でそこそこな勝ち組だと思うんですけど、みちきょへと比べてちょっと推しが弱いところが逆に応援したくなるなと。推されのシンメとか2番手3番手ぐらいはなかなか美味しいポジだと思うし、推してても楽しいんですけどね。

最近だいぶシュッとしてきて、見る度に成長してるのでみっちーとセットで今が一番見ていて楽しい時期です。なんかキモいこと言うけど子供の成長の変化を見るのってたまらんよね。龍我くんも祭とキントレでだいぶ顔立ち大人っぽくなったし、私は見逃したけど去年の作間くんの変化とかスゴイし、ちょっと目を離した隙に大人っぽくなってるのってドキッとしますね。成長はどっちに転ぶか分からないので難しいけど。話逸れるけど、成長過程で女子アイドルは体重をすごく気にするけど、男子は身長なんだなーというのをしみじみと感じます。体重は減らせるけど身長はどうしようもないからなあ…。まあいいや。

でも誰が1人あげろと言われれば長尾くんかなという感じなので、みっちーも恭平も甲乙つけがたく、結局のところみちながきょへをまるっと好きだなと。B少年はあまり箱では推す気がないんだけど(解体怖いし)、この3人はセットで推していきたい気持ちが強いです。何なら今すぐにでもユニット組んでほしいし、早く関ジュのメインになってほしいし、ハッキリ言っちゃうともっと推して欲しい。あと同世代の東京Jr.ともいっぱい絡んで欲しいそしてみっちーの力でながきょへを引っ張り上げて欲しい。某ドル誌でみっちーが「長尾、恭平と一緒のグループでデビューしたい」って言ってくれたの本当に嬉しかった。これは早急に大阪B少年を作るしか! まあみっちーはそう遠くないタイミングで東京に拠点を移すだろうし、その時に長尾くんと恭平も一緒だったらいいな…とあんまり期待せず、楽しみにしています。

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みっちーがだいぶ大人っぽくなってきたので、ますます恭平年上感ゼロだな。

もちろん3人以外の関ジュも、大西畑やるたこじも好きだし、Funkyも面白いし、こじけん正門も良いし斗亜くんも気になってるしで、関ジュは箱で推せるということに気付いてしまいました。もう「関ジュ」っていう名の大所帯ユニットっていう感じ。ユニット乱立してた時代もあったという話を聞くと、ちょっと羨ましいなとは思いますけど、これはこれで楽しいし、関ジュはファミリーって言う意味がよくわかりました。ユニットごとでまとまりがちな東京Jr.には作れない一体感みたいなのがあって楽しいなと思う。関ジュの一体感を見ていると、東京Jr.のユニットが並列でいっぱいあるというのも一概にいいことばかりじゃないなって思います。

ユニット単位での活動や露出の多さを考えると、やっぱりユニット入りしたJr.は有利だし、実際推されてるって事なんだろうし、デビューできるかもっていう期待をメンバーもヲタも抱きやすいのかなと思う。でも他のユニットと比較したりデビューを意識した発言がちょっと多い気がして、そんな偉い人の好みや運やタイミングで決まっちゃうような事ばかり意識して活動するより、与えられた仕事を全力で楽しむぐらいのほうがいいじゃないのかな、とか思うわけですよ。少なくとも私はそのほうがよっぽど応援したくなるし。まあダンスとか歌とかアクロとか頑張るより、偉い人に気に入られるほうがよっぽど大事なのかもしれないけど、でも運営にアピってる話とか聞きたくなかったよ(誰の話とは言いませんが)。

Jr.としての活動が増えた反面、しばらくデビューなしでJr.のまま売っていく気満々な雰囲気も感じるし、実際デビュー渋滞なのは事実だから、抜け出そうと必死になるのも分かるし、ヲタがグッズ一揆に燃えるのも、普通に応援しているだけじゃ不安なんだろうなと思う。もし次どこかがデビューしたらしばらく何もないんだろうなと思うと、この世界でやっていきたいっていう気持ちが強い子ほど必死になってしまうのかもしれない。って関ジュの話からだいぶ逸れてますが、そういう意味でも関ジュのほうが今のところ素直に楽しめてる、という事を言いたかったのでした。なんか関ジュの楽しい話をしてたのにJr.のシビアな話になってしまった。おしまい。

ジャニヲタ2年目に突入しました。

8月が終わりました。8月が終わったという事は、私が初めて自分でチケットを取ってジャニーズのコンサートに参加した日から1年が過ぎた事になりますし、このブログを始めてから1年経ったという事でもあります。なんかあっという間だったけど、すごく面白い経験をしたなあと思うし、色んな事を知れてただひたすらに楽しい時間でした。てかまだ1年しか経ってなかったか。

特に今年に入ってからの半年間、Jr.をちゃんと追うようになってからは「ジャニーズっぽさ」みたいなものというか、独特の文化みたいなものをすごく体感として理解出来るようになってきました。デビューすると、ジャニーズとしての特性よりもグループとしての特性のほうが濃く出てくるし、むしろそうじゃなきゃ駄目なんだと思うんですけど、それがないJr.はジャニーズっていう存在そのものなんでしょうね。抽象的な言い方になってしまうけどJr.はジャニーズの基本で「ジャニーズ的なもの」を凝縮した存在で、Jr.担というのは、そういう「ジャニーズ的なもの」が好きな人たちが集まるところなんだろうなとつくづく思いました。ジャニーズの本質は興行だと思っているので、Jr.の現場がやたら多いのにも納得ですし。まあ青田刈りしたいとか新しいもの好きとか、あるいは純粋にショタが好きとか、そういうタイプの人も勿論いるんだろうけど、デビューしたり退所したら興味なくなっちゃう人がいるのも、そういう事なんだろうな。

あとやっぱり活気があって面白いなって思ってますね。ちょうどB少年が出来たり関西からみっちーが出てきたりと若い子に動きがあるタイミングだったってのもあるんだろうけど、私は今までは人気のピークを過ぎたアイドルにハマる事が多くて、古参かDDしか残ってない代わりにいい感じに力抜けてマイペースに楽しめるみたいな世界にいたので、ジャニの新陳代謝が活発な客層ってのは良くも悪くも新鮮だったり驚きだったり楽しかったりします。ヲタの熱量というか荒々しさというかエネルギッシュな感じとか、事ある毎にヲタ同士でマウンティングしてる感じとか、いちいち学級会始まる感じとか(まあこれはどこでもやってるか)正直かなり面白いし、揉め事多いのも新規が多くて若くて勢いがある証拠だよな…とすら思ってしまう。まあJUMPやJr.は特にその傾向が強いんでしょうけども。

ただまあJr.に関しては、やっぱりどこかで「CDデビューするまでは本気になるまい」という思いがあります。というか、「このユニットでデビューしてほしい」と思うようにならないようにしよう、と思って過ごしています。まあぶっちゃけると、クリエを観た頃に「これB少年すぐデビューしちゃうんじゃ…」って一瞬期待したんですよね私。でもハイBのセット売りがガッツリ始まってしまって、これはB少年でのデビューはまずないだろうな、という結論に達し、そこから少しだけ距離を置いて応援するようになりました。あと作間くんや関ジュなどの無所属Jr.も見るようになったからかな。

本当に今はいろんなところにJr.の現場があり、ユニごとにライブを定期的にやって、写真集も出せて、個人仕事があるメンバーもたくさんいて、充実しているといえば充実しているし、今のままでも楽しいからいいかなって思ったりもします。でも先の見えない不安からずっと開放されないストレスというか、仕事はあっても先が見えない状況が続くのはしんどいんですよね。それに何だか妙に足並み揃えて仕事が割り当てられて、メンバーやユニの序列も、実際には明確にあるだろうに、なんだか曖昧で混沌としているなと思う。きっとデビューに必要なのは「圧倒的」な何かだと思うから、今のJr.に圧倒的な存在っていないという事なのかもしれない。とかいう発想がもうダメな気もするけど…笑。

若い子がCDを買わないテレビも観ない、そんな時代に「CDデビュー」にこだわるのは滑稽にも思うし、「CDを出しているか出していないか」という点のみで彼らの立ち位置を判断してしまうのもおかしな話で。実際、そういう表面的な問題ではなく、タレントとしてきちんと事務所から雇用されるかどうかが重要で、肩書が「Jr.」だろうと仕事が出来ていればそれで良いんじゃないかとも思うんだけど、でもヲタは「CDデビュー」という鎖にガッツリ繋がれていて、メンバーも建前か本音かは知らないけど、それを目標という変な世界。自分が推してるユニットがいつ解体されてもおかしくなかったり、新しいJr.が入るたびに自担の序列を気にしたり、そういう事から開放されたい、という思いが「CDデビュー」への渇望につながるんだろうな。

ところで1年が経って私が一番強く感じているのは、私は誰の担当でもないなという事でしたね。何ていうか、順調にジャニヲタへの道を歩んでいるなとは思うんですけど、未だに「担当」っていう言葉がしっくりきてないんですよね。便宜上使う事はあってもイマイチピンと来なくて。「担当」と「推し」の使い分けも方ちょっとよくわかんないですし、その違いもよく分からないし(まあ都合よく使い分けてるのは分かるけど)、女子ドルを推していた頃との違いもないし。以前ブログで担降りについて書いた時にも思ったけど、誰かの担当を名乗る事に妙な重みというか念みたいなものを感じてしまっていて、推しはいくらでも増やせても(おかげでDD化まっしぐらなんだが)、誰かの担当を名乗る気になれないし、名乗る事も恐らくないだろう。まあ考え過ぎなのかもしれないけど、でもこればっかりは、もう培ってきた文化の差なんでしょうね。そのうち「担当としか表現しようがない!」みたいな推しと出会えるのを楽しみにしてます。おしまい。